「keniti3545」since74 小さな窓:2015.2月16日晴れ-7℃日本大震災」「311福島」1432今日の一題「被災地の復興と国の安全を真摯に考え行動を起こす人と国民を騙し続ける政府」

*「東日本大震災」「311福島」1432日


*今日は線量測定日
火曜日から何時の間にか月曜日になってます、しかも行ったり来たり・・・お許し下さい


 データ 「グループ1」


先ず前回「02月09日」の測定値を示す

東:0.12 0.12μSv/h 西:0.25 0.19μSv/h 南:0.37 0.29μSv/h 北:0.12 0.11μSv/h

M :0.56 0.54μSv/h


全体のMaxは0.56μSv/h


   5点の総平均値=0.19μSv/h




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本日「02月16日」の測定値を示す

東:0.14 0.13μSv/h 西:0.25 0.16μSv/h 南:0.45 0.34μSv/h 北:0.14 0.12μSv/h

M :0.37 0.34μSv/h


全体のMaxは0.45μSv/h


   5点の総平均値=0.19μSv/h

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 データ 「グループ2-0」 <児童公園の測定 「5点」:各定点の平均値>   


 各定点 6回測定の平均 単位はμsv/h (02月/16日 月曜日)  


東辺:公園内、外周東辺 楓根元 0.13  

南辺:公園内、外周西辺 楓根元 0.62(maxは0.83μSv/h)

西辺:公園内、外周西辺 樹木根元 0.15

北辺:公園内、外周北辺 樹木根元 0.13

E :児童公園(グランド中央部) 0.11


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 データ 「グループ 2」


 先ず前回02月09日の測定値 を示す

東:0.25 0.18μSv/h 西:0.34 0.32μSv/h 南:0.76 0.68μsv/h 北:0.18 0.14μsv/h

中央:0.14 0.11μsv/h


全体のMaxは0.76μSv/h


  5点の総平均値=0.24μSv/h



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 本日02月16日の測定値


東:0.25 0.13μSv/h 西:0.28 0.18μSv/h 南:0.83 0.63μsv/h 北:0.14 0.14μsv/h

中央:0.12 0.12μsv/h


全体のMaxは0.83μSv/h


  5点の総平均値=0.23μSv/h



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◇ 小さな箱庭から「現象を見る」:
(1)雪の日、(残雪)線量(計測値)が低い(2)雨だれ位置そのときに線量値は高くならない(後日決まって高めになる)

雪の日も雨の日も、空間に漂う放射性物質の量は変わらずなのだから、地表に落とし込む量は多いはず(?)雨・雪日、地表に着接した物質の蓄積量は場所によって異なるだろうが線量高になる要因とは成り得る> そこで、311後に政府発表の東北関東地方の除染必要箇所と認められた地域「8県101市町村」等では、未だ空間にプルームなる線量高の空気塊(?)が存在するだろうから時には場所を選ばず各地に突然のいらぬ置きみやげをされることはあり得るだろう。 一方では、グラフ上にも2、3週平均値に下降の連が見えそうな気配もあるのだが・・・・?。

(keniti3545)


注:●放射性プルーム(放射性雲) (原子力防災基礎用語集から)

<気体状(ガス状あるいは粒子状)の放射性物質が大気とともに煙突からの煙のように流れる状態を放射性プルームという>。

放射性プルームには放射性希ガス、放射性ヨウ素、ウラン、プルトニウムなどが含まれ、外部被ばくや内部被ばくの原因となる。放射性希ガスは、地面に沈着せず、呼吸により体内に取込まれても体内に留まることはないが、放射性プルームが上空を通過中に、この中の放射性物質から出される放射線を受ける(外部被ばく)。放射性ヨウ素などは、放射性プルームが通過する間に地表面などに沈着するため、通過後も沈着した放射性ヨウ素などからの外部被ばくがある。また、放射性プルームの通過中の放射性ヨウ素などを直接吸入すること及び放射性ヨウ素などの沈着により汚染した飲料水や食物を摂取することによっても放射性ヨウ素などを体内に取込むことになり、体内に取込んだ放射性物質から放射線を受ける(内部被ばく)。




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*今日の一題「どうする被災地の復興と国の安全を真摯に考え行動を起こす人国民を騙し続ける政府


坂本龍一さんは 有名税が高すぎた?! でも、これからも、大いに力を発揮し続けてもらいたい人だと思います!

