「keniti3545」since73:7月23日雨曇り21℃「東日本大震災」「311フクシマ」866日 今日の一題「此処にもあるこんな重大事故の騙し」
*朝トレ: 雨で〜す! 6時30分玄関21℃だ。ん、まだまだ夏ですよ〜! 残念ながらコースには出られなかった。
*「東日本大震災」「311フクシマ」866日
*放射線量測定 毎週火曜日
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◎.児童公園南辺の楓今日で4回目の線量測定、(7/23日)今日も「1マイクロシーベルト以上を確認」した。今後も児童公園外周4辺と中央部計5点を定点として記録に残す事とする。
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◎.全てのデータ (原則)「地表2cmの測定6箇所」とする1点6回の測定:高順位値2点の記録
データ グループ「1」:従来の測定箇所続行
東:自宅外(から)距離 30m 堤防上
北:自宅外(裏)空き地、雑草有り、西北に防風林有り。
南:自宅敷地内ベランダ(ブロック塀あり)
西:自宅敷地内雨樋下
M:細尾町モデルセンター庭(敷石・砕石)
K:細尾町児童公園(グランド中央部) (2013.04.30 日から追加)
(7月16日)前週の測定値
東:0.32 0.25μSv/h 西:0.19 0.18μSv/h 南:0.52 0.50μSv/h 北:0.19 0.18μSv/h
M:0.30 0.28μSv/h K :0.19 0.18
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↓ (2013.07.23)
7月23日 本日の測定9時20分〜11時40分
東:0.23 0.21μSv/h 西:0.27 0.18μSv/h 南:0.45 0.43μSv/h 北:0.25 0.21μSv/h
M:0.36 0.34μSv/h K:0.21 0.19μSv/h
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今回の条件、天候雨・曇り(弱風)気温28℃
◎.今回のホットスポット(4):max=0.45μSv/h 平均値=0.39
◎.測定ポイント6点:各々平均値の、『平均値』= 0.21μSv/h
◎. 『測定開始日&測定値=2011.12.07 [0.30μSv/h]』
『前8週との平均値比較』
単位:μSv/h
日付2013・07月・23日
05/28 06/04 06/11 06/18 06/25 07/01 07/09 07/16 07/23
8週前 7週前 6週前 5週前 4週前 3週前 2週前 1週前 本日
0.25 0.27 0.25 0.23 0.24 0.22 0.23 0.22 0.21
◎.データ1のグループは6点の定点測定、総平均値が0.23μSv/h未満の値が3週出た。 注目したい。
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データ グループ「2」 児童公園の測定 定点「5点」
(この日記には高値2点の記述しかありません)
中央:公園中央点、(グループ「1」のK点と同じものです)
東辺:公園内、外周東辺 楓根元
南辺:公園内、外周西辺 楓根元
西辺:公園内、外周西辺 樹木根元
北辺:公園内、外周北辺 樹木根元
7月23日
東:0.27 0.19μSv/h 西:0.34 0.21μSv/h 南:1.52 1.21μSv/h 北:0.13 0.10μSv/h
中央:0.21 0.19μSv/h 5点の総平均値=0.40μSv/h
7月16日
東:0.50 0.39μSv/h 西:0.34 0.27μSv/h 南:1.19 1.19μSv/h 北:0.25 0.21μSv/h
中央:0.19 0.18μSv/h 5点の総平均値=0.42μSv/h
(前週からのコメント残します)
「八週の比較は未だ」、しかし公園外周の樹木根元は驚異だ。「1マイクロシーベルト越えだ」! 自治体としては認識して貰い行政にどうアピールするか考えよう。空間測定50センチメートルとの差は勿論あるが、この位置からでも「1マイクロシーベルト」の放射線が出ているのは事実なのだ。
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「今週の特記&覚え」
データ一「グループ1」
◎.(前週)全体の平均値0.22μSv/h、今週は更に0.21μSv/h 注目していく。
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データ 「グループ2」
◎.しばらくの間は。楓の根元が手を加えなければホットスポットとして驚異を曝したままになるのも否めない。先週からの大きな変化無し。今週も変わらない、最大値は「1.52μSv/h」・公園など、学校の校庭もこの傾向が心配だ。
