「keniti3545」since73:6月10日曇り16℃「東日本大震災」「311フクシマ」823日 今日の一題「敵の言動は知れたか?」

*朝トレ: 7時〜8時10分玄関16℃は指先の冷たさも無し、ウインドーブレーカーの下「ホームウエアーも脱いで」来て正解!気持ちいい朝〜!曇り空でも良い気持ち〜! 早めに乳酸値を高めて、汗もかいた。 さすがにシャワーに・玉子掛けご飯は今シーズンはまだだ。
 でも、玉子掛けご飯がシャワーとセットのイメージもおかしなものだろうな〜他人様が聞いたら? B下メニューは余裕で完でした。



*「東日本大震災」「311フクシマ」823日



*今日の一題 選挙だ!:己を省みて「敵を知る」! 「個」として何が出来るのか!?


阿部ちゃん未だ「ノリノリか? (keniti3545)

朝日デジタル2013.06.09


単独インタビュー安倍戦術 脱「ぶら下がり取材」「TV受けする」生出演次々


 安倍晋三首相が各メディアの単独インタビューに次々と登場している。新聞やテレビ、雑誌で、政策から趣味まで硬軟自在に語る。高支持率の追い風も受け、露出の勢いは衰えない第1次内閣では見られなかった現象に、首相とマスコミの思惑が透ける

 「安倍総理は1分ほど前に東京・お台場のフジテレビ本社へ出発しました」
 5月10日、夕方のフジ系報道番組「FNNスーパーニュース」の冒頭で映されたのは、安倍首相を乗せ官邸を出て行く車列。約30分後、首相を迎えた安藤優子キャスターは「『アベノミクス』は今年の流行語大賞、間違いなしと言われております」と切り出した

 主婦層が多く見ている時間帯。話題は育児休業3年を経済界に求めた真意や待機児童問題へ。女性たちがアベノミクス効果を実感できるのはいつごろかと聞かれ、首相は「夏のボーナスは少し増える企業が多いと思いますよ」と応じた。

 内閣広報室提供の「初公開映像」も満載だった。中東外遊時に宿泊先の宮殿でくつろぐ様子、国民栄誉賞表彰式の控室で長嶋茂雄さんや松井秀喜さんと談笑する姿、人気歌手グループEXILEと一緒の写真――。同局幹部「官邸から『こういうのもある』と持ちかけられた」と明かす

 4月は日本テレビ系の朝の情報番組「スッキリ!!」に生出演。自ら出演を望んだという。情報番組では鋭く質問するキャスターらがいないことも多く、宣伝に利用される危険性もはらむ。それでも、 「『24』は全部見た。今好きなのは『メンタリスト』」と海外ドラマ好きを公言し、「本屋大賞を取った百田(尚樹)さんの『海賊とよばれた男』も面白い」と語るなど、市井の話題も自然に繰り出す首相について、同局関係者は「テレビ的な反射神経がいい。番組としては面白くなる」と話す

 首相は就任後、NHKを含む全在京キー局で単独インタビューや生出演に応じている。キー局報道幹部は言う。「安倍首相は視聴者層などから番組を選び、都合良くメディアを使っているなと感じる」

 ■全国紙全てに登場 週刊誌で対談も

 安倍首相は新聞や雑誌の単独インタビューにも次々に応じている。昨年12月の政権発足後、約2カ月で関東で配られる全ての全国紙とブロック紙の1面にインタビューが掲載された

 単独インタビューの狙いについて各社に聞いた

 東京新聞の山田哲夫論説主幹は 「弊紙はどちらかと言うと現政権には批判的。だが首相でも財界人でも、たとえ暴力団員でも、会うべき人に会って話を聞くのは当然だ」と説明した

 読売は 「個別の取材活動や記事掲載の経緯に関する質問にはお答えしていない」毎日も「個別の取材の狙いや意図に関しては答えられない」とした。日経も同様に答えた上で 「要人に直接インタビューして本音を引き出すのは報道の重要な一つの手法」とコメント産経は 「首相に話を聞けるのならば、あらゆる機会を利用すべきだ」時事もどういう形であれ機会を生かして、直接取材するのが報道機関としての基本」という。

 週刊誌も積極的だ

 週刊新潮は1月3・10日号で、ジャーナリストの桜井よしこさんとの対談形式で安倍首相にインタビューし、経済政策の話を中心に展開した

 週刊文春も5月2・9日号で作家の阿川佐和子さんが、最初の安倍政権崩壊から今回の復活までを首相に聞いた
 週刊新潮の酒井逸史編集長「記憶にある限り、現職首相のインタビュー記事を掲載するのは初めて。今の閉塞(へいそく)感がとれるのかどうか、首相が何を言うのか聞いてみたかった」と話す。



