「keniti3545」since73:12月7日曇り0℃「東日本大震災」「311フクシマ」1003日 今日の一題「これはやはり「覚悟の要る”終わり”だ」!」
*朝トレ: 12時30分〜13時30分 ボーッとして、それでも一時間。曇り空だったが寒くはない?歩数カウント無し。けじめを付けなくてはね〜! SPYBOY さん矢っ張り理路整然としているな〜! お疲れ様でした〜! hatehei666さんもハンドマイク持参での参加ですか!!さすがに昔取った杵柄?お疲れ様でした〜! (コース内も頭ボーでした!)
*「東日本大震災」「311フクシマ」1003日
*今日の一題 これはやはり「覚悟の要る”終わり”だ」!
これはやはり「覚悟の要る”終わり”」!と呼ぶべきだ! そして今から「始め」なければならない!
敵 (特定秘密保護法とそれを擁護しようとする勢力)にいくら猛省を促しても何も変えられない。 どれだけ変形させられるか想像も付かないが、今日以後も我々 ”民主主義を守ろう派”は常に「(誰でも持ち合わせている)正しい懐疑」の目を持って行政を見つめ、今まで以上に声を上げ続けなければならない。
形の上では「奪われた民主主義」を取り戻さなければならないのだから。そこには「けじめとして、覚悟の要る終わり」を認めなければならない。 そして、今日からの「覚悟」とは、国民の「一人」「一人」がこれまでとは違う「能動的な個」として生まれ変わらなければならないのだ。
一番大きな行動目標は、3年後になるのであろう「衆参両院・国政のダブル選挙に於いて」「一人一人が意志を持った投票をすること」だ。しかし、これは決して「容易いことではない」、<引っ込み思案の日本人・お人好しの日本人・人任せの日本人・騙されやすい日本人・民主主義は当たり前と思っている日本人> ←→ <俺一人・私一人ぐらいと思って、たった一票ぐらいと思って投票しない日本人> 。
では能動的な「個として生まれ変わるに」はどうすればいいのか? これまではおかしいと思いながらも人任せにしておいた問題点には、必ず自分の <意思表示をすること> 「声を出すこと」「他人意見を聞き、自分の意見を口に出すこと」、天下の悪法「特定秘密保護法」は、行政の名のもとに、威嚇して来るでしょうが、「私たち国民も短い期間でしたが少しは内容が解ってきました」。
私たちは民主主義を標榜する国民ですから「正しい懐疑の目」を持ち、「今まで面倒くさくて物言わなかった若い人が中心になって確り「イエス」・「ノー」の自己主張を行いましょう。このトレーニングを積んで3年後の国政選挙に自分の意志を反映させて下さい。選挙権が18才から持てる時代も直ぐそこまで来ています、ネット上での勉強も活かして自己主張を国に向かって叫んで下さい。
自分達の未来を自分達の手で切り開いて下さい。若い人達はどんどん数が少なくなっています、「自分(達)一人一人が主役(個)としての役割を果たせなければ自分達の未来はありませんよ。
年配者と仲良くなって使える知恵と、行動力を引き出して利用して下さい。振り込め詐欺の手先など面白い仕事では無いでしょう。年寄りの「金」なんかじゃなく、人生経験豊かな先輩から知恵と余力(技量・実務)を引き出して使い切って上げて下さい。年寄り自身も「もう少し頑張らないと申し訳ない」と思っています(できの悪い自分自身のことですが・・・)。
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今日の紙メディアはさすがに、各紙 ”秘密法”に関する成り行き・相変わらず強権行使の採決で成立の図でした。今朝、われは先ずビデオ視聴しました。その上で、各紙の論評を並べてみましたが、「此処からの事について言及」しているので東京新聞を選びました。(keniti3545)
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秘密保護法が成立 民主主義を取り戻せ
東京新聞社説2013年12月7日
国会の荒涼たる風景に怒りを禁じ得ない。国民の代表である「国権の最高機関」で、民意が踏みにじられる異常さ。取り戻すべきは、民主主義である。
いったい、この臨時国会は何だったのか。召集日の十月十五日を振り返る。安倍晋三首相は、所信表明演説で「この国会は、成長戦略の『実行』が問われる国会です」と強調していた。
しかし、決意は、その後提出された特定秘密保護法の今国会成立に、いつの間にか塗り替わってしまう。与党の国会運営の強引さばかりが目についた。
◆公約で触れぬ瑕疵
防衛・外交など特段の秘匿が必要な「特定秘密」を漏らした公務員らを厳罰に処す特定秘密保護法は、その内容はもちろん、手続き上も多くの瑕疵(かし)がある。
まず、この法律は選挙で公約として掲げて、有権者の支持を得たわけではないということだ。
首相らは同法を、今月四日に発足した国家安全保障会議の設置法と一体としてきた。
しかし、昨年十二月の衆院選、今年七月の参院選の選挙公約で、自民党は会議の必要性は訴えたものの、特定秘密保護法にはひと言も触れていない。
第二次安倍政権の発足後、国会では計三回、首相による施政方針、所信表明演説が行われたが、ここでも同法に言及することはなかった。
選挙で公約しなかったり、国会の場で約束しなかったことを強行するのは、有権者に対するだまし討ちにほかならない。
