「keniti3545」since74 小さな窓:号外ー1:2014.5月22日曇り10℃「東日本大震災」「311フクシマ」1249日 今日の一題「大飯原発3・4号 再稼働差し止め」

*朝トレ:07時〜08時堰堤上のマイコースは雨上がりで使用不可、大木戸橋経由涵養林のすそ野迂回して細尾ドームリンク・駐車場はポールマッカートニーがキャンセルした会場での舞台での何十倍の占有率かな〜、「我一人」時々カラスも飛んでくるが全然じゃまにならないし(笑)!
 すごい贅沢感も味わって居るんですが、一つだけ「 ったくもう」!と、気になってることもあります3日前にドームの正面外壁に2O㎝x15㎝の穴を見つけて市役所の担当課と思しき部署に知らせておいたのですが今だに手をかけた形跡がありません! 小動物の進入・雨風だって無害ではないでしょうに・・・、ったく行政って!と、思っちゃいけないんですよね? 明朝もこのままならもう一度知らせようかな〜、公共物に異常を発見したらその筋に知らせるのは市民の義務ですものね〜! そっちも早く動いてくれよ!!




*「東日本大震災」「311フクシマ」1249日


 「小さな窓」から号外で〜す!


*今日の一題「大飯原発3・4号炉の再稼働差し止め!」


 東京新聞社説2014年5月22日


見出し:大飯原発・差し止め訴訟 国民の命を守る判決だ


 大飯原発の運転再開は認めません。昨日の福井地裁判決は、言い換えるなら、国民の命を守る判決ということだ。原発に頼らない国への歩みにしたい


 判決はまず、津波対策に比べて軽視されがちな地震の揺れの強さに着目し「想定外」は許されないと言っている


 世界有数の地震国日本では、どんな大地震大飯原発が襲われるか分からない。原発を冷やすシステムが破壊されない保証もない。一方、想定より弱い地震でも重大事故は起こり得るものだという


 要するに、「想定外」を恐れている

いくつもの神話の否定


 使用済み核燃料に関しても、放射性物質が漏れ出さないように閉じ込めることが可能な保管設備は存在しない、とも考える


 さらに、大飯原発の安全技術と設備は、確たる根拠のない楽観的な見通しのもとに初めて成り立つ脆弱(ぜいじゃく)なものだと断じている


 裁判官の前では関西電力の方に説得力がなかったわけである


 安全神話の完全な否定である


 原発の稼働が発電コストの低減になるという関電側の主張も退ける極めて多数の人々の生存そのものにかかわる権利と電気代が高い低いの問題とを並べて論じること自体、許されないと、怒りさえにじませているようだ


 経済神話の否定である


 そして、原発の稼働が地球温暖化の原因になる温室効果ガスの削減に寄与するという被告側の主張に対しては、福島原発事故はわが国始まって以来の環境汚染、甚だしい筋違いとまで言い切って、環境神話も否定した


 3・11後もまだ残る原発神話を払いのけ、その素顔を国民の前にさらして見せたとすら、言えるだろう


 原発再稼働に走る政府はどう受け止めるのか


 国内の原発訴訟で住民側が勝訴したのは、高速増殖原型炉もんじゅ福井県敦賀市)の設置許可を無効とした二〇〇三年の名古屋高裁金沢支部判決と、北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転差し止めを命じた〇六年の金沢地裁判決だけだった。


 福井、岐阜両県と近畿の住民が同じ3、4号機の差し止めを求めた仮処分裁判の抗告審で、大阪高裁は今月九日、「現時点では判断できない」と、訴えを退けた


 今回の判決は、福島の事故直後に当時の近藤駿介原子力委員長が示した見解を踏まえ、原発から二百五十キロ圏内の住民は事故の被害を受ける恐れが強く、差し止めを求める権利があると、かなり広く認めている


国民が普通に思うこと


 3・11後、原発の停止や建設中止を求める訴訟が各地で起こされているが、司法の流れは本当に変わるのか


 関電はきっと控訴するだろう。差し止めの結論はもちろん、判決内容にも多々不服があるだろう。国は、これでは日本の経済が成り立たない、というかもしれない


 しかしよく考えてみてほしい。今回の地裁の判決理由は、普通の国民が普通に考えて思い至ることばかりではないか


 その考えの基底には、あの東日本大震災・大津波で引き起こされた福島原発の惨状、放射能汚染の怖さ、また安全神話と今は称される、事故の蓋然(がいぜん)性に固く目を閉ざしていたこと、などへの痛切な悔悟と反省とがある


 事故のあと、日本の原発行政は揺れに揺れた。当時の民主党政権下では、原発ゼロへの計画をいったんは決めながら、自民党への政権交代によって揺り返した


 先月、政府は原発をできるだけ減らすと言いながら、その実、原発をベースロード電源と位置づけ、事実上、原発頼みへとかじを切り直した


 原発に頼らないという道筋は、立地自治体などには経済活動の停滞や雇用の不安を生じさせる。それはもちろん理解せねばならない。そして、日本全体で考えるべきことだ


 そういった不安を除きつつ、同時に原発政策を見直し、国民の生命・安全を守りぬこうとすることこそが、政治なのではないか


福島の反省に立って

 判決は、あらためて、福島の反省に立て、と言っているかのようである


 司法は、行政が行うことについて、もし基本的人権を危うくするようなら異議を唱えるものだその意味で、今回の判決は、当然というべきであり、画期的などと評されてはならないのだ


 経済性より国民の安全が優先されるというのは、これまで私たちが何度も唱えてきたことであり、未来への願いでもある


 それは大方の国民の思いと同じはずである



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 朝日新聞社説2014年5月22日

見出し:大飯差し止め―判決「無視」は許されぬ


すいませ! 朝日さんの記事翌日の記事に差し変わっていますので本文は削除しました。


*:朝日もう一本の社説 厚木基地訴訟―住民に真摯に向き合え(此処に記事掲載ありません)




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読売新聞社説 2014年5月22日

見出し:大飯再稼働訴訟 不合理な推論が導く否定判決

↓全文です
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140521-OYT1T50191.html ← 対局にあるの記事も是非読んでみて下さい。

*他一本



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 毎日新聞社説2014年5月22日

見出し:大飯原発差し止め なし崩し再稼働に警
↓ 全文です
http://mainichi.jp/opinion/news/20140522k0000m070118000c.html


*:毎日もう一本の記事 基地飛行差し止め 騒音対策を徹底せよ(此処に記事掲載はありません)


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日経新聞社説2014年5月22日
見出し:大飯原発に関する社説なし

*中ロが目指す国際秩序に漂う危うさ (2014年05月22日)
*他一本


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産経新聞社説2014年5月22日
見出し:大飯原発に関する社説なし

*地下水バイパス 前進だが凍土壁急ぎたい (2014年05月22日)
*他一本



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◎.いつもの事ながら、読売新聞の論調も内容も違和感が際だってますが今日だけは「われの責め句など必要なし」!と言うところですかね、こんな「当たり前の判決」ですが良識を忘れぬ司法と、良識を蘇らせようとする多数のマスコミに“心開ける心境”に今は浸っています。 判決は言っていますよね、二酸化炭素が温暖化を招くこと、エネルギー不足が貿易収支を悪化させ経済が疲弊してもそれを悪と捉えるべきではない今判断を誤って人の命を失うような事故を起こしてしまう事こそ最大の悪と捉えるべきであると過去の安全に関するあらゆる神話を否定した判決でもあるのです(keniti3545)


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