一般的には、作曲家 音楽家として成功を収めた有名人 と言うより既に「文化人」という感じが強い。(個人的な見解ですが・・・)しかし、2月11日のhatehei666さんブログから、やはり「ホントはこうだったんだ」と“合点がいった”! われと同じような食わず嫌いが居たら(坂本さんには失礼かも知れないが)日本の損失だ! 国民の(偏見)が(業)が自分達の大きな味方を失う事になる! のです気が付くのは遅いかも知れませんが未だ間に合います! 

「hatehei666さんのご紹介をここに掲げます」!

 <坂本氏は都立新宿高校時代から学園闘争に関わった反骨の人です。3・11より10年ほど前から環境保全運動に関わり、2006年には早くも「STOP・ROKKASHO」イベントを行い、青森県六ケ所村再処理工場の危険性を訴えていました原発事故後の2012年には「NO NUKES 2012」という脱原発のイベントも行っています。デモにも積極的に参加していますhatehei666さんブログ全文です http://d.hatena.ne.jp/hatehei666/20150211/1423664788

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◇ hatehei666さんの記事から じっくり検証させていただきました東京新聞遣ってくれますね!(keniti3545)



坂本龍一×東京新聞


第2弾 復興/エネルギー/日本 坂本さんと語り合いました<上>
(2014.01.16)

 東京新聞中日新聞東京本社)は音楽家坂本龍一さんを招いて「特別座談会」を7日、東京都千代田区の本社で開きました。昨年12月に行われた「坂本龍一プロジェクト」の第2弾。今年の3月で3年が経過する東日本大震災をもう一度振り返り、これからの復興をどうするか、これからのエネルギーをどうするか、これからの日本をどうするかをテーマに、福島大学准教授の丹波史紀(たんばふみのり)さん、学生時代に脱原発の本を出した島田涼花(すずか)さん、本紙の飯尾歩(あゆみ)論説委員で話し合ってもらいました。司会は瀬口晴義・社会部長が務めました。


◆「忘れない」 まずできること

 


在学中に「脱原発本」出版 島田涼花さん

 しまだ・すずか 1990年生まれの23歳。石川県出身。高校時代に語学研修で訪れたオーストラリアで干ばつによる渇水を体験。3分間しかシャワーを浴びることができず環境問題に目覚める。フェリス女学院大在学中の2012年2月、本紙出版部より共同で「大学生がえがく脱原発の未来マニュアル」を出版。現在、会社員として一般企業に勤務




◆福島が世を照らす光に


原発避難住民調査 丹波史紀・福島大准教授


 たんば・ふみのり 1973年生まれの40歳。愛知県出身。福島大学准教授(社会福祉理論)。原発事故の半年後、福島県双葉地方から各地へ避難した住民に大規模実態調査を実施。困難を抱える生活ぶりを浮かび上がらせた。趣味は出張の際のご当地ラーメンの食べ歩き。おすすめは山形の赤みそラーメン。地元福島では大学近くの店「うから家(や)から」がお気に入り。中1、小1の2男児の父




◆「電力選択」が社会変える


環境問題担当 飯尾歩・本紙論説委員


 いいお・あゆみ 1960年生まれの53歳。2002年3月から名古屋本社論説委員。「社説」を担当する記者です。原子力や環境問題を担当しています。筋トレと水泳にはまっています。1年間で、10キロ以上の減量に成功しました。不可能といわれた省エネ、省資源の壁でした。そうです。やれば、できちゃいます。それも、無理なく、楽しみながら


写真


 さかもと・りゅういち 音楽家。1952年生まれの61歳。東京都出身。東京芸術大学大学院修士課程修了後、テクノバンド「YMO」を結成。国内外でブームを巻き起こす。「戦場のメリークリスマス」や「ラストエンペラー」などの映画音楽も手掛け、米アカデミー賞などを受賞。環境問題についても造詣が深く、脱原発活動も積極的に行っている



