「keniti3545」since74 小さな窓:2014.9月2日晴 6時30分14℃「東日本大震災」「311フクシマ」1352日 今日の一題「高校野球」

*「東日本大震災」「311フクシマ」1352日



放射線量測定 (月曜測定火曜日9月2日up)

データ 「グループ1」

先ず前週8月25日の測定値を示す:我が家屋敷内と周辺 5点 (此処には毎回高位値2つを提示している)

東:0.18 0.14μSv/h 西:0.23 0.18μSv/h 南:0.48 0.47μsv/h 北:0.21 0.16μsv/h

M :0.65 0.54μsv/h


全体のMaxは0.65μsv/h


   5点の総平均値=0.27μSv/h




(9月1日) 本日の測定値  (ブログupは2日)     

東:0.18 0.16μSv/h 西:0.18 0.16μSv/h 南:0.34 0.34μsv/h 北:0.25 0.23μsv/h

M :0.54 0.52μsv/h


全体のMaxは0.54μsv/h

   5点の総平均値=0.23μSv/h

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 データ 「グループ2」 <児童公園の測定 「5点」:各定点の平均値>  


 各定点 6回測定の平均 単位はμsv/h (9月/1日 月曜日)  


東辺:公園内、外周東辺 楓根元 0.19   

南辺:公園内、外周西辺 楓根元 0.73 (今回のmaxは0.90μSv/h)

「西辺」:公園内、外周西辺 樹木根元 0.30

北辺:公園内、外周北辺 樹木根元 0.18

E :児童公園(グランド中央部) 0.13


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データ 「グループ 2」


8月25日 前週の測定値 (此処には毎回高位値2つを提示している)  

東:0.27 0.25μSv/h 西:0.43 0.39μSv/h 南:0.99 0.76μsv/h 北:0.30 0.27μsv/h

中央:0.18 0.12μsv/h


全体のMaxは0.99μSv/h

  5点の総平均値=0.31μSv/h



9月1日 本日の測定値 (ブログupは2日)


東:0.28 0.23μSv/h 西:0.37 0.34μSv/h 南:0.90 0.88μsv/h 北:0.24 0.21μsv/h

中央:0.27 0.14μsv/h


全体のMaxは0.90μSv/h
  5点の総平均値=0.31μSv/h



◎.「グループ2」のデータ中、3週前に上がった北の値は徐々に下がってきてる?様だ。(平均値で0.10〜0.20間の値ですが決してお構いなしの数値ではないでしょう)



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◆われの記事、滞留している間に、同じく高校野球の「軟式」の全国大会では準決勝の同一チーム同士のカードで4日連続の延長再試合で両チーム共に一人の投手が決着のつくまでに50回を投げ合ったと云うことが話題になったこの事態には、素直に「高校野球の一ファン」としても大きな危惧と不安を抱くところです。 でも、今日は <敢えてSPYBOYさんの記事に「ボールを投げ返して」みたいと思います>。 そして、SPYBOYさんも引用して下さったような著名人もコラムに記述とかだけでなく学生(高校生)のスポーツに於ける「健康被害防止等」の意見書として議論を深める工夫をして頂きたいとも思います。(keniti3545)



*今日の一題 「高校野球 「甲子園で成長したね」 VS 「お盆明けの幽霊」



 ◇高校野球 甲子園で成長したね (東京新聞社説2014年8月26日)

 三重県勢として約半世紀ぶりの夏の甲子園優勝は紙一重で逃したが、三重高校の戦いぶりはさわやかだった。一試合ごとに脱皮して、成長を遂げた球児の姿に拍手を送り、永く記憶にとどめたい。==


写真は記事に関係ありませんが(盆は過ぎ、百合の盛りも一段落していました、8月19日 ハンターマウンテン"百合パーク"入り口のデコレーション)


== 実力伯仲。好守、好打の応酬だった。決勝戦にふさわしい緊迫した試合展開に、最後までくぎ付けになった


 両チームとも、一つ勝つごとに、心も技術も進化した。明らかにそれが分かった


 とりわけ三重高校。初戦は古豪広陵(広島)を相手に苦しんだ。今大会唯一の先制を許したが、九回二死の土壇場で追いつくと、延長で押し出しのサヨナラ勝ちという劇的な場面を呼び込んだ


