「keniti3545」since73:6月8日晴れ℃「東日本大震災」「311フクシマ」821日 今日の一題「”アベノミクスへの純粋な批判”」

*朝トレ: 雨だ!やっぱり梅雨時なんだ! 14℃そぼ降る雨も余り鬱陶しさは感じない。朝トレは止められたが梅雨(つゆ)の晴れ間を期待(それぐらい雨の少ない今年の梅雨?)。

 今日は朝一でSPYBOYさんのブログ読ませてもらって昨日の官邸前情報、そしてこれから我々も考えていかなければならないことも示唆されました毎週金曜日には都会の空気も吸わせて頂いて(少し、埃っぽいけど?)東京に行った気になってます(笑い)今日も素晴らしいレポートをありがとう御座いましたSPYBOYさんのブログは此方からも入れます→http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20130607/1370615416



*「東日本大震災」「311フクシマ」821日



*今日の一題 アベノミクスへの純粋な批判” 「大手紙より的を射ている、実感だ」!


 成長戦略/ 「家計が潤う」道筋見えない
河北新報社2013年06月07日



 家計よりも企業の支援に重点を置き、規制緩和をテコに事業再編や設備投資を促す。そうした狙いのようだ
 だが、もくろみ通り「民間活力の爆発」を引き起こし、日本経済がデフレから脱却し再生できるのかどうかその道筋が描けているとはとても言えず、疑問と不安が頭をもたげてくる。

 政策が出そろった安倍政権の経済政策「アベノミクス」第3の矢、成長戦略のことである

 産業再編を促し企業の国際競争力を取り戻す「産業再興」、健康・医療や農業を含む成長分野を開拓する「戦略市場創造」、海外の成長を取り込む「国際展開戦略」3本柱から成る

 再生のスタートは、企業業績の改善にあるとの考え方であろう。国の支援や規制改革で、事業の新陳代謝や成長分野進出、インフラ整備を含む海外展開の道を開き、投資を促す。それにより業績が好転すれば、その果実が賃上げや雇用を生み、家計を潤して消費を拡大する。そんな筋書きのように見える

 その流れを支えるのが戦略実施までの「つなぎ役」として公共事業を軸に景気を刺激する第2の矢である財政出動とともに第1の矢である大胆な金融緩和の役割だったはずだ

 だが、金融緩和は企業が資金を借りやすくなるよう金利の低下を狙った政策目標とは裏腹に、長期金利の上昇を招いている。是正されねばなるまい

 一方で緩和は円安効果をもたらし、輸入物価上昇などの副作用を生みながらも、輸出産業を中心に業績を改善させた。だが、それが賃上げや設備投資に結び付かない現実がある

 成長戦略は民間の設備投資を3年間で1割増やし年70兆円台に回復させる目標を掲げる 

どう引き出すのか企業は戦略に盛り込まれる各種規制緩和を歓迎しながらも、設備投資には慎重だ減税策をはじめ、デフレマインドを覆す「動機付け」が曖昧なままでは、企業の背中を押せないのではないか

 安倍晋三首相は期待を高める演出なのか3回にわたる講演を通し戦略の中身を明らかにしてきた中でも耳目を集めたのは1人当たりの国民総所得(GNI)を10年後に150万円以上増やすとの目標であろう

 分かりやすい説明を心がけたにしても根拠が不明だこの低成長下で実現には年3%超の伸びが要る。しかも、この指標は国内総生産(GDP)に企業や個人が海外の生産や投資で得た収益を加えたもので、海外頼みの側面がある

 仮に政権が描く企業の業績改善が実現したとしてもいっぱいになったコップから水があふれるように、その成果が従業員らに配分される保証はない企業がため込む恐れもある

 企業起点に偏る戦略は、そうした危うい構図の上にある

 「成長戦略の目指すところは『家計が潤うこと』その一点」とは首相の言だであれば、国民が安心と希望をもてるよう14日の戦略の閣議決定までに、成長の道筋を精査するべきだ
2013年06月07日金曜日



