「keniti3545」since73:10月07日れ16℃晴れ「東日本大震災」「311フクシマ」942日 今日の一題「」
*朝トレ:玄関ポーチ、7時16℃晴れ トレーニングスタイルも秋仕様になった、「トレパン・シャツ」共に長尺黒のキャップも「生地厚」手袋も既に2度使った(一桁気温の日)。ウインドーブレーカーはパンツだけ「雨よけ」、「足元芝コースの露よけ」には使用する。
良い朝だ! 「青い空・高い空・深みのある澄んだ紺碧の空だ!」 「気持ちいい朝〜、! われの朝〜!」 「この空はみんなの権利だ〜!」 「このきれいな空を汚すな〜!」 「原発止めればまだ間に合うぞ〜!」 「次の世代へも、その次の世代へも、きれいな空・きれいな水(海)を残そ〜う!」 「総理大臣は約束してから椅子に座れ〜!」 「気持ちいい朝〜を、我々庶民から取り上げるな〜!」!!!
*「東日本大震災」「311フクシマ」942日
*今日の一題 「憲法は人間の尊厳を守る」とある:
「われは朝一で”美味しい空気と青い空が見たい”」この権利を一番に守って欲しいだけだ!
2013年10月06日10:06 知っておきたいこと東京・中日新聞 (原発のウソさん)
【憲法と、】第6部 福島の希望<4> 生きる場所 取り戻す
福島第一原発の事故後もクリーニング店の営業を続ける高橋美加子=福島県南相馬市で
東京電力福島第一原発事故が起き、福島県南相馬市から県外への最後の避難バスが出た二〇一一年三月二十日、クリーニング店を経営する高橋美加子(65)=同市原町区=は避難先の仙台から自宅に戻った。「地元企業にとって存在意義がかかっている」との思いがあった。
人口七万から一万に減り、ゴーストタウンのようになった街での闘いが始まった。食料の調達、がれきの撤去など残った企業は自分たちのできることをした。銀行はすべて支店を閉じる中、唯一残った信用金庫は先の見えない地元企業に融資を続けた。
人々が戻り始めた一二年二月、人のつながりを取り戻そうとイベントを開催した。会場に立てた木に子供たちがメッセージを書いた紙の葉を付けた。「なぜ同じ日本国民からまでも死の町とよばれなくてはいけないのですか」「じいちゃんのつくったすいかをたべていいですか」
胸が詰まった。人は個人として尊重され、幸福を追求する権利があるはずなのに。原発事故は家や財産だけでなく、人の尊厳まで奪っている。それらを保障する憲法が、人々の当たり前の生活の土台となっていたことを、あらためて感じた。
「憲法は、よく言われるような目に見えない空気のようなものではなく、人がよって立つ大地。原発事故は大地を汚し、基本的人権を破壊した」
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同じ南相馬市原町区の元高校教師で、川崎市で避難生活を送る山崎健一(67)も同じ思いだ。「虫歯になって初めて歯を意識するでしょ。これと同じ。憲法に書かれた人権も、失って初めて憲法に守られていたことに気づく」
自民党が戦力の不保持を明記した九条二項を削除した憲法改正草案を発表した二〇〇五年、教師仲間ら六人と、はらまち九条の会を立ち上げた。3・11以降、会報は原発事故に関する原稿が大半を占めるようになった。
教壇に立った六校のうち四校が原発の二十キロ圏内にあり、他校を間借りして授業をしている。教育を受ける権利すら危うくなっているのではと気がかりだ。かつての教え子たちをテレビで見かけることもある。
「みんな疲れ切っている。インタビューで『先が見えない』っていうでしょ。その姿が私より老け込んでいる。切ないよ」
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南相馬に残った高橋は、被災地を記録したDVDを制作した。変わり果てた街の映像に詩が重なる。「私の生きる場所はどこなのか?」。子供たちが除染の済んだ大地に立ち、笑顔を浮かべる映像もある。
「震災前は効率、効果で動く国だった。そういうのは終わりにしないとだめ」。南相馬にはもともと「そうじゃない暮らし」があった。
年収三百万〜四百万円でも家を建てることができた。野菜は買わなくても畑で作り、近所からもらうこともできた。それでも「もっといい生活」を目指した。原発事故で、やっと失った生活のすばらしさに多くの人が気が付いた。
「残る人のためだけでなく、よその土地に移った人たちにも戻るべき故郷を残してあげたい」。再生可能エネルギーを活用した地域づくりに取り組み始めている。 =敬称略、おわり
(この連載は、飯田孝幸が担当しました)
