「keniti3545」since73:11月11日曇り7℃「東日本大震災」「311フクシマ」977日 今日の一題「N.Zから学ぶことがある」!

*朝トレ: 6時30分7℃ 7時40分〜8時45分今日も青空は見えない。でも朝、われの朝〜! 気持ちいい朝〜だ今日は、明日火曜日に野暮用で線量測定を繰り上げ今日づけとしたので朝の時間は予定通りに使えないと1日が押せ押せとなりせわしくなる。(急ぎの要件など何もないんですがね 笑い行き会い人もなく、4キロ+ストレッチ黙々と完!

線量計貸出し受け〜測定→線量計返還 までトレーニング姿で過ごすのが常、今日はチョット肌寒く感じたそれでも児童公園の楓の紅葉と銀杏の黄色鮮やかな落ち葉は、「時々射す薄日しかないのにもかかわらずコントラストがすばらしかった! 朝食は「倅仕様のパン食」の「お対」、お昼に、好物の玉子掛けご飯を頂いた



*「東日本大震災」「311フクシマ」977日


*.放射線量測定 毎週火曜日 (今日は月曜日)

◎.児童公園南辺の「楓、根元」今日(11月11日)も「1マイクロシーベルト以上を確認」した。今後も児童公園外周4辺と中央部計5点を定点として記録に残す事とする。今日の平均値「1.11μsv/h」! maxは「1.24μSv/h」。そして全体の総平均値=0.40μSv/hと高値だった。 



◎.全てのデータ (原則)「地表2cmの測定5箇所」とする1点6回の測定:高順位値2点の記録  



 データ グループ「1」:従来の測定箇所5点続行

東:自宅外(から)距離 30m 堤防上

北:自宅外(裏)空き地、雑草有り、西北に防風林有り。

南:自宅敷地内ベランダ(ブロック塀あり)

西:自宅敷地内雨樋下

M:細尾町モデルセンター庭(敷石・砕石)



 ↓ (2013.11.05)    

11月05日 先週の測定09時20分〜11時10分   

東:0.21 0.16μSv/h 西:0.31 0.29μSv/h 南:0.52 0.50μSv/h 北:0.24 0.23μSv/h 

M:0.63 0.56μSv/h

 天候曇り(風弱)気温11℃   


・・・・・・・・・・


(11月11日)今週の測定値  天候曇り11℃

東:0.23 0.23μSv/h 西:0.28 0.25μSv/h 南:0.57 0.47μSv/h 北:0.16 0.14μSv/h 

M:0.72 0.65μSv/h



◎.今回のホットスポット(M):max=0.72μSv/h 平均値=0.59     



◎.測定ポイント5点:各々平均値の、『平均値』= 0.29μSv/h   




◎. 『測定開始日&測定値=2011.12.07 [0.30μSv/h]』



 『前8週との平均値比較』 

単位:μSv/h

日付2013・11月・11日    

09/17   09/24   10/01  10/08    10/15   10/22    10/29   10/05  11/11     

8週前   7週前   6週前   5週前   4週前   3週前   2週前   1週前  本日

0.23   0.22   0.22     0.24     0.28    0.34   0.27   0.31   0.29  

・・・・・




 データ グループ「2」 児童公園の測定 定点「5点」

 6回測定の平均 単位はμsv/h

東辺:公園内、外周東辺 楓根元  0.28  

南辺:公園内、外周西辺 楓根元 1.11

西辺:公園内、外周西辺 樹木根元 0.32

北辺:公園内、外周北辺 樹木根元 0.17

E :児童公園(グランド中央部) 0.13





 11月05日 先週  

東:0.45 0.37μSv/h 西:0.54 0.43μSv/h 南:1.19 1.15μsv/h 北0.21 0.20μsv/h

中央:0.23 0.12μSv/h    

 5点の総平均値=0.42μSv/h

・・・




11月11日 今週(月曜日)   

東:0.48 0.30μSv/h 西:0.54 0.32μSv/h 南:1.24 1.23μsv/h北0.28 0.19μsv/h

中央:0.16 0.14μsv/h

5点の総平均値=0.40μSv/h

・・・・・・




 「今週の特記&覚え」  

 データ一「グループ1」

◎.(前々週)全体の平均値0.27μSv/h、(前週)0.31μSv/h 11月11日本日は0.29μSv/h ←前8週中では高い値だ。データ南とM の値は今日も高いが、この二箇所共通点は雨だれの落ちる箇所、前回記述の如くだ「雨は放射性物質の含有量が高い可能性がある」かも知れません。市の空間測定値のUPを待って比較します。(10月15日を挟んだデータを検証してみます。← 市の空間測定値はまだ把握出来ず(UP前) 未