選挙公約に掲げて有権者に判断を仰ぎ、それを実行できたかどうか、次の選挙で評価を仰ぐのが、民主主義の健全なサイクルだ。
特定秘密保護法の成立を強行することは、民主主義を愚弄(ぐろう)するものだとなぜ気付かないのか。自民党はそこまで劣化したのか。
◆国民を「奴隷」視か
安倍内閣は国会提出前、国民から法案への意見を聴くパブリックコメントに十分な時間をかけず、反対が多かった「民意」も無視して提出に至った。
国会審議も極めて手荒だ。
同法案を扱った衆院特別委員会では、地方公聴会の公述人七人全員が法案への懸念を表明したにもかかわらず、与党は翌日、法案の衆院通過を強行した。
「再考の府」「熟議の府」といわれる参院での審議も十分とは言えない。参院での審議時間は通常、衆院の七割程度だが、この法律は半分程度にすぎない。
審議終盤、政府側は突然「情報保全諮問会議」「保全監視委員会」「情報保全監察室」「独立公文書管理監」を置くと言い出した。
これらは公文書管理の根幹にかかわる部分だ。野党側の求めがあったとはいえ、審議途中で設置を表明せざるを得なくなったのは、当初提出された法案がいかに杜撰(ずさん)で、欠陥があったかを物語る。
しかもこれらの設置は本来、法律などで定める必要があるが、法案修正には踏み込まなかった。参院で修正すれば、衆院で再び審議する必要があり、会期内成立が難しくなるからだろう。とにかく今国会成立ありきなのだ。
弥縫(びほう)策がまかり通るのも国政選挙は当分ないと、安倍政権が考えているからだろう。今は国民の批判が強くても衆参ダブル選挙が想定される三年後にはすっかり忘れている。そう考えているなら国民をばかにするなと言いたい。
人民が自由なのは選挙をする間だけで、議員が選ばれるやいなや人民は奴隷となる−。議会制民主主義の欠陥を指摘したのは十八世紀の哲学者ルソーだ。
特定秘密保護法や原発再稼働に反対するデモを、石破茂自民党幹事長は「テロ」と切り捨てた。国民を奴隷視しているからこそ、こんな言説が吐けるのだろう。
しかし、二十一世紀に生きるわれわれは奴隷となることを拒否する。有権者にとって選挙は、政治家や政策を選択する最大の機会だが、白紙委任をして唯々諾々と従うことを認めたわけではない。
政治が自分たちの思いと違う方向に進もうとするのなら、声を上げるのは当然の権利であり、私たち言論機関には義務でもある。
◆改憲に至る第一歩
強引な国会運営は第一次安倍政権でも頻繁だった。この政権の政治的体質と考えた方がいい。
首相は集団的自衛権の行使、海外での武力行使、武器輸出などを原則禁じてきた戦後日本の「国のかたち」を根本的に変えようとしている。その先にあるのは憲法九条改正、国防軍創設だ。特定秘密保護法はその第一歩だからこそ審議に慎重を期すべきだった。
日本の民主主義が壊れゆく流れにあったとしても、われわれは踏みとどまりたい。これから先、どんな困難が待ち構えていようとも、民(たみ)の力を信じて。
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「プラス1」
下野新聞 雷鳴抄2013.12.07
情報と安全
「反原発の市民科学者」として生きた高木仁三郎さんの最後の著書「原発事故はなぜくりかえすのか」(岩波新書)に一覧表が掲載されている
▼1991年から2000年までに発覚した原発関係の「主な隠蔽・改ざん・捏造」。配管設計や溶接ミスの隠蔽、データの捏造などが19件ある。安全の根本にかかわる重大な問題だと高木さんは訴えている
▼19件中10件は内部告発によって発覚している。もし、そのころ最高刑懲役10年の特定秘密保護法があったら、この10件は存在しただろうか
▼福島第1原発事故以前から原発の危うさを警告していた科学者はいた。高木さんもその一人だ。しかし、いま思えば人々はあまり耳を傾けなかった。高木さんの著書は福島の事故後よく読まれた
▼情報は隠すより公開し、議論し、国民の判断材料とする。その方が国民の安全につながるというのが原発事故の教訓ではないか。高木さんは2000年にがんで死去する直前にメッセージを残した
▼「大事故の危険と結局は放射性廃棄物がたれ流しになっていくのではないかということに対する危惧の念は、今、先に逝ってしまう人間の心を最も悩ますものです」。危惧は現実になった。その上に情報を隠すための法律が登場した。高木さんも泣いているだろう。
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◎.「反原発の市民科学者」として生きた高木仁三郎さん、高木さんについてはブログ仲間の皆さんも多数紹介されている記事がありますが、生前の危惧がお亡くなりになってから現実化してしまっている「汚染水問題」などが、今日の記事にもありますように「高木さんにとっては無念」以外の何物でもないことでしょうね。
京都大学助教の小出さんの、311直後からの提言にも「お上に聞いてもらえれば大きな効果(防災、減災、特に子ども達への被爆防止等)が得られたであろうことも悔しい思い起こし」があります。 ”罰則の威嚇” も気持ちの良い物ではありませんが、何と言っても情報の隠蔽と・知る権利の剥奪は国民を苦しめ、強いては国力の衰退に繋がる危惧を強くします。 (keniti3545)
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