「keniti3545」since74 小さな窓:2015.02月18日雪-4℃「東日本大震災」「311フクシマ」1441日 今日の一題「どうする・テロ対策の本質と言論の自由」

*「東日本大震災」「311フクシマ」1441日


 「本日 号外です」

*今日の一題「どうする・テロ対策の本質と言論の自由


「テロ」は当然、許されざる行為である「テロの連鎖をを阻止する」ためには、『「正確広範な事実認識」と、「その土台に立脚した対策を考え実行しなければ成らない」と、市井人でも思う。』 不断の労を怠っては居ないか、国会(立法府)も、国民も。大きな犠牲を出してしまった後追いだが、考えるときが来た日本である偏狭な措置を執りそうな政府の言動をただすのは主権者たる国民以外にはない。 「どうする日本?!」 われの覚えとして二つの記事を考察の参考にさせていただきました。 (keniti3545)


[1] JBpress の記事

シリアとヨルダン
イスラム」フィルターを外すと見えてくるもの

人口と食料生産で読み解く国家の姿

2015.02.09(月) 川島 博之

日本人が人質になり身代金を要求された事件に伴い、これまで我々には関係がないと思っていた中東の国々に注目が集まっているテレビや新聞で各種の情報が伝えられているが、ここではもう少し根本から中東で起きていることを考えてみるために、シリアとヨルダンの人口の趨勢と食料について解説したい。ーー後略 下記 URL からお時間許す方は是非ご一読くださいーー 事件の背景に見えるものは・・・?
↓記事全文です
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42853 


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既に多くの方が賛同の意と共にブログその他でご紹介して下さっています。今日はわれの覚えとして拙ブログにも残しておくことにします。いかなる悲惨な事件でもその経緯と結果を事実として国民は知る権利があり、報道はそれらの事実を誰の目からも隠さず、知らしめる義務があると我も思うから。(keniti3545)  ただ、言論の自由を保持するのは国民の願いなのだからこの枠組みからだけ賛同者募ってサインしてもらうだけじゃ物足りなくないか? (末尾に聞いて頂きたい事例を挙げます



 [2] 「翼賛体制の構築に抗する声」ホームページより

  翼賛体制の構築に抗する言論人、報道陣、表現者の声明文



翼賛体制の構築に抗する

       言論人、報道人、表現者の声明

(2015年2月9日)
 私たちは、[ISIL]と称する組織・集団による卑劣極まりない邦人人質惨殺事件を強く非難し、抗議するものである。また、この憎しみと暴力の連鎖の帰結として起きた事件が、さらなる憎しみや暴力の引き金となることを恐れている

 同時に、事件発生以来、現政権の施策・行動を批判することを自粛する空気が国会議員、マスメディアから日本社会までをも支配しつつあることに、重大な危惧を覚えざるを得ない

「人命尊重を第一に考えるなら、政権の足を引っ張るような行為はしてはならない」 「いま政権を批判すれば、テロリストを利するだけ」
「このような非常時には国民一丸となって政権を支えるべき」

 そのような理屈で、政権批判を非難する声も聞こえる

 だが、こうした理屈には重大な問題が潜んでいる

 まず、実際の日本政府の行動や施策が、必ずしも人質の解放に寄与するものとは限らず、人質の命を危うくすることすらあり得るということだ。であるならば、政府の行動や施策は、主権者や国会議員(立法府)やマスメディアによって常に監視・精査・検証され、批判されるべき事があれば批判されるのは当然の事であろう

 また、「非常時」であることを理由に政権批判を自粛すべきだという理屈を認めてしまうなら原発事故や大震災などを含めあらゆる「非常時」に政権批判をすることができなくなってしまう。たとえば、日本が他国と交戦状態に入ったときなどにも、「今、政権を批判すれば、敵を利するだけ」「非常時には国民一丸となって政権を支えるべき」という理屈を認めざるを得なくなり、結果的に「翼賛体制」の構築に寄与することになるだろう

 しかし、そうなってしまっては、他国を侵略し日本を焼け野原にした戦時体制とまったく同じではないか? 70数年前もこうして「物言えぬ空気」が作られ、私たちの国は破滅へ向かったのではなかったか? 