・・・・・・



 データ 「グループ2」  

◎.しばらくの間は。楓の根元が手を加えなければホットスポットとして驚異を曝したままになるのも否めない。が、データ「グループ1」と同様、大きな変化無し。今週の最大値は「1.24μSv/h」・公園など、学校の校庭もこの傾向(外周)が心配だ。ホットスポットがあるとするとこの先長きに亘って今の値が続くことになりそうだ。(この児童公園の実例が示す限りでは)←前週から引き続きの掲示 (全体の平均値高は、西辺の立木倒れ26号台風 この根元がそれ以来 4週連続 高値を示しており、トータル平均値の値を引き上げている)。「0.40μSv/h」
◎.データ「グループ1」「グループ2」ともに総平均値が前々週より上がっているのは単に「高止まり」というよりは変化ありとと捉えるべきか。 役所の空間測量データを持って比較する。←コメント変わらず検証未

・・・・・

(*この日記には前週のコメントも残留しますが、微細な変化の流れを逃がさぬ為の覚えとしてあります)

・・・・・



「中央部」人の動きのあるところ、しかも風通しも一番良い場所の測定値が通常の代表値となっているが、われのデータ内容が通常のグランドの実情だろう。何回も言っているように「放射性物質等は普通の塵、埃と同じようなもの、故に平面上では移動しやすい」。←考え、心配変わりません!
 校庭の外周4辺には木立orフェンス・体育用具保管小屋等があり、その周辺はほぼ例外なくグランドの中央部よりは放射線が一番強いと言える。このことは学校も(調査、認識)して、生徒達にも知らせる(認識させる)べきだと思う。←そんな心配が無ければいいのですが、除染後の経過(各小学校)も注視。 われの目は、今のところ行政主導のデータしか覗けませんが・・・。

* 1.0μsv/h越えの数値捕まえてから今日で23週が経過した。(今週平均値1.11μSv/h MAX1.00を下回れない)
「南外周の楓」高値は変わらず、本日の平均値「1.11」 max=1.24μsv/h。「定着してしまった放射性物質」があると判断出来るだろう。(ほぼ一定範囲内での動きではある)←まだこのコメントも消せない
しかも先日の大型台風でも此処の放射性物質は動いていないと言うことになる。 一次被災地で大きなホットスポットが存在することは「此処の例から見ても」否定出来ない。「基準を超える森林などには警告表示」の必要があると思います!(大型台風3個通過後も変化無し)

*.「1m」の空間測定ではこの値は捉えられない。 しかし、「この値は現実に存在する」のだし、「この値がどれぐらい続くのかは検証する」価値(必要)があると思う。 空間さまよう放射性物質も恐いがこの動かずに常に1.00μsv/h以上のの値を示し続ける物質は尚要注意だろう。(keniti3545)



================



◎.校庭・園庭・各人の家屋敷も、「除染された平面の線量値は当然低く」、「立体の人工的造形物、樹木等自然の造形物、静止物、要するに物質の移動に障害となるものがある生活圏は今後も放射能が滞留しやすく、従って線量値は高いと言うことに成る」でしょう。← 考え変わらず

◎.行政の、線量値データに騙されないこと。 「データ数値そのもがインチキ」と言うことではありません。計る場所の選択が「故意に一番低い箇所」を測定しているのです。それは、決して「代表値とは言い難い」ことです。これが騙しのテクニックなのでしょうね。← 考え変わらず

 本当は自分達で何処をどう測定して「自分達のデータとするとか」学校は特に必要な事ではないでしょうか。子ども達の被爆を少しでも少なくするために。 首都圏含めた関東地方はそう言う段階に来ているのだと思います。  (keniti3545) 恐いことです!

