「keniti3545」since73:9月12日れ17℃「東日本大震災」「311フクシマ」917日 今日の一題「朝日さんの記事ににもの申す!」

*朝トレ:6時30分17℃ コースまで「イチモクサン」 「in」で、思い切り大きな声で「気持ちいい朝〜!」 「青い空、気持ち良い朝〜!」 これは小さな声では「有り難みがない」ものな〜! 今朝は露玉が結構襲ってきたが全然苦にならず倒れかかったススキを起こして上げる余裕すら・・・・・行き会い人無しも倉井さん庭にヤマドリの家族三羽、柵の上にはつがいのカラス随分賑やかな庭だった。 



*「東日本大震災」「311フクシマ」917日


*今日の一題 「朝日さんのもの申すを読んで更にもの申します!」

朝日新聞さん、読者から見れば問われた人がちっとも物「(申してない)言ってない」よ! 意見を聞くならもっと確り意見を言わせて下さいよ!こんなこぢんまりと丸めてしまう問題ではないでしょう。 (keniti3545)


朝日新聞 2013.09.12 社会面


東京五輪、あえてもの申す 招致反対していた人は… 異論も許容を/被災地考えて

 2020年東京五輪を招致する過程では、幅広い賛否の声があった「防災の街づくりを」「被災地の復興に意識を」――。開催が決まり、反対を唱えてきた人たちは提言する

 「日本人なら立場に関係なく祝うべきだ」「喜んでないのは非国民」。東京開催決定後、ネット上にこんな書き込みが目立っている


 「なぜ水をかけるんだっていう同調圧力がある。反論しにくくならないか心配してます」。9日、東京都内のイベントでコラムニストの小田嶋隆さん(56)は言った
 「経済効果の期待を、復興や夢という言葉に包んだ違和感」を招致活動に抱いてきたという小田嶋さん。五輪開催に招致委員会は3兆円の経済効果を見込むが、競技施設整備に約4500億円かかる計画が示されている。「お金がどう使われるのか目を光らせたい」

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*.これは一つ大切なことですよね復興・被災地への思い、現状を確り認識してもらいたいその思いがあるからこそ無駄遣いをさせまいと言うことだと思います。(kenit3545


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 内田樹神戸女学院大名誉教授(62)は「商業化の進んだ最近の五輪が嫌いで、招致も同じだった」という1964年東京五輪では、閉会式で選手たちが国籍に関係なく腕を組み、手を振りあった光景が胸に残る。「世界は仲良くできるんだと感動を覚えた」

 街頭で隣国を声高にののしる姿が珍しくない今の東京。「本来、五輪は排外主義と相いれない。偏狭なナショナリズムを乗り越え、国民が成熟する機会になるなら開催の意味もある

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*.「偏狭なナショナリズムを乗り越え、国民が成熟する機会になるなら開催の意味もある」内田説もにも敢えて反論はありませんよ但し、1964年のオリンピックで各国の選手が手を振り合った光景に感激とあります

 本来ならスポーツの好きな福島の人達も通常の生活が出来ていれば東京オリンピックの会場に出かけたかも知れないんですよ!それが本当に残念ですと言いたいところなんですよ内田氏も。
 だから我々は世界中の若いアスリート達に被災地の現状をよく見てその原因と事故後の対応を祖国へ帰って自国の皆さんに詳細を伝えて欲しいのですよ

 もしかしたらその方法も提案していただけたかも知れないんですよ。 掲載の様な一言では真意を語ってもらえていませんよ(kenit3545)

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 評論家の大宅映子さん(72)は開催決定後、テレビ番組で「イスタンブールの方がよかった」と話した結婚直後に経験した64年東京五輪ほどの熱気がないと感じていたからだ。ただ、元々五輪は好き。「ハード面のみの充実ではだめ。外国客のもてなしなど、センスのいい五輪になってほしい」

*.大宅さんにも失礼じゃありませんか?「結婚直後に経験した64年東京五輪ほどの熱気がないと感じていたからだ」と言ってます

 もっとスペースがあれば前回の東京オリンピックのように決定の熱気がないと指摘しているのですから、この原因をきちんと説明してくれたかも知れないのです。 一緒に喜びを感じられない被災地の方々に何をして上げれば良いのか、何をしなければならないのかを我々に解いて下さったかも知れないんです

