「71才の365日」7月14日(木)晴れ21℃「東日本大震災」126日

*朝トレ:5時50分〜6時30分
特命により朝トレは短縮版となる。

・歩行:10本
・走 :14本
・ストレッチ&クールダウン用整理体操  正 40分

・「カラス」と「トンビ」今日も参加 電線上で2羽(カラスつがい):トンビ1羽 2メートルの距離でおすまし、今日のトンビは追われる前に自分から飛び立った。川上へ。 

・大谷川今日も水の流れ無し。川に水の流れがないのは寂しいね!4日目?

・川原での雀の鳴き声聞けないね? 堰堤縁大型鳥歩く姿ありも確認できず。 林ウグイス、カッコウの確認あり。


*気ぜわしい朝トレだった。(3時に起きてなでしこジャパン見た)。 日本の女性アスリート恐るべし!本音です!

*今日の特命消化:
・特命1、月末孫迎える準備→空き地(裏庭)の草刈り、脇細道、駐車場もお昼前に終わらぬ大仕事になった。

・特命2、玄関に虫除けカーテンの設置

◎午後この日記書き始めたら、途中停電あり作業途上の文章幾分か消失。少々簡素化して書き直し。



*「東日本大震災」126日

「今日の一題」

放射能汚染牛 全頭検査で安全守れ」 (毎日新聞社説)

 福島県南相馬市畜産農家が出荷した黒毛和牛から、国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された。同じ農家が出荷した別の牛の肉は、一部が既に消費されていた。継続的に大量摂取しなければ健康に影響はないというが、規制値を超える食肉の流通を許したこと自体が、検査を担う県の失態だ。チェック体制の不備を早急に改める必要がある。消費者の不安を解消するとともに、いたずらな風評被害を防ぐには、国の支援も不可欠だ。

 問題の肉牛を出荷した農家は、東京電力福島第1原発事故に伴う緊急時避難準備区域内にある。県は、この区域と計画的避難区域から出荷される肉牛全頭について、体の表面の放射線量を検査している。しかし、肉そのものに関しては、解体処理する出荷先自治体のサンプル調査に任せていた。

 今回のようにエサなどから内部被ばくしている場合、肉そのものを検査しなければ、チェックできない。県はエサの内容を含めた飼育状況についても、農家の申告を聞き取るだけで済ませてきた。中途半端な検査体制が、県産品の安全性を疑わせる事態を招いたともいえる。

 再発防止のため、福島県は両区域の肉牛農家を対象に、緊急の立ち入り調査を始め、出荷する肉牛については、内部被ばくも含めた全頭検査を実施するという。消費者に安心を与え、風評被害を防ぐためにも、必要な対応と考える。

 しかし、全頭検査は、簡単ではなさそうだ。県外で解体・食肉処理する分については、先方の自治体に検査を要請するが、受け入れ側も検査機材や人員などに余裕がない。自治体間の協力では限界があり、国の支援が欠かせない状況だ。鹿野道彦農相、細川律夫厚生労働相は、ともに支援の意向を表明した。全頭検査実現のため、関係自治体と具体策の詰めを急いでほしい。

 今回の問題は、被災地の農家にも大きな衝撃を与えた。福島県は、検査体制が整うまで、対象区域の農家に肉牛出荷の自粛を求める。消費者の安全・安心を考えれば当然のことだが、震災と放射能の危険にさらされながら、安全な牛の飼育を目指してきた農家の落胆は大きいだろう。

 しかも、「出荷が可能になる時期のめどは立たない」(県農林水産部)という。農家の意欲が失われないよう、検査体制の整備とともに、出荷できない農家への補償も急ぐ必要がある。

 出荷可能になっても、土壌に放射性物質が残ったままでは、エサになる牧草や稲わらを採取できない。営農継続には、除染作業が不可欠であり、国の迅速な対応が必要だ。 (毎日新聞 2011年7月13日 2時32分)


◎昨日[1昨日:12日の誤りです keniti3545]紹介させてもらった「牛乳問題」、「今日の肉牛問題」二つとも起こるべくして起きた「事件」汚染の度合いは深刻な事態ですと「心ある科学者は異口同音に訴え続けているのに、政府は手をこまねいて居るだけ」。 

問題が形になっても責めを受け、精神的な被害を被り、糧を失うのは「当事者」、「一般国民」だけ。「政府は悪びれもせず何か賠償を考えましょう」。「初めから結果解っていながら、ばれれば国民の税金で賠償すれば済む」予知出来ることさえ、「今敢えて悪者になる必要なし」の構え。 「民主党の体は内蔵まで腐ってきたのか」? 

・既に機を逸してしまった感は否めないが、「人心一新が」必要ならば「リーダーを替えなくては」事は進みません。しかし菅さんを引きずり下ろすことが出来る人物が居ないと言うことは、新しいリーダーが生まれる訳もないか!?
(keniti3545)



. 余録:被災地の花火

 江戸時代の3大飢饉(ききん)の一つである享保の飢饉は、ウンカかイナゴの大発生によって引き起こされた。享保17(1732)年7月、九州、四国、中国地方に甲冑(かっちゅう)を帯びたような虫が現れ、一夜のうちに数万石の稲を食い、田畑は荒廃したと記録がある▲そのため西日本46藩の総石高の7割以上が失われた。畿内でも行き倒れの民が数多く、260万人が飢え、死者約1万2000人が出たという。米価高騰は江戸でも困窮した庶民らによる米穀商の打ち壊しを引き起こした▲日本初の花火大会ともいえる両国の川開きの大花火が始まったのは、その翌年からといわれる。飢饉と疫病の死者の霊を慰め、災厄の消除を祈る水神祭でのことだ。隅田川の両岸の水茶屋が献上花火20発を打ち上げたという。まだ赤橙(せきとう)色一色だけの単調な花火だった▲世界の各地で祝祭を華やかに演出する花火である。それを死者の慰霊と暮らしの平安の祈りを込めて用い始めた日本人だった。大震災で祭礼自粛が相次ぐ中、今夏の花火大会を鎮魂と被災地復興支援イベントとして開催する動きが各地で目立つのも当然かもしれない ▲ホッとしたのは、当の被災地11カ所でも追悼と復興のための花火と音楽のイベント「ライトアップニッポン」が開催されるという話だ。震災から5カ月となる来月11日夜、岩手、宮城、福島の3県の開催地では音楽に合わせ各1000〜3000発が打ち上げられる▲多くの土地ではお盆の迎え火や送り火と重なり合う夏の花火である。頭上の夜空に開く光の大輪に、あるいは遠くから聞こえるくぐもった響きに、それぞれの思いが交錯する大震災の夏だ。


*我が故郷「日光」も「東日本大震災」後は、春の「弥生祭」を初め幾つかの祭事が自粛傾向にあったが。半世紀越えの「一企業の従業員慰労のイベント」にして日光在住の庶民には故郷のお祭りでもあった歴史を持つ古河電工の「和楽踊り」は今年も開催されるそうだ。土地を離れた、親戚知人は今年も寄り合える口実が一つ減らなくて良かったと単純に思える。 (keniti3545)