「71才の365日」10月20日(木)曇り8℃「東日本大震災」224日

*朝トレ:6時30分〜7時30分

 5時30分新聞取りに玄関、真っ暗だ証明つけて寒暖計8℃昨日より2℃暖かいのか。朝トレのアイテム最終兵器は「ネックウオーマー」だがまだ今シーズンは一度も着用してない。 今日も楽勝、だがメニュー内容がどうも走の15本確保に歩行の15本が確保がぎりぎりだ! (歩行15本×2=30本+走15本×2=30本) → 60本×80メートル=4.8㎞ ← これがボーダーライン(これが今は標準コースメニュウーなのか?)明日タイム測定と合わせて判断しよう。

帰路、倉井さん家の、シン君・リュウ君クルマ乗り込む前に手を振ってくれた。遠目なので声の挨拶は無し。 




*「東日本大震災

今日の一題 マッチポンプ記事のあとを追う言葉狩りマスメディア」


マッチポンプ記事のあとを追う言葉狩りマスメディア
 「2011年10月19日 新 恭」

昔のマスコミもひどかったが、今に比べると、少なくとも、武士の情けというか、ある種のおおらかさがあったように思う。

平野達男震災復興担当相が民主党参院議員らの研修会で次のように語ったことなど、誰も問題にしなかっただろう。

「前の津波の経験からここの高さに逃げていれば大丈夫だと言ってみんなで20〜30人そこに集まってそこに津波が来て、のみ込まれた方々もいます。逆に、私の高校の同級生みたいに逃げなかったバカなやつがいます。彼は亡くなりましたけれども…そういったことも全部、一つ一つ検証して、次の震災に役立てることがもう一つの大きな課題だと思っています」

発言場面をテレビで見たが、親しい友達に「なんで早く逃げなかったんだ、バカだよお前は」と語りかけたい切なる気持ちが伝わってきた。公人だから個人的感情をすべて封印してしまえというのも、いかがなものか。

この発言を記事にしてやろうと最初に思いついたのは、ネット上で知りうる限り、産経新聞の記者だったに違いない。10月18日6時ごろにこんな記事がMSN産経ニュースに登場した。

平野達男震災復興担当相は18日、東日本大震災津波被害に関し「私の高校の同級生みたいに逃げなかったバカなやつがいる。彼は亡くなったが、しょうがない」と述べた。福島県二本松市で行われた参院民主党の研修会のあいさつで語った。犠牲者やその遺族への配慮を欠いた発言で、進退問題に発展する可能性も出てきた。◇

産経の本社デスクはさっそく、野党や地元住民のコメントをとるよう出先の記者にこう指示したのだろう。「平野復興大臣が『逃げなかったバカがいる』と発言したらしい、談話をとってくれ」

野党にしてみれば、「待ってました」の談話取材である。

自民党大島理森副総裁 「どういう理由にしろ亡くなった方を『バカ』という表現は、大臣として許されざる言葉だ。人を傷つけるような言葉を平気で言う、この政権に復興はできない」(産経)

事情をよく知らない地元の人々の怒りの声も簡単に取れる。

「おふくろは足腰が悪くて逃げたくても逃げられなかった。バカだから死んだというのか」(産経)

記者の思う方向に誘導され、心を弄ばれて、新聞づくりに利用される被災住民が気の毒だ。

鉢呂発言のときもそうだったが、どこかの社が火をつけると、あとを追っかけて延焼させようとするのがマスメディアの習性だ。午後8時以降、読売や毎日もネットに記事を載せはじめた。新聞が書けば、テレビも流す。

よく調べれば、「完全無視」の大メディアもあったかもしれないが、おおむねマッチポンプ記者のあとを追ってゆく。

これがまた政争のネタになり、まさかとは思うが担当大臣が辞任ということになれば、復興への足取りはまた鈍る。

この国のメディアはいったい何をやっているのか。こんな言葉狩り記事を書くヒマがあったら、官庁情報を鵜呑みにせず、米国の下心が透けて見えるTPPの問題でもえぐり出したらどうか。

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マッチポンプとは:マッチで火をつけておきながら、それを自らポンプで消すという意で、自ら起こした問題を自分で解決することをいう。

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◎新 恭氏の永田町異聞 久し振りの引用させてもらいましたが、「マッチポンプ的記事の後追い記事を書く」マスコミのことも読者としては、それこそ「バカだなー」と言う思いが強いが。新恭氏がこの文章の末尾に提案している一文、

『こんな言葉狩り記事を書くヒマがあったら、官庁情報を鵜呑みにせず、米国の下心が透けて見えるTPPの問題でもえぐり出したらどうか』。

此方の方がよっぽど気に掛かっているのは我ればかりではないだろう。はからずも、

 昨夜(19日)BSフジの番組プライムニュースで 「TPP交渉参加の是非 民主党推進派(名前?)&山田前農水相(反対派)」と言う放映があった。キャスターがファックス投稿の質問も交えて国民の疑問点を聞き出そうとするが、同じ民主党内でも全く交わるところのない双方の見解を主張するばかりで何やってるの!なじりたくなった。 「マッチポンプよりひどい」よ政治屋さん!。自民党もこの問題は、賛否相半ばするところですし。 みんな内容が把握出来ずに、賛成・反対を唱えてる見たいに見えますが!? (keniti3545)


我れが、見た・聞いた「感じ」は、下記の如くだ。

1、推進派は、大小の差はあっても多くの国が入っている、入ろうとしている、日本が入っていくのを歓迎する。
 関税その他のルール作りを自分達で作れる(そこに参加出来る)。

 ・今、参加・加入の事前会議、に加わることをにおわせただけでも中国も、他の国も注目してくる。とにかく会議に加わって、もっと内容・情報を吸収し、その上でどうしても意に添わぬ内容なら本参加には撤退すれば良いのではないか。

 アメリカ抜きで中国と二国間 FTA を結ぼうなどと思えば中国の思うつぼ、足下見られて中国の言う事を大幅に受け入れなければならない状況に陥るだろうと言う懸念が大だ。



2、反対派の意見は、今から参入しようとすればこれまでに出来上がってるルールに先ず足かせを科せられ、アメリカからはアメリカ有利な提案を無条件にのまされる。

 ・参入前の会議で念書的誓約書を採られ、しかもその内容には当然安易に脱退できるような仕組みは無いはず、先ずテーブルへ付いてしまえば、もう動きようが無くなる。 

 ・協定項目は数十項目に及び、9カ国から食料初め、医療雇用の出入りも激しく、負の要素(デメリット)を多く背負う事になる恐れが大だ。


◎共通の大きな問題もある:判断材料になる情報が少なすぎる。誘いのあるTPP側からの情報が思う様に入ってないのか? 推進派の発言の中には、「内部情報的な物はまだ外へは漏らせない」ともあった。与党内でもこれですか?まとまりっこないですよね?! 「最後には総理の裁断」でとも言った。 少なくも、現時点では情報を全て出し切って党内のコンセンサスぐらいまとめなければ、「総理裁断」もヘチマも無いでしょう。それこそ「国民投票」にでも掛けなければ身動き取れなくなりませんか?! (keniti3545)


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*TPP 環太平洋戦略的経済連携協定 アメリカ、オーストリア、その他7カ国 (日本?) 

FTA 自由貿易 日本が主に進めてきたのは、二国間FTA であり(狙いは二国間の取り決めに優位に立てばことの運びがスムースに行くという事か?)。 
 
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