「keniti3545」since74 小さな窓:2014.10月14日晴れ6時30分16℃「東日本大震災」「311フクシマ」1394日 今日の一題 「あべさんどうする?・この現状!」

*「東日本大震災」「311フクシマ」1394日


放射線量測定日

データ 「グループ1」

先ず前週(10月7日)の測定値を示す:我が家屋敷内と周辺 5点 (此処には毎回高位値2つを提示している)

東:0.27 0.18μSv/h 西:0.14 0.12μSv/h 南:0.32 0.28μsv/h 北:0.14 0.13μsv/h

M :0.70 0.61μsv/h


全体のMaxは0.70μsv/h

   5点の総平均値=0.23μSv/h



(10月14日) 本日の測定値      


東:0.16 0.12μSv/h 西:0.23 0.23μSv/h 南:0.41 0.37μsv/h 北:0.14 0.12μsv/h

M :0.50 0.41μsv/h


全体のMaxは0.50μsv/h


   5点の総平均値=0.21μSv/h


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 データ 「グループ2」 <児童公園の測定 「5点」:各定点の平均値>  


 各定点 6回測定の平均 単位はμsv/h (10月/14日 火曜日)  


東辺:公園内、外周東辺 楓根元 0.18   

南辺:公園内、外周西辺 楓根元 0.79 (今回のmaxは0.95μSv/h)

「西辺」:公園内、外周西辺 樹木根元 0.19

北辺:公園内、外周北辺 樹木根元 0.14

E :児童公園(グランド中央部) 0.12


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データ 「グループ 2」


10月7日 前週の測定値 (此処には毎回高位値2つを提示している)  

東:0.23 0.23μSv/h 西:0.41 0.31μSv/h 南:0.85 0.70μsv/h 北:0.16 0.14μsv/h

中央:0.16 0.16μsv/h


全体のMaxは0.85μSv/h


  5点の総平均値=0.28μSv/h


10月14日 本日の測定値

東:0.30 0.19μSv/h 西:0.25 0.25μSv/h 南:0.95 0.85μsv/h 北:0.21 0.19μsv/h

中央:0.13 0.12μsv/h


全体のMaxは0.95μSv/h


  5点の総平均値=0.28μSv/h


◎.いつものことですが台風の通過にも総体的な線量値の変化はありません。今日の空間線量は、後日市のホームページでも確認しますが、どう転んでも放射性物質の総量も、線量も自然の力を持ってしても「0」には出来ませんたとえこの場の線量が下がったとしても、その要因の大部分は他への移染を施す事につながっているのです

 ホントに自然の力を借りたいなら今後核燃料使用の原発稼働はいっさい行わず、先ず30年間の時を静かにやり過ごすことですね。そこで我々の周囲の放射性物質がやっと半減期を迎えることになります半減期まで「1/10」の時は過ぎました。これは、「力のない、踏ん切りの悪い、優柔不断の我々国民」がそれでも「此処まで声を上げ続けてきている一つ証」ではあると思います

 これから「こうしましょう」という妙案を提案出来るような能力もありませんがそれでも良いじゃないかと最近思いますただこれからも「原発反対の理由をしっかり声に出して言える」こと、諦めないで「声を出し続ける」ことに徹します今の日本、ここからしか政治も変えられないんじゃありませんかね!


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◆.今日は放射線量計測「Myデータと、市広報データ」の比較をしてみます

(縦軸項目の単位はマイクロSv/hです)

「グラフ1」:日光市ホームページから地上1メートルの空間線量値データをグラフ化しました。
現在でも各スポットに高い値が出ればその計測地の月間中央値は0.23マイクロSv/hを超えることを示しています







「グラフ2」: 同資料から、最大値を採って比較するといくつかの実態が顕著になります。

(1)いずこの行政も苦労(?)していると思われますが被災地から始まってどこもモニタリングポストの値は
通常一般市民が生活拠点で計る線量値より低い値が出る様です
。(それを願っての計測地セッティング?