実際、テレビで政権批判をすると、発言者や局に対してネットなどを通じて「糾弾」の動きが起こり、現場の人々に圧力がかかっている

 問題なのは、政権批判を自粛ないし非難する人々に、自らがすでに「翼賛体制」の一部になりつつあるとの自覚が薄いようにみえることである彼らは自らの行動を「常識的」で「大人」の対応だと信じているようだが、本当にそうであろうか?私たちは、今こそ想像力を働かせ、歴史を振り返り、過去と未来に照らし合わせて自らの行動を検証し直す必要があるのではないだろうか?

 日本国憲法第21条には、次のように記されている

 「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する

 日本国憲法第12条には、次のようにも記されている

 「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない

 私たちは、この日本国憲法の精神を支持し尊重する。そしてこの精神は、「非常時」であるときにこそ、手厚く守られ尊重されなければならないと考えている

 なぜなら「非常時」にこそ問題の解決のためには、様々な発想や見方、考え方が必要とされるからである

 私たち言論・表現活動に携わる者は、政権批判の「自粛」という悪しき流れに身をゆだねずこの流れを堰き止めようと考える誰が、どの党が政権を担おうと、自身の良心にのみ従い、批判すべきだと感じ、考えることがあれば今後も、臆さずに書き、話し、描くことを宣言する


・・・・・・・・・・・・


【以下、賛同人リスト(2月1日〜4日の正午まで)】← この後どれだけ増えたのかは調べませんでしたが・・・・

想田和弘宮台真司小林節/古賀茂明/岩上安身/マッド・アマノ/田中龍作/鈴木耕/飯田哲也/関口祐加/是枝裕和島薗進/石井彰/内田樹/北丸雄二/中野晃一/谷口真由美/小原美由紀/香山リカ浮田哲/原一男古舘寛治森達也/ヤンヨンヒ/北井大輔/永岡浩一/鎌仲ひとみ/松井寛子/多田淳之介/筑紫ゆうな/松林要樹/笠井一暁/おしどりマコ・ケン/青井未帆/五野井郁夫山口二郎/津富宏/山崎雅弘/鴇田昭裕/金原徹雄/尾本善冶/山岸美香/趙博/朝岡勝/丹下紘希/まつかわゆま/柏尾安希子/阿部玲/伊地智恭子/李高明/岩永光一/安斎昌之/杢野章夫/畑谷千穂/本田由紀/岩井志津/宮本知之/日下範子/井上大助/若林暁子/貞末麻哉子/あごうさとし/桜井圭介/中川敬/黒川誠/鈴木正師/浦崎勇一/青木陽子/齋藤ゆかり/佐藤朗子/岩渕一之/寺内亜矢子/赤井デニス尚子/淺井治/内藤昌幸/根岸真理/渡辺優子/大貫憲介/大西恒樹/松田かおり/釈徹宗/山下恭子/はっと/松田ヒロ子/岡本千津/清水義巳/池田香代子/式田ティエン/本山央子/小牧夏絵/本田京子/青山ゆみこ/宇田川規夫/林立彦/金子あい/田中文夫/西村明/熊谷祐子/山本千帆/島浩二/太田啓子/森山木の実/平井紀子/白石草/塩見博貞/中村美和/鼠入隆志/山谷賢量/長野協一/角本敦/朝比奈賢/太田武志/北原栄治/早瀬眞知子/林秀樹/中埜浩之/福島恵子/高崎繭子/くまがいマキ/豊田さをり/打越さく良/陣内雄次/神谷扶左子/木村知/星野ゆか/東北マリリン/奥川櫻豊彦/中島京子/梅沢千津子/郄間賢治/赤瀬智彦/加藤美代子/花田真司/足立智充/児玉知仁/流水りんこ/赤松立太/甘糟智子/塩川繁子/石崎チャベ太郎/二木泉/冨田きよむ/斉藤円華/横山司/青木正美/森茂樹/長富麻美/中村佑子/武井由起子/中村英雄/黒澤多佳子/渡辺照子/池田和希/山木昭佳/山口貴志/仲藤里美/土肥悦子/越智正朗/山本宗補/武田一郎/竹内かおり/大澤五住/松丸亜希子/長崎由美子/片岡志帆/福多唯/勺禰子/柿沼竹生/石田彰一/細川多紀子/近藤ゆり子/坂本保子/佐藤将人/中山治美/増田智香/石原燃/村井直美/木下竜 /平田なぎさ/日下まり子/木下直路/増子真理/島岡まな/佐藤哲朗/牧野雅子/中島万紀子/川口恭/浜本暢子/近藤弘幸/上野恵子/金浦蜜鷹/有島明朗/藤田健二/竹内睦子/木下繁貴/田中健太/矢野靖人/菊地暁/秋山桃花/大森八重子/飯野のり子/盛田隆二/濱田強/片岡理恵/飯田陽子/常住蕗/

