「keniti3545」since74 小さな窓:2014.7月14日曇り「東日本大震災」「311フクシマ」1302日 今日の一題「大手新聞の憂いは他人事に聞こえるだけだ」!?

*「東日本大震災」「311フクシマ」1302日


*毎週火曜日は 放射線量測定日 「今回測定は 7月14日(月)」


データ一「グループ 1」


 先ず前週7月8日の測定値を示す:我が家屋敷内と周辺 5点 (此処には毎回高位値2つを提示している)     

東:0.19 0.12μSv/h 西:0.12 0.10μSv/h 南:0.37 0.34μsv/h 北:0.16 0.12μsv/h

M :0.59 0.57μsv/h


全体のMaxは0.59μsv/h

   5点の総平均値=0.22μSv/h



 07月14日(月) 本日の測定値       

東:0.18 0.16μSv/h 西:0.27 0.23μSv/h 南:0.59 0.47μsv/h 北:0.16 0.16μsv/h

M :0.63 0.57μsv/h


全体のMaxは0.63μsv/h

   5点の総平均値=0.27μSv/h



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 データ 「グループ2」 <児童公園の測定 「5点」:各定点の平均値>


 各定点 6回測定の平均 単位はμsv/h (7月/14日 月曜日)  


東辺:公園内、外周東辺 楓根元 0.28   

南辺:公園内、外周西辺 楓根元 0.67 (今回のmaxは0.62μSv/h)

「西辺」:公園内、外周西辺 樹木根元 0.30

北辺:公園内、外周北辺 樹木根元 0.12

E :児童公園(グランド中央部) 0.10


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データ 「グループ 2」


7月8日 前週の測定値 (此処には毎回高位値2つを提示している)  

東:0.37 0.30μSv/h 西:0.39 0.37μSv/h 南:0.92 0.77μsv/h 北:0.12 0.10μsv/h

中央:0.12 0.12μsv/h


全体のMaxは1.03μSv/h

  5点の総平均値=0.32μSv/h





7月14日 本日の測定値   

東:0.37 0.30μSv/h 西:0.39 0.37μSv/h 南:0.92 0.77μsv/h 北:0.12 0.10μsv/h

中央:0.12 0.12μsv/h


全体のMaxは0.92μSv/h


  5点の総平均値=0.29μSv/h



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ブログ友「hatehei666」さんにご呈示させて頂いた内容ですが、此処へも覚えとして記しておきます。

<空間・地表・地中の「線量値を思い:箱庭的測定環境」ながらも、気づく点です>

(1)「空間と 地表(含む5センチメートル未満)」では

 (イ)衆目の認めるところとなっている様に二者の対比で言えば明らかに、地表付近の方が線量値は高い、空間では風量・風向が大きく線量値に拘わ    る事も常識。 

 (ロ)地表地上で自然現象の捕獲をされる放射性物質は、逃れにくくホットスポットとして点在していることも多い。(しかし完璧な捕捉ではないので移動することもあり、移染を繰り返すこともある。



(2)「地中(地下)」では、専門家からの発表では、農作物等植物の根茎から吸収される放射線量は低い(何との比較か解らないが?)と言われている。しかし、「〜より少ないという比較の問題なのだから」捕捉が強力、食用などに供されない植物は放射性物質そのものを体内に蓄積していけば時間は恐ろしいほどあるのだから汚染された・・・に止まらず発生源としての悪さをしないのかも心配になるだろうと思います。


∴ 森林、原野の植物群が、10年20年後には装備無しでは近づけない「毒物・危険物扱いとなっていた」などとは悲しすぎますよね! 阿部さん自民党の皆さん、あなた方の余生を持って「心配ありませんでしたよ」となるまで検証して下さい!それから、次の世代に「原発は使って良いものかどうか判断してもらい」ましょうよ! 今の時点で、あなた方政府(無責任ですけど、とても我々の政府とは言い難い)が「原発は安全です」なんて、とても言えないでしょうに?? 阿部総理大臣殿?!