(2)「地上1メートルのデータ」でさえ、今後も今の水準が大幅に下がるを望むは難しいでしょう
私たちの年代の者が再び、事故以前の「0.03マイクロSv/h」などという数値を命つきる日まで目にする
ことは出来ず、遠い昔話になっていく可能性が大であると思われます


◎.トータル的に見ても線量の下降傾向ありとは言えません。市のモニタリングポストが「いかに安全地点?に」
設けられたかも伺え知れますね


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◆.次にわれの「個人的なデータ」を並べてみます

いつも「おことわり」していますが、われのデータは地面へ「べた置き」での各計測地「地表データ」です


 いくつか気が付いている点を記します

↑「グラフ3」: 行政も認めていますが「1メートル」・「50センチ」の空間線量よりも当然ながら地表の方が線量値は
高い値を示します
。(言っても始まりませんが何故、「1メートルの空間線量を採り上げる」のですかね?
除染作業は地面の削り取りぐらいしか出来ないのに)
 (1)1群、2群データの総平均値は0.23マイクロSv/hを今も超えた状態のままです。(2群は13年/7月から
測定を始めました) 黄線グラフは当月測定値中の最大値を示しています




「グラフ4」:1群、2群データの総平均値は0.23マイクロSv/hを今も超えた状態だ
1、2群揃った時点からを切り採りました

(1)このグラフには一つの傾向が見える?、2群のデータを取り入れた直後からここまで(9月まで)の
平均値が下がってきた様に見える。が
我流に解釈すればそうも言えない現象なのだ。 高値の変動は激
しくこの現象が起きるのは単に「移染へのつながり」でしかないと思われるのだが?

 2群データ値が下がってきているのは「ホットスポットが大きく線量値を下げてきて居る(グラフ5参照)
ことが要因の一つだが
個別の生データを検証するとき1群、2群とも「各5点の計測地点を持ち」それぞれに
「2箇所のホットスポット」が存在する
更に、残り3点ずつの比較ではやはり「2群の方が総じて線量値は高
い」
。これは、1回/週計測の生データでもはっきり見えている。 しかしこの要因は外的要因、「人的に
除染作業が行われた」ごとくの仕業が「自然現象によっても行われた」(確保・捕獲する力より、解放拡散する力が
勝った)
と言えよう
。但し、後者はまた逆の現象が起こる可能性も大であるので一時的な現象としか言えない。 <他の
ホットスポットにも、日常的に起きている事実でもある=この地上・空間には、除染(仮に捕獲)した放射性物質
何万、何億倍の量が浮遊・待機(悪さをするために)しているのでしょうかね
>!? そして、この仮に捕獲した物質がまだ野積みのままです!!
(注:系列1=1群データ 系列2=2群データ 系列3=総平均値)



「グラフ5」ホットスポット4点の推移を見る 

[ホット1=自宅テラス雨ダレ跡][ホット2=Mセンタ雨ダレ跡][ホット3=児童公園南楓根元.最大値出所] 
[ホット4=西台風倒木跡根本]

(1) 前項でも触れましたが、線量値の高いスポットの方が値の振れ幅は大きいのは当然なのでしょう
そこで、いつも言っていることを繰り返すことになるがわれの測定範囲など、箱庭にすぎず「せいぜい
(約4キロメートル四方)を見渡すのが精一杯」この中で捉える線量の代表値は何を持って表すべきなのか?

 行政を悪者にするのは目的ではありませんが、自分たちの家族、特に小さな子供達の健康を案ずる時には先ず
「我が家付近に危険値はないのか」?! と言う目で見るのが「当たり前」でしょう。10点の測定地点から
4箇所を「ホットスポット」として特に注目しています。毎回(毎週)必ずその週の「最大値」がその中から
生まれています。

◎.ここ「グラフ5」には各ホットスポットの平均値表示ですが「グラフ3」には生データの数値をプロット
してあります
ほぼ全数、未だその週測定値のMaxは「1.00マイクロSv/h」越えです! 行政に言わせれば
ここに子供達が8時間以上いる訳ではない、などと仰いますがそういう一言で済ませる事ではないでしょう
そこには、厳然として「1.00マイクロSv/h」以上の放射能が存在していることを「行政こそが問題視」しなけ
ればならないのではないでしょうか!?


