「keniti3545」since72:8月26日(日)晴れ19℃「東日本大震災」535日 今日の一題「一番大きな核のゴミはプラトニュームだ」

*朝トレ:7時〜8時

今日も気持ちいい朝が来ました。朝〜!!です、ススキの穂は出そろったようだけど未だ夏の朝〜です。4〜5キロの距離になる速歩&インターバル中に走は5本に減っています。我れも先輩ブロガーにスローダウンの勧めなど口にしましたので我が身にも点検を入れた次第です。 それでも事後、美味しいシャワーと卵掛けご飯が頂けるのは幸せ〜です。



*「東日本大震災」「311フクシマ」535日


今日の一題 「核のゴミ & 使い道のないプルトニューム:どうするつもりなのか政府」又騙そうとしている!!



「1」

核のゴミ 白紙に戻す覚悟で見直しを
8月23日 18時54分 NHKニュース



原子力発電所から発生する高レベル放射性廃棄物を捨てる場所が決まらない問題を巡り、日本学術会議は、国が進める地下深くに数万年以上埋めて処分する計画は、根源的な課題で行き詰まっているとして、今の枠組みを白紙に戻す覚悟で見直すべきだとする提案をまとめたことが分かりました。

原発の使用済み核燃料から発生する高レベル放射性廃棄物を巡っては、国が地下300メートルより深くに数万年以上埋めて処分する計画を決めましたが、処分場の候補地選びは難航し、捨てる場所は決まっていません。

このため、国の原子力委員会は第三者からの意見を求めようと、科学者が集まる日本学術会議に提言を依頼し、NHKは学術会議がまとめた報告書の案を入手しました。

それによりますと、東日本大震災で、原子力政策そのものが大きく揺らいでいるなか、根源的な課題で行き詰まっているとして、今の処分の枠組みを白紙に戻す覚悟で見直すべきだとしています。

具体的には、地震や火山が活発な日本で、数万年以上に及ぶ長期にわたって安定した地下の地層を確認することは、現在の科学では限界があることを自覚すべきだとしています。

そのうえで、高レベル放射性廃棄物を数十年から数百年程度、地上や地下に暫定的に保管し、猶予期間を利用して技術の開発や国民的な合意の形成をすべきだと主張しています。

学術会議は、来週、報告書を原子力委員会に提出することにとしています。

原発は高レベル放射性廃棄物を捨てる場所がないことから、“トイレなきマンション”と批判されてきましたが、この提案は、これまでの国の方針に転換を迫る一方、問題の解決を先送りする内容ともいえ、今後、論議を呼びそうです。
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核のゴミその課題

「高レベル放射性廃棄物」は、原発の運転に伴って発生する放射能レベルの極めて高い、いわゆる“核のゴミ”です。

日本では、使用済み核燃料を再処理し、プルトニウムなどを取り出す政策をとっていて、残った廃液をガラスで固めた直径43センチ、長さ1.3メートル、重さ0.5トンの円筒のものを「高レベル放射性廃棄物」と呼んでいます。

人が近づくと10数秒で致死量に達するレベルの極めて強い放射線が出ていて、その影響は数万年以上に及ぶため、処分にあたっては人の生活環境から隔離する必要があります。

経済産業省によりますと、高レベル放射性廃棄物は、表面から出る熱を冷ますために30年から50年程度、地上近くで冷却することになっていて、青森県六ヶ所村の施設に、昨年度末で1500本余りが保管されています。また、各地の原発の敷地内などに2万2000本余りに相当する量の使用済み核燃料がたまっています。その重量は合わせて1万2000トン余りに相当します。

高レベル放射性廃棄物を巡っては、国が平成12年に定めた法律に基づいて、電力会社が中心となって作った組織が、平成40年代後半の処分開始を目指し、全国の市町村から処分場の候補地となる調査地点を公募しています。

国は応募を積極的に促すために、最初の2年間だけで20億円という交付金を設けました。しかし、応募したのは平成19年の高知県の東洋町だけで、東洋町では賛否を問う町長選挙を経て町長が交代し、応募は撤回されました。

こうした背景には、住民の間に安全性に対する根強い不安があり、高レベル放射性廃棄物を最終的に捨てる場所は、国内では決まっていません。

高レベル放射性廃棄物の処分を巡っては、原発があるほかの国でも共通した課題で、フィンランドでは2001年に、スウェーデンでは去年、使用済み核燃料をそのまま地下に埋める処分場の場所が決まっています。

また、ドイツは1977年に地下の岩塩の地層に、アメリカは2002年、砂漠地帯の地下に使用済み核燃料などを処分する方針が一度は決まったものの、政権の交代で計画は撤回されています。

一方、カナダでは、今後60年程度、原発や専用の貯蔵施設で使用済み核燃料を一時的に管理しながら、最終処分のための準備を進めることになっています。


根本的に変える提案だ


日本学術会議がまとめた報告書の案について、福島第一原発の事故を検証した民間の事故調査委員会の北澤宏一委員長は「これまでの国の放射性廃棄物の処分に関する政策を根本的に変える提案だ」と述べました。

