「keniti3545」since75 小さな窓:2015.5月7日(木)曇り雨16℃「東日本大震災」「311福島」1519日 今日の一題「官も民も福島の現状を認め合おう!」

*「東日本大震災」「311福島」1519日

*(予定の線量測定日は4日でしたがGウィークで、市貸し出しの線量計が使えず、本日7日木曜日に延期しました)

*今日は放射能線量測定日

(此処では、グループ1・2共 各定点の高値を次位まで提示しています )


データ 「グループ1」

 先ず前回「4月27日」の測定値を示す     

東:0.12 0.12μSv/h 西:0.14 0.10μSv/h 南:0.36 0.25μSv/h 北:0.26 0.16μSv/h

M :0.63 0.56μSv/h


全体のMaxは0.63μSv/h

   5点の総平均値=0.21μSv/h


・・・・・・


 本日「5月7日」の測定値を示す     

東:0.11 0.11μSv/h 西:0.16 0.16μSv/h 南:0.45 0.32μSv/h 北:0.16 0.16μSv/h

M :0.61 0.56μSv/h


全体のMaxは0.61μSv/h


   5点の総平均値=0.21μSv/h


注:データ「グループ 1」の東・西・南・北 とは

東=自宅から200メートル堰堤上 西=自宅雨樋下水口上 南=自宅ベランダ雨だれ跡塀中 

   北=塀外空き地  M=自宅から200メートル自治会Mセンター雨だれ跡   



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データ 「グループ2-0」 <児童公園の測定 「5点」:此処は各定点の平均値>    


 各定点 6回測定の平均 単位はμsv/h (5月7日 金曜日)  


東辺:公園内、外周東辺 楓根元 0.13  

南辺:公園内、外周西辺 楓根元 0.64(maxは0.79μSv/h)

西辺:公園内、外周西辺 樹木根元 0.26

北辺:公園内、外周北辺 樹木根元 0.12

E  :児童公園(グランド中央部) 0.13



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 データ 「グループ 2」


先ず前回 4月27日の測定値を示す

東:0.25 0.23v/h 西:0.28 0.23μsv/h 南:0.74 0.72μsv/h 北:0.16 0.13μsv/h

中央:0.11 0.13μsv/h


全体のMaxは0.74μsv/h

  5点の総平均値=0.25sv/h


・・・・・・・


本日 5月7日の測定値を示す

東:0.21 0.14v/h 西:0.34 0.34μsv/h 南:0.79 0.66μsv/h 北:0.23 0.12μsv/h

中央:0.18 0.16μsv/h


全体のMaxは0.79μsv/h


  5点の総平均値=0.26μsv/h



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*今日の一題 「どうする・この事実!官も民も福島の現実を認め合おう!」 (keniti3545)


小出裕章氏4/25日本外国特派員協会で記者会見」


外国も巻き込まねば! というより、真実の拡散は良識ある科学者と国民そしてメディアの後押しを得てどんどん進めないと世界の安全を日本が脅かす事にもなりかねない! 「ストップ・ザ原発」! ストップザ「安倍の狂(強)権」! (keniti3545) 



ブログ「みんな楽しくHappy♡がいい♪」さんのブログです。 (myブログの「第一号永久保存記事」として登録
  「2011年3月11日。その後私は変わりました」。

 

福島原発事故>今も緊急事態宣言は解除されていない〜「もし、私が安倍さんであれば、まず真っ先にやることは子供たちを汚染地帯から避難させるということです」小出裕章氏4/25日本外国特派員協会(全部文字起こし)


↓全体書き起こしと小出さんの動画(音声)も見られます

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4220.html


 日本外国特派員協会 2015年4月25日

福島第一原子力発電所の事故からすでに4年が経ってしまいました。
日本政府、あるいは東京電力の発表される報道というものは、非常に限られたものだし、
誤りに満ちたものだと私は思ってきました

今日は、福島の現状がどうなっているか?ということをかいつまんで聞いていただこうと思います
。ーー後略


(事故発生時の状態・チェルノブイリとの比較・今もつづく危険性と恐怖・ロボットも壊れてしまう現場の放射能高、劣悪条件等の解説有り)

