「keniti3545」since74 小さな窓:2014.11月18日曇り-7℃「東日本大震災」「311フクシマ」1380日 今日の一題「どうする・選挙後の日本 ー2」

*「東日本大震災」「311フクシマ」1380日




*今日の一題「どうする・選挙後の日本 ー2」

福島と沖縄の孤独な戦い投げたいボール・問いかけたい言葉は二つのブログを読んで頂いた後にします。(keniti4545) 


ご紹介ブログ記事 「-1」
アメーバーブログ福岡百子の声 2014年11月30日)

テーマ:ブログ福島の現実

 「被災者から聞いた福島原発の“今”Ⅰ」 


【さまざまな未解決の問題】

 11月24日、NHKテレビで「廃炉への道―放射能“封じ込め”果てしなき闘い」(56分)と題した番組が放映されました。私も今回は、被災者の方からお聞きした、福島第一原発の現在の状況についてお知らせ致します。私も原子炉についてよくわかっておりませんでしたが、被災者からお話を伺って初めて理解できました。


まず、福島には第一原発と第二原発があります。第二原発は冷却しているので大丈夫。問題は第一原発です。第一原発には1号機〜6号機まであり、5号機と6号機は高い所にあるので助かった。1号機〜4号機が問題です。1号機、3号機、4号機が爆発した。2号機は爆発しなかったが、核燃料が溶けたのが最も深刻だと言われている。問題なのは、爆発による瓦礫の放射線量が高いということ、そして、1号機〜4号機は核燃料が溶け落ちているようなのに、いまだに中の状態がわからないということです。放射線の値が高く、「近づいたら死ぬ」と言われ、人は近づけず、作業はロボットを使っている。核燃料が溶けて下に落ちたのです。燃料棒を取り出さないと、どんどん温度は上昇し、何千度と上がり、周りを溶かし、地下まで溶かす(やがて地下のマグマとつながったら大爆発となり、怖いことになり得る)。だから温度が上昇しないように、水で冷やし、燃料棒を取り出さないといけない。しかし、燃料棒を取り出すのは、今の技術では不可能という。そこまで技術が至っていないという。


それと問題なのは、高濃度の放射能を含んだ瓦礫がたくさんあり、その処理が難しいこと、そして処理する際に粉塵が近隣住民の稲や作物を放射能で汚染してしまうことです(南相馬に高濃度の粉塵が飛び、苦情が出たことがありました。)それと、放射能を含んだ瓦礫の処分場所の問題と、現場で働く作業員の健康です(多くの被災者が生活の糧を得るために働いています)。作業員は防護服を着用し、各々に線量計を持たされ、線量計のブザーが鳴ると作業は終わり、ということです。だから働く時間は各々異なり、30分の人もいれば、2時間、5時間の人もいます。給与も働く時間によって異なるそうです。危険手当の1万円は支給されるようですが、現場で働いている人の話では、働ける日は天候によって異なるために、1カ月10日位しか働けないこともあるとのことです


さらに問題なのは、冷やした水が水漏れしていること、循環していないことだそうです。修理して水漏れを止めようとしているが、それがうまくいっていないそうです。これは、1号機、2号機、3号機、4号機全部に言えることだそうです

・同じように問題なのは、原子炉建屋敷地内の水が汚染されたことで、敷地内の地下水までもが汚染されていることだそうです。しかし敷地内だからまだ大丈夫、と言われたとのことです。(????)


また、近くのダムの底にも放射性物質が沈んでいるそうで、「放射能は下に沈むから大丈夫。上の水は飲める」と言われた、とのことです。この前、都路の住民が「井戸水に放射能はあるけど、下に沈むから大丈夫、と言われて、井戸水を飲んでいます」と言っていたことを思い出します。本当に安心して良いのでしょうか? 私は気になります。(?????


