「keniti3545」since73:10月19日れ11℃「東日本大震災」「311フクシマ」954日 今日の一題「海洋汚染の深刻さどうする日本!外国が怒ってるぞ!」

*朝トレ:6時11℃温い朝〜だ。夕べ告げられていた、「本日、那須の道の駅に地産の野菜を買い」についでにで「アウトレットモールでバーゲン」を見る(漁る?)「誰の運転?倅?」、われ留守番希望、「ダメ、衣類は原寸を合わせて見なきゃね」

 ん、ま良いか!とは言っては見たものの、7時30分玄関発では当然朝トレ中止となる! 「お留守番で夕食請負はどうかな〜も却下」されて・・・ん、ま良いかと諦め悪く付いていったがやっぱりお買い物は苦手だった昼食挟んで2時間はアウトレットモールの「テラスで生ビール」 ハバネロソースを絡んだ豆粒噛みしめながら」これも悪くはないんだけど「真夏じゃないのでビールもジョッキ二つも飲めば沢山だ」もんな〜

 
 その後の時間は「ドッグラン」やれる区画があり見せたがりが結構居るモンだこっちも助かるんだけどね、此処でビール売れば良いのにな〜? でもワンちゃんの数が凄い多いな〜、モールの中そんなに隈無く歩くわれではないが、ワンちゃんの居ない通りはないみたいだ

 今のわんちゃんは「みんな堂々として、それぞれ家族の一員という顔している」し、中にはどっちが「ご主人さま」かわかんないような「威風堂々たる」ワンちゃんも居たりする。これは飽きないな〜! 3時30分集合の車へ、何とか「アウトドアーにいた時間だけは稼げたろう」テラスの下もアウトドアーでしょう? え、シャツが気にくわないので帰りにユニクロ??? もう良いよ!ご帰還夕6時でした。これから、冬場は「モール漁り」は誘わないで下さ〜い!
今日は贅沢な一日だったんだろうな〜!?  



*「東日本大震災」「311フクシマ」954日


*今日の一題 「海洋汚染の深刻さ」と真実を知ろうとしない「日本(国)」! 
 総理の「アンダーコントロール」発言を>「責める国民」「それを煽るメディア」しかし「真実からは目をそむけよう」とする「双方」では、「緊急課題に対する」「正常なマスコミュニケイションを形成する」ことも出来ない

→「事実を知らなければ危機感すら持てず」→「当を得た改善の手立等及びも付かない」「東電に処置能力無し」→「国が表に立ちます」と言ってから「何等有効な手立てもなく時間が過ぎて」いる


「危機感欠如の政府」からは広がる汚染(より広範囲に、より線量も高く)のチェック体制も整える様子すら見えない「漏水処置に関しても・汚染状態の調査にも外国の協力を拒む姿勢が強い」と言われている。 既に、隠すも騙すも出来ない状態にありながら何故外国の助けを拒むのか真意を説明してもらいたいものだ

と言うより、「事実を認め、衆目が良しとする手立ての実行を急いで下さい」総理大臣殿! 総理が望んで笑われるのは敢えて止めませんが国民まで道連れにしないで下さい

政府の怠慢が一次施策(漏水の歯止め)では既に済まず二次施策(海洋汚染の歯止めと事後処理)東電がダメなら政府が前にと出たが・・・阿倍さんダメならどうするの?! (keniti3545)


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世界的科学者(米国ウッズホール海洋研究所ケン・ベッセラー博士)が目撃した原発汚染水の海域」と「放射能汚染の実情」
2013年10月16日(水) 週刊現代



今この瞬間も汚染水は海へ漏れ続けている。海はどれほど汚染されているのか。魚は食べていいのか。他にいかなる悪影響を及ぼすのか、いまだ未知数だ。事態を究明するために世界の力を借りよう


とても深刻な調査結果

私たちのチームはこれまで4度来日し、原発から1㎞のところまで近付いて海水などの調査をしていますが汚染水は漏れ続けています。いくら海水で薄まっても、魚がいる場所としては、福島の沿岸は最悪の場所です。残念ながらいくつかのシーフードについては食べられるレベルではありません」