「中央部」人の動きのあるところ、しかも風通しも一番良い場所の測定値が通常の代表値となっているが、われのデータ内容が通常のグランドの実情だろう。何回も言っているように「放射性物質等は平面上では移動しやすい」。
校庭の外周4辺には木立orフェンス・体育用具保管小屋等があり、その周辺はほぼ例外なくグランドの中央部よりは放射線が一番強いと言える。このことは学校も(調査認識)して、生徒達にも知らせる(認識させる)べきだと思います。学校・教育委員会等は充分認識を高めてもらいたい、風評を恐れるのではなく真実・事実を把握する努力を惜しむ無かれ!教育現場の先生方も。
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前週の覚え残します
◎.校庭・園庭・各人の家屋敷も、除染された平面の線量と立体の造形物、樹木等、自然の造形物、静物要するに物質の移動に障害となるものがある生活圏は今後も放射能が滞留しやすいと言うことに成るでしょう。
◎.とにかく何回でも呟きますが、本当の数値を知る事が大切。悪意がある訳ではないが騙されない、データを何時でも示せる準備は必要です。 落とせない汚れ(汚染)の時代に入って来ています! (keniti3545)
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◎.行政の、線量値データに騙されないこと。 「データ数値そのもがインチキ」と言うことではありません。計る場所の選択が「故意に一番低い箇所」を測定しているのです。それは、決して代表値とは言い難いことです。これが騙しのテクニックなのでしょうね。
本当は自分達で何処をどう測定して自分達のデータとするか学校は特に必要な事ではないでしょうか。子ども達の被爆を少しでも少なくするために。 首都圏含めた関東地方はそう言う段階に来ているのだと思います。 (keniti3545)
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*今日の一題 「此処にもあるこんな重大事故の騙し」
2013年07月23日09:45 (NucrerF.C原発のウソさんから)
福一原発事故毎日新聞クローズアップ2013:
汚染水海洋漏れ 信頼に固執、信頼失う
東京電力が22日、福島第1原発の敷地から海へ今も汚染水が漏出し続けていることをようやく認めた。
6月に海側の井戸で高濃度の放射性物質の検出が明らかになって以降、原子力規制委員会などが海洋拡散への疑念を示していたが、東電は1カ月以上明言してこなかった。発生から2年4カ月が過ぎても、事故は収束していない。
◇地元漁協に「配慮」、確認怠る
最初に既設井戸から高濃度汚染水が見つかったのは6月3日。それ以降、海水の濃度上昇や新設井戸から高濃度の放射性物質が連続して検出され、何度も流出を疑わせた。
だが、東電は原因として、「事故直後の2011年4月に2号機取水口付近で汚染水が漏れた際、一部が地中に残留していた。環境への有意な影響は見られない」との見解を示した。東電が1カ月半も流出を認めなかった背景には、地元との関係がある。
汚染水は、破損した建屋に地下水が流入することで1日400トンずつ増え続け、今月16日現在、1〜4号機の建屋には約7万5000トンたまっている。東電は増加対策として汚染前の地下水を海に放出して、建屋への地下水の流入量を減らすことを計画した。
しかし地下水から微量の放射性物質が検出され、水産資源への風評被害を懸念する地元漁協の理解を得られず計画は頓挫。流出を認めることで、さらに漁協の信頼を失いかねない状況だった。
だが、原子力規制委員会は今年7月、「海洋拡散が強く疑われる」と指摘。田中俊一委員長は「海洋汚染は大なり小なり続いている」と述べ、建屋から地中へ漏れた汚染水が地下水と混ざり、海側へ流れている可能性を示唆した。
22日になって、東電は、埋もれていた海近くの井戸の水位と海水位のデータの分析結果を発表。これまでの見解を翻した。データ自体は18日に規制委に報告された。
公益事業に詳しい安部誠治・関西大教授は「今回の対応は、最優先で回復しなければならない信頼を損ねる行為で極めて問題だ。地域独占が続いていることで、社会の要請と自社の論理がかけ離れていることに、今も気づいていないのではないか」と指摘する。
「現場で作業するのは東電だ」(経済産業省幹部)。廃炉に向け、国は工程表のとりまとめには関わっているものの、現場作業に直接手を下すことはなかった。東電が風評被害を懸念する地元と政府の間で、具体的な対応を取らないまま、今回の事態を迎えた。【鳥井真平、藤野基文】
◇トレンチの水、流出か
汚染水は、炉心を冷やすために使われている水が汚染され、原子炉建屋やタービン建屋にたまり、建屋につながるトレンチ(地下の配管用トンネル)に流れ出した。そのうえ、雨水や地下水が建屋などに流入している。
東電はトレンチ内にたまった高濃度汚染水が今回の流出元とみている。尾野昌之原子力・立地本部長代理は22日の記者会見で「トレンチと建屋の間を遮断した後、来年度にもトレンチの中に残る汚染水を吸い取りたい」と語った。