・・・・

 11月11日追記の覚え(keniti3545)

◎.「311フクシマ」直下の被害を受けた被災地の除染効果が思惑通りに下がらないので政府は、方針の変更を考えており、身勝手な判断ではあるが「一つ」は賛意を大きく表します除染不可と考える地域を判断し、遅きに失する評価は否めませんが移住・疎開を判断することは被災者の「生活権確保の大きな決心」に繋がると思います


 反対を唱えたい「?!」のは国が決めた「1ミリシーベルト/年」の被爆制限(外部被爆=1μsv/h)この数値を「20ミリシーベルト/年」まで引き上げようとIAEAにまで加担させて画策しているのは被災者ばかりでなく国民が許せる事でなありませんよ

 あらゆる予算から削り取ってでも下げられない線量に対する対策を取るべきでしょう(言うまでもないと思いますが、出来ない除染を続けろと言うつもりはありませんから、ずっと多くの皆さんと言い続けているように除染不可のところは移住するしかないんですよ悲しいかな人間は、放射能からは逃げるしか方法はないんですから)。6000億の予算「オリンピックなど遣ってる場合じゃない」でしょう! これは一つの例ですが、こっちの金勘定もして下さいよ、「国策」から被った災害の被災者にさえ、責任取れない総理なら「お役ごめん」ですよね! 原発要らない! 阿倍ちゃん要らな〜い!と成りませんか?! (keniti3545)



====================




*今日の一題 チェルノブイリ」の教訓を生かせない日本! ニュージーランドに学ぶことは出来るか?!! 脱原発を唱える日本の国民「N.Z」をお手本に今から「学んで.実践」の訓練が必要だろう再び、三度の大震災への心の準備と身繕いの実践もだ

「節電・省エネ」 日本は世界一の「国民総知恵者」の筈なんですがね〜忘れた? 悲しいね 笑い)・・・・。 「国も、人も」:「政治も、行政も」 「検察も、司法も」 「もう少しずつ謙虚さ」がないとね?! 「お金持ちのボンボンに」、「政治を任せちゃ、ろくな事は出来ない」こと解っているんだよね?! どうする日本!



「ハフポスト ジャパンからの記事」

何時も気付きを頂くブログともの紹介で閲覧するようになったハフポストジャパンの記事から四隅大輔さんのインタビュー記事です。 今日もhatehei666さんは別件で、「ニュースなソースを解説」してくれています。hatehei666さんのブログは此方から→http://d.hatena.ne.jp/hatehei666/



四角大輔インタビュー:自然エネルギー率79%、原発のない未来の国ニュージーランドに学ぶ【争点:エネルギー】
The Huffington Post | 執筆者: 笹川かおり 投稿日: 2013年09月18日 06時17分 JST | 更新: 2013年09月20日 13時08分 JST



太平洋の南西に浮かぶニュージーランド。この国の電力の約79%が自然エネルギーによるものだというそして2025年までに、自然エネルギーの割合を90%にする目標を掲げている

震災や原発事故をうけて「エネルギー基本計画」の見直しをはかる日本。政府は今後も原発を基幹エネルギーとして活用する姿勢を示したが、環境相が地熱導入に20億円の予算を計上すると発表するなど、自然エネルギー支援への取り組みも加速している。

日本と同じ自然豊かな島国、ニュージーランドから学べることはあるのか——。2010年1月にニュージーランドへ移住し、湖畔の森と東京都心という“両極端”ともいえる2拠点を行き来しながら、執筆や講演活動を行う四角(よすみ)大輔さん(写真)に話を聞いた


日本と似ている国、ニュージーランド

四角さんは、以前はレコード会社に勤務し、平井堅CHEMISTRY絢香やSuperflyといった人気アーティストのプロデュースを手がけていた。2009年には、担当アーティストが女性アルバム年間ランキングで1位と2位を獲得。ヒットメーカーとして素晴らしい経歴を創出しながら、その直後に日本での仕事を辞め、学生時代からの夢だった、豊かな自然があふれるニュージーランド移住を果たした

今は、原生林に囲まれた湖畔の家に住み、湖水を飲料水にし、自ら釣った魚と無農薬菜園で育てた野菜や果物で、半自給自足の暮らしをしている。そんな四角さんによれば、日本とニュージーランドはよく似ているという

ニュージーランドの面積は日本の7割ほどでどちらも四季があって自然豊かな島国です。国土における森林率が高いのも同じ。どちらも赤道をはさんでほぼ同じ緯度に位置し、暖流のおかげで魚などの水産資源も豊かです。そして、原住民マオリの影響をうけてニュージーランドが採用している『石ひとつ、魚一匹、一輪の花それぞれに神様が宿る』という独特の生命観は八百万の神が宿る』という日本の自然信仰にも通じるところがあると思います細かい気配りができるところや清潔といった国民性も、日本人との共通点ですね