世界最大規模の独立系研究所である米国ウッズホール海洋研究所のケン・ベッセラー博士は福島近海の汚染状況についてこう語った

福島第一原発の汚染水はコントロールされるどころか、日々新たな問題が見つかっている。10月に入ってからも、高濃度の放射性物質を含む雨水がタンクから溢れ出る事故があったばかりか、原子炉を冷やすために使用した汚染水が新たに漏れていたことがわかるなど、次々と問題が発覚している

こうした福島の現状は世界中から不安の目で見られているが福島第一原発事故直後から、一貫してこの汚染水問題の調査に当たってきたのがベッセラー氏だ

ベッセラー氏の調査の詳細について触れる前に、氏の経歴を簡単に紹介しておこう

ベッセラー氏は、研究者としてのキャリアの大半を海洋中における放射性物質の研究に費やしてきた世界的科学者。チェルノブイリ原発事故の際にも、黒海放射性物質の影響を調査・研究している



福島原発事故でも事故直後の2011年4月、他の日本人研究者と連名で「福島原発から出た放射性物質の海洋環境への影響」という論文をまとめた。この論文は、世界で最も権威のある科学雑誌『ネイチャー』への掲載も決まっていた。ところが、日本の気象庁がベッセラー氏の記述は風評を煽るとして削除を求めた経緯がある。つまり、ベッセラー氏は日本の役所が隠したい内容でも科学者の良心に従って、その危険性を説いてきた反骨の科学者と言える。同氏は言う。

「私たちは研究所以外のどこからもおカネをもらっていません。政府から独立した研究機関が調査することが重要です。日本政府はもっと海洋調査を真剣にやるべきだと思います

その後もベッセラー氏は、東京大学大気海洋研究所の西川淳助教や、ストーニーブルック大学教授で海洋汚染の専門家であるニコラス・フィッシャー教授らとチームを組んで福島原発事故による海洋汚染の調査を続けており、直近では今年9月8日から14日まで、福島近海の海水サンプルの採取を行ったばかりだ

一口に海洋汚染の調査というが、この作業は長期間にわたる地道なサンプルの採取と、分析のための莫大な時間を要する。ベッセラー氏は海水と海底の沈殿物の調査を担当している

「今回の調査では、異なった海域の海水のサンプルを100ヵ所で採りました。ひとつのサンプルにつき20ℓなので合計2tです。20ℓでやっとセシウムアイソトープ(原子)一つを検出するのに十分な量になる。一方、海底の沈殿物は、あちこちの海底にチューブを差し込んで採取します。これは300ヵ所で集めました

今回は1週間、船に泊まりこんで作業をしました。時には36時間ぶっ通しで働き、少し眠って、また8時間働くといったペースでした」

魚から放射能が出ている

調査の費用も、日本やアメリカの政府が出しているわけではない。彼ら研究者が自ら調達して行っている。これも調査に伴う大きな労苦のひとつだ

海洋汚染の調査には、とにかく大変な時間と費用がかかります。今回のクルーズだけでも10万ドルはかかっている。さらに、一つのサンプルの分析につき数百ドルかかりますが、その分析が何百もあるのです」

試料は高感度のゲルマニウム検出器で調べられるが、検出器の価格は、1台6万ドル。また、一つの試料のセシウムの型を特定するのに24時間かかる。検出が難しいストロンチウムなどはそれよりも時間がかかるという。そのため、試料が得られたらすぐ分析・評価とはならない。しかも調査は被曝の危険と隣り合わせだ

船では、ガイガーカウンターを常に携帯しています。サンプルを集めるときに、自分たちが安全かどうかを確認するには、常に放射線量をモニターしつつ作業する必要があります。危険は避けたいですから

分析結果は来年2月末の科学会議で発表する予定だと語るベッセラー氏は「原発汚染水の海域」についてこう語る。

海洋汚染はコントロールされているという安倍首相の発言は理解できません。私から見れば、まったくコントロールされているようには見えない。海洋汚染自体は、人体へのリスクという観点から言えば、水泳しても大丈夫でしょう。しかし、魚介類の汚染は、魚にガイガーカウンターを当てるだけで検知できるほど高いレベルです。これは、食べても安全とはとても言えないと考えています