今現在福島第一原子力発電所の敷地全体が、放射能の沼のような状態になってしまっています


ーー 前略 東京電力は福島第一発電所の中の敷地の中にある井戸水を分析していましたが
去年の10月に撮った井戸水の分析結果を東京電力が公表しました。
その結果、「セシウム134が1リットル当たり6万1000ベクレル入っていた」と公表しました。
セシウム137が1リットル当たり19万ベクレル
全ベータと私たちが呼んでいる放射性物質は、1リットル当たり780万ベクレルあったということです

日本の法律で環境に放出が許されているような、これらの放射性物質の濃度は、
セシウム134の場合は、1リットル当たり60ベクレル

6万1000ベクレルに比べれば1000倍というような、そういう濃度のものが井戸水にありました

セシウム137の場合の環境に放出してもいい濃度は1リットル当たり90ベクレルですから
この場合には2000倍以上というようなものが、もう井戸水の中にあふれてきてしまっているというような状態です

さらにこの全ベータと呼んでいるものの正体は私はストロンチウム90だと思っていますが、
ストロンチウム90の環境に放出していい濃度は1リットル当たり30ベクレルでしかありません
ですから、何十万倍というような猛烈な放射能を含んだ汚染水が敷地の中にあって、それが井戸としてくみ上げられているという状態です

こういう危機がこれからずーーっと続いていくし、
その危機を少しでもなんとか乗り切るために労働者が被曝を続けるということになるわけです


その上もっと困難な課題が残っています。
それは、溶け落ちてしまった炉心をこれから一体どうするか?ということです
。ーーー


ーーー結局、溶け落ちた燃料を取り出すことはできないと私は思いますし、
チェルノブイリ原子力発電所でやったように

「石棺」というもので封じ込めるしかないと思います

しかし、1号機、2号機、3号機にも4号機と同じように使用済み燃料プールがあって、
そのプールの中に、未だに使用済みの燃料が沈んだままです

それをなんとかして掴み出さない限りは、石棺を作ることすらができません

1号機2号機3号機の使用済み燃料プールの底から、燃料を少しでも危険の少ない場所に移すまでに、
何年かかるのか?私にもわかりませんし、東京電力も国も、ほとんど分かっていないだろうと思います

その石棺を作る作業に作手するわけで、一体石棺というものが何年後にできるのか、それすらがわかりませんし、たぶん私は死んでしまっているのではないかと私は思います

仮に石棺ができたとしても、皆さんがご存知の通り
チェルノブイリ原子力発電所では、29年経った今、はじめ作った石棺がボロボロになって、第二石棺というものを作ろうという作業が進んでいます

チェルノブイリで壊れた原子炉はたった1基ですけれども
福島第一原子力発電所では少なくても1号機2号機3号機という3つの原子炉が溶け落ちてしまっているわけで、
これから何十年、あるいは何百年という期間に渡って、放射能を閉じ込めるという作業をしなければいけません。
ーーー


これがこれから戦いを続けなければいけない課題ですけれども
「すでに放出されてしまった放射性物質にどうやって向き合うか」という課題も現に存在しています。ーーー


ーーー日本国政府IAEA国際原子力機関に報告書を出していますので、その数字を今から見ていただこうと思います

ーー私が見ていただくのは、
先ほど聞いていただいたセシウム137という放射性物質がどれだけ放出されたかというデータです。ーー

ーー福島第一原子力発電所の場合には
「1号機だけで広島原爆の6発分から7発分のセシウム137を大気中に放出した」
日本国政府が言っています

一番大量に放射性物質吹き出したのは2号機だと国と東京電力が言っています。
3号機もやはり吹き出させて、
当日運転中だった1号機2号機3号機を合わせると

「広島原爆が放出したセシウム137の168発分を環境にばらまいた」と、日本国政府が言っているのです。ーー

そしてこれは待機中にばらまいたセシウムだけであって
先ほど聞いていただいたように、今現在も放射能汚染水としてどんどん海へ流しているという、事故が進行しているわけです。


つまり、福島第一原子力発電所の事故というのは、
広島原爆の「何100発分」というような放射性物質を環境にまき散らし
今現在も撒き散らし続けている事故だということです


大気中に吹き出してきた放射性物質はどうなるか?といえば風に乗って流れるだけです。ーーー

ーーもちろん日本の東北地方関東地方は猛烈に汚れているわけですけれども
日本というこの国は北半球温帯という地域に属していて、上空では偏西風という強ーい西風が吹いています