かつてニュージーランドは、短期間で経済発展を遂げた日本を「未来の国」と称して尊敬してきたという。しかし、時は流れ、横行する不正や時代遅れの規制行政、既得権益保持者たちの横暴などといった根幹的な病理を抱え、震災や原発事故を経験した日本にとって今やニュージーランドこそ「未来の国」に思える——。そう四角さんは語った


自然エネルギー90%を目指す環境立国

四角さんは、そんな日本とニュージーランドとの違いのひとつとして電力事情を挙げた。とくに自然エネルギーへの取り組みは、これからの日本も学び、参考にできることが多いという


「まず、ニュージーランドには原発がありません電力は、水力、地熱、風力、太陽光、潮力、下水バイオガス、そして間伐材バイオマスといった再生可能エネルギーが約79%を占めます残りの21%は、石油・石炭・天然ガスによる火力発電によるものですが、火力発電所の新設が禁じられているため、自然エネルギー以外の発電所が新設されることはありません

一昨年、僕が暮らすエリアに世界最大の地熱発電所が完成し今年もう1基が完成します。さらにオークランドという都市の北西には、世界最大級の潮力発電所も建設予定です4つある大型火力発電所は順次廃炉にするか、平時運転をしないバックアップとしてのみ残します。今後ニュージーランドは、2025年までに全体の電力における自然エネルギーの割合を90%にまで引き上げるという大きな目標を掲げていますが、絵空事ではありません」

自然を守るために、世界初となる地下水力発電所を建設

ニュージーランドの人々は子どもの頃から自然と触れ合い、トレッキングや釣り、キャンプやピクニックなどといったアウトドアを日常的に楽しみ、自分たちが自然に依存していることを体感している。だからこそ「自然を大切しようとする意識が、国民一人ひとりに共有されている」四角さんは感じている

「1960年代に、ニュージーランドの南端にあるマナポウリ湖の豊かな水資源を活かして、ダムと発電所を作る計画が浮上したことがありました。そのときは『生態系が変化してしまう』と、釣り人などのナチュラリストを中心とした全国的な抗議運動が巻き起こったのです。当時の人口の約1割にあたる約26万人もの反対署名が集まり、地上に建設する案は変更を余儀なくされましたそして1971年に、自然環境へのインパクトを最小限に抑える、地下176mの深さに世界初の地下発電所(写真)が作られたのです」
今から40年以上前世界で自然保護が唱えられる前のエピソード。ニュージーランドの人たちの環境に対する意識の高さがうかがえる



原子力発電所のない、世界初の非核国

前述のとおり、ニュージーランドには原子力発電所がないニュージーランドの人口は約400万人で東京23区の半分ほど世界有数の経済大国である日本とは必要な電力量が大きく異なるが原発が一基もない理由は人口の問題だけではない、と四角さんは説明する

ニュージーランドには、1987年に世界で初めて成立した『非核法』があります。その内容は、他国の原子力空母や潜水艦などの、原子力を動力とする船艦や核保有の可能性のある艦艇の領海浸入さえ認めないというもの。アメリカ空母の寄港要請を一蹴した武勇伝もあるほど、徹底した非核政策をとっています。実際に、空母寄港を拒否したことで、アメリカからの経済制裁をうけていますが、それによって『非核法』が覆されることはありません。大国の要請や経済制裁の影響があろうと、国として『非核法』を守る、強い意志を持っているのです」

世界初の水力発電所、世界初の「非核法」——。ニュージーランドの歩みに「世界初」が多いことに気づく。すると四角さんは、女性の参政権を認めたのも、手話を公用語にしたのも、ニュージーランドが世界初なのだと教えてくれた。よいと思えることは、たとえ前例がなくても、柔軟に前に進もうとするニュージーランドという国のリベラルな在り方が伝わってきた



・・・・・・・・・・・・・・



前編につづいて、2010年1月にニュージーランドへ移住し、湖畔の森と東京都心という〝両極端〟ともいえる2拠点を行き来しながら、執筆や講演活動をする四角(よすみ)大輔さん(写真)に話を聞いた。


ニュージーランドが方向転換したきっかけ

自然エネルギーと「非核法」を大切にしているニュージーランドだが、順風満帆に今のような持続可能な社会を築いてきたわけではない国を揺るがしたある出来事をきっかけに、経済発展を優先する政策から方向転換し、エネルギー的にも食料的にも自立した国家の道を歩みはじめたのだという