◆被災者って誰

 −昨年十二月に上空から福島第一原発を見て、除染土の黒い袋の山とたくさんの汚染水タンクに事故は全く収束していないと感じました。地図に落とせば点のような場所で起きた事故で、多くの人が避難している。恐ろしいことだとあらためて思いました


 丹波 福島県では原発事故の影響を受けて、ピーク時には十六万人余が避難した。調査をして驚いたのは、震災から半年しかたっていないのに、十回以上避難した人がかなりいたこと。その過程で家族が離散していく。原発事故は人々の命や住居を奪うだけでなく、生活の基盤、コミュニティーそのものを奪ってしまう


 そうした中で、被災者って誰なんだろうか、と思う。福島市郡山市いわき市など、政府が避難指示区域に設定していない地域からも、たくさんの人が自主避難をしている。風評被害福島県以外にもあり、当事者はかなり多い。そもそも、福島の原発は首都圏のエネルギーを供給していた。原発事故を自分のこととして捉えられるかどうか、当事者性が問われていると思う


 坂本 残念なことに、福島はアルファベットで「FUKUSHIMA」と書かれて、広島、長崎、チェルノブイリと並ぶ一つのシンボリック(象徴的)な名詞になってしまった。だけど、逆に福島と連呼されることで、福島だけの問題だという刷り込みが自然にされていくわけですよね。首都圏にも放射線量が高いところはあるのに、東京や福島県以外の人は危険がないかのように、忘れているかのように暮らしている


 丹波 福島という枠に閉じこめているような感じです


 坂本 それが風化ということなんでしょうかね。やはりメディアでそういうことをきちっと繰り返し書いていただくしかない


 飯尾 ドイツでは僕らよりも当事者意識が強いように感じる。彼らにとってはチェルノブイリもスリーマイルも人ごとではないんです


 坂本 ドイツだけではなく、ヨーロッパの国はみんな持っている。チェルノブイリで実際に被害を受けたという当事者意識が続いていて、福島への関心も持続している


 飯尾 ドイツの学生に話を聞いたら、一年間牛乳が飲めなかったとか、青い葉っぱが食べられなかったとか、そういうことがきちんと語り継がれている。なぜそれが日本にないのか、不思議


 −島田さんは去年まで大学生でした。若い世代の福島に対する意識は


 島田 率直に言うと、二極化しているのかな、と感じています。ずっと関心を持ち続け、自分にできることはないかと活動している若い世代がいる一方、時間が経過するにつれて、だんだん自分のことが忙しくなり、活動できなくなっている人たちもいる


 丹波 若い世代といえば、家族の中であつれきを生じながら、避難を余儀なくされている状況がある。お父さんは残って、お母さんと子どもだけが避難すると、自分だけが逃げたんじゃないか、というような後ろめたさを感じてしまう


 坂本 一番大きいのは経済的な理由。避難先にお父さんの就職先がないんです。将来の人生設計が立たないので避難できないという人は多い。本来だったら行政が援助して国主導で就職先も何とかするべきだ。やろうと思えばできるはずなんだけど、国も福島県も(避難者を)引き戻そうとしているように見える


 丹波 浪江町の復興ビジョンをつくるときに議論があった。町は住民を早く戻したいけど、若い人は子どものことを考えると戻りたくない。帰れないと思っている人は復興に携われないのか、と。結局、住民の暮らしを再建することが第一となった。政府は地域を主体に、と言うのだけれど、除染に莫大(ばくだい)な費用をつぎ込む割には、生活再建のめどは立っていない地域が多い。この間、ご当地グルメの祭典「B−1グランプリ」で「なみえ焼そば」が一位になったけど、それに参加した浪江町の人たちが「町おこしではなくて、町のこしの活動をしている」と言った。ふるさとを失わされたのが今回の原発事故。それだけ被害は大きい

◆電話機と同じ


 −次にエネルギーの問題に移りますが、島田さんは本を作るときに、どんなことを考えていたんですか


 島田 やはりどう考えても、今の日本でこれからも原発に頼っていくというのは、国民の主な意見としてあり得ないと思うんです。なので、原発に頼らない社会をどうつくれば良いかという視点で作りました。結論としては「やろうと思えば、できなくはない」。ただ、私のような一市民が国を動かすために何ができるのかを、今考えているところです