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「プラス1」


 サッカーの 本田選手に思う


 ー昨日サッカー日本代表がW杯5大会連続出場を決めたニュースで本田選手を中心に「サッカー考」を自身の日記に記し、後日「われ」の、「サッカーの試合に於けるゲームメーク」観を、政治&メディアの世界に投影して見たいと言って置いた。
 だが、昨日も「本田評価が高い記事」や、「TV放送」が目に付いたのでそれらの内容も引用しながら書いてみることにしました。


先ず6月6日NHK PM9:00からの「ニュースウオッチ」から、32年間NHKに所属していたという池上氏が出演、現キャスター大越氏との対談が放映された


後半に本田選手評と発信された「個を高める必要」の解説があるので見て下さい


[1].ニュースの伝え方:大越キャスターから先輩池上さんとの意見交換

(1).「フロー」と「ストック」
*フロー 日々のニュースを伝える
 今日のニュースを正確に解るように伝える。

*ストック ニュースの一ヶ月後、一年後のフォローができるか
 今日のニュースが、一月後・一年後にどんな役割を果たしているのか


(2).わかると言うことは

ニュースを聞いて、視聴者よくわかるようにお手伝いをしている気をつけなければ行けないことは押しつけをしない、無理に読み解いてみせることもしない。あくまでも視聴者の判断読み解きの手助けをしているのだ日常に通じていることも必要だがもっと大切なことはジャーナリストとしての歴史観を持つことこれまでの経緯を紐解き伝え、そして今流れは、どちら方向を向こうとしているのかしかしこの判断も視聴者がすることになるあくまでもその手助けを我々はしている。と池上さんは言う


(3)メディアの役割 ネットとの違いは

ネット上では、知りたいと思う方向を向けばその方向からの一方付いた情報しか入ってこない、詳しく細部までの情報は入るが望まない限り片寄った情報に成ってしまう。その点新聞TV等のメディアは種々な情報が同時に目に入る

 大越キャスターが「311フクシマ」以後現地(現場)を見て伝えることの重要性を改めて痛感したと言っていた。 メディアは、多様性を認め・寛容な社会を築く役割の一助を担う。 「フローとストック」も相まって良しとする。 


[2]. 大越キャスターが、本田選手が試合後の「インタビュー」から受けた感銘「個を高める必要性」と言う事についてを池上さんと語った。

 これからは如何にそれぞれが「個」を高める事ができるかに掛かって来ると思う。と言う本田選手の言葉は「今の日本の国状にも大切な課題であると思う」と。大越キャスター。

 そして、二人の共通の意見は、日本のサッカーチームは世界トップクラスの「チームワークを有して」いる。それに甘んずる事無く、(各人が)個を高めればチームワークも益々大きな力を発揮すると本田選手は言っているのであろう。また、全ての日本国民に教えてくれた(メッセージを送った)のだろうと言う受け取り方だった。
 池上さんは更に言う、我々「ジャーナリストも個が強くならなければ成らない」と。空気を読めと言われることもある、しかし空気を読みながらも「個」は出していかなければならない。難しさはあるが。

 本田選手が、「個を高める必要」と言葉にしたのは「正に、日本国民全てに送ったメッセージ」として受けとめた人は多かったとのではないかと思う。


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◎.此処に、この日時の一日前に記したわれの日記の一部も合わせ載せて見る。そして 文末に結びも入れた。


ーー 昨夜のサッカーは少々歯がゆさは残ったが、結果は残せたので良しとしようしかしゲームメイクは「難しいな〜」多くを語れるほどサッカーに精通している訳ではないが「本田の存在」には大きなものを感じる。 今日の東京新聞昨夜の結果を踏まえて、 「W杯出場決定確かな存在感、さらに」という表題で社説を載せていた

 少しずつ、だが着実に進化を続けている。五大会連続のワールドカップ(W杯)出場を決めた日本サッカー。世界で「日本」の存在感をどう高めていくか。これもそのひとつの答えだ。 来年六月に開幕するW杯ブラジル大会。ーー

この記事の中でも『本田』のことをわれと同じ視点で捉えている

 われ思うのは、(順不同、時代前後)伊原・宮本 カズ・ゴンの時代から 中田・中村俊介 本田・遠藤  ジーコを初め海外からの輸入選手花盛りの時代もあった。 さらに遡れば現在の川渕チアマンを初め・長沼・奥寺・平木・岡田等日本サッカー界創生時代の古河電工チームがあったことも記憶に止めている人が少なくなったんだろうな〜、とも思う