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*今日の一題「あべさんどうする?・この現状!」


私たちの選択は、子や孫の世代を越え、121世紀まで影響を及ぼすのだから(中川透)

(現世代の我々ができる、せめてもの罪滅ぼしは繰り返しの可能性高い原発を二度と使わないことではないのか! kenit3545)


 (透視図)原発ごみ処分―121世紀へ責任果たす選択を

中川透:2014年10月4日14時19分 朝日新聞

 福島県にある東京電力原発PR施設で、2010年末に見たアニメが忘れられない。タイトルは「121世紀からのメッセージ」


 1万年後の日本に住む子がまとめた自由研究のお話今の原発から出る「ごみ」の高レベル放射性廃棄物を、どう処分したかを調べた内容だごみは強い放射線を出すため、地下300メートルに数千年にわたって「安全」に埋めたことを伝えていた

 地中深くにごみを埋め込む「地層処分」の安全性を訴えるのがねらいだアニメを見た数カ月後、勤務していた福島で、東電は原発事故を起こした

 その福島第一原発が営業運転を始めたのは、1971年3月わずか40年間で、安全と言われ続けた原発が事故を起こしたそれを体験すると、地層処分が数千年もの安全を保てるとの話はにわかには信じがたい

 国と電力会社でつくる「原子力発電環境整備機構(NUMO〈ニューモ〉)」は、地層処分を受け入れてくれる地域を探しているすでに12年たつが、決まらない理解を求め、地層処分を説明するシンポジウムを今も各地で開いている。7月に神戸、9月に奈良で開き、ともに大学生から中高年まで100人近くが原発のごみの話に耳を傾けた

 高レベル廃棄物とは、使用済みの核燃料の中から、再び使える物質を取り出した残りの部分国は青森県六ケ所村の工場で、残りの放射性物質をガラスに混ぜて固める計画を持つこうしてできたガラス固化体は、直径40センチ、高さ1・3メートルすでに約2・5万本分発生している計算で、日本のどこかで地層処分することになる

 シンポでは処分の必要性を理解する声が目立った一方で、原発事故を経験した今も、再稼働でごみを再び増やすことへの疑問も出た。私も同感だ


 九州電力川内原発を皮切りに、再稼働の動きが広がる電力の安定や値上げ抑制のため再稼働を求める声は根強い

 しかし、ごみの処分地のめどはたっていない政府は9月末、公募に頼らず、地層条件などから、候補地を探すことにした処分場建設を急ぐためだしかし、地元の理解を得ることも含め、時間がかかる作業だ

 事故を機に、原発のごみ問題を知る人は増えたごみの山は今もあるから、と再び積み上げてよいのか処分の道筋がみえるまでは、できるだけ増やさぬ努力に転じるべきだと考える

 私たちの選択は、子や孫の世代を越え、121世紀まで影響を及ぼすのだから。(中川透)


◎.これまでは、当該自治体も・過剰な潤いを求める団体も・純粋に生活の糧を求める為、原発関連に従事してきた我々仲間の労働者も、形は違えども「それぞれに甘えが」ありました。ここからは、考え方を変えるべきではないかと訴える中川氏に異論を唱える必要はないでしょう。今、空論を戦わすときではないでしょう。 政府の責任は一番重く、応分の償いも果たさなければなりませんが未だにその気も示せません!

 提案します、総理大臣殿:せめてもの罪滅ぼし、これから30年間原発の再稼働せず(勿論新設も無し)、再稼働はその期間が過ぎた時点で議論の必要があれば(議論の余地が残っていれば)そこでもう一度議論をしてもらいましょうよ。→「電力の逼迫?、雇用問題?、経済の浮沈」← 全部原発が止まっているのが原因なの? そんなの大きな「嘘っぱち」ですよそんな騙しはもう通用しないと思うんですがね〜???!

原発止めても電力電力逼迫せずは、既に証明済み・雇用、景気対策に手が打てないのは原発のせいにするのは甘えだろう!? いつでも困っているんだし(笑)、第一これらへの取り組みが「政治家本来の仕事」だろう今こそ現実に目を向けて「核のゴミ処理」・「50 基を数える原発廃炉」産業の道筋を付けなさいよ! そして代替わりの「命」にその選択の正しかった事を持って謝罪としましょうよ! 多くの国民と共に。 今国会の中枢に居る「被告人」の皆さんの中にも結果を見届けられる方は居ないでしょうが!? それでも、「生きてるうちの恥はかきすて」「死人に罪なし」なんて諺は日本にはありませんよ!? あべさん?! (keniti3545)


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〔新刊紹介〕徹底検証・使用済み核燃料 再処理か乾式貯蔵か
最終処分への道を世界の経験から探る
フランク・フォンヒッペル + 国際核分裂性物質パネル編著  田窪 雅文 (翻訳)