 その後は投打がかみ合いはじめ、先取点を堅い守備で守り切るというスタイルを完成させた




 決勝では、昨年までに夏の大会三度の優勝、一昨年には春夏連覇の強豪相手に一歩も譲らず、中盤までは試合を引っ張る、堂々の戦いぶりだった


 本命不在、飛び抜けたスター不在の大会だった。三重高校はその象徴だろう。春夏連続出場。五月の東海大会優勝校とはいえ、全国的には無名に近い


 ベンチ入りの十八人中、十六人が県内の中学からの入学組。うち九人は地元松阪市から集まった“地産地消”のチームである


 春の選抜は一回戦で涙をのんだ。打力はあるが、守備が足りない。選抜後に就任した中村好治監督は約二カ月間、ひたすら守備の基本をおさらいさせた。選手が秘める潜在力を引き出した


 すると、選手は甲子園の大舞台の渦にのまれず、むしろその状況を楽しむように、独力で進化し始めた。そして、それぞれがピークに高めた持てる力を、決勝戦で出し切った


 四度目の優勝を飾った大阪桐蔭も、過去三回のように圧倒的な戦力があったわけではない。昨年の秋季大阪大会では、履正社に13−1で四回戦コールド負け。選抜に出場できず、夏に向かってはい上がってきたチームである


 甲子園の土が球児を成長させる。高校野球の原点にかえったような、さわやかなフィナーレだった


 試合終了。大阪桐蔭の選手たちは泣いていた。三重高校の選手たちには笑顔も目立った。勝者の涙、敗者の笑顔が、お互いの成長を物語る。その喜びや満足は、見ているものにも十分伝わった


 両者の健闘を心から称(たた)えたい



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 高校野球  「お盆明けの幽霊」
 (SPYBOYさんブログ)から


”日本人が旧日本軍のリバイバル、幽霊みたいなスポーツ中継に熱狂している姿は気持ち悪い”

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<(確かに仰るように高校生も純真無垢では無いかも知れません)が、それでも その『高校生「球児達」に:「ブラック企業・軍隊・原発問題」』まで『言葉かけゲーム』をやってはいけないと思うんですよね〜・・・!>


 何時も気づきをいただいているSPYBOYさんにこの件についても大きな問題提起をいただきましたが、今日は生ぬるいかも知れませんが反論させて頂きました


 こういう意見もありましょうが、もう少し「当事者をもおもんばかった言葉で、問題提起をしていただき、更にはここまで断じきるのならもう少し具体的な改善案をしっかり示して頂ければ立派なご意見としてお聞きしたいところです」。 しかし、今のわれとしては、「一夏終えた高校球児達には東京新聞の要旨の如きを ”素直に受け入れたねぎらいの言葉 ”をかけたいと思いました」 。 「われの言い分は勝手にしろと云われればそれまで」それで結構ですが、「SPYBOY さんの言葉を球児が聞いたらどう思いますか」ね?

「お盆明けの幽霊」は酷くありませんか? どうすべきかの方法論は提示して議論はするべきで、むしろ関係筋も周りも聖域らしきものの固守に拘り、主役である「高校球児達の健康管理面での不行き届き」が見受けられるのも事実です。しかし、一方的な批判は「君たちは悪くないがと言いながら、彼ら高校生をも傷つけている」とは思わないのでしょうか? 仰っている内容についての改善策を提唱することは大切なことですが高校野球を気持ち悪い、止めろ」と言わんばかりの口調は多くのフアンに取っては許し難くもあり、「云いっぱなしは、まるで噛ませ犬」に向かう(?) 傍目からは、(弱者)いじめの姿にも見えるのではないでしょうか?


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↑(感想keniti3545)
「SPYBOYさんブログ8月22日」の前段 取り上げさせてもらった部分です

毎年 この時期になると甲子園の野球大会がやってるけど、TVであれを見るといつも、いや〜な気持ちになる。すぐチャンネルを変えてしまうけれどお盆明けに出てきた幽霊?(笑)みたいな気持ち悪さを感じるのだ

この感覚を、コラムニストの小田嶋隆がこのように表現している

私は、個人的には、甲子園を目指す子どもたちの練習ぶりや必死さを、日本で有数の新聞や放送局が、全社をあげて後援・称揚・美化・推薦している限り、ブラック企業はなくならないと考えている。なぜなら、「甲子園的」な美とは、「決して手を抜かないこと」であり、「全員が一丸となること」であり「決して休まないこと」であり「常に全力を尽くすこと」だからで、そこにおいて目標とされているゴールは、あまたのブラック企業経営者が唱えている勤勉と献身と一体感の哲学そのものだからだ

 もうひとつ言えば、届かないボールへのダイビングに拍手を送り、攻守交代の全力疾走を義務付け、プレー中の談笑やジョークを禁じる甲子園の精神主義は、体制の不備や、補給の欠乏や、兵員の貧弱をすべて「精神力」で補おうとした帝国陸軍精神主義をほとんどそのまま受け継いでいる。当然の話だが、この精神主義は、ブラック企業に特有な玉砕経営手法にも通底している