 ■メディア選別防止を要請 内閣記者会
 安倍晋三首相は昨年末の政権発足以降、新聞やテレビによる単独インタビューを重視している。首相周辺は「記者会見や短時間の『ぶら下がり取材』に比べ、じっくりと首相の考えを説明できる」と話す。

 内閣記者会は加盟社間の申し合わせで、首相の単独インタビューを原則自粛してきた首相側によるメディアの選別を防ぐとともに、記者会見やぶら下がり取材など日々の首相取材を制限する口実になりかねないとの考えからだ。テレビへの単独出演も、各社回り持ちで行ってきた。

 安倍政権は今年1月初め、同記者会に単独インタビューを積極的に行う考えを伝えた内閣記者会側は対応を協議し、メディアの選別や会見回数の制限をしないよう求めた上で同月23日に自粛を解除した。単独インタビューは、この変更に先立って始まった


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 朝日新聞内閣記者会の新たな申し合わせに沿ってインタビューの日程を決めた。網羅的な質問に終始して政権のPRにつながらないようニュース本位で取材できるタイミングを計り、首相の初訪米を翌日に控えた2月20日に実施。

テーマを外交にほぼ絞り、オバマ米大統領が主導する環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加をめぐる首相の考えを中心に質問し、首相はTPP交渉参加への意欲を表明した。

◎.なんだか随分と、”われがマスコミ代表なり” と言うような素振り見せてるね?! こんなでかい口叩いて置いてこの後は政府広報誌の役割買って出てないかい? 後文にもあるよ、でかい口! (keniti3545)


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 首相への取材は森喜朗首相までは首相番記者の1人が首相の横を歩きながらやりとりし、各社に内容を伝える手法だった。小泉純一郎首相からは原則として1日2回、首相が立ち止まって各社の質問に応じる「ぶら下がり取材」に変更された。だが、菅直人首相が東日本大震災への対応を理由に中断。その後の首相も再開していない




 ■権力監視こそ新聞社の使命

 朝日新聞政治部・曽我豪部長の話> 

私は昨年末、安倍政権の発足に際し、本紙の1面で「保守には本来、国民に安心と安定をもたらす責務があろう。その道筋と実績を監視することこそ、私たち朝日新聞の責務である」と書いた最良のタイミングで最高権力者の本音と思惑を引き出し、読者と国民に提供するのも、その責務を果たすためだもちろん、権力側が恣意(しい)的な選別に出てくるならメディア全体で対抗する必要もあろうがまずは、私たち朝日新聞が厳しい監視を怠らない姿勢を示すそれこそが、権力への最大の抑止になり、読者の信を得る道だと思う


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◎.お説ごもっとも! しかし遣ったことは全くな裏腹なこと、政府広報誌の何物でもなかったよ! 報道の多様性・寛容性の大切さと言うこともジャーナリズムの使命の中にはあるだろうがその観点から見ても大きく外れて居たのではないでしょうか?!

 大きな点で少なくても数項目の政府広報誌適動きがあり、特に「311」フクシマ後の「原発対応政府姿勢へ」の「モッコ持ち」もう一つがTPP 交渉へ踏み込む政府姿勢への「モッコ持ち」 これらは間違っても報道の多様性・寛容性を守ろうと言うような姿勢ではない政府の暴走を良しとしない国民の強い反対を押し切ってのごり押し

 全く一方的な、メディアとしてはあり得ないスタンスの取り方でしたね。まるで恥も外聞もないメディアプロパガンダを駆使しての「政府公報と言う愚行」だった。 ただ、先週末の「総理、フランス首相との原子力協定」締結には世論側に立ったまとも論評と「原発輸出へ大きな警鐘を鳴らして」くれたのは力強い思いだ。 選挙へ向けてのぶれる朝日であっては又国民の大きな失望を招くが・・・・。 (keniti3545)
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 ■識者はどうみる


 ◆問われる質問者の力量
 <法政大社会学部の水島宏明教授(メディア論)の話>
 単独インタビュー自体は否定しないが、政権のメディア戦略の巧妙さと、マスコミの劣化を感じる。質問者の力量が問われる手法で、人生観や物語の文脈で対象を取り上げてしまいやすい。結果、「人間アベ」を前面に出したものが目立ち、踏み込んだ批判的な質問は少ない聞くべきことを厳しく問う姿勢をマスコミ全体で貫かないと権力はメディアを選別するようになり、取り入って情報を得るという、持ちつ持たれつの関係に陥る危険は常にある。マスコミ側に、その意識が希薄なのではないか。

