「keniti3545」since73:10月27日り5℃「東日本大震災」「311フクシマ」962日 今日の一題「311フクシマ の今を見て下さい!忘れようとしてはダメです!」

*朝トレ:7時30分気温5℃体締まる〜! いつものコースには出られない、芝コースだけに(笑い)雨の影響まだ残ってる。第二グランドは暫く振りの細尾ドームリンク駐車場(来年の冬季国体に備え150台は置けそうな大駐車場に変身)この音も久し振りだ「コーン、コーン」と「アイスホッケーのパックがフェンスに当たって跳ね返る音」懐かしいな〜

「三つ子の魂何とやら」スケート靴履いて・スティック持って「氷上にパックを追う自身の姿が」思い浮かぶ・「恥ずかしながら血も騒ぐ」「恥ずかしながらこの年」で・・・・でした帰り道もかん養林の裾野を廻って「大木戸橋」渡り、親父の眠る墓地を左手に見ながら家路を行くこんな「ロケーションは仕組まなくても家を一歩出れば毎日味わえる」最近ホントに恵まれているな〜と思ったりする


 気持ちいい朝〜!は、ここにもあった家には「玉子掛けご飯の朝食」が待ってるし・・・・。だけど、このところ、「3連続台風、大きな地震も毎日」(のように)あります! われ達は、ほんとは自然と仲良くすることだけを考えていたいんですけどね〜。



*「東日本大震災」「311フクシマ」962日


*今日の一題「311フクシマ」の今:
   「距離を於いた二つの視点から見た”思い”を聞いて」、考える。


「1」国内 元ジャーナリストの目
朝日新聞デジタル2013年10月22日18時54分)


新ポリティカにっぽん)  福島で思う、原発事故の残酷


仮置き場に搬入され、たまり続ける除染廃棄物の入った黒い袋。近くには民家もある=今年4月、福島県楢葉町内、西堀岳路撮影



 原発ゼロか原発継続か。小泉純一郎さんは私の師匠だけれども、いま政権を預かる責任者としては経済を危うくするわけにはいかない衆院予算委員会が始まって、安倍晋三首相はそんなふうに答えた

 「核のゴミ」の捨て場がないのに、原発再稼働なんて無責任という小泉さんの発言が波紋を呼んでいるさなか、私は東京電力福島第一原発の南側に位置する町々を訪ねた。伝手(つて)をたよって、現地の方にマイクロバスで案内していただいた。結論を先に言ってしまえば、車窓を過ぎる異様な風景に、私は小泉さんと同じ恐怖を感じた

 東京から常磐線で2時間ちょっと、いわき市からバスに乗る。「この辺の田んぼ、黄金色に実っているでしょう。もう刈り取ったところもありますね」と案内の佐藤さん。いわき市には3・11後、私も避難所支援に来たが、いまはほぼ復興したように見える

 北はずれの久之浜地区は、地震津波に火事が起きて、多数の犠牲者が出た。流された家の跡の更地が痛々しいけれど小学校の校庭に「浜風商店街」という仮設商店街ができて、元気に立ち直ろうとしていた

 バスはさらに北へ、広野町から楢葉町に入っていく曇り空の下、ここにも黄金色の田んぼが広がっていると思いきや近づいてみれば、それは稲のみのりではなく、セイタカアワダチソウの大群落である


車窓に広がった異様な光景

 楢葉町は、昼間は入れるけれど夜は泊まってはいけない地域です田んぼで稲をつくることはできません。セイタカアワダチソウに覆われてしまった」と佐藤さん

 福島第一原発が近くなって、放射能汚染が強い。「ほら、こっちの田んぼをごらんなさい。今度は真っ黒ですよ」。目をこらせば、そこに見えるのは、除染した土を包んだ黒い厚いビニールの袋の群れであるひとつ1トンこの黒い袋が地平線の山並みまで見渡す限り、一面に並んでいる

 「これが除染土の仮置き場です。楢葉町のあちこちにあるんですよ。この黒い袋、野ざらしですからねえ、2年ぐらいしかもたないらしいですよ

 それじゃあ、穴があいたらどうなるのか。また放射能は垂れ流しなのか。それまでに中間貯蔵施設に移さなければならないのだけれど、どこにつくるのか。これもまた、捨て場の見つからない「核のゴミ」と言ってもいいかもしれない