また、北澤委員長は「東日本大震災が日本人の楽観的な精神をひっくり返し、日本のような地震国では、高レベル放射性廃棄物の処分で『安全はない』という前提を突きつけた」と指摘しました。

そのうえで、「暫定的な保管」という提案について、「放射性廃棄物の問題を一時的に棚上げするという批判は免れないものの、段階を踏みながら考えるという現実路線に沿った提案だ」と評価しています。

さらに、北澤委員長は「原子力は長期間消えない『放射能』という負の遺産を作り出し続けるという意味で、将来の子孫に迷惑を与えるエネルギーであることは紛れもない事実だ。日本のエネルギーをこれからどう転換するかという道筋を、国民全体で議論する大きな材料を与えてくれた」と話しています。



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「2」

プルトニウム利用なければ」 「再処理せず」合意ほご

(2012年8月24日 07時00分 東京新聞です)

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◎.何ですかこの顛末は??そんなにプルトニュームが欲しいのならその人達は毎晩枕を並べて抱いて寝て下さい!原子力ムラよりの科学者にはプラトニュームは飲み込んでも害にならないとの発言をした人もお出でなのだから既に行き場のない40〜50トンにも上るストックも合わせて地下壕にでも入って2万年も番人として眠りについて欲しいものです。 (keniti3545)

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 東京電力福島第一原発事故の後、核燃料サイクル政策の選択肢を検討した原子力委員会の小委員会が、当初、使用済み核燃料の再処理で出るプルトニウムを使う見通しが立たない場合、再処理しないことで合意していたのに、検討途中で合意をほごにしていたことが分かった。事故の影響で、電力会社は原発プルトニウム利用の計画を示せない状態。その現実を無視し、核燃サイクル維持の方向に議論を進めていた。

 プルトニウム核兵器の材料となるため、国際的にもむやみに保有量を増やすことはできない。日本は現在、約二十六トンの核分裂プルトニウム保有している。

 疑念を持たれる状況を解消するため、小委の座長を務める鈴木達治郎原子力委委員長代理は、使う当てがなくても再処理を認めている現状を改善するため、三月から核燃サイクルの選択肢の本格的な検討を始めた。

 当初、委員七人の合意事項として「再処理はプルトニウム利用計画に基づいてのみ実施する」との文言を検討資料に書き込み、この合意を大前提に新たな原子力政策を練ることになっていた。四月下旬の小委会合では、鈴木氏が「利用計画がある場合に限り、再処理します。よろしいですね。それは確実に書かせていただく」と了承も取っていた。

 だが、五月以降の小委の資料からは合意の文言は消された。

 本紙の取材に鈴木氏は、原子力委の近藤駿介委員長や推進派の小委委員らから反発があったことを明かした。近藤氏からは「電力会社が『最後は必ず原発で使う』と約束すれば、いろんな理由の再処理があっていい」と、暗に現行施策の継続を求められたという。

 事実関係について、近藤氏は秘書を通じて「小委のことは鈴木氏に聞いてほしい」と答えた。鈴木氏は「座長として意見をまとめるためには仕方なかった」と話した。

 小委の検討結果を踏まえて六月に原子力委が政府のエネルギー・環境会議に示した最終報告書では、将来の原発比率を0%にしない限り、青森県六ケ所村にある再処理工場は稼働させ、高速増殖炉の開発も基本的には続けることが記された。

 核燃サイクルには十兆円以上の巨費が投じられながら実現のめどは立たず、施設の維持だけでも年間一千億円単位の資金がかかる。いずれも電気料金を通じた国民の負担だ。

 政府内では、意見聴取会などの結果を受けて、将来の原発比率についての検討が進んでいる。しかし、核燃サイクルは、ほとんど議論されていない。

 核燃サイクルをめぐっては、経済産業省資源エネルギー庁原子力政策課長が昨年末、原子力委の近藤委員長に対し、脱原発を検討しないよう文書で圧力をかけていたことも判明している。


プルトニウム利用計画> 日本は「余分なプルトニウムを持たない」と国際公約し、原子力委は電気事業連合会に利用計画を公表させている。1997年には、海外で再処理して出た分を、2010年までに全国16〜18基の原発で使うと公表したが、達成率は2割程度。05年からは日本原燃再処理工場(青森県)から出る分を、将来18基程度で使うと毎年3月に公表していたが、福島第一原発事故で使う見通しが立たないため、昨年と今年は公表を見送った。
東京新聞


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◎.プルトニュームの扱い、決めたことを覆しても原爆の元を持っていたい人が大勢いる訳だ。これからの日本は原発0にしてからの問題が大きすぎますね! それでもこういう事実を我々国民は知っておかなければ何の声も上げられません!! (keniti3545)

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