吉田照美平田オリザ小林聖太郎平川克美松本侑子井上淳一雨宮処凛土屋豊永田浩三木内みどり/北村肇/平井康嗣/宇都宮健児/西山正啓/杉田くるみ/西山智彦/麻田弘潤/磯崎千代/関根信一/中尾千恵子/崎山比早子/塚野真理/松浦まみ/岡田孝一/福留敬/安渓遊地/斉藤昭子/中沢あき/村木一郎/國本悦郎/松谷信司/国分拓/小石勝朗/平野裕二/大芝健太郎/木下信行/満田康弘/原田浩/高木博史/青山勝/小金菜穗子/羽野ゆつ子/水野尚志/池上夏生/申惠丰/内海早苗/近藤史朗/坪田眞理/飛幡祐規/中島剛/大島資生/山本佳世子/渡邉穣/中尾貢三子/竹山知男/星野文則/篠原文浩/井上陽/松村英子/ 遠藤妙子/鈴木博喜/岩瀬紘子/野本浩幸/松下由美/紺恒平/大崎美穂/仁科典子/桃田のり子/末續万里枝/小野悦子/吉田直美/小西裕康/荒川じんぺい/高橋裕行/安元邦昭/久保太郎/木村紅美/野呂康/和田由里子/森村たまき西村大樹/俵山モラハン美絵/川喜田研/笹井明子/中路正恒/森久智江/丁泰丹/景平洋子/藤岡朝子/井口真/廣木照美/山谷典子/鶴田京子/永井良武/三須田善暢/佐脇三河守/渡部忠雄/東陽子/畑JAN/村松美里/朝倉優子/キム・クンミ/野村昌毅/高間響/辻陽介/福住廉/村上格/近藤美奈子/杉山大起/堀江宗正/鈴木奈緒美/中藪規正/八木橋努/岩城利守/長野克哉/中園順子/岡田孝一/コリン・コバヤシ/鈴木美和/羽生のり子/降矢なな/安海和宣/岡本棟守/岩崎大/大谷晃弘/石丸雄嗣/松本智量/須藤岳史/海老原由佳/松井幸子/渡辺雅之/笠井清貴/須藤倫子/矢吹ゆき子/江原久美子/安田登/橋本潮/河内寛/池上大祐/永吉守/榊原毅/みなとかおる/丹羽牧人/永吉守/橋本佳子/五十嵐紀子/澤田裕/山口祐二郎/佐藤昌紀/葛西映子/中村秀夫/宮原契子/吉岡ひさゑ/小森真樹/佐藤利明/高野優/藤原千尋/丸山奈津子/東陰地正喜/岩淵進/丸野由希子/大粼雄二/柴田慶子/石川康宏/水口秋子/柳井完司/米光祥子/高橋佳三/西嶋能成/長友くに/小倉博行/井手洋子/桜井淳子/斉藤貞二/石井浩/吉崎宏人/石川真生/平野和弘/黒田ゆみ/坂巻英幸/下妻みどり/有田武生/寺尾公一朗/松田恵/三原容子/旦雄二/コイズミアヤ/澤昌樹/林克明/陣内智子/古井龍介/池辺幸惠/杉山ひとし/戸田清/小泉慶典/伊地知紀子/廣瀬俊介/安濃一樹/すずきかおり/廣田鉄斎/吉村栄一/竹岡健治/石井玲子/前田惠子/佐々木正明/森隆史/片野淳彦/柏木美奈/亀田典子/和田憲明/堺谷みゆき/岸健太/浜田光/小倉摯門/山下スキル/茨木由紀子/仙城真/松下曜子/金滿里/松尾眞/安藤泰至/笑福亭仁勇