 現状を隠すようなことなく、この事故の「原因と被災者の苦しみ」「復興・復権に関する問題点」を確り外国のお客様にも伝える義務が私たちにはあるんだと言ってくれたかも知れません著名なジャーナリストから、被災直後から今日まで続いている支援に対してのお礼を言っていただければ被災地の方も幾分気持ちが軽くなるかも知れません。無視、見ぬふりをされるのが一番悲しいと被災者の皆さんは言っているそうです。 (kenit3545)

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 「被災地を思えば東京だけ浮かれるわけにいかない」と唱えてきた漫画家のやくみつるさん(54)「せめて五輪を機に防災に目配りした都市整備が進めば、開催もむだにはならないと思うが」と話す

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*.「やくみつる」さんだって、「一言」と言われればこう言う纏め方しかしかないんですよでもさすがですよね、「防災に目配りした都市整備が進めば、開催もむだにはならないと思う」正にその通りですよ

 「311」のような事故がもう一度起きたらどうなるんだ! 少しでも早く都市整備も進めないと特に首都東京は今のままじゃ容易く首都機能毎麻痺は起きてしまうしかし、その心配をする前に、「311」復興の難しさ、被災者の苦しみも隠さず世界の国々に知ってもらう機会を与えられたのだから。 若いスポーツマン達に是非現況を見て記憶に残し国へ帰って報告してもらいましょう!
 と、国技の相撲を始め多くのスポーツに精通し、スポーツマンの精神論に厳しい心を持つ「やくさん」なら素晴らしい提案をしてくれると思うのですよ。 せっかく「被災地を思えば東京だけ浮かれるわけにいかない」と言ってくて居るんですよ、もっと具体的な提案をしたかったはずですよ。 ホントに「朝日さんらしからぬ記事」の取り方、ご意見伺う先生方に失礼ではありませんか (keniti3545)

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 東京電力福島第一原発事故の問題に向き合うジャーナリストの津田大介さん(39)は「廃炉への道筋がついてから東北で開催してほしい」と述べてきた>。「決まった以上、盛り上がってほしい」と語りつつ、注文をつける>。「原発事故の対応に政府が本腰を入れ、東京に来た人が被災地など地方を訪れるような観光動線をうまく作ってほしい」(松川敦志)


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◎.でしょう、勝手にこぢんまりと丸めてしまう問題じゃないんですよ! ご担当の、「松川敦志」さん、7年は結構長い「スパン」ですよね「是非近い将来、機を見て」今回の先生方に「被災地へプラスに出来る」「オリンピック」についてのご意見をお聞きして下さい。 (keniti3545)


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 ■都が準備会議 2020年東京五輪開催に向け、東京都は11日、猪瀬直樹知事をトップに都局長ら33人でつくる「五輪実施準備会議」を設置した。
 招致活動は都スポーツ振興局を中心に進めてきたが、インフラ整備や輸送計画づくりなどに都全体でのぞむという。


 ■指摘されてきた2020年東京五輪の長所と短所

長所・経済効果(東京招致委は3兆円と試算)

・観光客が増える(招致委は大会中1010万人と試算)