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「児童公園・西辺」(台風による倒木、その後取り残された土中の根っこ・周辺)の線量
2013年10月22日からの測定値はそれ以前のデータとは明らかに異質なものとなりました

2013.08月より 日付ー線量(単位マイクロシーベルト/h)

8月:06日-0.18 13日-0.26 20日-0.18 27日-0.12 平均=0.19

9月:03日-0.22 10日-0.23 17日-0.18 24日-0.22 平均=0.21

10月:08日-0.19 15日-0.18 22日-0.35 29日-0.39 平均=0.28 (10月台風にて倒木、根っこ地表へ)

11月:05日-0.37 11日-0.32 19日-0.30 26日-0.36 平均=0.34

12月:03日-0.28 10日-0.37 17日-0.38 24日-0.45 平均=0.37

2014年
1月:07日-0.38 14日-0.29 21日-0.24 28日-0.30 平均=0.30

2月:04日-0.32 00日-0.00 00日-0.00 00日-0.00 平均=0.32 (降雪後の除雪不可)

3月:00日-0.00 00日-0.00 00日-0.00 25日-0.37 平均=0.37 (周辺雪解けとポイント除雪)

4月:08日-0.39 16日-0.33 22日-0.30 29日-0.31 平均=0.33

5月:06日-0.32 13日-0.31 20日-0.39 27日-0.27 平均=0.32

6月:10日-0.41 17日-0.32 23日-0.28 30日-0.30 平均=0.33



hatehei666さんが今遺跡の発掘をなさっておられる場所が「地表の線量が政府お題目基準値が0.23マイクロシーベルト/h であれば、みなさんが切り取ってる根っこ付近ではその1.5倍程度の線量(0.35マイクロシーベルト/h)があるかもしれませんよ」? 地表「0.16マイクロシーベルト/h以上であれば」ご心配の外部被爆の要注意線量値「0.23マイクロシーベルト/hを超える数値に成る」ことは十分考えられますわれの箱庭計測値からの推測ですからあまり当てにはならないかも知れませんが・・・・・? こういう心配をしなければならない古里(日本全土に成るでしょうが)が悲しいですね


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*今日の一題 「大手新聞の憂いは他人事に聞こえるだけだ」!?



 「国土の将来像―地域の取り組みに学べ」

朝日新聞社2014年7月12日(土)


 国土交通省が「国土のグランドデザイン」をまとめた。「2050年を見すえ、国土づくりの理念を示した」という

 今は全体の半分近い18万平方キロメートルに人が住むが、人口減少がこのまま進めば50年には居住地域の2割が無人となり、人口が半分以下に落ち込む地域も4割に及ぶ

 出生率の低い東京への一極集中が続くと、少子化と地方の過疎化に同時に拍車がかかり、首都直下地震が起きれば国家存亡の危機を招きかねない。

 そんな分析と危機感が出発点となっている。

 市街地の集約と、それを交通網や情報網で結ぶ「コンパクト+ネットワーク」。防災も視野に、太平洋側だけでなく日本海側も重視する国土計画……。

 いずれも必要な視点だろうが、国交省がまとめただけに、インフラ整備を通じて国土を形成しようとする考え方は相変わらずだ。

 一方、グランドデザインには注目すべき点もある

 東日本大震災後の、若者らの『田園回帰』とも言える人の流れを、持続的な地域づくりにつなげていけるかが課題」

 「各地域が多様性に磨きをかけることが地域間連携の基礎。個人やNPO、企業など様々なプレーヤーが地域づくりにかかわり、協働する時代へ」

 インフラ整備ではなく、地域の維持に不可欠な資源や人材、資金など、いわば「ソフト」基盤を充実させる発想だ。すでに自治体の最前線では、こうした考えに基づいた町づくりが広がりつつある

 島根県の離島の町、海士(あま)町は地元の海・畜産物のブランド化と並行し、地元の高校への「留学」や、海士町とは無縁の社会人の「Iターン」を全国に呼びかけてきた。今では2400人弱の町民のうち移住者が1割超を占め、町おこしに一役買う循環を作り出している