福島市南沢又の友の話から】


「我が家の屋敷は0.7マイクロシーベルトあります。高い所で4マイクロシーベルトありましたそれは水回りでした。放射線量が高い土は、各家庭の庭に穴を掘って保管するように言われました。まず放射線量の低い所の土を1メートル掘って、その土は別の場所に持っていきます。掘った所に、放射線量の高い土を入れ、上から20センチは白い山砂をかぶせます。そこに目印の杭をしておくと、2年後に来て掘って持っていってくれる、ということです緑色のドラム缶に線量の高い土を入れて自宅に保管している地域もあれば、我が家のように庭に穴を掘って保管するように言われた所もあり、地域によって異なります地下水を飲んでいる家庭は心配しています。我が家はトイレだけ地下水を使い、後は水を入れる機械を買って、水を買うようにしました。私は原発放射能のことを考えると寝れなくなりました。眠剤や安定剤を飲んでも効かなくなりました。」

(この友は明るく楽天的なタイプで、眠れないなどと言うタイプの方ではないだけに、私はたいへん驚き、心配しています。同時に、福島住民、被災者皆様のはかりしれない苦悩に、胸の痛みを感じ、速く何とかしてください、と政府関係者の魂に問いかけたい思いです。)



「被災者の今」、そして心からの「お願い」


(2014年11月13日)
(テーマ:ブログ福島の現実)

 今年も残り1か月半となりました。社会情勢も自然も、私たちの心と生活が追いついてはいけないほど、目まぐるしく変動しています。私たちの環境を取り巻くすべての状況から落ち着きと静けさが消え、人間の力を超えた大きな力が、宇宙を揺り動かしているように感じます今日この頃です。私たち地球人は、大切なことに目覚めなければならない時を迎えているような気が致します。1回限りの人生をいかに生きるか、いかに社会に貢献するのか、人を愛し、人やあらゆる生命の尊厳に膝を曲げ、小さな命を尊び敬いながら、互いに生きる幸せを求め合うのか、それとも、他者を抹殺しながら、地球の崩壊を招くのかが、今、人類全体に問われているような気がします。地球の崩壊か、地球の再生か――愛にあふれた輝く地球に再生するのか――が、今、一人一人が天から問われているような気が致します。皆さん、手を取り合って、この地球を造り変えませんか? 今、崩壊か、救いか、大切な時を歩んでいると思います

今日も「被災者の今」を伝えさせてください。と同時に、今日は「私の願い」も書かせていただきます。よろしくお願い申し上げます


【被災地の今】


 今日は復興についてお知らせ致します
災害があって、3年8か月を過ぎた福島の被災地ですが、復興住宅の建設は遅々として進まず、被災者は困っております。住宅建設は、わずか20戸、30戸くらいずつしか進まず、膨大な数の被災者を受け入れるためには、あまりにも少なすぎる復興住宅です。作業員が少ないからという理由のようですが、このまま被災者をこれから先も何年も放置して良いのでしょうか?

 2年の予定で建てられた仮設住宅は、場所により、杭は腐り、カビが生え、ネズミの繁殖で食べ物等も荒らされ、困っている仮設もあります4畳半1間の、陽が当たらず、湿気の多い仮設に、これから先、何年も住み続けなければならない状況を、皆様は、どうお感じになられますか? しかも、復興住宅に住むためには条件があります。風呂以外は、全部自己負担です。つまり、エアコン、ガスコンロ、全部の照明器具(つまりソケットはついていますが、電球はないのです)、家具は当然のこと、何もないのです

 おまけに家賃を払わなければならなくなります。(将来は収入に応じて支払いを請求されます。しかし安くはありません。)それも、誰でもが入居できるわけではなく、津波被災者優先、高齢者優先、申請して通った人とか、所により条件があります。また1か所に多くの住宅が建設されたとしても、同じ部落の人がまとまって住むことができず、20戸ずつ、町ごとに区切られてしまいます