深田晃司/溝口敦/木野龍逸/綿井健陽中島岳志/津山恵子/岡田利規/江守純史/根岸基子/斉藤玲子/石田寛/稲葉剛/中田文/中里英明/石島裕之/服部エレン/榊原千鶴/大久保徳枝/梅澤広昭/篠原乃り子/小林正幸/戸田ひかる/伊藤夢紬/木村優子/海老沼ちひろ/本田宏一/城久道/石田ゆうすけ/鹿子島寛/さがらよしあき/三井ヤスシ/中野葉子/新谷尚之/竹林隆/君波和雄/相生雨水/秦岳志/市川智/羽月雅人/笹粼まどか/美谷克己/生方卓/徳野雅仁/花木彰太/永谷良夫/玉置美智子/清水瑞穂/細野辰興/木暮一啓/橋本猛/魁生由美子/ 宇井孝司/水野スウ/三上映子/大川智恵子/丹野みどり/竹林隆/松本寛之/三橋啓太/星野英一/北村健太郎/林田武郎/加藤利江/長崎清一/榎本統太/木村建哉/徳田満/初沢克利/鈴木圭/寺島佐知子/渥美ひろ子/山中環/野口明/野口優子/佐藤記一/成瀬雅俊/三谷裕之/中村淳子/佐藤真和/石田健一/山田泰史/橋本至/桐山ゆみ/中根信雄/山下光章/石川誠二/近美千代/西口芳美/ミカミカンタ/松崎吾朗/東志保/畑本憲志/溝口悠平/岡本玲/橘高栄治/五島智子/樋口典子/ユミコ・ゴラー/櫻井千里/藤原かすみ/桜井昌枝/岩田弘志/横井敏秀/坂上彩香/福永伸/加藤素子/時安邦治/古川美穂/石毛栄典/河内秀子/よだとおる/もろ悦子/堀川涼子/栗村洋一/鬼頭秀一/玉田寛伸/藤田直哉宮地昌幸/白石大輔/矢永由里子/坂本あゆみ/橘かがり/コージー・のむら/マスノマサヒロ/水野眞喜子/木村竜太/木村正人/長尾高弘/こぐれみわぞう/中山岳彦/八木文明/小杉環/敦賀昭夫/館野公一/村上勝三/本間正博/渡邊基/藤原節男/増田佳夫/福島章浩/光武蔵人/市川勇/後藤英樹/シミズリエ/川村肇/アジサカコウジ/菊池香織/野口聡一/臼田玲子/中谷裕也/柴田悠紀/安井絵理佳/森川雅美/牛川紀政/結城正志/相原智記/井上淳一/木村まり/沢田康彦山田幸子/武川珠/むとうちづる/栗山万葉/遠藤直子/大音智史/原田つよし/伊三野友章/高橋敏男/樋口敦子/今井一

2015年2月9日


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2014年12月28日日曜日

民主主義はどこへ?――強制解除される南相馬市・特定避難勧奨地点


今日、2014年12月28日に、南相馬市の特定避難勧奨地点が強制解除されますいまだに10マイクロシーベルト毎時を超えるホットスポットが点在する南相馬市は、帰還困難・居住制限・避難指示解除準備区域・特定避難勧奨地点が混在する地域です。自主的な避難も含め、今なお2万人以上が避難しています

2014年10月に指定解除の方針を発表した政府に対し、説明会で発言した住民のすべてが反対意見だったため、10月内の解除はいったん延期されていました。
その2か月後の12月21日、南相馬市で行われた住民説明会で、一方的に解除することが告げられました



撤回要請集会「補償の問題ではない。行政区長には、住民を守る責任がある」


住民説明会から5日後の2014年12月26日、参議院会館にて、南相馬市特定避難勧奨地点、指定解除の撤回要請集会が緊急に開かれました民主的ではないやり方での指定解除に反対し、避難勧奨の継続と新たな地域指定を求める集会です署名も2094筆分が提出されました。それまでにも、1210筆の地域住民の署名、1595筆のネット署名を提出しています

この日、南相馬市を朝6時に出発し、駆けつけたのは、行政区長、民生委員、避難中のお母さんなど、8名の住民の方々でした



12月26日の院内集会。メディアも多くかけつけた


南相馬市原町区の元行政区長でもある、遠藤八郎さんは


「われわれは、孫に『古き良き日本』を教えたかったのに、いまは『原発は恐ろしい、放射能は危険だ』ということを教えなくてはならなくなった」

と話しました。

同じく元行政区長の佐藤光孝さんは


「『安心だから避難指示を解除する』という一方で、放射能『が危険だから)枯草は燃やしてはならない』という。そこも矛盾しているのではないか山の仕事も、孫のために残そうとも思わなくなった。30年後を夢見ているが、なんだかはかない」