 海士町だけではない。過疎指定を受けながら「転入超」の自治体は他にもある。

 成功の秘訣(ひけつ)は何か。各地の取り組みを促し、広げるために、国が果たすべき役割は何か

 こうした点を突き詰めれば、成熟国家に必要なグランドデザインへとつながるはずだ

 安倍政権は「地方創生本部」を立ち上げ、地方自治体の活性化に本腰を入れるという。来春の統一地方選を意識した小手先の対策でお茶を濁すのではあるまい。グランドデザインに盛り込まれた新たな視点を生かし、省庁の縦割りを排した取り組みに知恵を絞ってほしい。

注:keniti3545
<いずれも必要な視点だろうが、国交省がまとめただけに、インフラ整備を通じて国土を形成しようとする考え方は相変わらずだーー本文から>

そうなんですよね!けど”だからどうする論が欲しい”んだけどインフラ整備に・グランドデザインという背中押しするだけでは「まだ成長至上主義」の乾いた雑巾から水(知恵)を絞り出せと言うのですか? 今は「天下のトヨタ」さんとて「○○方式」なんて遣ってないんじゃないの?! (keniti3545)


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メディアの役割・マスコミの役割ってこんなもので良いのか?! こんな物言いをしていてはまだまだ何の役にも立つまいご用聞き、広報だけではなく地方からの声を吸い上げて「国の方向性は国民が決める」”そんなお膳立てを考え示す”、こっちの方がよっぽどやりがいがあるでしょうに地方自治体の活性化に寄与する国土形成を願うには、「地域に根付く“水土の知”その教えとなる礎は地方にあり」も当たり前のことだろう

 卑近な例はいくらでもある「今月7月9日長野県南木曽町で大きな土砂崩れ」、今度の土砂崩れ:蛇抜け、白い雨、きな臭い、”先人が石碑に残す気づきの言葉・警告がそこにはある”住民は薄れ行く伝え聞きを記憶の中に呼び起こし、救われた命はいくつもあったしかし過去の教訓を生かし切れない行政は何してるのか?(そこには、メディアと住民の意思の通い合い・信頼関係が見えないのだ)
 311東北大震災に於いても、大津波にさらわれた多くの尊い命が帰ることはないこの地にも多くの教訓警告は残されている。”ひとりでもまずにげろ”、”この高さまで来たんだという印(石碑)が今もある”教えを守れなかった・生かせなかったのはそこの住民だけのせいじゃないだろう!

 思い切った改革も良い、しかしそのときに先人の知恵を活かす行動を促すのも行政の仕事の大切な一環と心得るべきではないのか? 「地方行政と住民の意思の通じ合いが此処でも万全であったとは言い難い」のではないか? その架け橋となる「役割を担って欲しいと願うはやはりメディア特に新聞なのだ」。勿論「正確な報道も勿論大切な使命だろう事は理解する」ところだ。が、とくに<五大紙とか呼ばれる新聞はこぞって政府お抱えの広報誌的役割に重きを置きすぎてはいないか> 勿論大きな問題で各社シリーズ的な解説を加えながら大衆が知りたい核心を伝えてくれていることも多々ある。しかし「日々の関わりを持とうとする意識はあまりにも希薄」すぎる。と思うのはわれ一人では無いだろう。 (keniti3545)



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(国作りは地方から!こんなのって良いね! keniti3545)


週のはじめに考える 農は国の本、人の本

東京新聞社 2014年7月13日)

 おいしかったよ。ありがとう。来年はもっといいものを作るから−。このようなやりとりこそ、地域の農業を強くする“勇気肥料”なのかもしれません。

 毎週土曜日の朝八時半、“村長”の吉野隆子さん(57)が始まりの鐘を鳴らすのを待ちかねて、買い物客が、お目当ての店をめざします


 そこは名古屋の中心部、地下の栄駅から直結するオアシス21という大きな広場の一角です。


 全国有機農業推進協議会の理事を務める吉野さんが、広場を管理する名古屋市の栄公園振興会社と共同で朝市をオープンさせたのは、二〇〇四年の十月だった。

二百万都市の真ん中で

 「オアシス21オーガニックファーマーズ朝市村」。出店の資格は、原則として農薬と化学肥料を使わない新規就農者。生産者がそこへ来て、自分の作ったものを売るのが必須条件です