実は、1970年代にニュージーランド財政破綻の危機に陥ったことがあったんです。かつての宗主国で主要な貿易相手国だったイギリスがECに加盟したことで農業輸出額が激減。さらに、同時期に起きたオイルショックの影響をうけて国が破綻寸前にまで追い込まれました

ニュージーランド政府は、これをうけて1)中央官僚の大幅な削減2)電信電話、鉄道、航空、発電、国有林、金融などの国営企業の民営化3)大学と国立研究所の法人化 などの抜本的な大改革に取り組んだ。これにより、国家財政は黒字化し、国家運営のスリム化や財政の健全化を成し遂げたのだ

「他国の影響を受けない国を——。ニュージーランドのインディペンデントな(独立した)精神は、この教訓によって生まれたのではないでしょうか。さらには、この国でも過去に一度、経済成長を優先しようとして、火力発電比率が高まった時期もありました。これらを経験したことで、持続可能で、国家として独立性を維持できるような国づくりを目指すようになったのです。具体的には、水、食料、電力を自給することができれば、世界情勢の影響を受けずに常にインディペンデントな存在でいられる、そう考えたのです」

「ただ、こういう話をすると、『人口や産業形態、必要な電力量がまったく違うのに、同列に議論できるのか』というような反応が必ずあります。前編でも語りましたが、大切なのは『そもそも国としてどうありたいのか』といった意思や文化です。こういった哲学をベースに、エネルギー政策や外交政策が議論されるべきではないかと。でも、『原発0。自然エネルギー79%』といった日本にとっては衝撃的なトピックをつきつけられると、反射的に『安易に比較すべきでない』といった意見になってしまうのは残念に思います」

水と農産物は豊富なニュージーランド。火力発電の比率を下げて自然エネルギーを推進したことで、電力の大半も自国でまかなえるようになった。さらに、北米・欧州・アジアへ積極的にビジネスを展開する隣国のオーストラリアとは違い、金融や経済活動も手を広げず国内投資がメインだ。その結果として、ニュージーランドは2008年のリーマン・ショックの際、直接的な影響もあまり受けずに済んだという


「節電」が当たり前 電気を使わないライフスタイル

自然エネルギーを推進したことで、ニュージーランドの電気料金は安くない。日本と比べると食料や日用品の物価が安いが、電気料金だけは日本と同程度そんなニュージーランドの人々にとって、「節電」は当たり前の習慣になっているようだ

「大都市の中心部を除いて、24時間営業のコンビニのようなお店は基本的にありません自動販売機もなく、お店も夕方には閉店します。例えるなら、節電意識が高まった震災直後の日本の街の暗さが、ニュージーランドでは日常です飲食店はカフェ(写真)が多く、閉店時間は15時前後で、土日休みのところも多いです基本的に、家族と家でごはんを食べますね夜まで営業しているレストランは数が少なく、営業中も本当にやってるの!? と思うほど暗いです(笑)。冬でも暖房がついていない場合が多く、みんな上着を着ながら食事をしています」

「あと、僕の住んでいる田舎街は、よく停電しますね。だいたい一週間に一度、数秒の停電があり、月に一度くらいの頻度で、数時間の停電がありますでも、ヘッドライトなどの備えがあれば問題ありませんし、もう完全に慣れました(笑)。あと細かいことですが、どの家の壁のコンセントにも、最初からオンオフの切り替えスイッチが付いています。こんなふうに『節電』があたり前の習慣としてライフスタイルに組み込まれているのです」

ニュージーランドの日常を楽しそうに話す四角さん。自分たちの意志で自然エネルギーを選んだ代わりに、日々の不便は受け入れるニュージーランドの人たちの暮らしぶりが伝わってくる。彼らの根底に、ニュージーランドという国に受け継がれた原住民マオリの「自分たちが大地に属し、環境に依存している、その自然を壊してはいけない」という生命観があるからだと教えてくれた。

“経済成長”や“雇用を守る”といったテーマは、たしかに重要なテーマだ。「しかし、その論理のなかにいて、人類が、地球にとってやっていいことと、いけないことのラインを感じ取る感性を鈍らせては致命的なことになりかねない」と四角さんは、今の日本に警鐘を鳴らす


日本人は、もっと自然と触れ合う時間を

現在、東京の都心とニュージーランドの森を行き来する四角さんは、「東京は明るすぎて、モノが多すぎて、便利すぎる」と感じるという。「久しぶりに東京に戻ると、情報ノイズにめまいがする—−」と。