と胸の内を吐露


また、大谷地区の行政区長の藤原保正さんは

「応急仮設住宅の供与の延長をまだまだしてくれなければ、帰還せざるを得なくなる。
補償だけの問題じゃないんですよ。補償がほしくて言っているんじゃないんです。住民の命を守る行政区長に、我々に責任があるんです」

と訴えました。


新潟の避難先から会場に駆けつけた杉由美子さんは、以前は、南相馬市原町区で酪農を営んでいました


「農業を勉強している長男が、いつかどこかで私たち親を呼んで一緒に酪農できたらいいね、と話してくれている解除と言われると、どう生活していっていいのか不安でいっぱい。まだ教育にお金がかかる子どももいるので、どうしていいのかわからない」


と涙ながらに訴えました


10月の指定解除通告から、2か月で何が変わったのか


14時からは、内閣府から原子力災害対策本部被災者支援チーム参事官補佐の清水英路氏と課長補佐の阪本裕子氏が参加し、署名を受け取りました。受け取ったあと、あらためて12月28日に解除する方針であることを説明

ICRP(国際放射線防護委員会)も住民の意見を聞くように、と言っているのではないか」という住民の指摘に対し、「説明させていただいております」と返答。最初の解除の発表があった10月からの2か月間に、ボランティアによる「清掃活動」を行い、指定世帯80戸に「個別訪問」をして、説明してきたのだと、釈明しました。


要請文と署名が手渡された


それに対し、南相馬市原町区の林マキコさんは


「清掃なんかで線量は下がらない。掃除だったら私のほうが上手ですよ」

と指摘。

また、80世帯への個別訪問に対しても、藤原保正さんは

「指定世帯が152戸あるうちの80戸だけまわって賛同を得たという判断はおかしい。賛同が何世帯何人いたのか、はっきり答えてほしい」


と詰め寄りました。

それに対し、阪本裕子氏は

全世帯の個別訪問に同行したわけではないからわからないが、全員が反対であったわけではない。住民説明会では10世帯くらいは賛成していた

息子がお金をもらうことに慣れてしまってダメになるという話も聞いたことがある

と答えました

会場からは怒りの声、あきれたような溜息がもれました


「反対されている方も多くいると思っています」


「今の時点で、住民の理解を得られていると思いますか?」という再三の質問に対し、の清水英路氏が

「反対されている方も多くいると思っている」

と答えた場面がありました。


「それならば、民主主義ではない」


南相馬・避難勧奨地域の会の世話人、小澤洋一さんが強く詰め寄りました

「ここはガス抜きの場ではない。撤回してほしいんです」という声もあがりましたが、清水氏からは、「不安を解消します」「ご理解いただきたい」という言葉が繰り返されるばかりでした

前出の行政区長の藤原さんも

「何のフォローもなくこのまま推し進めるのであれば、法的に訴えざるをえない」


とも話します。


ほんとうに被ばくの健康影響がないなら、念書にサインしてほしい


集会の終盤、たまりかねたように小澤洋一さんは


南相馬市における指定解除の責任について、念書にサインしてほしい


と訴えました
念書とは、住民に健康被害があった場合に責任をとる、というものたしかに、年間20ミリシーベルト以下の被ばくでは、健康被害は考えにくい、だから解除する、という政府見解を、清水英路氏は何度も口にしていました


きょうは責任者として来ているのだから、南相馬市の住民に対して特定の官僚が責任をとることを、ここに署名してください

もし、それができないのであれば、ここで待っているからサインできる人を呼んできてください

と切実に訴えます


小澤さんが用意した念書が手渡された


それに対し、清水氏は

署名はできない

内閣府という組織として来ている

責任者のアポはとっていないから今すぐに対応することはむずかしい

などと回答

国際環境NGOFoE Japanの満田夏花氏も

おふたりは政府を背負ってきていて、年間被ばく量20ミリシーベルト以下はだいじょうぶだと。その責任をとれないということであれば、解除の撤回をしてください

と訴えましたが、聞き入れられませんでした



◆「あなたは、誰のために仕事してるんですか


南相馬・避難勧奨地域の会では、10月10日から再三にわたって公開質問状を提出しています。それに対して、たった一枚の文書も届いていないそうです。そのことに対し、小澤さんは