 坂本 普通の人が思っていることによって国や行政の方針が決まるというのが、本来の民主主義です。それが試されていますよね。震災後は今までデモに行ったこともない普通の人たちが随分集まって意見を表明した。僕も社会がこれで少し変わるのかな、本物の民主主義に変わるのかなという期待も少しあったのですが、今はそれがちょっと残念な状況になっているなと思いますね


 飯尾 モノを買うという選択はものすごく大きな力になる。選んで買う。例えば、欧州と日本でエネルギー問題で一番の違いは(一般家庭では)電力を選べないということ


 電話機だって少し前まで選ぶことができなかった。電電公社から借りるしかなかった。それが、分社化があって、機能は良くなるわ、カラフルになるわ。消費者が選べることで、ものすごい多様化が起きる。そこに消費者の意思が反映させられる。電力でもすぐにできることだと思う。あとは政治の問題。選びたいという声をもっと出してほしい


 坂本 エネルギーに関しては民主主義になっていない。電力にも、ごく普通の資本主義的な競争原理を持ち込もうという声をごく当たり前の声として上げる。ほかの商品を選ぶように、安くて良質なものを、というふうになっていくわけですね


 丹波 原発を再稼働したい人たちの一つの根拠として、「停電になったら困るじゃないか」というものがある。停電に対しての恐怖感がある。電力があって当たり前という生活スタイルそのものを、見つめ直さないといけないんじゃないか


 坂本 見つめ直しても僕は良いと思いますよ。こう言うと「おまえはテクノミュージックで電気を使ってやってきたくせに、電気がなくて良いのか」なんてやゆされるわけですけど、僕はある程度少なくてもいいと思いますよ


 −島田さんが一番魅力的、可能性があると思ったのはどんなエネルギーですか


 島田 日本で可能性があると思ったのは風力です。地形的に山が多く、海に囲まれているので海上での風力というのも、かなり可能性があるのかなと


 ただ、これからの日本のエネルギーを考える上で、今あるものの中でやっていくという価値観をつくることが大事と思う。原発がダメなんだったら、ほかの今あるものでできるようにしていく。ないから増やそうというんじゃなくて、新しい価値観をつくっていけたら良いのかなと思います



坂本龍一その一 ↓元記事全文です

http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2014/sakamoto/list/140116_1.html



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坂本龍一×東京新聞


第2弾 復興/エネルギー/日本 坂本さんと語り合いました<下>
(204.01.16)

◆3・11後



 −最後のテーマは「日本をどうする」ですが、使用済み核燃料も大きな問題です


 飯尾 最終処分は絶対にどこの国でもできない。完全無害化なんてできない。まず最終処分という言葉を使うのをやめるべきだ。地中深くに埋めて見えなくしてしまうのではなくて、見えるところで管理する。人類の愚行の象徴として見せる。忘れちゃダメなんです


 坂本 (最終処分は)僕も無理だと思う。忘れるのもいけないと思う。国連なんかを通して、世界のトップレベルで話し合ってくれないと。個々の国じゃどうにもならないんじゃないかと思う


 −政府は福島の事故を忘れてほしくて仕方がないのでは


 島田 忘れようとするのは、福島の人たちの気持ちを考えると、本当にあってはならないことだと思う


 坂本 3・11の後に僕はよく言っていたんですが、これが山火事だったら、何を置いても逃げるでしょ。でも、放射能は見えない、におわない。知覚できない。「向こう側」というと、敵・味方みたいで変ですが、向こう側の人たちは、うまいものを手に入れて、それで利益を上げているな、と。つまり見えないから大丈夫だよとか、ないよとか、そんなうそがまかり通る


 −最後に一言ずつ総括的な話を


 島田 福島の復興が全然進んでいないという現状があって、自分ができることは何なのかとずっと考えていたのですが、まずは福島のことを忘れないことができることかな、と思いました