「日本には、いまだに、企業も経済も永遠に成長し続けられると信じている人が多くいますが、地球がそのペースに合わせて膨張し続けることはありません(笑)。あたり前ですが、資源には限りがあります今考えれば、高度経済成長や80年代のバブルは、ある意味、非地球的で非人間的なものだったといえますたとえば、日本の食料廃棄率は世界一なんです食料自給率は低いのに、大量の食物を輸入して、過剰に生産しているのです。こうなると廃棄前提といってもおかしくありません

日本は物づくりの国といわれてきましたが、気づけば、物をつくりすぎる世界有数の『資源無駄遣い国家』になってしまっているのかもしれませんニュージーランドが早くに経済成長路線を放棄し、持続可能でインディペンデントな国づくりを目指したように今こそ日本もギアを落としてダウンシフトし、人間的なライフスタイルや地球環境を優先する思考を持つことを、ぼくは望んでいます」

ギアを落とす一番の方法は「自然のなかへ入り、地球人としての感覚を呼び起こすこと」だと四角さんはいう。「山歩きをしたり、キャンプに行ったりするのもいいですが、家の近くの公園を散歩したり、お隣の庭の木々を見つめたり、日中に青い空を見上げ、夜に月を見つめるだけでも十分なんです


養老孟司さんは、人間にとって自然がいかに重要かという視点から『二地域居住』を提案されましたひとつの拠点を都市にするなら、もうひとつは田舎にする、という考え方です。それが、人間が健全でいられるひとつの生き方だと地方に故郷がある方は、実家のある田舎へ、自然に触れるという目的を持ってもっと頻繁に帰ってみて下さい田舎がない方は、週末にアクセス可能な距離に、そういう場所を見つけてみてはいかがでしょう



世界で最も若い国、ニュージーランド

The youngest country on the earth(世界で最も若い国). ニュージーランドの人々は、自らの国を、親しみを込めてこう呼ぶ国家としての歴史が浅く守るべき伝統や文化がない分、新しいものを柔軟にとり入れることができるニュージーランドは、積極的に移民と異文化を受け入れ、一早く同姓愛者同士の結婚も法的に認めている近年では、いつも幸福度ランキングでは北欧と並び上位に位置し、「安全な国」や「不正が少ない国」では世界一を誇るという

ニュージーランドのことを四角さんは「ナチュラルでオーガニックなだけでなく、リベラルでクリエイティブな国」と称したクリエイティブとは、『国としてどうありたいのか』をデザインする創造性があるという意味でもあるだろう日本は、この「未来の国」ニュージーランドから、自然に対する姿勢や、国としての在り方、これからのエネルギー政策について学べることはあるはずだ


財政危機を乗り越え、インディペンデントな国づくりを進めるニュージーランドや、自然を大切にするニュージーランドの人々のライフスタイルについてどう思いますか? あなたの意見を聞かせてださい


================


(keniti3545)

◎.何のために脱原発を目指すのか? が、今我々に突きつけられている課題だと思いますそれはごく単純な、答えなんですよね:使ってはいけない道具を使ってしまったのだから使うのは止めにしましょう。ということですね。


 しかし、止めたあとは何がしたい(どうしたい)のですか? どんな覚悟が出来ているのですか?と聞かれればもう少し詳しい説明が必要に成りますねそれでも、その答えだって「単純明快に出すべきなんです」よね


 先ず発電の経済性(使用エネルギーの経済性)については、現在進行形に代替策が検討されています。「核燃料サイクルの実現しない実験を続けているよりはるかに有望な方策も実験途上」です。自然エネルギー以外の資源にも「メタハイ」、その他の有望な資源も日本有利な場所に発見されている例も多々あります


 但し、いずれも実用段階までには時間と資金が必要なことは当然です。 しかし、ここから先が「日本人の本領発揮、国民の腕の見せ所になるのではないか」とも思います必要な各分野での「技術力・省エネ・節約・協力心」 お金と時間の稼ぎ出しは是非国民に任せて貰いたいものだと思うのですが如何でしょうか!? すくなくても、政府がごちゃごちゃこね回す以前に 「揺るぎなき方向性=脱原発 を示して、どや「お前達遣ってみるか」と国民にボール投げて見て下さいよ物事はずっと早く進むのではありませんかね! (keniti3545)



================