「71才の365日」9月26日(月)曇り10℃「東日本大震災」200日

*朝トレ:6時30分〜7時30分
走20本、久々のハードメニュー! 達成感抜群!充実の1時間でした。 変わりないバックグランド、7時近くなっても陽が射さず、木漏れ日がほしい温度、でも既に心拍数も上がり血流も早くなり汗ばむのも時間の問題。終了時には、手袋をとり、帽子も露草の上に脱ぎ捨てている。整理体操中、コースはずれた遙か遠目に子犬連れたお客人、近づいては来ない。そう、今日はカラスがつがいで二組、定位置に寄り添ういつもの(多分だが)一組、もう一組が10メートルほど離れた電線上、このエリアは込まない方が良いんだなー。そう、我れの下り勾配エンドの Uターンヶ所の見える電線上へ位置取り。 今日は少しアバウトなテロップが回り出したが、シャワー浴びたい希求度の方が勝り倅のアイスホッケー姿が一コマ浮かんで直ぐ消えた。帰路行き会い人なし。


原発にさよならをしたこの秋のドイツの空の風みどり色」 (今朝の「朝日歌壇」より)。パソコン空けたら飛び込んできた! 箕面通信開いてたんだ、朝トレへ出る前に。 日本だって出来るのになー!?



 *「東日本大震災」200日

しつこく、共有したいのです! 脱原発の方向性」と、「70%超という、数値を」
今日の一題
 
野田総理国連で演説後3日間のタイムラグの果てに何が見えた!:社説読み比べ」

 「原発問題(含むエネルギー対策)言及に関するコメント部分に注目する」

 「国内世論としては脱原発に70%超えのコンセンサスあり。この実情を踏まえて世界に向けた演説のはず!」 
 

日付順

1、読売新聞 (9月24日)
・首相国連演説 「安全な原発」活用を公約した(9月24日付・読売社説)

 野田首相原発事故の早期収束と、原子力の安全利用を国際公約として表明した。事故から得られた教訓を生かし、世界の原発の安全性向上に貢献することが日本の責務だ。

  ↓ 全文です。 何ですか、これ!? 国民の意思を思ん計った発言が何処にもない!
 福島第一原子力発電所事故を受けて、国連が開催した原子力安全に関する首脳級会合で、首相は演説に立った。

 年内に原子炉の冷温停止を達成すると述べるとともに、「原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」と強調した。

 首相はこれまで、原発政策に関して「『脱原発』と『推進』という二項対立で捉えるのは不毛だ」と述べるにとどまっていた。

 首相の発言は、原発の安全性を徹底的に高め、引き続き活用する方向に軸足を置いたものだ。具体的な展望のない、菅前首相の脱原発路線」と一線を画した。
 原子力の平和利用の先頭に立ってきた日本としては、現実的かつ妥当な判断である。

 さらに、首相は「事故のすべてを迅速かつ正確に国際社会に開示する」と明言した。

 事故の原因究明と情報開示を通じて、日本の信頼回復に努めなければならない。

 各国の知見も得て、あらゆる災害や事故を想定した安全対策を追求すべきだ。

 首相は、原子力安全規制の根本的な強化も約束した。

 その柱となるのは、政府が経済産業省から原子力安全・保安院を切り離し、環境省の外局として、来春設置する予定の「原子力安全庁」である。

 組織の円滑な再編を図り、有能な人材を集め、実効性のある規制体制を築かなければならない。

 急増するエネルギー需要をまかなうため、中国やインドなどの新興国を始め、多くの国が原発利用の拡大を図っている。

 首相が「原子力利用を模索する国々の関心に応える」と語ったように、日本は、原発の輸出体制を立て直し、事故防止のノウハウも積極的に供与すべきだ。

 事故を契機にエネルギーの多様化の機運が世界的に高まった。

 首相が、官民の技術を結集し、再生可能エネルギーの開発・利用を拡大する努力を倍加させることを強調したのは当然だろう。

 政府は、来年夏に新たな「エネルギー基本計画」をまとめる。太陽光や風力などの自然エネルギーと、原子力、火力の最適な組み合わせを検討するという。地に足の着いたエネルギー戦略を打ち立てる必要がある。