せめて、質問に対して、文書での回答があってから、解除の話があると思っていた。いちばん汚いやり方だと思う。」

と述べました


「せめていつ回答をもらえるのか、もう、(きょう、答えてもらうのは)それだけでいいです」

と、小澤さん。それについても

文書の回答と念書についてはお約束はできません。ただ、ご説明はしていきたいと思います

と、最後まで、その一点張りでした

たまりかねて、要請に立ち会っていた桑原豊さん(元放射線管理者・浪江町)が

あなたは、誰のために仕事しているんですか

と、静かに問いかけました



年の瀬にも関わらず、たくさんの方が詰めかけた


満田氏も


住民の理解を得るといって、政策を押し切っているんです。受け止めて、あなた方の上の方を説得して、何とかしてください


と、訴えました


われわれ南相馬市の8行政区のためだけにやっているわけではない。国は、これから3.8マイクロシーベルト毎時を下回ったら切る、ということをやってくるだろう。だから、福島県民のこれからのためにも、なんとかしたいという思いがある

と、藤原保正さんは話してくれました


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↑  
こんな事ってありなんですか? 言論(意見は自由に言えたけど)は自由だったけど、大切な事はお上がさっさと独り決め ←→ <翼賛体制の構築に抗する言論人、報道陣、表現者の皆さん唐突な絡み方をしますが >、「(マスコミ)言論人、報道人、表現者のみで」肩いからせて(表現が稚拙ですいません)も“主権者置いてけぼり”では、盛り上がりに欠けますよ!どんなに有名人を揃えても

 こんな仕打ちを受けている主権者達を巻き込んでこその「生きた活動」ではないんでしょうかね!? 勿論同じ主権者でありながら側に立つわれなんかは岡目八目的事の読みが生じているかも知れませんが、この意見を言う事も尚民主主義の一端ですよね? せめて「議会制民主主義のひずみの中に消えていく我々主権者たる国民の多くの言い分」であっても「そこを取り上げてくれるのが報道陣の使命、その力量」ではないのでしょうか?

 この署名活動は大切な行動ですしかし本質的な運動に盛り上げていくためには、未だ緒に就いたばかりと覚悟して、この「そうそうたるメンバー」が「壮大なキャンペーン」を張ってはいただけないものでしょうか!? 機は熟したなどとは不謹慎な言葉ではあるかも知れませんが、「とてつもない大きな犠牲も払われて」います未だ「311の“人災”に苦しむ被災者の皆さんも理不尽な扱い」を受けています。今こそ、「翼賛体制の構築に抗する言論人、報道陣、表現者」の結集した力を持って主権者たる国民の先頭に立って頂きたいときであると思います! (keniti3545)



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人気のブログ「あいば達也の世相を斬る」さんがこんな落ちを付けてくれました。 <国民の倍返し 安倍のホップ・ステップ・ジャンプは最後にドボン!> (keniti3545のこじつけですがまた、そろそろ皆さんのお膳立ても揃って来ましたことですし(今度の参院選投票権が18才からに決まる?此処も是非味方に付けたいですね)前出“翼賛体制の構築に抗する声”は是非大きなうねりを作って頂きたいです署名の枠を言論人から国民総動員の署名運動にまで広げていただけることを期待致します


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あいば達也の世相を斬る2015年02月18日 | 日記


国民の倍返し 安倍のホップ・ステップ・ジャンプは最後にドボン! 


 リテラで佐々木望氏が書いているが、ISにまつわる安倍官邸の疑惑の数々は明々白々なくらい確信的ものだろう。積極的平和外交が、イスラム過激派のテロ組織を対岸から囃し立てたわけだから、「お前の母ちゃんデベソ」と云う、可愛い子供の挑発的口喧嘩では終わる筈はない。安倍がどれ程阿呆であっても、周辺の人間は、そのリスクを百も承知で、安倍をカイロ演説に臨ませたのだろう。首相が手を入れたというより、百田とか花田とか、その類の連中に手を入れさせたのは間違いないのだ

 とどのつまりは、2020年開催予定の東京オリンピックも“パー”となり、海外に出向いた、日本人の幾人かがテロの犠牲と云う最悪な事態も想定できるのであるしかし、「ヤバい」ことを「ヤバい」と言えない空気が、マスメディアによって醸成され、政府を批判することは、自分たちのオマンマの食い上げだと云う社内ロジックが、強く働いているそうだ運よく、偽善のメディアや政権に与しない僅かな人々だけが、安倍政権に抗う人々になっている

