「keniti3545」since73:10月30日曇り9℃「東日本大震災」「311フクシマ」965日 今日の一題「政府主導の汚染水対策はどうした!」

*朝トレ:温い朝、まだ10月ですからね!気持ちいい朝〜!で、汗もかきました! 今日はお袋との「デート日、時計の電池交換を頼まれ」ており、余りお気に召しては居ない様子の予備を使っているんだもう「4日」最近また思う終の「棲家」を自分で決められない人も多いこの世の中だけど「自分の家で一人住まい」「息子も、娘もそれぞれ自分の家でそれぞれの家族と暮らして」いる・・・と割り切っているのか、お袋は?

 認知症・介護度3 94才

「私は此処が自分の家」今日もお隣さん同士の関係「お仲間3人で公園へドライブと散歩」お袋は外出時は車いすになってしまう。(転倒防止) と「メンバー3人対介助員さん2名」の関係からも・・・、笑顔の交換と必要な会話はあるようだが、定まった話題もあるわけでもなし、最近また編み物がお気に入りの時間の過ごし方のようだ今日も手編み毛糸のコースターを2枚貰って帰ってきた何時も程よい時間に帰れと促すお袋だ、息子を気遣う事に於いてはまだ現役なのだ

じゃ、またねお袋! 


*「東日本大震災」「311フクシマ」965日


*今日の一題 「政府主導の汚染水対策はどうした!」 政府主導はどうした!
 いつも命を縮めながらの対応は現場場任せだ!ルールに無い対応を容認したその後の対策を示さなければ現場は報われまい!! 「大型台風まっただ中」にあっても「現場の作業者は海を汚すまいと必死の対応」・しかし、「緊急事態の報告にも指示のないまま苦肉の策を取る現場」

 汚染水対策の「後手に回る姿は政府主導になっても変わることはなかった」対策に及ぶための客観的条件が全く改善されない状態「ど素人」のわれが見ても「おかしいと思うよ」出来ないなら、そう言って外部の手を借りるべきでしょう「現場にだけ骨折らせるのは可哀想過ぎる」よ!?

「大型台風まっただ中にあっても現場では海を汚すまいと必死の対応」・しかし、「緊急の現状報告にも指示のないまま苦肉の策を取る現場」!「ポンプが雨に負けている」! 水をくみ上げる「ポンプの動力を、雨量が上回り、くみ上げが追い付かなくなった」!

 絶対に ”想定外”等という事態では無いだろう「大型台風の来襲で100ミリを越す雨量など当然のこと」だろう現場も言っているのだ。 規制委の排出手順をこなすためには、「12トン程度の仮設タンクを20個ぐらい並べ、簡易の測定場所をそれぞれに設けないと不可能だと」思っていた。と、! 

 非常時の処置が、「移送→(測定後)排出」しか方法ががないと解っていたのなら尚「お粗末」だポンプの力が水量に負ける。そんな準備しかできない現状なんだ。 「タンク12個の準備も出来ず、ポンプの予備もなし」。 だって、この方法しか無しと判断していたのにですよ! この応急処置には、「入り側の量に対する、ポンプ能力と受け容器の[キャパシティー]無視」。(漏れと言う欠陥持ちの溜め池を意識的に使う積もりもあったのか?とも疑われるところだが) しかし、この問題は、もっと「根が深い大きな問題」を抱えていますね

 今の、燃料冷却方法をとっている限りは>「汚染水を漏らさない」対策と共に、何処まで増えるのか?その「漏水無しでの足し算」を、容器に受ける方法がいつまで持続出来るのか我々国民だって知りたい此処に一つ大きな解りきった問題は「注ぐと受けのキャパ」の問題これだけで今も後手後手の対応だ。 先ほどの雨中の「決戦」にはまだ続きがある現場に最終的に課せられる対処法は人海戦術であり、「待機者を30人を用意していた」と記事の中にもある

 冗談じゃないよ!「人」を何だと思ってるんだよ!「12トンタンクの20個ぐらい作って下さい」よオリンピックの招致活動と実施時の費用予算が6000億円? せめて半分「被災者支援と事故処理」に当てて下さいよ!どれだけ国民の為に、国の為になるか考えて見て下さいよ!「総理大臣殿」