 当初は隔週の開村でした。出店者は十軒。四軒まで落ち込んだことがありました。正直半年持つかな、と思ったこともありました。


 ところが、健康ブームに乗ったのか、味が認められたのか、口コミで人が人を呼び、五年前の夏から毎週開催に。出店登録者は愛知、岐阜、三重、静岡、長野の約六十軒。出店料は会議用の長机一つ千円で、毎週平均二十五軒から三十軒の店が並んでいます。


 ほとんどが二十歳から四十歳代の若い小規模専業農家。今や年間五千万円近くを売り上げる、全国有数の直売所になりました。


 ズッキーニ、ナス、オクラ、ピーマン、トマト、キュウリといった夏野菜が真っ盛り。特に値段が安いわけではありません。それなのにリピーターは増えています。なぜでしょう


 百歳に近い母親の車いすを押して毎週のように訪れる、市内の女性が言いました


 「ここへ来れば、袋に入っていない野菜の手触りを確かめられる。作った人とゆっくり話ができて、母が喜ぶの」


 農家もそれに応えます。ある早春、岐阜県中津川市の生産者の店の片隅に、ネコヤナギの枝がひと山、置いてありました。


 「それも売り物ですか」と尋ねると、「いいえ」という答え。


 「お客さんに、何かお礼がしたくて庭の木を…ご自由にお持ちくださいと…」と、照れくさそうに答えてくれました。

勝ち負けは似合わない


 消費者は生産者のことを、生産者は消費者のことを、そこで学びます。そしてだんだん近づきます。やがて開村十年になる大都会のオアシスは、両者の出会いの場所なのです


 和やかな朝市の情景とは裏腹に、安倍政権は「攻めの農業」「強い農業」の看板を掲げて、担い手と呼ばれる大規模農家にさらに農地を集め、環太平洋連携協定(TPP)締結後に押し寄せる安い輸入農産物の荒波を、乗り越えようとしています。


 しかし、農業はやはり特別ななりわいです。そろばん勘定だけでは語り尽くせません。勝ち負けも似合いません。日本の美しい風景も循環する環境も、農業に負うところは少なくない。本来は、その土地の気候風土に根差したもの、多様であるべきものなのです


 農業を失えば、過疎地や中山間地は消滅するしかありません。ふるさとを守る農業や、都会の食の安全と安心を守る農業を、これ以上失うわけにはいきません


 輸出と、加工して売る六次産業化が、攻めの農業の二本柱と言われます。海外に打って出るのはいい。可能なら株式会社に投資を求めてみるのもいいでしょう。とはいうものの、六次産業化という呼び方は、どうでしょう。

本当に強い農業とは


 一次産業の農業に、二次、三次の要素を加えて合計六次。確かにこれからの農家には、必要な要素なのでしょう。しかし、農業はあくまでも、生命と国土をはぐくむ一次産業です。古来しばしば唱えられ、荻生徂徠や安藤昌益にも引用された農は国の本なり、です


 本当に強い農業とは何か。お菓子やジュースを作ったり、高級産品を輸出したりする力だけではないはずです。農業を強くするのは消費者です。農家とともに消費者も、足元を見直しながら、よく考えてみるべきでしょう農は国の本であり、そして人の本でもあるのです。




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「プラス1」

◆週間金曜日(7月7日) より

◎.都内を中心に行使容認反対のシンポジウムやデモ――自衛権に若者の危機感高まる  (ちょっと遅すぎる感なきにしもあらず? keniti3545)

骨太の方針」(経済財政運営の基本方針)を6月24日に前倒し閣議決定し、安倍政権が集団的自衛権の行使容認に向けた公明党との調整に一点集中しようとする中これに反対する学生たちによる {骨太} の連帯が広がっている。ーーー後略

↓全文
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=4512


◎.まどママ @mama_jp の心配も! 「被曝したくない」「被曝させたくない」と口にしづらい国で、いざという時「戦争に行きたくない」「戦争に行かせたくない」という声はあげられるだろうか。 (そんなひ弱な若者じゃ困るぞ〜!keniti3545!)



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