 再処理問題は単なる原発問題だと思っている人々にぜひ読んで欲しいのがこの拙訳書です。原題を直訳すると「発電用原子炉の使用済み燃料の管理」となります。下の図に簡略化して示したとおり、管理の選択肢は、原子炉から取り出された使用済み燃料を再処理工場に送るか、発電所の敷地内外で中間貯蔵するかの2つ最終「目的地」は処分場です
 原発の使用済み燃料プールが満杯となっており、燃料を再処理工場に送り出さなければ原発の運転ができなくなるというのが日本における再処理正当化の最大の論拠となっています。しかし、本書を読めば分かる通り、取り出しから5年程度以上経った燃料は金属容器に入れて空気で冷やす「乾式貯蔵」にする方法をほとんどの原発利用国がとっています。乾式貯蔵の方がプール貯蔵より安全だと原子力規制委員会の田中俊一委員長が指摘しています。

核兵器利用可能物質の実質的な最小化を提唱
 主編著者はプリンストン大学のフランク・フォンヒッペル公共・国際問題名誉教授で、米国が再処理政策を取ればそれは世界的核拡散に繋がるとして反対の声を上げてきた人物です。また、1993─94年、ホワイトハウス「科学・技術政策局」国家安全保障担当次官として、ロシアの核兵器物質セキュリティー強化のための米ロ協調プログラム策定に関わりました。
 同名誉教授が共同議長を務める「核分裂性物質に関する国際パネル(IPFM)」は、2006年に設立されたグループで、核兵器国及び非核兵器国を含む18カ国の軍備管理・核不拡散問題の専門家から構成されています。同グループは核拡散、テロなどの観点からプルトニウムの最小化を提唱しています。

核兵器5500発分のプルトニウムを持つ被爆国日本
 日本は、2014年3月のハーグでの核セキュリティー・サミットで出した日米共同声明でプルトニウムの最小化」を世界に呼びかけながら六ヶ所再処理工場を動かして消費の目処も立たないプルトニウムの更なる分離を始めようとしています。核兵器5500発分以上に当たる47トンも溜め込みながら、年間1000発分(8トン)もの割合でプルトニウムを分離する計画です
 もともと、再処理で取り出したプルトニウムは、高速増殖炉で使うはずでした。発電しつつ、使用した以上のプルトニウムを作り、無尽蔵のエネルギー源となるというこの「夢の原子炉」は、もんじゅの状況を見れば分かる通り、夢に終わっています。溜まってしまったプルトニウムを普通の原子炉で無理矢理燃やすプルサーマルもうまく行っていません。しかも福島原発事故を受けて全国の原子炉は全基停止状態にあります

再処理は核兵器
 2012年3月のソウルでの核セキュリティー・サミットの直前に行なった韓国外国語大学での講演でオバマ米大統領は、「分離済みプルトニウムのような我々がテロリストの手に渡らぬようにしようと試みているまさにその物質を大量に増やし続けることは絶対にしてはならない」と述べました。韓国は米韓原子力協力協定の交渉で日本と同じ再処理の権利を認めるよう米国に迫っています。核拡散を懸念してこれに抵抗する米国にとって日本の再処理続行計画は米韓交渉の障害になっています。つまり、六ヶ所再処理工場は、核兵器問題なのです
 多忙な方々は、ひとまず、訳者あとがき、日本語版への序文、第1章「概観」、第3部「日本への提言」だけでも読んで下さい。各国の状況や最終処分についても関心を持たれた場合には、さらに、その後全体に目を通して頂ければどうでしょう。
 そして、本書が一人でも多くの人の眼に触れるようにするため、近くの図書館でリクエストして頂くよう訳者としてお願いします。

合同出版定価2400円+税
http://kakujoho.net/ndata/snf_repro.html

(田窪雅文:核情報主宰)

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◎.安部さん、アメリカが返せと言ってる間にプルとニュームなんかさっさと返しちゃいなさいよ! 核兵器なんか造ろうとしなければ元々無用の長物、原発なんか要らないんだから「核燃料も」「核ゴミ製造器」も、さっさと処分計画をつくって実行に移しましょうよ! 国民は待ってま〜す! (keniti3545)


◎.国民の多くがすでに、この模式図は頭の中に共有していますよ!どんな細工を施しても核燃料から排出されたゴミを無害化することは出来ないことを我々国民もを知っているんですよ! そもそもが「核燃料サイクルなんて嘘っぱち」を大見得切って振りまいた科学者の顔を見たいもんですね。放射線量の「0」可能を流布する科学者も本物ではない!なんて誰にも云わせない世界を造っていた「ムラ社会」はたいしたものですね〜(笑)


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