「keniti3545」since73:11月2日晴れ3℃「東日本大震災」「311フクシマ」969日 今日の一題「除染・廃炉費用に国費投入東電救済では許されない」! 

*朝トレ:「お出かけに付き中止」。 6時30分3℃!「身の引き締まる思いで7時30分の脱出を画策」していたが寝起きに知らされた「今日はロマンチック村(宇觥宮)の道の駅」に「地産の野菜もの仕入れに行くわよ」! 今は車一台で過ごしているし、「今日はアウトドアー」の日に相応しい日になりそうだな〜、乗った

 「そう、行くのね」!「ん」、(お邪魔なら遠慮しておくけど・・・勿論ここはサイレント)「行く、々」。 結果正解でした! 8時30分紅葉見物客の車の流れの逆方向へ「すい、すい」と、帰りも鹿沼の「新ソバ祭り」「古峰ヶ原神社」で3年毎の安全祈願(面白いアバウトさでショ・中二年は我が家は家内安全交通安全で過ごせるんですよ!笑い)帰り道、「大谷川公園」で「除染状況をチラッと」横目で、今は敷地内歩道両サイドの地表を裏返している。作業後に小黒板には「0.27、 0.18」 とかという数値が書き添えられている

 「0.23μSv/h 以下ですよと言うアピールか? でも、その「奥、林の中はどうなの」さ? 広大な敷地の中「ぜ〜んぶ」だぜ。良いお仕事だよな〜! これって「遣れるとこ遣ってるだけじゃないの」? 見る人が見てくれればこう言うと思うんですよね? いや、こんなこと(実は大切なことなんですが)市の担当課へ問題提起しても「屁たれの返事」もないそうです

 以前、ブログ仲間の「つっぴーさん」に教えていただきました意見は「市長宛にが一番早い返答が」もらえますね。と、われも日光市の除染作業に関しては、一度「市長宛に公開質問状を出してみました」が、それなりの”お返事”が秘書課から送られてきただけでした。「参考にさせていただきます。今後とも宜しくご協力お願いいたします」。の内容でした。 今は、フクシマの被災地で「1ミリシーベルト/年」→「20ミリシーベルト/年」で良しとせよ等という「IAEA」のお達しとせめぎ合いにある状況とは「緊迫感こそ違います」が関東一円がこの心配をするように成るのではないかと危惧するところです


 悲しい現実も目にしましたが、大谷川公園を後にして、朝と逆走の車はまた「スイ、スイ」東武日光駅から中善寺いろは坂まで車の列が切れない状態で「のろのろ」、それでも車はすこしずつは動いていた申し訳ない気持ちも勿論ですが、我が家もせっかくのお出かけです御幸町天理教「門前、内の紅葉」「清滝日光間バイパス清滝側出口の紅葉」地域の人達の「隠れスポット紅葉」此処は毎年外れがない! バイパス下りれば我が家でした。くたびれた〜、PM5時。



*「東日本大震災」「311フクシマ」969日


*今日の一題 「除染事業等に関する費用に、兆単位の国費投入を要請する自民党
 しかし、その予算が「東電の救済資金となる形」では合点がいかない東電の「破綻宣言」と「政府の脱原発へ向けた方針を明示して」今後の事故処理に当たるのが筋であろう。 国民の願いは此処にある。 朝日新聞」の連日取り上げとなるが正論を論ずる大手「メディア」は日を重ねての論調が同じ方向を向いている。 (論外の読売は何処まで行っても論外だ) (keniti3545)


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2013年11月02日朝日新聞社

 除染事業に国費―脱原発の明示が条件だ

 福島第一原発の事故処理や被災地への対応に関する自民党の提案がまとまった

 最大の柱は今後の除染事業や汚染土などを保管する中間貯蔵施設の整備に、国費を投じるよう求めたことである

 安倍政権はおおむねこの案に沿って対策を進める見通しだ


東電救済策に陥るな

 私たちは社説で、東京電力にすべての費用を負わせることの限界を指摘してきた。国費の投入は避けがたい


 しかし、場当たり的な対応が続く汚染水処理を含め、福島第一の廃炉作業がこれで順調に進むわけではない


 福島をはじめとする各原発廃炉をどういう体制で、どんな手順で進めるのか政府は国費投入が東電救済策に陥らないよう脱原発への全体像を早く示すべきだ


 自民党案では、約1・3兆〜1・5兆円とされるこれまでの除染費用を東電が負担し、今後は国がまかなう。損害賠償は従来通り東電が全額負担する


 福島の事故は、自然災害に対する安全投資を軽視してきた東電による「人災」だ事故処理の費用は、すべて東電が担うのが筋である


 ただ賠償と除染、廃炉の総額は10兆円を超えるとの試算もある。東電の全面負担になれば、無理な利益確保に走り、被害者への賠償や電力供給への設備投資がおろそかになりかねない