 ◆育ちの良さ、TVと好相性

 <コラムニスト泉麻人さんの話> 第1次政権の時より語り口や表情が率直になった印象がある。以前は世論を警戒しすぎて素の部分を出せなかったのだろう。もともと安倍さんは2代目の陽気なボンボン社長といった風情で橋下徹大阪市長と両極のキャラと言える。情報番組や国民栄誉賞の表彰式も肩ひじ張らず楽しんでいるように見えるし、お坊ちゃん的な育ちの良さはテレビとは相性がいい。ただ、時流が味方している面はある。民主党に皆が愛想を尽かした直後で、よほどのヘマをしない限りは大丈夫という環境で政権に復帰できたのは幸運だった

 ◆2回目だからこそ
 <ジャーナリストの田原総一朗さんの話> 

単独インタビューが多いのは、安倍首相が今回の政権運営の難しさを分かっているからだその難しさとは利益ではなく負担を国民に分配しなければならないアベノミクスに一部の経済学者が否定的マスコミに「右翼」と思われている――など。この状況で政策を進めるには、国民への丁寧な説明が不可欠だと、2回目だからこそ知っている高支持率を見れば、この戦略はうまくいっているのではないか。マスコミが現職首相への単独インタビューをしてこなかったのは、「記者クラブ」の前時代的ルールに過ぎない


◎.田原さんが随分ごまするね! 危機ずらいぐらい! (keniti3545


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 ■首相単独インタビューの掲載・配信日と主な見出し

朝日新聞
13年2月21日/TPP交渉参加に意欲 訪米後、早急に判断

産経新聞
12年12月31日/首相「未来志向の安倍談話」 皇位継承は男系男子断言
13年4月27日/「改正で、初めて憲法を国民の手に取り戻せる」

東京新聞
1月11日/物価目標に達成期限 原発新設「じっくり考える」

日本経済新聞
1月11日/日銀、雇用拡大も責任 円高是正ともに努力
6月8日/首相「設備投資に減税」 成長戦略で追加策
毎日新聞
1月26日/危機管理「官邸に集約」 NSC法案 通常国会提出も

<読売新聞>
12年12月29日/「日米印豪で安保協力」 首相、対中改善へ布石
13年4月16日/首相、憲法改正「まず96条」 発議要件 参院選公約の柱に

共同通信
1月24日/国主導で廃炉加速 地域再生へインフラ拡充 TPP、再試算受け判断

時事通信
2月16日/日銀、3人のバランス考慮=TPP、党との調整に自信



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◎.あんまり敵を知ることになりませんでした。 (keniti3545)


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(keniti3545)

◎.今日の箕面通信さんを読んで、正気に戻しましょう。

                                           生き生き箕面通信1630(130609)をお届けします                                                                

どさくさまぎれに、ウソつく安倍首相

 「皆さんの所得を、アベノミクスによって1年で150万円増やします」と、アベノミクスを宣伝して回る安倍首相。都議選の応援演説という”どさくさまぎれ”で、有権者をめくらましにかけて回っています

 昨日6月8日は都内6か所を遊説したのですが、その中で使った文言は、「所得」「平均年収」「収入」「年収」といろいろ変えたそうです安倍首相自身は聴衆をごまかすことになることがよく分かっているから、苦しまぎれに使う文言を変えているのでしょう

 安倍首相が「増える」と有権者訴えている内容の文言は、「国民総所得(GNI)」であり、このGNIをアベノミクスによって10年間で大きく増やす、と約束しました。10年後のGNIを総人口で割れば、一人あたりは150万円増えることになる計算というものでした。  ここには明らかにトリックがあります ーー 中略


ーー 「政治家はウソをつく」のが相場と分かっていても、これほど隠ぺいとウソで塗り固めた政権も珍しい。結局、国民をなめているのです。なにをやっても、国民の支持は変わらない、という安倍氏の満々たる自信。事実、有権者が結果としてこの政権を選んだのは間違いない。だけど、いつまでもこんな政権をのさばらせておいていいのでしょうか

↓記事、全文です
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/62b8406593b1183855915601035de71b


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ついでに、(日経)

◎.これも解っているけどはっきりしてますね、民主の頼りなさと橋下維新の改憲推進 この二党が与党2/3阻止だけ共闘するの? 子供だましの駄菓子供与だ!(keniti3545)

 参院選改憲勢力3分の2を阻止」 民主代表

 民主党海江田万里代表は9日のNHK番組で、夏の参院選の目標について「(非改選を含め)与党に過半数を与えないことと、憲法96条を先行改正しようという勢力に3分の2を与えないことも大事だ」と表明した。 「(改憲勢力は)自民党日本維新の会だと思っている」とも指摘した