では、その魚介類の放射能汚染の実情はどうなっているのか。魚介類の調査を行っているフィッシャー氏は次のように言う。

「魚の種類によってはかなり汚染度が高いと思われます。すでに海底の堆積物はいろいろな放射性物質で汚染されていることがわかっています。我々は5月と9月に福島近海で魚などを採取しましたが、いまはまだ5月に採取した魚などを分析しているところ。9月に採取したものはさらに先になるでしょう。ただし、魚の放射能汚染は急に汚染濃度が下がることもなければ上がることもありません

ちなみに水産庁の最新データ(9月9日付)によると、福島ではアイナメイカナゴ、スズキ、ヒラメ、カサゴなどに出荷制限がかかっている

政府の調査は信用できない
世界的な科学者チームが汚染水問題を調査してくれるとなれば、日本政府がバックアップするのが当然のように思えるが、それがないため、彼らの調査の方法は驚くほど原始的だ

魚の採取は私の大学の研究生が行います。非常にローテクな方法です。つまり、毎日20時間、いろいろな場所で、ひたすら釣り糸を垂れるのです。こうして得られたサンプルを、今度はガンマ線検出器にかけるためにすり身に加工しますこれに2週間。それで、やっと検出器にかけるわけですが、魚1匹を厳密に分析するのに5時間はかかるのです。この機械は非常に高価で、われわれが使えるのはわずか5台しかありません。予算がないので台数も限られているからです。研究は非常にスローで地味なもの。もし機械がもっとあれば、早く分析して発表できるのですが……」(フィッシャー氏)

調査に手間がかかる上、予算が限られているために時間も余計にかかってしまう。プランクトンの汚染を調べている西川氏も時間がかかるのは仕方ないと語る

「簡易的な検査ならそれほど時間はかからないでしょうが、ストロンチウムなどは時間がかかります。濃度が低い場合は、科学的に信頼できる値を得るまでにさらに長い時間がかかるのです。私は主に動物プランクトンに蓄積した放射性核種を調べていますが、現在の濃度レベルでは測定に時間がかかるのもやむを得ません



ただ、科学者たちが海水や魚、プランクトンの分析を慎重に進める一方で、9月25日から福島北部沖で試験漁が3ヵ月ぶりに再開した、という現実がある。タコやイカなど約5tの漁獲物が水揚げされ、これらのうち、検査で「安全」とされたものは、東京・築地市場などにすでに出荷され、われわれの食卓にのぼっている

この場合の「安全」とはいったいどういった根拠に基づくのか。水産庁漁場資源課の担当者に話を聞いた

「検査は、まずサンプルの魚のうち、人の口に入る部分をすべてミンチ状にし、ゲルマニウム検出器などに入れます。分析にかかる時間は水産庁が委託している機関では、1kgを1時間ほどで測っています」
この方法だとなぜ短時間で検査結果を得られるのかというと、セシウムの量だけを調べているからだ。それだけなら1~2時間で結果が出せる

科学的には厳密と言えないが、そもそもその魚が食べられるかどうかを調べるのに、何ヵ月もかけるわけにもいかず、「セシウムが基準値(1kgあたり100ベクレル)以下なら人体に影響はない」という厚労省の判断に頼るしかないのが実情だ。

しかし、ベッセラー氏は次のような懸念を明かす

セシウムよりもストロンチウムが心配です。ストロンチウムは骨の中に入り、長期間にわたって残りつづけます。2011年に比べて海洋のセシウムは減っていますが、ストロンチウムの量は50倍になっています

現に、タンクからの汚染水漏出事故ではストロンチウムが大量に海に流れ出たことが確実になっている

現在、市場に並ぶ福島近海の魚介類はすべてセシウム検査をクリアしたものだが、ストロンチウムは大丈夫なのかという不安を持つのは当然だろう。そうした不安を払拭するためにも日本はもっと柔軟になるべきだと、ベッセラー氏は言う

最も重要なことは国際グループによる調査態勢の構築です世界各地にいるそれぞれの専門家の協力を得てチームをつくる。日本だけでは解決は無理です。私も協力を惜しみません

政府はこの世界的科学者の声に耳を傾けるべきではないだろうか

週刊現代」2013年10月19日号より



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