「keniti3545」since73:6月12日小雨16℃「東日本大震災」「311フクシマ」825日 今日の一題「廃炉作業に主権者の目を向けよ!」

*朝トレ:小雨 温度は16℃ある。玄関出て、そっと小さめな声で朝はやっぱり良い気持ち〜!でした。 



*「東日本大震災」「311フクシマ」825日


*今日の一題 廃炉行程」考 毎日新聞に強い賛意を感じる!

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(keniti3545)
 茂木経産相は何を考えているのか?、 廃炉行程前倒し”何を根拠にこの言なのか?もっと言及しなければ成らぬ具体的な問題点があるだろう! 総理の原発セール優先じゃないぞ! 廃炉の道程確り考えているのか!

(1)前倒ししようとする目的は? (見直し作業は当然段階を踏む毎に必要だ)

(2)今回の見直しの「目玉」「アピール出来る項目」は何か?


(3)外から見て心配なこと

 (イ).

 何を遣るのにも行く手を阻むのは汚染水の漏れ対策(地下水含む)と、貯蔵これは燃料冷却水が循環方式が不可となってからも重要視の欠如が響き、「今」、大きな付けとなって「あらゆる作業工程の前に大きな障害と成って立ちはだかって居る」

 今後も10年単位の燃料冷却作業が続くことを予想するのであれば事後の「除染処理行程短縮」のためにも、これからの貯蔵方法も考えておく必要性があるはずだこれとて、どんな不測の状況が起こるかも計り知れないところだ貯蔵の方法と場所的考察も必要だ。そこで、言いたいことが一点ある

 何回目かの警鐘になるが311事故直後から小出京大助教言い続けてきた汚染冷却水の貯蔵処理を、タンカー利用により発生現場から別地にしつらえた処理場に「貯蔵」して「除染作業」を進める。と言う案を真剣に検討したことがあるのか? しかも、過去形は今の役に立たないが、今後の事としてもシミュレーションが是非必要ではないのか

 建屋周りの地中の土を凍らせて壁を作り、流入を防ぐ「凍土遮水壁(地下ダム)」
(イ).の中に含む項目ですが汚れない地下水といえど直接海へ放出させるには問題有りと言うことも考えなければならないでしょうし此処でも冷却水と区別した貯蔵が望まれるところなので、別場所移動貯蔵→タンカー使用という手も必要になる可能性は? いずれにせよ最悪事態のシミュレーションは必須と思うが如何?

 (ロ).プールから取り出し後の使用済み核燃料、隔離貯蔵場所の確保は出来ているのか

 (ハ).メルトダウンメルトスルー迄進んでしまった核燃料は単なる「核燃料棒」などと呼べる形状の代物でないことは解っていることこれの取り出し、隔離貯蔵などのシミュレーションは出来ているのか場所の確保は?

  (ニ). 高線量建屋内での作業シミュレーションを如何に進めるか?


◎.みんなが知りたいのは、「廃炉という大切は仕事をどんな内容」で進めるのかを知りたいんですよ。計画の前倒しより先に、工程表の内容を煮詰めて下さいよ!! (keniti3545)



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 廃炉工程見直し 「前倒し」は根拠を欠く
毎日新聞社説 2013年06月12日 02時30分


 政府と東京電力が、東電福島第1原発廃炉工程表の改定案をまとめた。事故発生時に運転中だった1〜3号機の原子炉に残る溶融核燃料の取り出しについて、初めて号機ごとに工程を示した1、2号機は開始時期を最大で1年半前倒しし、2020年度上半期を目指すという


 だが、多くの不確定要素が残り、「前倒し」の実現には疑問符を付けざるを得ない政府は、廃炉を東電任せにせず、必要な技術の研究開発を主導すべきだ。国の予算措置についても新たな検討が求められよう


 溶融核燃料の取り出しは、廃炉の工程の中でも最難関の作業となる。11年12月に作られた従来の工程表では、号機を特定せず、10年以内の開始が目標とされた。


 改定案は、「前倒し」などの検討を求める茂木敏充経済産業相の指示でまとめられた。号機ごとに原子炉建屋の耐震性や放射能の汚染状況などを考慮し、工程が見直された。各号機の現状に応じた工程がまとめられたこと自体は、廃炉作業を前進させるものとして評価したい


 だが、建屋の耐震性などに問題があれば、1、2号機の溶融核燃料取り出し開始はそれぞれ、22年度下半期と24年度上半期に遅れるという。がれきが使用済み核燃料プールに落下した3号機は、建屋内の放射線量が高いこともあり、工程の前倒しができなかった