 維新の橋下徹共同代表(大阪市長)は同番組で与党の過半数獲得阻止で足並みをそろえたものの改憲勢力で3分の2以上の議席獲得も目標に掲げる考えを重ねて示した橋下氏は今後の政界再編の可能性について「絶対に必要だ」と強調した




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「プラス1」


2013年06月09日10:09 カテゴリ
知っておきたいこと【東京新聞の社説】

 週のはじめに考える お地蔵さんはなぜ怒る
 福島の事故などないかのように、政府は原発の輸出に突き進む。電力会社はひたすら再稼働を急ぎます人はこうして、過ちを繰り返してしまうのか


 ことし三月、宮城県気仙沼市の山の手に、一軒の地蔵堂が建立されました
 発願は俳優の滝田栄さん(62)。二十年前、母親の供養のために仏像を彫り始め、これまでに約二十体を手がけています

 地蔵堂の建設費千五百万円は、全国からの寄付で賄いました
 滝田さんがそこに安置した「気仙沼みちびき地蔵」は、クスノキの一木造り。高さ百三十センチの地蔵菩薩(ぼさつ)立像で、光背や台座を含めると二メートルに届きます。

 長野県原村のアトリエにこもって、四カ月で彫り上げました

 目を閉じて、果てしない廃虚を思い浮かべた。その中に自分を立たせ、誰かに救いを求めようとした時に、地蔵菩薩の姿が見えた。

 お地蔵さんは、あらゆる命をはぐくむ大地のような力を宿し、苦悩する人々を無限の慈悲で包んでくれるといわれています。

 気仙沼のみちびき地蔵も、路傍の石地蔵のように丸い柔和な顔立ちです
 ところが、じっと見ていると、時折不動明王のような厳しさをのぞかせることもある。作者自身もそう言います。

 なぜか。
 滝田さんは三十三歳の時、NHK大河ドラマ徳川家康」の役作りを通じて仏教に触れ、釈迦(しゃか)の生き方に共感し、五十二歳で「レ・ミゼラブル」の舞台にひと区切りをつけたあと、インドに渡ってその足跡を追いかけました。

何を求め、何を急ぐ

 滝田さんは振り返る

 「お釈迦様はおっしゃいました悲しみや苦しみの原因をつくってはいけません。煩悩とか、欲とかいうのは、本当に苦しみの種をまいて歩いているようなものだから。一時のそれに目がくらみ、人生を誤るようなことをしてはいけません−実はね、これしか言っていないんですよ

 3・11は戦後最大の転換点だと思われます

 日本は、私は、どこで、何を間違えたのだろうかと来し方を振り返り、本当にこのままでいいのだろうかと行く末を占うために、滝田さんはお地蔵さんを彫り、人々が集うことのできるお堂を建てたのでしょうか

 「失敗や過ちは必ずある。でも、それを繰り返すのは無知だから無知は罪
 みちびき地蔵が、そう語りかけてくるようです

 過去から学び、大切な何かを見いだして、今を改めなければいけない時なのになかなかそれがかないません

 滝田さんの言葉を借りれば原発を見ても、経済界や社会の動きを見ても、もうすでに“お金に向かって走れ”の昔」に戻りつつあるのでしょうか

 政府の顔色をうかがいながら、電力会社はあからさまに原発再稼働を急いでいます。経営の安定が何より大事と言いたげに。

 原発事故に故郷を追われた人々がいまだ十五万人もいて、十分な補償も受けられず、「原発がなければこんな悲劇は起こんねえ」と、声を振り絞っているのにです

 政府は成長戦略に余念なく、福島事故の原因が究明されていないにもかかわらず、首相自ら途上国への原発セールスに駆け回る

 事故現場では、絶え間なくわき出る放射能汚染水の行き場さえ見つからず、廃炉への道筋も付かないままに

 公表されたばかりの「環境白書」の中からは前の年には強調された原発リスクの大きさや原子力規制行政への期待を表すくだりが、姿を消してしまっています。

 その変わり身に、慈愛あふれるお地蔵さんさえ、いや、慈愛に満ちていればこそ、いら立ち、あきれ、お不動さんの憤怒の相をのぞかせてしまうのでしょう

津波の来ない高台で
 地蔵堂は、津波の来ない高台に建てられました。そこに人々が集まって、震災後の生き方やまちづくりについて考え、話し合ってもらえるように

 落慶法要の当日は、抜けるような晴天でした揺り戻される時間の中から映画の場面が心に浮かんできます

 宮崎駿監督のアニメ千と千尋の神隠し」。肥え太った人々が、有り余るごちそうに群がり、むさぼるあのシーン

 これ以上過ちを繰り返さないために私たちはどのように暮らしていくべきか。お地蔵さんにみちびかれ、自分自身で答えを見つけなければなりません

東京新聞 2013年6月9日

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