 産経新聞の態度を今さら批判するのも馬鹿げているが、放置すると、どこまでつけ上がるか判らないので、今夜は批判しておこう(笑)。論理の飛躍とか、そういうレベルではないナチズムも吃驚な理屈をこね回し、安倍官邸を批判することは「イスラム国寄り」な人物だと言い出すのだから、イスラム国以上に危険な言説を振り撒く民主主義最悪の凶器の濫用だこんな新聞社を記者クラブ仲間として、スクラムを組んでいられると云う事は、同程度に誰も彼もが腐っている証拠なのだろう

 産経が、官邸批判姿勢の論者や政治家を「イスラム国寄り」と報じたわけだが名前が挙げられた8人の方たちも、この際だから、人権擁護委員会に訴えるとか、名誉棄損・侮辱罪で検察に告訴するとか、粛々と防衛闘争をするべきである民主党枝野幸男幹事長、民主党徳永エリ参院議員、共産党・池内さおり衆院議員、社民党吉田忠智党首、生活の党と山本太郎となかまたち小沢一郎代表、柳澤協二・元官房副長官補、孫崎享・元駐イラン大使、古賀茂明・元経済産業省課長だが、筆者の知る限り、反安倍はたしかだがIS寄りの発言など、金輪際していない。充分告訴に値する

 小沢一郎が、無罪を勝ち得た時点で、勝利に酔わず、マスメディアと徹底抗戦する根性があったなら、小沢一郎の現在の状況は、かなり違ったものになっている感じがする。どうも、自分の無罪の時点で満足したことが、何処か一般大衆全体に訴求できない
つまり、「空気」を作り切れなかったと云う禍根があるのだ。このように考えると、産経新聞などは、告訴に充分値する存在なのだと思う

 デモクラシーNOWによると米上院情報特別委員会において、CIAがブッシュ政権下で行っていた「拘禁尋問プログラム」に関する報告書を公表した。この報告書によると、 CIAによって秘密収容所に拘禁された119名のうち39名が、水責め、睡眠剥奪、心理的高圧状況に追い込む、拷問を政府容認で行っていたとする事実を開示したこの件に関して、現大統領オバマは、「昔のことを蒸し返すな」と、次は俺の番になることを自覚した態度に終始している

 そこで、この程度に国(アメリカ)の人権擁護では、ラムズフェルド元国防長官、ジョージ・テネット元 CIA長官やその上に位置した、チェイニーやブッシュを人権侵害で裁くには、欧州の人権問題として取り上げる方向に決定した。つまり、ブッシュ政権の政府高官をドイツで刑事告発したと云う話だが、結構、インパクトがある。なぜなら、誤認逮捕で、CIAは一般市民であるドイツ人を拘束、拷問を行った事実が明らかになったためである。NSAの盗聴事件が、この問題とリンクして、ドイツでは有罪になる可能性がかなりあると云う事実であるこの告訴が起きて以降、この問題に関連したCIAエージェントの国外旅行が禁止されていると云うのだから、チェイニーが国際犯罪者としてドイツ官憲から指名手配されることもありそうだ(笑)

 将来、現在の西側勢力にパラダイムシフトが起きた時は、必ず安倍政権に連なる人々は裁かれるだろう。否、ドイツの一般市民が、ドイツ首相の不用意過ぎるアジ演説で殺された、言い換えれば殺したとなれば、現時点でも、告訴対象になり得るのだろう。つまり、古賀茂明氏が言葉にした“I am not Abe”と日本人の良心で言わなければならない安倍の悪事の“ホップ・ステップ・ジャンプ”には、愉快な“倍返し”のオチがあるそれが今夜のコラムの見出しホップ・ステップ・ジャンプ&ドボン!なのである

 “ドボン”と云うのは麻雀におけるルールで“箱点”つまり、借金生活に入ることを指すのだが、ルールによっては、一人がハコテンになった瞬間に、ゲームオーバーとなり、ハコテンになったものは、持ち点の倍を支払うと云うルールがあるいつの日か、正義の司法が成り立った時、このような政権に連なった者達、及び、それに付和雷同したメディアや言論人が、投獄され処罰される時代が来るのを夢に描くことにしようそうでもしないと、発狂せずに、安倍政権の行いなど見ることは出来ない。それ程に酷いと云う事だ


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