 飯尾 今、この日本から原発をなくしてほしい、と心の底から絞り出すように言っている人がいるわけですよね。とりあえず、そこを一生懸命受け止めようと思う


 丹波 僕は障害児施設で勤めたことがあるのですが、糸賀一雄(いとがかずお)という人が言った福祉の思想で有名な言葉があって、この子らに世の光をではなく、「この子らを世の光に」というのがあるんです。それで最近よく言うのですが、「福島に世の光を当てようではなくて、福島を世の中の光にしていく」ことがすごく大事なんじゃないかなって。同情とか哀れみではなく、福島が本当に新しい社会の価値の発信の場になっていけるようになりたいな、と


 坂本 僕も同じような思いで、二〇一一年から友人の(音楽家の)大友良英君たちの「プロジェクト FUKUSHIMA!」という活動に参加しています。福島をマイナスのシンボルとして世界に広がらせるのではなく、福島にも文化や歴史があるんだ、人々も生きているんだというのを伝えるための(音楽)活動です


 原発に関しては日本中にあるわけですから、立地している地域の人たちと一緒に行動し、政策も出していくような、地に足のついたやり方でないとダメだと思います


 もう一つ、基地を抱える沖縄の問題もある。沖縄と福島というのは両輪で、日本に真のデモクラシー(民主主義)を築くためにこれはチャンスと捉えて一緒に進めていくべきだと強く思う


 −本日はありがとうございました


福島県楢葉町の沖合約20キロに設置された浮体式洋上風力発電所の風車


写真

◆再生エネルギー ポイント解説 買い取り制度で発電量が急増



 太陽光発電風力発電など、日本の再生可能エネルギーは、東日本大震災後、めざましい伸びを示している。その原動力は、電力会社が決まった価格で長期間、再生エネルギーで発電した電気を買い取る「固定価格買い取り制度」だ。


 買い取り価格が高い太陽光発電は、2012年に制度が始まってから、1年で340万キロワットが導入された。さらにまだ動きだしていない設備2000万キロワットも認定ずみだ。それまで20年間かかって560万キロワットの設備しかなかったのが、一気に増えた。


 政府は20年に1400万キロワットという目標を掲げていた。これを前倒しで実現しそうな勢いだ。


 産業としての広がりも出てきた。再生可能エネルギーの展示会には、太陽電池だけでなく、設置工事業者や、直流を交流に変換する機器のメーカーが軒を連ねる。用地の除草剤を扱う業者まで出展している。


 太陽光を電気に変える効率の向上は少しずつ進んでいる。一般の太陽電池では、15%程度しか電気にならず、残りは熱などになってしまう。だが、実験室レベルでは、光のエネルギーの50%近くを電気に変えられるようになった。黒色でない赤や黄色などの太陽電池も開発されており、将来は大きな太陽光発電所で広告ができるようになるかもしれない。また太陽電池の価格は、メーカーの倒産が続出するほど下がっている。


 風力発電では昨年、世界初の浮体式洋上風力発電の試験が福島県沖で始まった。固定した土台を造らず、風車を海に浮かべて発電できる。大きい風車を設置する適地が少ない日本独特の発電法として、注目を集めている。


 電力供給全体に占める再生エネルギーの割合は、まだ2%弱にすぎない


 問題点は、国の政策にぶれが大きく、足並みが乱れがちなことだ。かつては太陽光発電を奨励したと思えば、補助を打ち切る繰り返しが行われていた。今回も買い取り価格引き下げの動きがある農林水産省は農地を発電に利用することについて、前向きではなかった。国税庁は税優遇措置の適用を、今もできるだけ絞り込もうとしている。地熱発電規制緩和はなかなか進まない


 新エネルギー・産業技術総合開発機構の橋本道雄・新エネルギー部長は「高コスト、安全性など技術的な課題を解決しなくては。規制を見直し、新技術を社会に定着させるような制度をつくっていかなくてはならない」と話している。 (科学部長・吉田薫)




◆司会を終えて 社会部長・瀬口晴義 ふたつの風−風化と風評

 坂本さんが原発問題に取り組むきっかけとなった青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場計画に座談会当日、動きがあった。新規制基準を満たしているかを確認する審査が申請されたのだ。約十五万人が避難生活を強いられる中、何も起きなかったかのように既成事実が積み上げられようとしている


