「keniti3545」since73:10月3日曇り後雨16℃「東日本大震災」「311フクシマ」938日 今日の一題 ネタバレ・「ホワイトアウト」:再稼働すればまた必ず爆発するぞ〜!

*朝トレ:6時30分16度良い陽気だな〜、雨気にならない。勝手だけど、今日は午前中から少々立て込んでいるが、われ雨は気になならない勝手ですいません

 お袋デート・かわせみ運営会議出席パロットで遅めのディナー今日は我が家のステーキの日(と言っても家はハンバーグステーキで〜す!)。 最後の買い物は息子と二人でお願いしま〜す!(勝手すぎると怒られるかもな〜)ま、成り行きにお任せです。 



*「東日本大震災」「311フクシマ」938日


*今日の一題 ネタバレ「ホワイトアウト」龍作さんの力借りて拡散〜、で〜す!


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UP前に「narumasa_2929さん」の本格的な記事紹介にに行き会ってしまいましたが、物語的にも興味を持ってもらえる人達もいるとすれば、そこから「原発の理不尽さ」に腹を立ててもらいたくて、一助になればと「置いとき」ま〜す

*.先日、この日記でビキニ環礁の調査船プロジェクトを立ち上げ敢行した1950年代の「管」の心意気に少々の感銘に近い感情を持ったわれでしたがその後の「官(庁・僚)の行状」は常に我が身の「保身第一をモットー」に「政官財のコントロールタワー」であり続けている。しかもこの小説の中身のように検察をも操る。


 政府は「管」の「使いッパ」?!「管の意にそぐわない政治家」は「大物と呼ばれる人物」であっても「完膚無きまでに叩き潰される」か「追い落とされて」しまう>。「検察との癒着」も、目に余るものがあるが当然「イニシアティブは仕掛ける側の官僚」にあるこの近々には例を引くまでもない「多くの事例が国民の目にも留まっている」はずだ。 

 だから、元官僚の「暴露記事」はフィクション無しの実録が一番面白い国民も事実を知る上でこういう人達の存在は必要だ。 ここで、「面白いとか必要」だ等という言葉は不謹慎かも知れないが、当分この人達にはこれ以上の動きは取れないのだから我々国民も現状も変える事は出来ないでしょう。 そう、此処からは「これ以上」を望むことも出来ないのだ

 何故かと言えば何年経っても、官庁・官僚の姿は変わらないエリート候補と目される若者が特殊教育を受けキャリアを積めば先人達の「優雅な生き様」が目に入る何も新しい苦労はしなくても良い、敷かれたレールの上をを脱線しないように走りさえすればよい。政治家を操る術は既に充分身についている。検察とのコネクションにも使えるルートが用意されている


 いくら新しい人材が登用され、新人が毎年入ってきても先人達が順に天下りを行ったあとには、見かけの人相風体は些か違っても中身は寸分違わぬ何代も続く分身だ 正に「ゾンビ」の引き継ぎに他ならない。 唐突な引き合いだが東電の体質もそっくりこのままだろう! 東電を解体・政官財&管の検察操作を断ち切らない限りこの記事原本の副題ににあるように「原発はまた必ず爆発する」とわれも思います。 (keniti3545) 


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田中龍作ジャーナル 2013年9月28日)

「新○県知事、逮捕」 現職官僚・告発小説のリアル

小説『原発ホワイトアウト』(講談社)。発売わずか2週間で永田町、霞が関界隈を賑わす問題作だ。=写真:筆者=


 現役キャリア官僚が書いたとされる『原発ホワイトアウト』(著・若杉冽=講談社)が話題を呼んでいる。サブタイトルは「原発はまた必ず爆発する」。

 原発という甘い蜜に群がる経産省、電力業界、政界の内情が赤裸だ。さすが「権力の現場」に詳しいキャリア官僚が書いたと思わせる場面が随所に登場する。いま永田町や霞が関では“犯人捜し”が行われているそうだ

 あらすじ― 電力業界全体が外部(関連会社)に発注する金額の合計は5兆円にものぼる。関連会社は電力会社の指示にしたがって政治家のパーティー券をさばくだけで相場より15%も高い価格で事業を受注し続けることができる。割高の事業コストを支えるのは「総括原価方式」だ

 政治家を資金面で支えてきた電力業界だが、フクシマの事故をうけ全ての原発は停止したままだこのままだと電力会社の赤字は膨らみ政治家の活動資金も細る

 政と官はあの手この手で原発を再稼働できるような体制に漕ぎ着けたところが再稼働に待ったをかける人物がいた。新崎県知事の伊豆田清彦だ。新崎県は関東電力の新崎原発を抱える

 何としてでも新崎原発を再稼働させたい保守党商工族のドンとエネ庁次官は、伊豆田の失脚を画策する総理と検事総長の宴席を設け、総理に「エネルギーの安定供給は国の根本ですから」と言わせるのだった

 小泉内閣時代は小泉首相の政敵6人が葬られている…」作者(若杉冽)は元参院議員平野貞夫氏の著作『小沢一郎完全無罪―』をひもとく。そして「政権と検察は一心同体なのである」とする

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<*.ここで読者である(keniti3545)としての注釈:政権の中の管ではなく、「管が政府を操っているのだ」と言わずもがなの一言だろうが是非にの追記だ>
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 検察が動き伊豆田知事は嵌(は)められる新崎県が経理システムを発注した「藤ソフト」が見返りとして、伊豆田知事の義父が経営するソフト会社「ライフ」システム開発を割高な金額で発注した、というのだ

 システム開発の金額などあってなきに等しい。そこを「割高」として付け込むところがいかにも検察庁らしい。「逮捕ありき」なのだ


 知事就任前「ライフ」の取締役をしていた伊豆田は収賄の疑いで逮捕される

新崎原発のモデルとされる東電・柏崎刈羽原発の遠景。=写真:筆者=

 この小説にも佐藤栄佐久・前福島県知事の逮捕劇が出てくる実弟の不正土地取引に絡んだとされ、栄佐久氏は収賄の疑いで検察庁に逮捕される。収賄額はゼロ円という摩訶不思議な汚職事件だった

 福島原発プルサーマル計画に反対していた栄佐久知事は、東電の事故隠しにも敢然とした態度で臨んだ。それゆえ小説では関東電力(東電がモデル)が実弟の不正土地取引を仕込んでいる

 伊豆田清彦知事も佐藤栄佐久知事も、踏んではならない東電という虎の尾を踏んだのである

   原発をテロリストが襲った〜
 権限を引き継いだ副知事は新崎原発の再稼働を認めるだが大雪の日、テロリストが高圧送電線を吊った鉄塔をダイナマイトで破壊する。新崎原発は電源を喪失した

 外部電源車が置かれている高台には大雪のため近づけない新規制基準では「外部電源車を各原発に配置すること」とした以上、ヘリで電源車を運ぶ方策を別途講じているはずもなかった。海から運ぼうにも大シケで岸壁に近づけない。

 原発は あれよあれよ という間にメルトダウンした格納容器の圧力は高まる。格納容器の爆発を避けるにはベントする他ない。ベントが始まり住民は逃げ惑う…

  発電所内は そこそこ の警備体制が敷かれているが送電鉄塔がある場所は無防備だ。新規制基準はテロリストの襲撃を想定していない。全電源を喪失した場合、復水器で冷やせるのはわずか数時間である。メルトダウンは簡単に起こりうる。住民の被曝は避けられないのだ

 「(新)規制基準は安全基準ではない」新潟県泉田裕彦知事は繰り返し説く。だが政府も東電も泉田知事の警告に耳を貸そうとしない

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