「71才の365日」2月19日(日)晴れ−7℃「東日本大震災」346日

*朝トレ:8時15分〜9時15分

−6℃(玄関出る時点)、「女房殿は出発を黙認」前山から日が昇った状態は何とも言えない!強歩10(×2)・走15(×2)距離=5㎞ ストレッチ少々しめて1時間 「Bの上」メニューで完。

 相変わらずバックグランドは味気なし。ドームリンクからアイスホッケーの練習でフェンスに打ち付けられるパックの音、子供らしく弱々しい「シュート姿」が目に浮かぶ「我は半世紀・息子のゲット後、得意顔も20年」以上も前の風景か・・・。 

帰宅後の、シャワーと卵掛けご飯の朝飯は何とも言えないご馳走だな〜。走ってる最中の陽光も極上のご馳走だった。




*「東日本大震災」346日


今日の一題 [1]「この恐さ国民みんなの共通認識にしましょう!」  [2]「NHKに抗議文」←対「原発推進団体」


[1].白血病はまだでない。3年以降で、白血病はピークが5年、がんが7年だった。これは必ずピークは出る。

−例えば白血病などはどうでしょう。

肥田 白血病はまだでない。3年以降で、白血病はピークが5年、がんが7年だった。これは必ずピークは出る。医師は知っておいた方がいい。被災者のみんなが放射能障害を心配している中で、「心配しなくていいよ」という医者では通用しなくなる。

 昭和59年頃、放射線医学では「最大許容放射線被曝量」のことばがまかり通っていた。それは広島と長崎の被ばく者の放射線障害の追跡結果で作成されたもので、原爆投下後の戦災と苦しみの中でなくなった方々が残した、貴重な国際的な医学遺産である。

 ところが、このかけがえのない貴重な医学遺産は、無残にも改ざんされていた。戦後5年間、昭和20年から25年までにガンや白血病でなくなった被ばく者は、原爆被爆以前から罹患していた可能性があるとの屁理屈で、統計から外されていたのである。あえて「屁理屈」と書く。それは、核政策上のアメリカ側の指導であったからである。

 当初は、爆発でけがや火傷をしていれば、放射線障害から外された。原爆は上空で爆破するので、その爆煙(キノコ雲)は成層圏にいたり、風邪とともに放射性物質は大気圏へ拡散し、地表に残留放射線は存在しない。「黒い雨」は地上の泥が舞い上がり振ってきたものに過ぎない。こうアメリカは強弁していたのである。

 いずれにしても、広島と長崎に設置されたABCCが放射能の影響を少なく見積もるために意図的にデータを操作したのであった。 (Shuueiのメモより)

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[2]特集ワイド:NHK対「原発推進」団体 浮上した「低線量被ばく」問題
2012年2月16日 毎日新聞 (Shuueiのメモより)


 抗議文では▽インタビュー場面に意図的な誤訳がある▽疫学的調査では、原子力施設と疾病との関係は認められていない−−などと指摘。<数々の論旨のすり替え>や<不都合な情報の隠蔽(いんぺい)>もあるとしている。


 「賛同者」リストに名を連ねる人物に接触した。東電OBで、同社では「放射線防護の研究に携わっていた」という男性だ。


 「米国の原発周辺でがんが増えていると言うが、ならば世界で400基以上ある原発の周りの住民たちはどうなんです? がんの危険を主張するのは、原発反対派が古くから使う手法なんです」


 CRPが「政治的判断」から被ばくリスクを半分に設定したという部分は「論拠が不明」と切り捨てる。

 「NHKには、公平で客観性のある報道をしてほしいだけなんです。原子力ムラと言われようが、一方的に踏みつけられっ放しというわけにはいきませんよ」


 では、NHK側は何と反論するのか。

 見解を求めると「十分に取材を尽くしており問題はないと考えている。団体の方々には番組内容を丁寧に説明するなど誠実に対応しています」と回答した。

 内部被ばくなど低線量の放射線による被害の調査・研究を続ける沢田昭二・名古屋大名誉教授(素粒子物理学)に会った。「彼らは安全神話を振りまいてきた当事者です。ところが抗議文には、人災でもある福島原発事故への反省の弁が見当たらない。謙虚さに欠けています」。それが、自らも広島の原爆を経験した被爆者である沢田さんの第一声だった。

 「ICRPが米国の核兵器工場や原発推進の勢力から圧力や影響を受け続けてきたことは、(ICRPの)内部被ばくに関する委員会の議長を務めたカール・モーガン博士が自著で明らかにしています。番組は、そうしたことを丹念に取材し、広く知らせたものでした」