 そもそも、原子炉内部の状況が分かっておらず、溶融核燃料の正確な位置や形状も不明だ遠隔操作ロボットの開発なども急がなければならない。溶融核燃料取り出し時は、放射線を遮蔽(しゃへい)するため原子炉格納容器を水で満たすが、容器そのものが破損しており、損傷箇所の特定と修理が事前に必要となる。  本来、そう言う現状を究明せよと言う指示が必要なんだよ!!(keniti3545)

 現時点で、こうした課題を解決するめどは立っていない。当初、30〜40年後とされた廃炉完了時期は、改定案でも据え置かれたままだ。  計画もはっきり立たぬ箇所へ行程の前倒しをしろ何て素人だってそんな無茶言わないよ!(keniti3545)


 福島第1原発の建屋内に流入する地下水によって放射性汚染水が増え続けている問題は、廃炉に立ちはだかる喫緊の課題だ。改定案では、建屋周りの地中の土を凍らせて壁を作り、流入を防ぐ「凍土遮水壁(地下ダム)」を15年度前半をめどに運用開始することも盛り込まれた

(抜き書きしましたが、これも前後考えた施行をしないと付帯作業の無駄が出る keniti3545)!

 遮水性は高いが、長期間の運用実績がなく、コストも高額だ。運用の失敗に備え、汚染水をためるタンクの増設など多角的な対策を怠らないでほしい


 安倍晋三首相は「(日本は)世界一安全な原発の技術を提供できる」として、原発輸出に積極的だが福島第1原発廃炉に向けて世界の英知を結集することこそ、優先すべきだろう


◎.茂木さん此処は一番耳の穴良くほじって良く聞いておきなさいよ!お願いしますよ、!お大臣様! (keniti3545)


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「プラス1」

2013年06月11日09:32 東京・中日新聞


 原子炉など処分場未定 中程度汚染 


事業者も決まらず「余裕深度処分」の試験坑道の最深部にある空洞。奥は模擬廃棄物を入れた鉄筋コンクリートの構造物=青森県六ケ所村で(神代雅夫撮影)

 原発の運転や廃炉作業で出る放射性廃棄物のうち、原子炉や制御棒など放射線量が中程度のものを地下に埋める処分場の選定作業が全く進んでいないことが分かった

これらの廃棄物は地下五十〜百メートルに埋設する規定になっており、 「余裕深度処分」と呼ばれるが、 事業主体も決まっていない今後本格化する廃炉作業の遅れが懸念される。

 原発から出る使用済み核燃料は再処理され残った放射性廃液はガラスで固めて三百メートル以深の地層に最終処分する放射性廃棄物は、この「高レベル」と、それ以外の「低レベル」の二つに大きく分けられる

 余裕深度処分の対象となる廃棄物は「低レベル」の範囲に含まれ、放射線量が比較的高めの部材だ。制御棒をはじめとする原子炉内の構造物や原子炉圧力容器、一定レベルの廃液などが当てはまる

 余裕深度処分は、国の原子力委員会が一九九八年に示した「低レベル放射性廃棄物処分の基本的考え方について」という文書に初めて盛り込まれた

 その後、電力全十社でつくる電気事業連合会電事連)などで検討を開始。日本原燃が運営する核燃料サイクル施設(青森県六ケ所村)の敷地内で地盤などの調査に着手。二〇〇三年から長さ約一キロ、深さ約百メートルの試験坑道が掘られ、〇六年に完成した。〇七年から経済産業省資源エネルギー庁から委託を受けた研究機関が調査、研究を続けている

 高レベル廃棄物は、原子力発電環境整備機構(NUMO(ニューモ))が候補地となる自治体を探しているが、現時点で応募はない。余裕深度処分の処分場の選定作業も放置されたままとなっている

 現在、東海原発茨城県東海村)、浜岡原発1、2号機(静岡県御前崎市)で廃炉作業が進行中だ。さらに、直下に活断層がある敦賀原発2号機(福井県敦賀市)や稼働四十年以上の老朽化原発が続々と廃炉になる可能性がある

 電事連広報部は、余裕深度処分に関して「処分場の場所は現段階では決まっていない。各電力会社共通の課題として考えていくべきものと認識している」と話している


東京新聞 2013年6月11日 07時14分




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◎.各自治体でも、除染土、瓦礫が仮置き場さえ決まらない現状で、政府は廃炉に関して前倒しの姿勢を打ち出したりとまるで何も解っちゃ居ない如くの行動・言動!? またどう騙してやろうか?何て思っているのではないでしょうね?! (keniti3545)



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