 このほど発表した中間決算は事故後初の黒字となったが、もともと賠償費用が毎年の決算に影響しないよう処理した結果である。修繕費などもできる限り先送りして「つくった数字」の色合いが濃い


 福島事故の収束がままならないのに、柏崎刈羽原発新潟県)の再稼働に前のめりになっているのも、収益確保が大前提になっているためだ


 そもそも「東電が全て負担する」といっても、原資は首都圏の人たちが負担する電気料金である


 一方、政府には国策として原発を推進し、安全規制を甘いままにしてきた責任がある
 私たちが国費投入を求めてきたのは、こうした観点からだ


けじめをつけよ

 ただし、条件がある


 ひとつは、国民負担を最小化するため、東電が実質的には破綻(はたん)状態にあることを明確化することだ


 現行の法制度では、東電の破綻処理には難しい面もある倒産の場合、東電が発行してきた巨額の電力債についての弁済が優先され、事故被害者の救済が後回しになるといった問題だ


 しかし、除染費用は総額5兆円規模に膨らむともみられる。全体で兆円単位の負担を国民に強いるにあたって、東電の利害関係者、とりわけ銀行の貸手責任を問わないままでは納得が得られない


 そして、国費投入の条件としてなにより重要なのは、政府として脱原発の方針を明確にし、けじめをつけることだ


 いざ原発事故が起きた場合には処理費用の一部を国が肩代わりするという前例をつくったうえで次々と再稼働を進めていくことなど、許されない


 原発への依存度を減らしていくことは、安倍首相自ら語っていることである


 まず老朽化した原発原子力規制委員会の審査をパスできない原発は早期に廃炉にすることを明らかにすべきだ新設はもちろん、同じ敷地内での建て替えもしない


廃炉の体制づくりを

 核燃料サイクル事業からの撤退を決め、高速増殖炉もんじゅ青森県六ケ所村の再処理工場を閉じていく。そうすれば、そこに投じられている国費や電力会社の積立金を、福島事故の処理に回す余地もできる


 そのうえで、放射性廃棄物の最終処分場の建設や、すでに国内外に保有しているプルトニウムの処理について、具体策の検討を急ぐ


 廃炉の体制づくりも喫緊の課題だ福島第一の廃炉・汚染水対策の実施について、自民党案は東電の社内分社化や完全分社化、独立行政法人化などの案を紹介しつつ、結論を先送りしている


 福島を含め、電力会社の垣根を超えた廃炉機関の設立を検討する必要がある少なくとも、東電が柏崎刈羽の再稼働と両にらみで事故処理にあたる状態を続けていいわけがない


 むろん、国民負担を小さくするため柏崎刈羽を動かすというのは本末転倒だ


 福島で作業員が安全に働ける環境を整えることも最重要課題である東電の当事者能力に疑問符がつくなか、作業員の健康面を含めて国がしっかりと管理し、必要な人材や資源を投じる体制を整えなければならない


 こうした課題にほおかむりしたまま、国費の投入を決めても事態は何も進展しない
 東電の尻ぬぐいだけさせられるのは、ごめんである


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◎.東電の「破綻宣言」と「脱原発」は一体ものでしょう東電が原発を動かす限りは必ずまた事故は起きるのですから! 設備管理も、安全管理も出来ない、燃料滓(使用済み燃料)も処置出来ないこんな会社に設備を動かす資格はありません。(keniti3545)



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「プラス1」 福島民報 (シリーズ4日目)


 <汚染水との戦いは未だに現場だけが苦しんでいる>!
     現場の使命感だけに頼ってる現状!国は何処を見ているのか!