 これは行政の方針なので逆らえないとのことです。(私の考えでは、部落の人がまとまって住めば、家族もまとまって入居できるし、仲間や顔見知りとも入居できて、支え合い、助け合えるでしょうし、村の行事やお祭りも一緒にできて、何かと好都合と思うのです部落が異なるとお祭りもできず、賠償問題も絡んで(部落ごとに賠償が違います)、人間関係においても難しくなる、と被災者の体験から聞いております。)

津波で被災した人への支援金のあり方についてお知らせいたします(南相馬の被災者の話です)。災害後、津波被災者は、お見舞金として100万円を1度だけ受けました。それっきりです。今回、復興住宅に入る人には、申請した人に50万円が出るという。新築した人には、申請すれば200万円出るという。津波被災者の土地は住めないということで、南相馬津波被災者の土地は、1坪1万円〜2万円で買い上げてもらうことになりました。原発で汚染されて帰れない小高区の人も、申請すれば、復興住宅に入居はできるが、月10万円の精神的賠償金を受けているので、支援金はありません、とのことです

【私のお願い】

2011年の6月から、私は福島被災者の支援を始めました朝日新聞の小さなコラムを見て、大熊町の夫婦に支援をしたのがその始まりでした。私は普通の主婦です。当時、私は体も悪く、足も悪く、外出ができない状態でした。しかし私は、「今の自分に何ができるのか?」を考えました。歩けないけど、手があるではないか? 話せるではないか? なら、私は電話を使うことができる。そう思って、新聞を通して支援しようと思った夫婦の避難場所を知るために、104の番号案内を通し、福島県庁などに電話をし、無事、夫婦に品物を届けることができました

そうして、大熊町の方々が避難しておられる裏磐梯の5つのホテルに。それから役場や施設、学校の方々に。そして順次、双葉町富岡町楢葉町浪江町南相馬広野町川内村、都路、葛尾村飯舘村、そして相馬市の一部に支援の手を広げることができました。これができたのは、心を寄せてくださった全国の方々、暖かく優しい、人を大切に思っていただいたたくさんの方々の行動のおかげでした

 支援は友から友に口コミで広がりました。今でも多くの方々が心を寄せてくださっておられます。パソコンもできない、体が弱い一主婦の力です。働くにも限界があります。それを支えて行動に移してくださったのは、全国の善意ある皆様でした。私がしていることは、電話や被災者方が我が家に訪れてくださった時の情報をお知らせし、支援者と被災者の仲立ちをつなぎ、ご縁をつなぐことだけです

 ブログの協力者も現れ、今では英語版ブログのために翻訳してくださる協力者もいます私の願いは、皆様に、「被災者を皆様の手で幸せにしてください」「元のように普通の生活ができるようになるまで支えてあげてください」「人生の友になってください」ということです。私の体力は弱って参りました。年齢も73歳になりました。一人でするのには限界があります。被災者のために、どうか皆様、このままで終わらせないで下さい、と心からお願い致します。私はいずれ去る身です。

 しかし、皆様には私の志を引き継いでいっていただきたいのです。すでにご紹介をさせていただいた方には、お繋した方の幸せを願って、その方との関わりを大切にされ、見守っていただきたいのです。友となり、仲間になっていただきたいのです。私がお繋ぎしました方々を、末永く見守っていただきたいのです


 支援活動当初、私を支えてくださったホームドクターの言葉を思い出します。『支援活動は自転車のレッスンに例えられる。自転車に乗れるようになるには、支えてもらう必要がある。早く手を放してしまったら、乗れるはずの人も乗れなくなり、怪我をしてしまう。乗れるようになるまで、大丈夫と思えるまで支えてやりなさい。一人で走り出せるようになったら、手を放してやりなさい。人間には何事も“遊び”(ゆとり=必要最低限+アルファ)という部分がなきゃ、生きていけないよ。人間はギリギリではダメ。支援だって同じだよ。志を貫きなさい。』