東京新聞 2013年9月27日
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◎.心配なのはご本人達の健康、低線量被爆への心構えなどはどうなのか、特にこの地に住まうことに関して。「事、子供に関する処遇は、敵味方無しに考えなければなりません」!が、この記事の扱いには子ども達の姿が見えて来ません。心情と現実の狭間にには、厳しいものがありますが”被爆被害”に関しての知見をより多く吸収(高めて)して「子供対策を家族だけに負わせない」で「地域ぐるみの問題として行政に、国に訴えていくべき」だと思います。
新聞も「大手は一部を除いては”腐って”いて「ダメ」だけど、「地方紙の頑張り」!を期待するしかない。「真実と良識あるマスコミ報道と、住民とが一体」になって、「世論を高めなければ救われない当事者達」ではないでしょうか! また、この問題は「子供は国の宝と本当に国民の我々が思っているのかどうか」外国からも注目の的です。今後の東京新聞さんの良識にも大いに期待するところです! (keniti3545)
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「プラス1」
以前、SPYBOYさんに教えて頂いた「BLOG BLUES」さんを閲覧でお邪魔した今日、「二年半前に、小出さん、の放射能で汚れた食べ物は私が食べる!」。「大人が食べればいい!、自分達のせめてもの罪滅ぼし」に。しかし、子ども達には食べさせてはダメです。涙声で訴えていた姿を思い出しました。
その時の衝撃を今日も感じたのです!「BLOG BLUES」さんが作家「佐川光晴」さんを紹介する文章にありました! <世相と斬り結ぶ作家として、「佐川光晴」は福島原発事故にも当初より声を上げている。『原発で作業すべきなのは首都圏の中高年』 http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/594.html と。 他者への差別や、自己の卑怯な振る舞いが、きっと我慢ならないのだろう>。
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BLOG BLUESさんのブログは此方です→ http://blogblues.exblog.jp/
(面白いので全文ご紹介しちゃいます)
六分の侠気、四分の熱、佐川光晴「おれのおばさん」
NHKの名作に「新日本紀行」というドキュメンタリーシリーズがあって、
'70年代中頃に放映された「北大恵迪寮」をテーマにした回を今も覚えている。
寮生たちが赤フン一丁で札幌の街を練り歩きながら、寮歌「都ぞ弥生」を
がなり立てるという、はためいわくというべきか、稚気愛すべしといおうか。
評価は人それそれでありましょうが、馬鹿馬鹿しいのが好きな僕は、
うわははははは。番組を観ているうちに、まったく愉快な気持ちになったのだ。
♪〜都ぞ弥生の雲紫に 花の香漂ふ宴遊の筵
尽きせぬ奢りに濃き紅や その春暮れては移ろふ色の
夢こそ一時 青き繁みに 燃えなん我が胸 想ひを載せて
星影冴かに光れる北を 人の世の清き国ぞと憧れぬ
佐川光晴は、その北大恵迪寮出身の作家だ。
教育基金かなんかで南米に遊学し、卒業後は出版社に勤めるも直にやめ、
いかなる動機か屠場に職を求め、10年近く働いて、作家デビューを果たしたという。
筋金入り、ボーイズ・ビー・アンビシャスの男だ。とても真似できない。
万年芥川賞候補作家で、すでに4、5回候補に挙がっている。
こうなると、もう取れないのが常ですね。それで方向転換したわけじゃないだろうが、
大衆小説を書いた。もっとも出世作の野間新人賞受賞作の「縮んだ愛」からして、
ストーリーで読ませる作品で、資質に気づいた編集者が示唆したのかもしれない。
それが「おれのおばさん」だ。快作である。
最近の暗澹たる重苦しい世相を俎上に載せながら、どこまでも元気だ。
この向日性は、実に貴重だし、世界を変える力を持つものだと、僕は信じる。
世相と斬り結ぶ作家として、佐川光晴は、福島原発事故にも
当初より声を上げている。「原発で作業すべきなのは首都圏の中高年」と。
他者への差別や、自己の卑怯な振る舞いが、きっと我慢ならないのだろう。
その青っぽいまでの潔さは、本作「おれのおばさん」にも溢れ出ている。
友を選ぶなら、こういう男だ。六分の侠気、四分の熱。
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