・スポーツを楽しむ文化の広がり

・首都のインフラ整備促進


短所・東京への一極集中、地方との格差拡大

・福祉政策や教育政策が後回しになる可能性

・資材高騰による被災地の復興事業への悪影響

・首都直下地震など大災害の際の安全性





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 今日の「プラス1」

東京新聞社 2013年9月12日



 桐生悠々を偲んで 嵐に鳴く蟋蟀のように

 参院選での「ねじれ」解消を受け、安倍内閣本格始動の秋です。競い合うように鳴く虫たちの音。何かを告げるようで、胸騒ぎを覚える人もいるのでは

 
 <蟋蟀(こおろぎ)は鳴き続けたり嵐の夜>

 明治後期から昭和初期にかけて健筆をふるった反骨のジャーナリスト、桐生悠々(きりゅうゆうゆう)の作句です

 悠々は、本紙を発行する中日新聞社の前身の一つである新愛知新聞や、長野県の信濃毎日新聞などで、編集、論説の総責任者である主筆を務めました

 海外にも視野を広げた豊富な知識に基づいて藩閥政治家、官僚、軍部の横暴を痛撃する姿勢は、今も報道に携わる者の手本です


報道の使命を詠む

 冒頭の句が世に出たのは一九三五(昭和十)年二月でした


 悠々は、信毎時代の三三(同八)年、「関東防空大演習を嗤(わら)ふ」と題した論説で、敵機を東京上空で迎え撃つことを想定した陸軍演習の無意味さを批判します


 日本全国が焦土と化した歴史を振り返れば、悠々の指摘は正鵠(せいこく)を射たものですが、在郷軍人会の怒りに触れ、信毎を追われます


 悠々が戻ったのは新愛知時代に住んでいた今の名古屋市守山区でした。ここで個人誌「他山の石」を発行して、糊口(ここう)をしのぎます。<蟋蟀は…>はこの「他山の石」に掲載されたものでした


 昭和十年といえば中国東北部を占領した六年の満州事変、海軍の青年将校らが当時の犬養毅首相を殺害した七年の五・一五事件、国際的な孤立へと突き進んだ八年の国際連盟脱退と続く、軍部台頭の流れの真っただ中です


 <嵐の夜>からは、そうしたきな臭い時代背景を読み取ることができますその中にあっても<鳴き続け>る<蟋蟀>には、ジャーナリストとしての使命感や意地が込められているようです。

一大軍縮見る前に

 悠々は四一(同十六)年九月、太平洋戦争の開戦三カ月前に六十八歳で亡くなりますその間際まで、「他山の石」を舞台に、発行停止処分を度々受けながらも、軍部や戦時の外交・内政への批判を旺盛に続けました


 亡くなる前、悠々自身が発送した「廃刊の辞」も発行停止処分となり、その通達が通夜の席に届けられたといいます


 戦後の一大軍縮を見ることなくして早くもこの世を去ることは如何(いか)にも残念至極」という部分が当局を刺激したのでしょう


 それから七十年余り。悠々が見たいと切望した一大軍縮は戦後、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」ことをうたった、憲法の九条に結実します


 その後、憲法解釈により、自衛のための必要最小限度の実力部隊である自衛隊が誕生しましたが専守防衛に徹し、節度ある防衛力の整備に努めてきました


 かつての戦争の反省に立った新憲法の平和主義は、日本の新しい「国のかたち」ともいえます


 これを根本的に変えようというのが、安倍晋三首相率いる自民党憲法草案です自衛隊を「国防軍」に改組し、現行憲法では禁じられている集団的自衛権も行使できるようにするものです


 憲法改正に至らなくても、自衛隊を強化し、内閣法制局長官を交代させてでも政府の憲法解釈を変え、集団的自衛権の行使を認める。これが安倍内閣の狙いです


 イラク戦争のような米国の誤った戦争に引きずり込まれることがあっては、断じてならない


 政府が策定作業を進める「特定秘密保護法案」も見過ごせません安全保障上の秘密を漏らした公務員を最高十年の懲役刑に処すものですが、知る権利の制限につながりかねない内容は、弾圧の治安維持法と重なります


 こうした動きは、戦前から戦中にかけてと全く同じではないにしろ、きな臭さを感じさせます

 もし、権力者が国民を間違った方向に誘導するのなら、警鐘を鳴らすのは私たち報道の役目です


 特に新聞は、政府のお先棒を担ぐようなことが再びあっては決してなりません権力者の宣伝機関に堕し、偽りの情報を大本営発表の名の下に流して読者を欺いた、戦前から戦中にかけての誤りを繰り返してはならないのです


言うべきこと言う

 悠々「言わねばならないことを言うのは義務の履行」であり「義務の履行は多くの場合、犠牲を伴う」とも書き残しています。身をもって導き出した教訓です


 もし今が再び<嵐の夜>であるならば、私たちの新聞は<蟋蟀>のように鳴き続けなければなりません。それこそが私たち報道に携わる者の義務の履行です


 一昨日の九月十日は悠々の没後七十二年の命日でした。大先輩の業績を偲(しの)び、遺訓を胸に刻む。そんな日にしたいと思うのです


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◎.毎日新聞さんに敬意を表します。 是非大先輩の遺訓を忘れぬよう、政府与党の圧力に屈して御用新聞が如き言を発するようなことの無きよう「蟋蟀の鳴き声身につけるべし」とエールに変えて御提言申し上げます。 (keniti3545)


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