 <マスメディア 原発後押し 一休み>震災の直後、一面コラム「筆洗」で取り上げた時事川柳を座談会で紹介した。原発ルネサンス」などという浮ついた言葉を使い、政府の原子力政策に無批判だった新聞やテレビへの痛烈な皮肉だと思ったからだ


 「一休み」は終わったとばかりに、十分な反省も検証もなく、原発再稼働を進めようとする政府を後押しするメディアもある。本紙は粘り強く脱原発を求める人たちの声にどこまでも応えてゆく。坂本さん、丹波さん、島田さんから受け取った熱い思いを紙面づくりに生かしたいと思う


 二月九日投開票の東京都知事選は、細川護熙元首相が小泉純一郎元首相の全面支援を受け、「原発ゼロ」を掲げて出馬する。前日弁連会長の宇都宮健児氏も脱原発を訴える。都民の関心も高まっている。候補者の主張を丁寧に伝えたい


 被災地には、風化と風評という「二つの風」が吹いているという。吹き荒れる風に抗(あらが)う人たちとともに私たちは歩いていきたい




坂本龍一 その二 元記事全文です
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2014/sakamoto/list/140116_2.html



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東京新聞今日までのぶれない姿が際だつばかり坂本龍一さん、反骨精神」の一端を垣間見る事も出来てわれの「食わず嫌い癖」も和らいだようです。ご紹介頂いたhatehei666さんに感謝! 被災地に於いては一年前から風評と風化の波が・嵐が吹き荒れていた事も改めて思い出されますここから先の「311潜在被害の防止・高まる風化・対極の風評被害・との戦いを続ける難しさばかりがクローズアップされそうですなんと言っても「国民の我々一人一人が忘れない事」が肝心ですね。自分の出来る事。どんな小さな事でも、“一つ以上の実践”を心がけて行きたいと思います。(keniti3545)



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(2月12日東京新聞社説)

原発比率 温暖化を口実にするな


 原発は可能な限り減らして、再生エネルギーの導入は最大限−。これが原則だったはず。原発がなければ、温室効果ガスは減らせないのか。地球温暖化対策を原発依存の口実にしてはならない。


 ベストミックスとは、その時代の要請に適切に対応できる電源の組み合わせのことを言う


 二〇三〇年のベストミックスを話し合う経済産業省の小委員会は、焦点の原発比率について、15〜20%を軸に検討を進めている。この数字には問題がある


 政府は昨年四月に閣議決定したエネルギー基本計画で、石炭や地熱などとともに「重要なベースロード電源」と位置付けた


 運転コストが「低廉」で変動も少なく、運転時には二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出もない−というのが、その理由である


 ただしそれには、福島の教訓を踏まえた条件があるはずだ


 エネルギー基本計画に原発依存は「省エネルギー再生可能エネルギーの導入や火力発電所の効率化などにより、可能な限り低減させる」と明記されている


 また、原発の運転期間は法律で、原則四十年に制限されている。脱原発依存、再エネ推進、そして四十年廃炉の原則が、大前提なのである


 経産省の試算によると、四十年廃炉の原則を貫く限り、原発が総発電量に占める割合は二八年に約15%になるという新増設なしに20%はあり得ない。20%を掲げるということは、脱原発依存の旗を降ろすことにならないか


 電力会社は、再生可能エネルギーの高コスト、不安定さばかりを強調する。ところが多くの電力消費者は、安全や廃棄物対策を考慮に入れれば、原子力が決して安価でも、安定的でもないことを、福島の事故を見て知ったそこで温暖化対策が、原発推進の切り札にされつつある


 温暖化対策の国際会議をリードするのは、三〇年までに一九九〇年比40%削減という高い目標を掲げた欧州連合(EU)だ


 そのEUをリードするドイツでは福島の事故後、原発から再生エネへの大転換を進めることで新産業を育成しつつ、温暖化対策にも弾みをつけている。再生エネを増やせばCO2は減る


 脱原発依存と再エネ導入による温暖化対策の推進こそ、福島の事故を経験した国民の声や時代の要請に対応する、日本のベストミックスなのではないか



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こんな立派な(?)学会がある 活きているのか? 検証の要有り?! (あまり知られていないようですが・・・?)

