「keniti3545」since73:6月28日曇り14℃「東日本大震災」「311フクシマ」834日 今日の一題「浮体洋上風力発電」の進捗!
*朝トレ:7時〜8時 玄関ポーチは肌寒〜の14℃! 薄曇り今にも霧でも降りそう、それでも朝は気持ち良い〜! 気持ち良い朝〜!
コースに出ても芝草は濡れてない、足元も爽やか〜! 付き合いの良いカラスの家族もいる、そう、3羽連れがすっかりわれ目線の「額縁に違和感なく」納まる。時には「親父」?が弾き出されて額縁を突き抜けた位置に留まっている。
でもその位置も解るよ、我から見れば全然違和感なし(と言うか同類項・ご同輩?としての親しみすら感じるよ?!)。 ところで、今日は、官邸前デモの日! 私設応援団も頑張ろうか、のうカラスのご一家殿。こんな「平和な世界を壊そうとする原発は要らな〜い」!
「原発要らない」!:15コール×10本 「再稼働反対」!:15コール×10本 「原発売るな」!:15コール×5本 計375コール 官邸前デモSPYBOYさん、全国のお仲間の皆さ〜ん応援とお礼を申し上げま〜す!! 原発反対! 日本を壊すな!!
*「東日本大震災」「311フクシマ」834日
*今日の一題 「原発は入らない!店仕舞いのロードマップをマップを作れ」!
「原発の再稼働など必要なし」!原発店仕舞いと代替エネルギーとの「置換ロードマップ」的なことももう出来るのでしょう?、積極的に作って下さいよ! お安くなったガス燃料を当面利用して「火力発電」と、途上の「自然エネルギー・再生可能エネルギー」の併用による電力供給へはっきりと舵を切って下さい!
政府が一度方向を示しことです現総理が人の言ったこと「俺知らん」は無いでしょう。原発は要りません、電力供給には今現在でも困ってはいません!大変なご苦労も国民承知です。もう一がんばり頑張ってもらいましょう!!
浮体式洋上風力発電も此処まで来ています!
海にプカプカ浮かぶ風力発電所、ただいま建設中
誰もが二の足を踏む巨大プロジェクトを即決で引き受けた
(山根 小雪)
福島県沖に世界初の浮体式洋上ウインドファームを作る――。東日本大震災から半年がたった2011年9月ころ、初めてこの巨大プロジェクトの構想を聞きました。正直なところ、最初の印象は「そんなことできるの?」「やる人いるの?」というものでした。
日本は再生可能エネルギーについては後進国です。世界では、発電コストが安価な風車は再エネの中心。ところが日本に建っている風車の本数は少ないし、当時は着床式の洋上風力もほぼ皆無でした。
それなのに一足飛びに、技術的にできるかどうかもわからない浮体式を福島県沖に建てるといいます。政府主導で原子力発電所事故後にふって湧いた巨大プロジェクトに、風車業界は及び腰でした。
ですが、この巨大プロジェクトは、いままさに、現実のものとして進行しています。なぜでしょうか。丸紅の名物プロジェクトマネージャーが「俺がやってやる」と手を上げたからです。
その人こそ、この連載の主人公である丸紅国内電力プロジェクト部の福田知史部長です。福田部長にお話をうかがいながら、巨大プロジェクトの進捗を追いかけます。連載第1回は、プロジェクトの始動秘話をお届けします。
三井造船市原事業所のドックで出航を待つ風車と浮体(撮影:的野弘路)
やっとここまで来ました。この巨大な風車の迫力、伝わるでしょうか?
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↓(keniti3545勝手に蛇足)
少々コマーシャルっぽいところもありますが良いじゃないですか! 「総理大臣が原発のセールスに行ってきました」なんて言うニュースのモッコ持ちするなら 「原発電力に代わる」「代替エネルギー」の進捗状態・現場の苦労話などをどんどんメディアは国民の前に露出して下さいよ!