 「おうい雲よ ゆうゆうと 馬鹿にのんきさうぢゃないか どこまでゆくんか ずっと磐城平の方までゆくんか」と歌った山村暮鳥にもうひとつ、「いちめんのなのはな」というフレーズを並べた有名な詩がある磐城平は「いちめんのせいたかあわだちそう」「いちめんのくろいふくろ」である。日本の懐かしい風景は無残に変わってしまった

 楢葉町宝鏡寺という山寺を訪ねた。3・11の後、どろぼうにやられたらしい。ガラス戸に紙が張ってある。「コラー ドロボー! よく聞け! 3月12日、町のみんながどんな思いで町を離れたかわかるかー! 絶対バチがあたるからな! 仏さまが見てるから!

 たまたま住職の奥さんが「昼間帰宅」しておられて、お話をうかがうことができた。「このドロボーへの警告文は、京都に住んでいる娘が書いてくれたんです」

住人の「心の風景」まで壊される
 仏さまも避難してここにはいない。不在の仏前にいくつも骨箱が並んでいる「檀家(だんか)さんが亡くなってもお葬式ができないんです。お墓に納められないんです」
 「あの日、2、3日避難するつもりで、みんな、子供たちのパンツやシャツは2、3枚しか持たないで逃げたんです。でもある子がパンツを少し濡(ぬ)らしてしまった。お母さんが困っているとその子が、お母さんだいじょうぶだよ、がまんできるよと……。お母さんを気遣って、そう言ったんです」と語って、奥さんは涙ぐんだ

 「ここに住んでいれば、ささやかに田んぼでお米をつくって、都会の子や孫に送ってあげられるのに、それもできない

 原発事故の放射能汚染は、田園風景を変えただけではない。そこに住んでいた人々の心の風景も壊してしまった

 「でも、セイタカアワダチソウの下にコスモスの花が咲いたのを見つけたわ」と奥さん。そこに喜びを見いだしたらしい。

 バスはさらに北上して、福島第一原発に近づく。津波で壊されたまま、富岡駅前の商店街は無人の街である。さらに北上して、夜の森地区に行く。3・11前は、春はサクラの名所だった。そのサクラ並木から先は行けない。この先は「帰還困難区域」に指定され、放射線量が大きくて、今後5年間は帰宅できないだろうというのである

 東京に戻って、テレビで予算委員会の質疑を聴く。安倍さん、安倍さん、「責任あるエネルギー政策を責任を持って進めていく」なんて、「責任」を連発していたけれど、あまりにむなしい言葉ですよやっぱり、お師匠さんの小泉さんが言っていることのほうが正しいと思いますよ

 (早野透桜美林大教授・元朝日新聞コラムニスト




=================


◎. 「システムエラー」 凄い迫力あるキーワードですね!! (keniti3545)


「2」「ドイツ在住日本人」の目

 「みどりの1kWh」ドイツから風に乗って







原発事故処理に見られる日本社会の「システムエラー」 (筆者まる / 2013年10月6日)


 もう1ヶ月前にもなるが、福島原発での汚染水問題が明らかになった後、南ドイツ新聞の解説欄で「システムエラー」という興味深い考察があった福島原発事故から今までの東電と日本政府の対応について、日本社会の構造にまで斬り込んだ珍しい文章なので、ここでご紹介したい。



私たちのサイトでももうおなじみの同紙東京特派員クリストフ•ナイトハート氏はまず、「福島原発の事故処理に日本政府が介入することになったのは東電にとっては都合が良い国が責任を持てば責任を感じる者がいなくなるだからこれからの事故処理がもっと責任を持って行われるようになると考えるのは楽天家だけである」との見解を述べる


 そして次のように耳の痛い指摘をする「(これまでの事故処理の)いい加減さの裏に隠れているのは、本来日本が原発事故以来考えなくてはならなかったはずの本来のテーマである。つまり、責任ということである」

 同氏は「責任」とはある社会を理解するための主題の一つであるとし、「安倍首相は、第ニ次世界大戦中に日本政府の名前のもとに行われた犯罪に対する責任を、少しでも受け入れることを拒んでいる」と言う。日本では「罪を認めることは面子を失うことになり、プライドが許さない」、「日本政府はこれまで何度もそうやってスキャンダルの責任から逃れて来たのであり、一般企業でもそうであって東電も例外ではない」と言う