 皆様も志を貫いていただきたいのです錦織圭選手のように、羽生結弦選手のように。多くのスポーツ選手、ご自分の志を貫こうと思って励んでおられます方々のように。被災者支援においても、願わくは、志を貫いていただきたいのです。ご家庭の都合もございますでしょう。今の社会において、経済的な状況もおありになられるでしょう。無理はされなくてよいのです。お電話1本でもよいのです。「お元気ですか?」のお声に、生きる力になることもあると思いますので、よろしくお願い申し上げます。

【被災者の状況】

 福島原発被災者は、国や東電から得るべき賠償金を未だに得ていません移り住むだけの資金ももらえず、仮設から出たくても資金がないために、行き場がない状態です原発を恐れて避難したはずの被災者を、資金を出さず、被曝の地に返す方針です>。「除染した、安全だ」と言って。福島被災者への物資支援は少なくなりました。仮設住宅自治会長さんに聞くと、「今は全く来なくなった」と言います。本当にそうです「なぜ未だ支援物資が必要なの?」とお思いになられるでしょう。しかし、これが現実なのです。買うお金が無くて、困っておられるのです。ですので、支援をしていただくと、助かるのです。そして何よりも「忘れていませんよ」という思いが、絶望状態にある被災者にとって生きる力になるのです。少なくても結構です。よろしくお願い申し上げます

疑問、質問をお問い合わせください。

【支援のお願い】

 少ない量でも結構ですので、水、米、調味料、その他食品、生活消耗品など、ご支援をお願い致します。

〈お問い合わせ〉
10:00〜17:30(話し中の場合は再度のご連絡をお願い申し上げます)福岡百子 
(携帯)080−5547−8675 
 f.mom.1941@ezweb.ne.jp

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 「被災者から聞いた福島原発の“今”Ⅱ」

(2014年11月30日)
(テーマ:ブログ福島の現実)


原発再稼働に思うこと】
 私 たち人間は、目の前の一時的な便利さや都合の良さ、経済で物事を判断しがちです。しかし、自分の人生や他の人の人生について、歴史を通して生み出されたさ まざまな文化について、もっと深く受け止めて考える必要があるのではないでしょうか? 人間は体だけでなく、魂と心という精神性という宝物を持っている生 き物であることを、私たちは互いに自覚しても良いのではないでしょうか?
 歴史は先祖が創り上げた遺産と思いますし、私という個人も、先祖が築いた歴史の 遺産を育てつつ、引き継いでいく。私たちは、天から各々に与えられた各々の生涯を通して、各々の果たすべき役割をもって産まれてきたのではないでしょう か? 原発という手段、ともすると、手段に過ぎないものを重視しすぎて、本来の自然の秩序を忘れ、手段であるべき原発稼働によって多くのものを失い、自然 や先祖が築き上げた文化、遺産をも破壊し、最も大切な人命の破壊までしていることに、多くの人は気づいておられないのではないでしょうか? 


 今、地球は悲 鳴を上げていることにお気づきでしょうか? 津波地震、干ばつ、噴火、洪水などは地球の悲鳴ではないでしょうか? また、いじめ、虐待、殺害、暴力、我 欲、麻薬、犯罪など、精神の乱れ、秩序喪失、人間の魂の叫びと混乱、すべてが「地球の叫び」ではないでしょうか? 私たちは今、地球崩壊か否かのギリギリ の時を歩んでいるのではないでしょうか?

 このことに最も気づいてほしいのは、政治や経済、社会を率いるあらゆるリーダーの方です。しかし、どの人間も限 界がおありでしょうから、気づいた人が知らせ合い、助け合い、地球の危機状況の回復に協力し合うことが大切ではないでしょうか。経済がすべてではないよう な気がします。それよりも、心を失い、魂を失い、優しさや温かさを失い、冷たい人間に変貌してしまうほうが、もっと怖いと思います私たち、人間の姿をし た「お化け」になるほうがもっと怖いとは思いませんか?
 