 {読売新聞にもの申す!} 今70%の国民が脱原発を望み、5万人規模の市民デモを企画したら6万人以上の参加者があった。こんな状況下で、マスコミを代表する様な大新聞が「総理が脱原発路線から一線を画したスタンスを取った良い事だ」。 今ある「原発の安全強度を上げて最大限活用する」「原発技術も大いに海外へ売り込むべし」と総理が言った、更に良い事だ。と国民の心情を逆なでする論旨、しかも社説で! 「国民のコンセンサス」と認められる「脱原発」を、「阻止しようとする」急先鋒を担ぎ何を企むのか!国民の味方であるメディアなら「総理に猛省を促す!」となるのが本来の姿! 今日の論旨を見たらこれはもう、不買運動が起こってもおかしくありませんね!? (keniti3545)



2、朝日新聞 (9月25日)
・首相国連演説―脱「内向き」の先頭に
野田首相が国連で二つの演説をした。震災後も、日本が内向きにならず、世界の課題に貢献し続けようという姿勢は評価する。しかし、「脱原発依存」を後退させる発言には疑問がある。
  ↓ クリックして全文読んで下さい。 一応警鐘を鳴らしている

http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=A0000&cid=20110925NEA14746&oid=TKY201109240592&url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fpaper%2Feditorial20110925.html%3Fref%3Dany



3、日本経済新聞 (9月26日)
原発安全に強い指導力示せ
 野田首相は国連演説の言葉通り、日本の原発の安全性を世界最高水準にするよう指導力を発揮すべきだ。安全を過信した原子力政策を改めないと、世界からの信頼は回復はない。
↓ クリックして全文読んで下さい。 一応、国民の意思はどうなる?と、警鐘を鳴らしている!

http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=2&pid=N0000&cid=20110926NEN14996&oid=DGXDZO3507842026092011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E7E2E5EAE6E0E2E0E4E2EBE0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001



*4、生き生き箕面通信 (9月24日)

・悲惨な展開――野田首相原発強化への転換
 野田首相は明らかに「原発強化」へカジを切りました。菅前首相の「脱原発」からの再転換です。あるいは”菅流”の修正です。首相レベルでの「脱原発」は、短い寿命でした。

 野田首相は初の海外訪問となった訪米・国連出席を機会に、「原発の安全性を高める」ことをとりわけ強調し、そのうえで国際原子力機関IAEA)とともに「原発国際会議」を来年、日本で開催することを表明しました。これは、日本がこれからも「安全性の高い原発技術で原発を強化・推進する」というメッセージを世界に発信したことを意味します。

 訪米直前には、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに答え、「(原発は)来春以降、夏に向け、再稼働できるものは再稼働していく」と述べ、完成が近い原発についても稼働させる可能性を示唆しました。

 首相のハラの中は、「あからさまに原発推進を表明することは、現在は風向きが悪いから控える。だが、徐々に世論をなだめながら原発を推進・強化することが、日本経済の活性化のためにも必要」と確信犯的な考えで固まっていることが読めます。松下政経塾出身者は、そこで学んだことがベースになっていますが、原発には「必要悪」の認識で共通しています。

 首相同行筋が同行記者団にブリーフィング(状況説明)したところによると、「オバマ大統領との会談後、オバマ氏は野田首相を『彼とは一緒に仕事ができる』と評価していた」そうです。オバマ氏は原発推進を強調してきました。首相同行筋は、前任の菅、鳩山氏らと異なり、野田首相は「アメリカの大統領から評価された」と”違い”を日本向けに書いてほしいという意味でブリーフィングしたわけです。しかし、それはアメリカ様に「まるまるついて行きます」と、全面的な恭順の意を表明したことをも意味しています。

 これは日本にとって、明るい進展というべきでしょうか、それとも悲惨な展開なのでしょうか。

 ところでこの際触れますと、同行記者団は同行筋から、「奥さんにお土産でも」と、おこずかいを支給されるのが通例です。おそらく今回も通例通りだったと推測します。このおこずかいを「お断り」すれば以後「シカト」されますから、受け取ります。もちろん、国民の税金からの「官房機密費」です。こうした”馴れ合い”に、一般読者からは見えない「記者クラブ・メディア」の諸悪の根源があるのです。「オバマ大統領の野田評価」は読売と日経は、目立つ形の”囲み物”にしました

 記者クラブ制度は廃止しなければ、日本のメディアのジャーナリズムは確立できません。野田首相原発への復帰にしても、大手メディアは「太鼓持ち」よろしく批判はなしです。   
{「と思って居ました」(keniti3545)}


*.24日 読売と箕面通信さんを読み比べて、ホントに愕然としていました。翌25日、そして今日26日と朝日・日経が申し訳程度に総理演説論旨に警鐘ならず、鈴音一降り程度の文言有りで我はお人好し故良識のかけら未だ忘れずと取りました。 多くの読者はどうだったでしょうか?