政府主導のの汚染水対策?IAEA」はどんな提案残しているの?12月などと言わず公表して見せて下さいよ、此方も如何に役立たずか解るでしょう実のある助っ人を受け容れて本腰入れた「汚染水問題取り組み」を始めて下さいよ!だってこれからでしょう気の抜けた東電上層部・助っ人にならない助っ人のIAEA これから何が起きるか解らない最前線の作業者の皆さんはたまったものではありませんよ! 福島民報さんの言うように「汚染水 の行方」(1)〜、シリーズでなきゃ曝ききれない問題含みですかね・・・・? keniti3545) 


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福島民報 2013.10.30

第五部 汚染水の行方(1) 苦悩の現場 規制委の理想と隔たり


台風26号の接近に伴い横殴りの雨の中、せき内の水をくみ上げる作業員=16日(東京電力提供)


 東京電力福島第一原発所長の小野明(54)は16日未明、原発構内の免震重要棟で寝ずの番をしていた。「10年に一度」といわれる大型で強い台風26号が駿河沖周辺を北上中だった。進路予測を見ると、福島第一原発に真っすぐ向かっているようにも思えた

 小野に課せられた至上命令は2つ。汚染水を保管する地上タンクから漏らさない、地上タンク群の周りを囲む漏水防止用の「せき」から水をあふれさせない―だった。

 水際の現場には防護服の上に雨具を着た約50人を送り込み、重要棟には交代要員として約30人を待機させた。構内でも場所によっては簡易型携帯電話がうまくつながらなかった。トランシーバーと懐中電灯を手に、横殴りの雨に打たれながらの作業となった。

 午前2時ごろ、急激に雨脚が強まった。高さ約30センチの「せき」の水かさがみるみるうちに増えていった

 
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 台風が接近した前日の15日、原子力規制委員会の作業部会は、「せき」にたまった水の排出方法を了承した。放射性物質濃度を正確に測るため、「せき」の水をいったん仮設タンクに移してから、排出基準値を下回っていることを確認した上で排出する―。規制委が東電に求めたルールだった

 「規制委の言っていることは正論だが、雨の状況によっては難しい部分がある」。小野は、規制委の排出手順をこなすためには、12トン程度の仮設タンクを20個ぐらい並べ、簡易の測定場所をそれぞれに設けないと不可能だと思っていた規制委の理想と原発構内の現実には隔たりがあった

 実際に、台風が最接近した暴風雨の中、仮設タンクに「せき」の水を移送して放射性物質濃度を測り、結果を評価するまでに1時間半近くかかった。この手順を何百回も繰り返していては、あちこちで水があふれてしまう。小野は腹案を実行に移すことを決めた。「せきの四隅から水を採って、混ぜ合わせて測定し、基準値以下なら排出する」
 構内に常駐している原子力規制庁原子力保安検査官には事前に通告していたことだが、検査官は当然、首を縦に振らなかった

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 明け方、雨脚はさらに強まった。4000トンの雨水貯蔵タンクへの移送を急ピッチで進め、送水ラインがないところには消防車やバキュームカーを投入しポンプでくみ上げた。小野は「これで何とかいけるだろう」と踏んだ。しかし、雨量は想像を超えていた

 午前5時ごろだったと小野は記憶している。現場の作業員から、緊急事態を知らせる連絡が入った
 
 「ポンプが雨に負けている」 

 水をくみ上げるポンプの動力を、雨量が上回り、くみ上げが追い付かなくなった。「頑張れと言っても精神論では何ともならない状況だった」。重要棟内には怒号が飛び交った。福島地方気象台によると、午前6時の時点で、降り始めからの総雨量は富岡と浪江の観測所で100ミリに達していた

 おおよそ120ミリの雨で「せき」はあふれる。雨水貯蔵タンクまでは5、600メートル離れていた。遠ければ遠いほど送水能力は落ちる。小野は、近くにある地下貯水槽に移送するしかないと判断し、社長の広瀬直己(60)ら上層部に連絡した。広瀬は「そこまでいってしまったなら仕方がない」と了承したという

 だが、地下貯水槽は4月に漏えいが相次ぎ、経済産業相茂木敏充(58)が使用中止を指示していた。それでも断行せざるを得ない「緊急事態だった」と小野は振り返る

 後手に回った東電は、規制委が求めた排出手順を省略し、さらに使わないはずの地下貯水槽に移送するという2つの約束事を結果的に破った

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 福島第一原発で、タンクからの汚染水漏れや処理設備でのトラブルが相次いでいる。東電や国、関係機関は汚染水処理をどのように進めようとしているのか、海洋への流出を防ぐ手だてはあるのか。汚染水対策の現状と課題を追う。(文中敬称略)



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