 日本のサッカーチームがオリンピックで「銅メダル獲得」を知っている人も少ないんだろうな〜。 メキシコシティオリンピックは、1968年10月12日から10月27日までメキシコの首都メキシコシティで行われた夏季オリンピックである。 サッカーにおいて、日本が銅メダルを獲得。(wiki より)

 話がそれたが、「ゲームメイク」の解釈と実行論は多々あろうが、言えることは「ゲームメイクの実践」はピッチに立ち「ゲームに臨んでいる人間」にしかできない事である。という一言だ。

 「戦術と選手の技能(技術)を融合させる技がゲームメークの実践」だそれを駆使して「点を取る作戦の指示を出すのが監督」、しかし監督はじめ、ベンチスタッフは自らはゲームメイクの実践は出来ない一方ゲームメーカーは自身が作戦も立てることも出来る「オールマイティー」さをも、持つ身には着けている場合が多い)。

 しかし「指示外の大局的な作戦変更をしては成らない」という不文律がチームには備わっている。これを破る時、 「チームとしての機能は働かなく」なる。また、「それまでのゲームメーカもそのチームのポジションを」失うしかも作戦実行中の「ゲームメーカー」は「チームメイトにも非情であり自分にも厳しくなければ」ならない

 各ポイントでの「ゲームメーク」とは自分が起点になってボールと人を動かしその事によって自分のオープンスペースも作り出す。アシストも良し、アグレッシブに点取りに行くも良しとされる守備は攻撃の中の一項目だ。 『本田』は人も動かすが自分も人一倍動く、 「足は決して速いとは」思えない。 「良く玉際の強さ」と言われるが自分がどんな姿勢でも、「どんな位置」にいても 「ボウルを渡されればそこからの展開を可能」にできる

 ケーススタディーをしたらきりがない困ったらボールは俺に渡せと言う顔を何時でもチームメートに向けている。  「日本、直近の二連敗」はこの役割を替われる選手が居ないからだと言っても決して過言ではないだろう。 


 日本が近代サッカーに目覚めたのはつい最近だ。 「今のレベルでゲームメイクの出来るのは『本田』」此処までの流れを作ったのが『中田』だと思う。大昔と違う今は、 「後ろから大局を睨むデフェンスポジションの人間じゃなくちゃダメ」と言うこともない・ 「キャプテンの要素の強い人間じゃなくても」良い、 フォワードでも」良い、 「ミドルポジションでも」良い、 一重に「資質」が問題視されあとは努力あるのみなのだ

 「メンタル面を作れる人間」そしてそれを「自分でコントロール出来る人間」、 「非情・冷静で居られる人間」でなければならないこれから、「香川」等にもその勉強をしてもらいたいと思う。

しかし、本当は、今日の「東京新聞:日本サッカーチーム評」を今の「政治行政」の場にに当てはめて、「教訓として欲しかった」のですが、長くなりましたのでいずれ後日とします。 6日記事末節

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本日加筆

『此処で言う「ゲームメークが出来る」が「個を高めた姿」と思ってもらえればいいこういう意志の強い、チームメイトからパスをもらえる人が必要なのだ。この数が日本には未だ少なすぎる。個の努力が進めば、能力のない、偏りの強い者は省かれて淘汰される』。 此処が政治の世界にも通じる「個」の高見だと思うが如何。

 そして、「ゲームメイク」を政治の世界で言えば当然「政治をを動かす事」これの出来る「力量持つ人」が「政界」にも少ないと言いたかった訳だが、此方も当然「個」を高めなければ不可能な業だ。 今の政治の世界は、スポーツの世界より「個」を高めようとする努力がはるかに不足していると思うが如何?

どうやら、この辺が結びらしい。

 最後に一つだけ付け加えたいのは、  「本田」が居るから「本田を乗り越えようとする奴(個)も出てくる」訳で、 「本田」は「自分の言葉に臆することは、無用例え「ビッグマウス」等と揶揄されようとも。 (2013.06.08 keniti3545)



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