第五部 汚染水の行方(4) タンクの不安 溶接型への変更急務
    

福島第一原発に並ぶ地上タンク。フランジ型(左)から溶接型(右)への置き換えが急務となっている=10月17日(福島民報社撮影)


 「東電は耐久期間を5年としているが、関係した業者から2年しかもたないとの話を聞いた。こんなタンクで対応できるのか」


 8月19日に東京電力福島第一原発の地上タンクから約300トンの汚染水漏れが発覚してから4日後の23日。国会内で開かれた民主党の汚染水対策本部で、本部長代行の増子輝彦参院本県選挙区)は、出席した東電の担当者に厳しい口調で詰め寄った。「作り替えて新しいものにしていくことも含め検討する必要がある」。増子の問いに東電側は答えに窮した。


 「汚染水用のタンクの部材を3カ月で50基分、加工してほしい」。今年6月ごろ、増子が指摘した業者に、別の業者から下請けの依頼が舞い込んだ。だが、業者は喜んで引き受けるわけにはいかなかった


 設計図に描かれていたのは鋼鉄製の部材の接合部にパッキンを挟み、ボルトで締める「フランジ型」と呼ばれるタンクだった。直径は約12メートル、高さは約11メートル。業者の工場の広さと人員で部材を加工できるのは1カ月に1基が限度。しかも、発注額は相場の半分程度だった。「うちじゃ無理ですよ」。そう言うと、発注額が一気に数100万円も上乗せされた。通常ではあり得ない反応だった。


 そもそも根本的な疑問もあった。「放射性物質を含んだ汚染水を入れるのに、どうして溶接型ではなく、漏れやすいフランジ型を使うのか」。業者が依頼を断ってから約2カ月後、懸念は現実となった


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 なぜフランジ型にしたのか−。東電は、1日400トンのペースで増える汚染水に対応するためだったと説明する。溶接型タンクが製造から設置まで6カ月かかるのに対し、フランジ型は半分の3カ月で済むからだ

 接合部に使用されているパッキンのメーカー推奨耐用年数は5年。東電は「接合部を点検・補修することで長期間、適切に使用できる」と踏んでいた。
 「原子力の人間から見て、はっきり言ってフランジ型タンクには違和感がある。ろ過水タンクにしても何にしても原発は溶接型が当たり前だから」。第一原発所長の小野明(54)のフランジ型タンクに対する印象だった。一方で、実際に見ると、「ちゃんと作ってあるじゃないか」とも思った。

 小野は原子力に精通したプロだ。事故直後の混乱期に、溶接型タンクを作る時間が無かったことはよく覚えている。ただ、フランジ型タンクの建設当初から「接合部があるから経年劣化するだろうし、補修も必要になるだろう。きちんと作らないといけない」と考えていた

 しかし、下請けの依頼を断った業者は「5年もつ丈夫なパッキンを使える金額じゃなかった」と振り返る。東電はタンク製造に掛かる契約額を明らかにしておらず、十分な耐久性が確保できる予算を投入したのかは不明だ。業者は「何重にも下請けに出され、うちのような現場に下りてくるころには、予算がかなり目減りしてしまうということはあり得る」と推測した


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 東電は今後、設置するタンクを溶接型に切り替え、フランジ型タンクから移送するための計画策定を急いでいる今なお汚染水は1日400トンペースで増えており、その分のタンクも確保する必要がある

 間もなく冬が訪れる。業者はこれからの季節が極めて気掛かりだという。「パッキンはゴムなので、寒くなれば縮む。さらにフランジ型タンクから漏えいが起きても不思議ではない
(文中敬称略)



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◎.純粋な「生産現場」であれば、「トップダウンのきつい会社」であっても、「ボトムアップを旨とする」会社であっても、「安全管理」に関してはものの流れに対して一貫した安全管理・監視の目は届いている

 東電の安全神話という「物の怪」は未だに「払い切れていない」んだ「神話で誤魔化してきた安全」に「管理出来る人がまだ携わっていない安全管理」なんだ「現場任せの安全」、「監視の目はコストカットにしか向けられないのだろう、未だに!。
 一度解体しなければこの会社の安全は守れないと思わざるを得ない放射能被爆の問題」は、科学の力が大きな比重を持つ「安全管理」となるのだろうから此処でも「物の怪を追い払わなければ」廃炉作業においても安全管理の面で「難を極める」ことは想像に難くありませんね。 (keniti3545)


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