 そして日本では「誰もが自分のいるべき場所を知り、自分の義務を果たす社会を作りあげてきた。個人が目立つようなことをすれば、いじめられるか追い出される。このシステムはすでに学校で始まる」と説明。「日本で電車が1秒たりとも遅れずに来ることや、雑踏の中で誰も叫んだり暴れたりしないこと、ゴミ箱がほとんどないのに道には塵も落ちていないことは、その規律の高さがあってのことである」とする。


 そして同氏は問いかける。「しかし、このような義務感と規律の高い社会が、同時に無責任な社会であるのはどうしてであろう?」と。そしてその問いに自ら答えようとする。「日本には厳しいヒエラルキーがあり、会社などの集団に所属することを自らのアイデンティティーの拠り所にする個人はそう重要でない特に日本の男性は、ほとんど盲目に言われたことをする。たとえそれが規則を破ったり、反することになると分かっていても。法律や規則は柔軟に解釈されるグループに対する忠誠の方が大事である違反に気がつかなければ、何も起こらなかったことになる」。


大企業のたいていの社員たちは自らの責任を持たない。従順である日本のヒエラルキーは今日では、かつてのようなワンマン社長によってではなく、上からの指示を鵜呑みにすることに慣れた者によって率いられているだから、その権力の中心は(責任逃れのための)理想的な空洞ができているその空洞を埋めるのが、“日本的なもの”という抽象的な何か、もしくは東電の精神である。だから日本のヒエラルキーの上にいる者は彼らに従う者たちと同様に“上にある何か”に対して義務を持つ、例えば“東電の利益”のために」。


 ナイトハート氏は、日本人の盲目な従順さは好んでサムライの伝統で説明されることサムライの仕事は今でいう警察や警備であったのに、エリートだったかのように見なされていることサムライは唯一帯刀を許される代わりに、そのコントロールのために盲目な従順を求められたことを説明する。そして続ける。

第二次世界大戦後、日本人は、この従順さが自分たちのメンタリティーに合う、それは武士道から来るものだから、と信じこませられたハーバード大学の日本研究家エドウィンライシャワーはそう分析している。日本人は、サムライが諸大名に屈従したのと同様、会社に屈従するのであると

 多くの日本人はそれを今日まで信じたがっているこのモデルが、特に戦後良く機能したのは、ソニーパナソニックトヨタといった企業が当時、家父長的な創設者たちに率いられていたからである彼らにはビジョンがあり、社員たちはそれに従った

 今日、そのようなビジョンを持った経営者がいる会社は少ない東電も含め、ほとんどの会社は、色も骨もない元“命令受け取り人”によって率いられているそして政治でも、このシステムが踏襲されているのである」



================


◎.チョット「身震いするような、寒気を感じるような指摘であり、文脈」ではありませんか? ある局面では「ムラ社会を差しており、その特殊な”ムラ社会”が出来上がっていく課程にまで言及している」文面これは、「ナイトハート氏」独自の見解なのか?「ドイツ人から見た日本人評」の代表的なものなのか?奥深いものを感じますね。 (keniti3545)


================



「プラス1」 秘密保護法案拾い読み

 「嫌だねこんな状況が成り立つなんて」!!

 ■報道現場で―― 隠れた事実、暴くには

 「『米が懸念』極秘公電」。今年1月3日の朝日新聞朝刊1面、シリーズ企画「プロメテウスの罠(わな)」の見出しは、東京電力福島第一原発事故直後の米政府の危機感を伝えたものだった。秘められた日米政府間のやり取りや自衛隊内部の動きを、板橋洋佳(ひろよし)、野上英文両記者が15回の連載「日本への不信」で掘り起こした

 「米軍は4号機が危ないと考えている」「大統領は非常に心配している」――。公電にあった米軍トップの統合参謀本部議長の証言を報じた。米国務次官補が「数百人の英雄的な犠牲が必要になる」と駐米大使に伝えた、とも書いた

 取材したのは外務、防衛省幹部、国会議員や米政府関係者ら100人以上。「国家公務員法違反になる」と口は堅かったが、関係者を説得するとともに、多方面の取材を重ね、事実を積み上げた

 国家公務員法守秘義務違反は懲役1年以下。対して、秘密保護法案は懲役10年以下と重罰化が際立つ

 板橋記者は「(法案が成立すれば)機密に関わる取材のハードルが上がるのは間違いないこれまで以上の取材力と、情報源を守るための慎重さが求められる。事実を追う姿勢は何ら変わらない」と言っている。(編集委員・川本裕司)