「日本災害復興学会」 とは?

学会誌(「復興」、論文集)

日本災害復興学会学会誌「復興」

学会誌「復興」の投稿原稿募集(締切日:2015年4月30日 掲載予定:2015年7月)
◾日本災害復興学会誌 「復興」 投稿規程
◾既刊一覧(特集)
◾第12号 阪神・淡路大震災の復興20年
    〜被災地の復興と残された課題〜 ――――――――(2014年12月発行)
http://f-gakkai.net/uploads/gakkaishi/12-1-5_Honzyo.pdf

◾第11号 特集1 「災害情報」の展開
    特集2 中越地震からの復興10 年(準備中) ――(2014年10月発行)
◾第10号 災害復興における医療・福祉の展開 ――――――(2014年6月発行)
◾第9号 東日本大震災・復興まちづくりの課題――――――(2014年3月発行)
◾第8号 復興の国際的潮流―――――――――――――――(2013年12月発行)
◾第7号 水害からの復興――――――――――――――――(2013年9月発行)
◾第6号 特集1 復興予算を考える
    特集2 原子力災害からの再生―――――――――(2013年3月発行)
http://f-gakkai.net/uploads/gakkaishi/06-2-1.pdf


◾第5号 東日本大震災をめぐる諸問題の中での復興――――(2012年9月発行)
◾第4号 東日本大震災の復興を考える――――――――――(2012年3月発行)
◾第3号 東日本大震災への提言・現地報告――――――――(2011年11月発行)
◾第2号 特集1 震災15年─残された課題 震災障がい者
    特集2 噴火災害からの復興――――――――――(2011年3月発行)
◾第1号 創設から2年─災害復興学会は何を目指すか―――(2010年3月発行)

日本災害復興学会論文集
査読論文の募集について(締切日:2015年6月15日)
◾日本災害復興学会論文集投稿規程
◾既刊一覧
◾第6号 2014年10月発行
◾第5号 2013年10月発行
◾第4号 2013年4月発行
◾第3号 2013年1月発行
◾第2号 2012年3月発行
◾第1号 2010年3月発行


↓ 此処を開いて、内容の検証ができます (各項目 各号を選んで下さいーPDF様式になってます)
http://f-gakkai.net/

PDFから変換の方法が解らないので、サマリー紹介なども出来なくて申し訳ありませんが内容は濃いもの(考えなくてはならない問題)も多く、20年前の阪神淡路大震災からの教訓実践者からのアドバイスという形はないものか等「宝の持ち腐れ」化させぬ心遣いもいるのではないか気に掛かります。 心のケア、建築 造形コミュニティ作り今も四苦八苦する311後の情景が頭を過ぎります兎に角お時間出来る方には、乞う!ご一読です。 (keniti3545)

どんなお役立ちなのか、誰がどんな利用をするのか遣らせました出来ました・まさか作りっぱなしではありますまい“復興災害”という言葉があちこちで聞こえますが許されざる言葉とわれは受け止めます。

 間違った方向性をもたらしたのなら速軌道修正すべし・既にその資金と労力を使ってしまったのなら大いに反省すべし、決して無駄遣いだったなどと軽々しい断罪なども許されるべきではありませんその弁財、消えた労力は、関係者が「身銭を切って」、「身体張って」、でも取り戻さなければならないものだと思います

担当は「厚労省」? 地元の責任(丸投げなんてとんでもな言い訳だろうが!そんな事で許される事ではないだろう?) こういう事のけじめが付かないから<復興災害>などという言葉が存在するようになるんですよ! 神戸復興のリーダーシップを取った自治体の長は未だに町の理想そして住民の総意を取り付けて作り上げた町並みのはずだったのに、「活きている商店街の姿も見る事が出来なかった」と今も「慚愧の念に苛まれてれている」と吐露しているそして今からでも自分に何かできないかと考えているそうです。(keniti3545)


「復興災害」! hatehei666さんも怒っていました! 我も怒ってます! (keniti3545)



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