 1979年3月28日に起きたアメリカ合衆国東北部のスリーマイル島原子力発電所事故1986年4月26日に起きたウクライナチェルノブイリ原子力 発電所事故はまだ解決していません2011年3月11日の福島第一原子力発電所の事故を起こしたお膝元の日本が、怖さを認識しないだけでなく、原発の犠 牲者に本気になって生活再建の手を差し伸べない状況こそ、国として恥ずかしいこと、と自問していただけますよう、お願いしたく思います12月14日は衆 院選挙投票日ですね。奇しくも赤穂浪士の討ち入りの日ですね。この日、国民によって、良い党首、良きリーダーが選ばれますように、と祈りたいと思います。(keniti3545 予想通り大負けでしたね:でも、若い人達も云ってますよ “終わってんなら、始めるぞってことです”

【支援品をお願い申し上げます】

  被災地はプレハブ、鉄骨むき出しの仮設もあり、結露もひどく、寒さと湿気、カビで苦悩している仮設もあります。ホカロン、マスク、老人用紙パンツ、トイ レットペーパー、洗剤などの日用品、水、米、調味料、乾物、缶詰、駄菓子、お茶、くだもの、野菜などの食料品のご支援をよろしくお願い申し上げます。交通 に不便で買い物が困難な高齢者や病人の多い仮設もあります。義援金もよろしくお願い申し上げます。被災地の送り先をお知らせいたします。

〈お問い合わせ〉
    10:00〜17:30(話し中の場合は再度のご連絡をお願い申し上げます)

福岡百子 (携帯)080−5547−8675 
        f.mom.1941@ezweb.ne.jp



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ご紹介記事 「-2」
社説[安保政策] 本土の無関心は危うい

沖縄タイムス2014年12月19日 05:30」


 民意が反映されない政治に「本土」は、どれだけ危機感を抱いているのだろうか

 共同通信社衆院選を受け15、16両日に実施した全国電世論調査の結果を見て、そんな懸念も拭えない

 集団的自衛権の行使容認など安倍政権の安保政策について「支持しない」が55・1%を占め、「支持する」の33・6%を大きく上回った

 こうした傾向は衆院選前から浮かんでいた。憲法解釈変更により、集団的自衛権行使容認の閣議決定に踏み込んだ強引さや、安全保障などに関わる機密漏洩(ろうえい)の厳罰化を図る特定秘密保護法の性急な制定をめぐっては、各社の全国世論調査でほぼ一様に否定的な世論が多数を占めてきた

 にもかかわらず、こうした民意は今回の衆院選の結果に反映されたとは言い難い。なぜそうなるのか

 政権が最大の争点に「経済政策」を挙げたことに引きずられた面や、受け皿となる野党の不在も要因だろう

 だがこれは沖縄も同じだ。それでも、沖縄では4選挙区すべてで野党候補が自公候補を制した。現政権に対する本土と沖縄の民意のギャップは、普天間問題に対する温度差だけによるのだろうか

 安保政策全般に対する本土側の関心の低さも起因していないか衆院選前の11月28、29両日に実施された共同通信社の全国調査で、衆院選の投票で最も重視する課題に「安全保障や外交」を挙げた人は3・3%だった安保政策を政府や専門家任せにする「お任せ主義」に陥っているのが実情ではないか

    ■    ■

 沖縄で基地や安保政策が選挙の争点になるのは、命や暮らしに直結する問題だという実感が住民にあるからだ

 県民は、政府が都合の悪い情報を隠す傾向にあることも肌で知っている普天間飛行場へのオスプレイ配備をめぐって、米側が配備計画を明るみにした後も日本政府は「正式に聞いていない」とはぐらかし続けたのがいい例だ

 本土では、米軍基地は一部地域に押し込められている自衛隊も「災害派遣」の側面が強調されがちだ軍事に関することは、市民の日常からは縁遠いものと受け止められているのではないか