 ◆役人が萎縮、取材の壁 江藤洋一弁護士の見方
 秘密保護法により秘密漏出の重罰化が進むことで、役人もマスコミも萎縮し、国家機密についての取材はより難しくなるだろう

 法案の修正協議で「著しく不当な方法によるものと認められない限り」は正当な出版・報道の業務と認めたが、訓示規定にすぎない「著しく不当な方法」を決めるのは当局だ。行政庁の告発や警察が独自に動くことも考えられる

 秘密の要件があいまいで恣意(しい)的な逮捕に道を開きかねない

 特に法案で配慮されていないフリージャーナリストは危険性が高い。裁判にならなくても、逮捕・勾留や捜索・差し押さえを受けるだけで大打撃だ。戦前の治安維持法でも国内の検挙者のうち起訴されたのは約1割といわれる。

 尖閣ビデオはずさんな管理で流出したが情報がきちんと管理されれば公務員が漏洩(ろうえい)する例は少ない重罰で国民やメディアを威嚇し、国民の知る権利が脅かされるのは本末転倒だ

     *
 えとう・よういち 1950年生まれ。日本弁護士連合会秘密保全法制対策本部長代行。


・・・・・・・・・・・・

 ■例えばAさんが―― 居酒屋の会話で逮捕?
 例えば、こんなことが起きるかもしれない――。

 大阪府東大阪市の町工場の専務Aさんは、大学時代の友人と久しぶりに居酒屋で飲んでいた。互いの仕事の話題になり、友人がAさんに尋ねた。

 「確か、お前の所は特殊素材作ってるんだよな」

 「ああ、原発に使う世界最高強度の素材だよ」

 「そんなすごいもん、どうやって作るんだ?」

 Aさんは素材の情報が原発テロ防止に関わる特定秘密だと社長から聞いていたが、こんな専門的な話を友人が誰かに言うことはないと思い、製法の一端を話した。ところが――。

 Aさんは、業務で知り得た特定秘密を漏らしたとして警察に逮捕された。最長で10年の懲役。友人も特定秘密と知りながら聞き出そうとしたと疑われ、長時間、事情を聴かれた。実はあの居酒屋で、非番の警察官が近くの席で飲んでいた。《原発? テロ防止に関わる情報かも》。ICレコーダーで会話を録音し、捜査していたのだ

 裁判でAさんの弁護人は何が特定秘密に指定されているかを記した書類の開示を求めたが、認められなかった。Aさんは有罪判決。判決文でも「●●の●●に係る●●を伝達し、特定秘密を漏らした」と、特定秘密に当たる文言は伏せられていた。(佐藤達弥)

・・・・・・・・・・・・


 ◆指定、第三者が監視を 畠田健治弁護士の見方
 法案では省庁と契約した企業の社員らも罰則の対象だ。もし友人が特定秘密だと認識し、Aさんの酔いに乗じて秘密を聞き出したと判断されれば、10年以下の懲役などが科せられる「取得行為」に問われる可能性がある秘密の範囲が野放図に拡大すれば、業界で常識の情報ですら特定秘密に指定され、指定されたことは広く国民に知らされない戦前の軍機保護法では報道された飛行場の位置を外国人に話しただけで逮捕された例もあった。指定に第三者のチェックを働かせるべきだ。

  *  はたけだ・けんじ 1962年生まれ。大阪弁護士会の秘密保全法制対策大阪本部事務局長。

*.外交や防衛などに関わる秘密を漏えいした公務員らの罰則を強化する「秘密保護法案」 。 ... 民間人に対しても、特定秘密を得るために>(1)あざむき・暴行・脅迫(2)窃取(3) 施設侵入(4)不正アクセス−の行為をすれば最高で懲役10年


================

◎.友人と暫く振りで、一杯やりながら「愚痴をこぼし」合い「傷を舐め合う」もうこんな企業戦士の哀れな姿は見なくて済むのは良いかも知れないが。 一つ口を滑らせた友人が「逮捕」なんて目覚めが悪くて、一杯飲みにも行けないねです! 「アホクサ〜」!! ついでに「禁酒令」でも引きなよ「酒止めてやる」から! (泣き笑い keniti3545)


================