そのため福島から吹き出してきた放射性物質は偏西風に乗って太平洋の方向に流れていって、
北アメリカ大陸の西海岸を強く汚染しています
。ーーー

ーーともあれ日本国内は強い汚染を受けました
上空では偏西風が吹いていたとしても
地上では南風の日もある、北風の日もある、東風の日もあるわけですから、
東北地方を中心として、このような汚染が生じたと日本国政府が地図を公表しています
。ーー

ーー赤、黄、緑と色分けしたこの地域が猛烈な汚染を受けた地域で、
今現在も10万人を越える人達が故郷を追われて流浪化してしまっています。ーー

ーーあるいはくすんだ緑で塗ったところというのがあちこちにありますが、こういうところは一番汚染が少ないところでも1平方メートルあたり3万ベクレルを超える放射能で汚れています。ーー

ーー放射線管理区域から何か物を持ち出す時には、1平方メートルあたり4万ベクレルを超えているようなものはどんなものでも持ち出してはいけないというのが日本の法律でした。ーー

放射線管理区域の外側には、1平方メートルあたり4万ベクレルを超えて汚れているようなものはどんなものでも存在してはいけないというのがこれまでの法律だったのですが、 この青いところは1平方メートルあたり6万ベクレルをすでに超えてしまっていますし、
くすんだ緑のところも3万ベクレルから6万ベクレルという汚染を受けているのです。ーー

ーー日本が法律を守るというのなら、およそ1万4000平方キロメートルに及ぶ場所を放射線管理区域にしなければいけないほどに汚れていると、日本国政府自身が地図に示しているのです

しかし日本国政府原子力緊急事態宣言を出して、「今は緊急事態だから法律を守らなくてもいい」ということにして、人々をこの汚染地に捨ててしまったのです。ーー


今、「放射性セシウムが大気中に放出されたのは広島原爆の168発分ぐらいだと日本国政府が言っている」
と私が言いました

その量が1万5000テラベクレルという放射能の単位です。ーー


ーーその大部分が偏西風に乗って太平洋の方へ流れていきました。
そして一部分が、日本の東北地方関東地方に降り注いだわけですが、
その量は約2400テラベクレルです

ーーこのセシウム137を重量にする、重さで測ったらどのくらいになると思われるでしょうか

福島第一原子力発電所が撒き散らしたセシウム137は、全量でも、4.7kgしかありません

日本の東北地方関東地方を中心に、広大な地域を放射線管理区域にしなければいけないほど汚染したセシウム137の重量は、わずか750gです


ーー放射能は人間の五感で感じられないとよく言われますけれども、当たり前です。
感じられるほどの放射能があれば人間なんて簡単に死んでしまうという、そういう生き物なのです
。ーー


ーーそういう汚染の中で今、福島を中心にして、人々が被曝をし続けているわけですが
なんとか被曝を少しでも少なくしたいと言って、
自分の家の周り、学校の校庭、とかいうところから、土を剥いで集めています

もちろん田畑の土を全部剥ぎ取るということもできませんし、
山の線を剥ぎ取ることもできないのです

ごくごく一部の汚染を剥ぎ取って、こういう袋に詰めて積み上げてきています。
何千万袋というような袋が、汚染地帯にこんな形で積み上げられて、
どんどんどんどん、今現在も増えてきてしまっています
。ーー

実際にはこのように一度は詰めたつもりでも、中から植物が袋を突き破って外に出てくるということになっていて、この袋をこれから一体どうやって管理をしていくのか、ということは今の課題になっていますし、これから何十年も何百年もこういう放射能に向き合わなければいけないという状態になっています。ーー

福島の事故は未だに進行中だということを皆さんにもわかっていただきたいと思います。


・・・・・・・・・・


質疑応答

バレーンの大使:もし先生が安倍首相だったらどういう対策を取りますか?この問題に対して

小出:
対策はたくさんやらなければいけないことがありますが
まずは汚染水というものの増加を防がなければいけないし、その環境への漏れというものを防がなければいけません
そのためにやるべきことは、私は二つだと思っています
まずは、これまではひたすら水を注入することで、溶け落ちた炉心をこれ以上溶かさないということをやっていたのですが、水での冷却ということを諦める
私の場合は金属というのを候補としてあげていますし、場合によっては空冷も可能だと思っていますので、それをまずやるべきだと思っています

