「71才の365日」5月21日(土)晴れ12℃ 「東日本大震災」72日

*朝トレ:6時〜7時20分
昨日のハイキングかなり効いている(体がギシギシ言っている、良い意味で効いているのかは分からない)。毎朝の「walking」&「running」負けてる。でも峡谷の冷んやりした空気は凄い気持ちよかったな!ムササビ橋の揺れ具合!
今日は、80メートル歩行15×2 走12本×2。きっちり消化、そう、今日の表現は消化、体が欲して走り回ったのではなかった。
カラス、何の発見も無し、姿も声も聞かずだった。小(型)鳥つがいの往来多い。コースのウグイス君には御礼!



昨日のハイキング霧降高原のツツジ満開!





この一瞬の清涼感を得る為に階段の上り下り数100段




自然浸食の奇岩や怪石が続く壮大な景観で、鬼怒川きっての観光スポットとなっている龍王峡。
その岩々は、約2200万年前の海底火山の噴火によってできたとされており、長い年月をかけて鬼怒川の流れに削られ、美しい渓谷となりました。(ハイキングマップより)




*「東日本大震災

日経ビジネス(復興ニッポン) 

福島第1原発のフェールセーフ機能は不十分だった(宮田 秀明)  


 すべての技術はフェールセーフでなければならない。人命にかかわる技術は特にそうあるべきだ。こんな世界にいる技術者と、そうでない世界にいる技術者との間には、一種の隔絶がある。例えばパソコンの世界は、私たち輸送機器技術の世界とは全く違うと言ってもいいくらいだ。「フリーズ」という言葉があること自体、変に感じる。勝手にソフトウェアを書き換えるのも変だと思う。

 自動車会社の方々に向けた研修プログラムでのこと。講義を始めようと私がパソコンを立ち上げたら、なかなかうまくいかなかった。時間稼ぎに「こんなことが起きたら、車ならリコールになっちゃいますね」と言ったら、けっこううけた。

十分なフェールセーフ性を備えるためにはコスト増が避けられない

 東京電力の福島第1原子力発電所の事故は「フェールセーフ設計がかなりいい加減だった」という事実を露呈した。原子炉は輸送機器や薬以上にフェールセーフに設計しなければならない。輸送機器や薬と同程度以上に広範囲かつ重大に人命とかかわる。最も高度なフェールセーフのためのシステムを備えているべきだ。

 原子炉のフェールセーフ設計のコンセプトはあまりにも貧弱だった。フェールセーフ設計は、予想される被害の大きさを想定して行わなければならない。いちばん責任があるのは、原子力発電所を設計したGEなどの技術者かもしれない。フェールセーフ設計が不十分だったからだ。

 「原子力発電所のフェールセーフ設計をどうすればいいのか?」。私は専門でないので分からない。しかし、想定される暴走や、自然災害の攻撃に対処するためには、何重もの遮蔽と防護の構造を造り、どんな事故があっても閉じ込められるシステムにしなければならない。

 そのようなフェールセーフシステムと使用済核燃料の後処理の難しさを考えると、原子力発電のコストはかなり高いものになる。結局、経済性の面からも成立しない発電システムになるのではないだろうか。

自然エネルギー発電と蓄電をエネルギー政策と産業戦略の核に

 化石エネルギーの枯渇が避けられない。その一方で、原子力発電エネルギーが舞台を去っていこうとしている。

 自然エネルギー発電と蓄電の産業の進歩を、国のエネルギー政策や産業戦略の中心に据えなくてはならない。私たちは、今は高価なリチウムイオン電池のコストが2015年には現在の3分の1、つまり30円/ワット時になると予測してきた。かなり乱暴な予測と思われてきたが、現在ではむしろ主流の予測になってきた。何しろパソコン用のリチウムイオン電池は既に22円50銭/ワット時になっているのだ。

 自然エネルギー発電の不安定さはリチウムイオン電池を使った蓄電システムにより解決され、しかも経済性も満足することができそうなのだ。このことを早く理解してほしい。

(keniti3545) 多くの産業界で「フェールセーフ」に関する研究・実践は続けられているが「完全」は得られないと思う。只、生産現場で安全活動から「0災」と言う目標(言葉)が下ろされて仕舞った経緯があったがこれはヒューマンエラーは「0目標には出来ない」と言うことではなかったか。そこで人間がミスをしてもそれを設備が・機械がカバー出来るような仕組み作りに取り組んだ経験が我れにはある。それは相当に高く付くことは周知の通り、勿論それでも成し遂げなければ企業の資格はない、こんな当たり前なことを出来なかった「東電は選ばれて起業する資格が無かった」ことになる。監督する安全保安院・政府にも資格無し。ならば、もうこの方法で発電するのは止めて別の方法取ったらどうですか? こんな方法もあります。と提案されてます。どんな返事をするのでしょうか?