女子マネはおにぎりを握るべきか:日経ビジネスオンライン


炎天下の中健康を顧みず野球をやってる高校生には罪はないが(笑)、画一的な恰好で坊主頭で大声を出している集団を見ると、ボクはどうしても日本軍を連想してしまう。炎天下の中 必要ない時まで全力疾走している光景は、全員が同じ人民服を着て人海戦術で荒地を開墾してたポルポト派の強制労働を連想してしまう。そうやって過度に精神力やイデオロギーを強調するような姿勢は、確かに『24時間365日死ぬまで働け』(ワタミの社内理念)のような従業員の狂信的な献身を強要するブラック企業につながっているような気がしてならない

結局 野球をやってる高校生たちより、変な精神主義を強要し利益を得ている周りの大人たち、そして美化されたイメージを喜んで受け入れる視聴者の問題なんだろう(ただし高校生が純真無垢と言っているわけではない)

特に二言目には『教育』とか偉そうなことを口にしながら高校生を金儲けに利用している高野連は、欺瞞に満ちた旧日本軍の上層部を連想させる。本当に高校生が大事だったら、選手たちに肩を壊しかねない連投を強いるような日程を組むだろうか。ついでに高野連だけでなく、オリンピックに出場する選手には飛行機のエコノミー席をあてがい、自分たち役員はビジネスやファースト、ついでに男子スケート選手にセクハラ・キスを強要する(笑)JOCの連中もボクには旧日本軍の上層部と同じ体質のように見える

                                                                             
でも、甲子園大会への熱狂を見ていると、日本人は案外、ああいうメンタリティが好きなのではないかと思う。毎年 しかも年2回も全国的にこんなことが行われているのは日本だけではないだろうか。もちろん個人の嗜好に対して、どうこう言う気はない。筋書きのないドラマを楽しみにする人の気持ちはわからないでもない

だけど体を壊しかねないような炎天下の中、みんな同じ格好・髪形の高校生が連日 激闘を続けているのは違和感がぬぐえない。そもそも今年は関西は電気が足りないかも、とか言って騒いでるんだったら、電力使用のピーク時間帯の試合なんかやめればいい。高校生の健康のためにもラジオ体操のように朝5時か6時からやればいいじゃないか。朝日新聞原発反対なんだろ(笑)。そういうところにも偽善を感じるのだ

                                                           
敗戦記念日がある8月は多少なりとも日本人が戦争を思い出す月だ。だけど、それと同じ時期に日本人が旧日本軍のリバイバル、幽霊みたいなスポーツ中継に熱狂しているのは何か意味があるのではないかと感じてしまう。きっと日本人は個人とか民主主義は嫌いなのではないか、実は軍隊とかブラック企業、非合理的な精神論が好きなんじゃないか(笑)、と思ってしまう

小説やドラマで特攻や玉砕を美談に仕立て上げるのもそれと同じだし、そういう発想はこれだけ悪口言ってるボクの中にも少しはあるような気がする(笑)。自分でも恐ろしいが、人間というのは弱いもの、ムードに流されるものなのだ、きっと。ーーー 後略



↓SPYBOY さんブログ全文です 
http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20140822/1408715515



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「プラス1」

例年ですと「台風シーズンはこれから」という時期ですが今年は

 此処までの「被災地の皆さんへ心からのお見舞いを申し上げる」と共に

  「過ぎて尚、先人達の残した教訓を胸に刻まなければなりません」ね


     その覚悟が互いの胸にあるかを問うときでもあると思われます!


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週のはじめに考える 災害は必ずやって来る

東京新聞 (2014年08月31日)

ーーー以下抜粋
 教訓を生かせぬまま、大きな被害の再発を許してしまいました


 南木曽には「蛇ぬけの碑」と呼ばれる過去の土石流犠牲者の慰霊碑が立っています。そこには、こんな言い伝えが刻まれています


  白い雨が降るとぬける


  尾先 谷口 宮の前…


  長雨後 谷の水が急に


   止まったらぬける…


  蛇ぬけの前には


   きな臭い匂いがする


先人が教えること


 土石流の前には、どんなことが起きるのか。どんな場所が危ないのか。先人の教えは、今見ても的確な危険予知の指針といいます


 東日本大震災津波に襲われた岩手県では「ここより下に家を建てるな」という古い石碑が、被害を防ぐ指針になっていました


 津波も、山津波と呼ばれる土石流も、免れることができないのが日本列島の宿命です


 先人の教える通り、どこが危険かを知り、危険を避けながら暮らす工夫に終わりはありません


↓ 記事全文です
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014083102000147.html


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