 さらに沢田さんは言う。

 「内部被ばくのリスクを低く見るICRPの姿勢は、欧州放射線リスク委員会(ECRR)からも批判されているのです。低線量の被ばくであっても、長い年月の後に健康被害に至る恐れはある」

 原子力ムラの人たちは、震災前からしばしばメディアに抗議文を送っていた」。そう声を荒らげるのは自民党衆院議員の河野太郎さんだ。国会や著書「原発と日本はこうなる」などで原発利権の暗部を追及し続けている。

 「細かな点を突っ込み、報道する側に『面倒くさい』と思わせ萎縮させるような空気を醸し出す。しかし自らは原発事故の総括もない。懲りていませんね」

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 ただ、抗議は抗議として、3団体側の関係者も、再稼働が難しくなったことは認める。先の東電OBは「事故原因の究明も待たずに再稼働を決めても、国民の理解は得られない。たとえ経済産業省原子力安全・保安院がストレステスト(安全評価)で『妥当』としても無理でしょう」。言葉に悔しさがにじむ。

 原発の設計に携わってきたという3団体の一つに属する別の男性も「台湾の原発には非常用電源としてディーゼル機関以外にガスタービンもある。さらに建屋上の高台には冷却用の水をためたプールもある。福島よりも多重防護だ」と語り、「国と東電が危険性に耳を傾け対応策を取っていたら……」と唇をかむ。

 「報道機関は連携して、一斉に闘うべきです」と話すのは立教大教授(メディア法)の服部孝章さんだ。「この問題を単に原子力ムラとNHKとの争いとして終わらせてはいけない。抗議の事実をNHKも他のテレビ局も報じ、公の場で議論すべきです」。そうでないと、放射線による被ばく影響という「核心」がゆがめられてしまうという。

 「メディアが試されているのです。専門家の権威を恐れて沈黙していては、今後も原子力ムラに利用されるだけになってしまう」
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「プラス1」 (田中龍作ジャーナル から)

 負けられません!! 「脱原発は国民の願い」「1000千万人の署名」も達成:「東京大阪の国民投票」への署名も達成各地では被災者の支援に立ち上がり、色んな形で心の支援を続ける人も沢山います。こんな応援をしている皆さんも居ます! (keniti3545)


【Occupy経産省】 福島・阿武隈川水清く ♪誰が故郷を散り散りにさせてしまったの♪2012年2月16日 21:08

経産官僚たちの耳に、この歌はどう響くのだろうか。経産省テント前。写真:筆者撮影=

阿武隈川水清く とうとうと流る ♪ 

しんしんと冷え込む夜の霞が関保安院の緊急記者会見を終えた筆者は「脱原発テント」に立ち寄ろうと歩きだした。すると聴き覚えのある切ないメロディーがテントの方角から流れてくる。歌声は近づくにつれ大きくなった。

 よく聞くと「イムジン河」の替え歌だ。 脱原発」テントで座り込みを続ける男性たちが、ギターを奏で夜な夜な歌っているのである。

 「イムジン河」は南北朝鮮分断の悲劇を歌ったフォークソングだ。昭和40年代にザ・フォーク・クルセダーズが歌ってヒットさせたものの、発売自粛となった。朝鮮半島を取り巻く複雑な政治事情にレコード会社が配慮したためだった。

 北朝鮮を水源とするイムジン川は、軍事境界線を越えて韓国に流れ込む河川。川の水は誰に咎められることもなく南に流れて行く。水鳥は自由に南北を往来できる。分断された民族の果たせぬ思いを川の水に託した歌だ。

 「脱原発テント」に泊り込みを続けるメンバーが、原発事故で避難した福島の人々に思いを馳せながら詩をつけた。除染後の水が流れ込み放射能汚染された阿武隈川に清流が戻るように、との願いを込めて。

 イムジン河のサビのフレーズ、 ♪誰が祖国を二つに分けてしまったの♪ は、♪誰が故郷を散り散りにさせてしまったの♪ となり、聴く者の胸に迫る。


阿武隈川 水清く とうとうと流る
水鳥 自由に 群がり 飛び交うよ
ふるさと 福島よ
思いははるか
阿武隈川水清く
とうとうと流る

北の安達太良(山)から 未来の空へ
飛びゆく鳥よ 自由の使者よ
誰が故郷を散り散りにさせてしまったの
誰が福島を壊してしまったの
 
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夜の帳に響く「阿武隈川水清く」は、ひときわ胸にしみる=写真:筆者撮影=

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