お金の流れなども透明な物にする一助も担ってエネルギー問題大元の顕在化も、とにかく総理の原発売り込みなど茶番のパホーマンスに過ぎないことを思い知らせないと大変なことになりますから!? ←(keniti3545勝手に蛇足)
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この連載の語り手:福田知史(ふくだ・ともふみ)氏丸紅・国内電力プロジェクト部部長として「福島復興 浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」を率いる。1986年4月丸紅入社、同年5月海外研修生として台北留学、87年6月国際業務部、92年4月 国際業務部からワシントン駐在。1997年4月から電力・インフラ部門へ異動、電力事業に携わる。2007年9月ジャマイカ・キングストン駐在、丸紅が出資する同国唯一の電力会社、Jamaica Public Service Company Limitedの会長として赴任。2011年4月国内電力プロジェクト部副部長、2013年4月から現職(撮影:丸毛透)
この風車は、福島県沖に建設する浮体式洋上ウインドファームに持っていく実機です。巨大な浮体の上に、これまた巨大な風車を載せてあります。全長122メートル、羽根(ブレード)の直径80メートルの大きさです。ここは、三井造船の市原事業所。日立製作所が開発したばかりの浮体用風車を運び込み、ここで三井造船の浮体にドッキングさせたのです。
いよいよ6月28日には福島沖を目指して出発する予定です。約1キロメートルにもなる船団を組み、4日間かけて浮体式風車を引っ張っていきます。東京湾をこの風車が横断する様は、おそらくものすごくダイナミックな光景になるはずです<注>。
<注>風車が東京湾を曳航する様子は次回以降でお伝えします
世界初のビッグプロジェクト
このプロジェクトは、福島県東部の双葉郡から沖約20キロメートルのところに、プカプカと浮かぶ風車を建て、発電した電力を海底ケーブルを通じて同じ双葉郡にある広野火力発電所横で陸上げし、東北電力の送電線につなぐものです。日本は海岸線から離れると、すぐに水深が深くなるので、海底に風車を固定するタイプの「着床式洋上風力」の適地はあまり多くありません。しかも、海岸線から近いエリアは漁業も盛んです。
そうはいっても、日本は島国。海の上を活用しない手はありません。海岸線から遠く離れた海上に発電所を作る、浮体式洋上風力は日本にぴったりの方式なのです。
今回のプロジェクトは、今夏に2メガワット(1メガは100万)の浮体式の風車を1基、来夏には7メガワットのものを2基建てる予定です。最終的には、3基のプカプカと浮かぶ風車と、これまたプカプカと浮かぶ変電施設をケーブルでつなぎます。
ここまでは政府の実証研究事業で、日本有数の企業が集まったコンソーシアムで実施します。丸紅はプロジェクトリーダー。メンバーには、東京大学、三菱商事、三菱重工、ジャパンマリンユナイテッド、三井造船、新日鉄住金、日立製作所、古河電気工業、清水建設、みずほ情報総研が名を連ねます。
浮体式洋上風力は、世界で複数のプロジェクトが進行していますが、いずれも風車は1基だけ。しかも、変電設備は陸上にあります。ただし、たくさんの風車を海上に浮かべた大規模な浮体式洋上風力発電所を作るには、海上の変電設備は不可欠です。
今回のプロジェクトには、商用の浮体式洋上風力をやろうとしたときに必要な要素が、ぎっしりと詰まっています。浮体の変電設備を持ち、複数の風車を建て、ウインドファームとして運用するのは、世界初。しかも、誰もやったことのないビッグプロジェクトを、これまでの何倍ものスピードでやろうとしています。規模や期間など、どの側面から見ても、これだけのビッグプロジェクトはなかなかありません。
少し僕の話をさせてください。僕は25年ほど、海外での電力事業に携わってきました。丸紅に入社してから大半の時間を、フィリピンやジャマイカなどの電力事業に費やしてきたのです。
商社の電力事業は大半がIPP(独立系発電事業者)です。海外に発電所を建設して、地元の電力会社に中長期にわたり売電するというビジネスモデルは、安定して着実に収益を上げることができます。ただ、成長性には限りがある。もう少し、踏み込んで電力事業をやれないか。そう考えた丸紅は、ジャマイカで電力会社の運営に参入したのです。2007年のことです。
丸紅が買収した電力会社は、ジャマイカで唯一の電力会社でした。発電所だけでなく、送電網や配電網まで独占的に運用しており、家庭や企業へ電力を販売していました。言ってみれば、東京電力のような地域独占の電力会社のミニ版です。
僕はその電力会社の会長を務めていました。日本からジャマイカに1人で乗り込んで、ジャマイカ人に囲まれて、日々の業務はもちろん、組合交渉までやりました。従業員との労働争議などの時には、屈強の黒人従業員たちに取り囲まれてブーイングをされたり……。大変なことも多かったですが、やりがいがありました。
どんなにブーイングされても、安易に折れることはしません。彼らを説得しきることが、事業を進めるのに欠かせないことでした。
2011年4月に日本へ戻ることが決まり、「これまでずっと海外で事業を行ってきたので、残りの会社人生は日本に貢献することをやりたい」と考えていました。いざ戻ってきたのは、東日本大震災の翌月でした。
「俺がやるしかない」とひらめいた
今回のプロジェクトについて、初めて話を聞いたのは2011年9月のことです。資源エネルギー庁に呼ばれて、話を聞きにいったのが最初です。「福島県沖に浮体式洋上風力発電所を作り、福島県に風力発電産業を集積し、復興につなげたい」という話を聞いたとき、「それなら僕がやりたい」と思ったんです。
その日のうちに返事をしましたよ。丸紅がやります、と。
上司である当時の部門長は、僕以上にアグレッシブな人。しかも、風力発電事業のテコ入れに奔走していました。2011年末に英国の洋上風力発電会社、シージャックスを買収したのもそのためです。今回のプロジェクトに怖気づいて断ろうものなら、かえって怒られてしまう(笑)。だから即答できたんです。
今でもまだ「浮体式なんて無理だ。技術的な蓄積もないのに、こんな短期間でウインドファームを建てるなんて」と、懐疑的な声があるのも事実です。
でも、絶対に成功させますから見ていてください。9月には試運転を見事に成功させます。
プロジェクトを引き受けると決めてから約1年半。嵐のような日々が続いています。真っ先に僕が始めたのは、漁業者との協議でした。海は漁業者の仕事場です。彼らの協力と理解なしに、このプロジェクトの成功はありません。僕の時間の大半は漁業者との折衝に注ぎ込むことから始まったのです。この件については、次回以降にお話したいと思います。
洋上風車をつなぎ止める巨大なアンカーを視察。2013年5月22日、福島県いわき市の小名浜港にて(撮影:丸毛透)
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