次には、すでに敷地の中が放射能の沼のようになってしまっていると私は先ほど聞いていただきましたが
その沼のような水が環境に出ていくことを防がなければいけませんので
原子炉建屋周辺に、地下にダムを張り巡らせるということをやらなければいけないと私は思って
2011年5月からその主張を続けています

そのことは国も東京電力も最近になってようやく気がついてきて地下にダムを作る
ただし、そのダムは凍土壁という土を凍らせて作るんだということを公表しています

しかしその凍土壁というのは深さが30m、長さは1.4kmというような凍った壁を作らなければいけないわけで、そんなものは決してできないと私は思います

やはりコンクリートと鋼鉄の遮水壁、ダムを作らなければいけないと思いますし、早急にそういうような形で対策を講じていくべきだと思います

ご質問に対して今はあまりにもテクニカルなお答えになったかもしれませんので、もう少し基本的なことをこれからお答えしたいと思います。

事故は残念ながら起きてしまいました
そしてその日に原子力緊急事態宣言というのが出されて、
4年以上経った今も緊急事態宣言は解除されていないのです

だからこそ、日本の法律では許されないような場所に「人々を捨てる」というようなことも今現在行われているのです。

日本の国家にとって一番大切なことは、自分が出した原子力緊急事態宣言というものを撤回できるように最大限の努力をするということだと私は思いますし
オリンピックなどと浮かれている場合では今はないのだと思います

ご質問では「私が安倍さんだったら」という過程でご質問をいただきましたが、
もし、私が安倍さんであれば、まず真っ先にやることは「子供たちを汚染地帯から避難させる」ということです

やらなければならないことは山ほどあって、全てお答えすることはできないと思いますので、
まずこれでよければ次のご質問に移りたいと思います。


・・・・・・・・


フリー藤田
フリーのジャーナリストの藤田裕行と申します。
サリーという科学者の団体がありまして
例えばオックスフォード大学のウェード・アリソン先生、「放射能と理性」という本を出されていますけれども、そういった科学者の知見を聞きますと
年100mSv程度の低線量放射線は健康に害を及ぼすどころか、むしろガンが減るとか健康にいいとか、
そういうことを言われているんですね

その観点に立つとですねもちろん除染も必要ないし、
子供達は学校の校庭で外で元気よく遊んだらいいし、汚染水も全然ためる必要がないと。
「どんどん、すぐ全部海に流したらいい」と
放射線が、今すごい放射線量が空気中に出たといってもですね、「放射線は低線量で全然健康に問題はない」と。
「癌にもならない」というようなことになるんですが
そういう、ま、結構そういう人が増えているんですよ
、今

その辺はどう思ってらっしゃるんですか?


小出
あまりにも愚かな主張だと思います
人類が放射線を発見したのは1895年で、それ以降たくさんの放射線被曝と健康への影響が積み重ねられてきました。
その結果、現在の学問の到達点としては

「被曝というものはどんなに低いものであっても必ず健康に影響がある」
というのが現在の学問の定説なのです

だからこそ、この地球上でほとんどすべての国に「放射線の被曝に関する法律の規制がある」という、そういうことになっているわけです
日本の場合も、「被曝には危険が伴うから、一般の方々は1年間位1mSvしか被曝をしてはいけない」という法律があるわけだし、私のような放射線業務従事者という労働者であっても、「1年間位20mSv以上の被曝はしてはいけない」ということを法律で定めているわけです

それが全く間違いで「被曝は健康にいいんだ」というのであれば、法律でそういう制限を撤廃するというのがまずはじめにやるべきことだと私は思いますし世界中の国々がそういう法律を決めている以上は、法律の定めによって国をきちんと運営するというのが、国の責任だと私は思います


・・・・・・・・・

:(keniti3545)上掲の小出裕章氏インタビュー書き起こしは、「みんな楽しくHappy♡がいい♪」さんの記事紹介から抜粋させて頂いた内容になっておりますが引用元の写真、文章の一部省略等があります。但し全文 写真・動画(音声)等、詳細は、「文頭にURLを掲載」させてもらいましたのでお時間ある方はご利用下さい。尚、引用もと「みんな楽しくHappy♡がいい♪」さんは拡散ご希望です!


おわり



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