 従来通り沖縄に基地の大半を押し込め、米側に差し出しておけば大丈夫だという認識ではもう通用しないひたすら「日米同盟の強化」を請い続け、自衛隊が米軍と一体化して活動範囲を広げるのは、本当に「国民の安心」につながるのか

    ■    ■

 香港デモに参加した学生は「誰でも立候補できる日本並みの選挙制度がほしい」と訴えただが、投票行動を通じて主体的に政治に関わる意識が、国民に浸透していなければ本物の民主主義国とはいえない

 沖縄は苛烈な米軍統治下で「民主主義」や「人権」「平和憲法」を請い続け、日本に復帰したしかし今、復帰して裏切られたとの思いを抱く県民もいる。それは日本本土に民主主義の核が根付いていないからではないか沖縄からはこの国の危うさが見える本土側にその自覚はあるか


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(keniti3545)

前掲の記事二題は根っこに同種の病巣抱く病んだ土地の戦いなのか?

 同種の病巣とはどちらもその土地の住民達には示された条件を拒否する事が出来なかった事を指す福島は原発の立地を沖縄は米軍基地の受け入れを どちらも「イエス」「ノー」は口にする事は出来たが、スタート時には選択肢としての「ノー」は形はあっても効力を持つ言葉ではなかっただろうしかし、大事なのは、当然現時点での問題だ

 沖縄の基地移転問題には住民の虐げられた扱いの過去と命に直結する問題として賛成派も反対派も思いをぶっつけ合ってきた歴史があり今回多数派の意見として受け入れた反対の意思が選挙にも反映された

 一方の福島「311」は、未だそこに拘わる問題には顕在化していない(させない)問題も多く、補償問題・居住、就労、コミュニティーの再編、各人の健康(心と体両面)ケア、全て包含した各個人の「立ち位置確保」も、とにかく経験則もなく・聞くも視るも学ぶ事も出来ない(原発村の安全神話に騙されて知識を持てなかった住民)お互い騙され続けてきた両者ではありますが(この物言いは失礼かも知れませんが)

 沖縄の場合、事の進行中にも目に見える騙しに合い続けた経験も生きて今度の知事選勝利にも不屈の執念が大いに発揮されたという事でしょうか

「紹介記事-2」の沖縄タイムスはしっかりと「民意・その声とも聞こえる懸念を本土に向けています」 <民意が反映されない政治に「本土」は、どれだけ危機感を抱いているのだろうか>と。  「311」では、「働き者」のしかしながら純朴な、政治的闘争心を引き出すには「脆弱なマンパワー」と言わざるを得ない状況下

 政府はやりたい放題の、方針押しつけ・騙しの積み重ね・邪魔な勢力の排除に走り「紹介記事 -1」でもみていただいた通り。被災地、被災者は多くのボランティアに支えられた物資の調達、外国からも支援の手も届きました。しかし、外部からの支援は以下に力強いものであっても先細りしていくのは「自明の理」です

「仕組みとしての補償体制、法制化の必要なものも有る」のでないでしょうか?
 今度の選挙結果から少々はお手すきになるのでは? 「菅さん」、「海江田さん」脱原発にその必要性を訴えここまで牽引車」となって進んでこられた「大物お二人にも」是非「被災地の今・被災者の今」に手を貸して下さいとお願い致しますこの現状を国民に理解してもらい、是非脱原発の歩を進めなければ日本の未来と言うより「日本国」国土の存続すら危うくなりませんか?


原発は<使っている限り、大地震・大噴火・大津波等の周期より短い周期で起きない保証はない>んです地震大国の日本は原発を動かせる国ではないでしょうに!さあとにかく、任期中にどれだけ「311」のお片づけが出来るのか本気で取り組んで下さいよ! 安部さんはとにかく「原爆4万発分のプルトニュームの処置」と「使用済み核燃料のサイクル化なんて事考えずに」素直に「乾式キャスターに詰め込んで置き方場所決めて処置」しましょう。 勿論原発は、「再稼働も新規作成も無し」!です。  (keniti3545)



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