原子力規制委員会は外部の専門家を含めた作業部会を設置し、今後、流出経路の特定や原因究明を急ぐ。田辺文也・元日本原子力研究開発機構上級研究主席は「建屋内の温度などは異常値を示していないので、新たな事態が起きているとは考えにくい。建屋の汚染水が何らかの理由で流出したと考えるのが自然だ」と指摘する。ただし、トレンチの汚染水を減らしたとしても抜本的な解決にならない。
現在、汚染水から62種類の放射性物質を取り除く能力がある浄化装置「アルプス」を導入。試運転を始めているが、トリチウムが残ってしまうため、地上タンクに保管している。タンクは80万トンまで増設する方針が決まっているが、2、3年後には限界に達するとみられる。海洋流出が明らかになったことで、現行の汚染水処理計画は破綻寸前になり、廃炉工程表に盛り込まれた汚染水処理対策への影響も懸念される。
政府の汚染水処理対策委員会は5月末、「凍土遮水壁(地下ダム)」を建設し汚染水を減らす対策を提案する方針を決めた。対策委員長の大西有三・京都大名誉教授は「汚染水を放っておくことはできない。とにかく早く対策を講じる必要がある」と指摘してきたが、完成は2015年度中で間に合わなかった。
東電が現在、沿岸部に別の遮水壁を建設したり、地中の土を水あめ状の水ガラスで固める地盤改良を進めたりしているが、その場しのぎの対策にすぎない。大西名誉教授は「東電が率先して対策を講じるのは当然だが3者で議論すべきだ」と提言する。
水口憲哉・東京海洋大名誉教授(資源維持論)は「流れ出た放射性物質は、まず近くの海底のヘドロなどにたまり、そこから徐々に溶け出していく。漏れてしまったものは、どうすることもできない。魚の汚染濃度を調べ続け、汚染された魚を食べないようにしていくしかない」と懸念している。【岡田英、奥山智己】
◇東電が県に謝罪
東電の高橋毅・福島第1安定化センター所長は22日夜、急きょ、福島県庁の長谷川哲也・生活環境部長らを訪れ、漏えいの事実を認めたうえで「ご心配をかけて申し訳ない。さらなる海への漏えいの対策を進める」と謝罪した。同席した東電の担当者から説明を受けた長谷川部長は「海への漏えい防止措置をしっかりとってもらいたい。原因の特定もだ」と強い口調で申し入れた。【神保圭作】
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■ことば
体内に入ると骨に蓄積しやすく、骨のがんや白血病の原因になる恐れがある。ストロンチウム90は半減期が約30年で、長期間放射線を出し続ける。福島第1原発事故後、福島県の土壌や海洋などから検出された。
放射線を出す水素の同位体で、半減期は約12年。三重水素とも呼ばれる。自然界では水蒸気や雨水などに含まれる。放射線は非常に弱く、体の内部まで入らず、口などから体に取り込まれた場合でも尿とともに排出される。
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◇福島第1原発の汚染水の海洋流出を巡る主な経緯
2011年
4月 2日 2号機取水口付近から高濃度汚染水の海洋流出が判明 4日 東電が低濃度汚染水を海に放出5月11日 3号機取水口付近から高濃度汚染水の海洋流出が判明
2013年
6月 3日 2号機東側の既設井戸から50万ベクレルのトリチウム、1000ベクレルのストロンチウム90を検出 24日 井戸近くの海水でトリチウム濃度上昇が発覚 29日 海側新設井戸で既設井戸の濃度の2倍以上の放射性物質検出
7月 2日 海側新設井戸からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質4300ベクレルを検出 5日 南側新設井戸からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質90万ベクレルを検出
7日 海側新設井戸から60万ベクレルのトリチウムを検出 8日 汚染水の海洋漏えい防止のため地盤改良に着工 9日 南側新設井戸から、9000ベクレルのセシウム134、1万8000ベクレルのセシウム137を検出
10日 セシウム134が1万1000ベクレル、セシウム137が2万2000ベクレルに上昇。原子力規制委が「海洋拡散が強く疑われる」と見解 22日 東電が海洋流出を認める
※放射性物質濃度はすべて1リットル当たり
毎日新聞 2013年07月23日 東京朝刊
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◎.「ムラ神話に庇護されてきた体質」は「人が変わらなければ脱皮は出来ない」、特に「事故調査」「事故対策」は「外部圧の掛かる仕組みと人選が」肝要は、事故当初から言われてるのではないですか、今更?・・・ではないでしょう!! (keniti3545)
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