「keniti3545」since73:5月15日晴れ12℃「東日本大震災」「311フクシマ」797日 今日の一題「311は未だ終わっていない」!

*朝トレ:6時30分〜7時30分、気持ち良い朝〜、乗ってきたぞ〜! ん、「今日は続きがあった」。 倅と女房殿に連れ出され霧降高原の「ツツジ」の花見、今日は「天気も、見頃も大当たり」! 先日、 「フラワーパーク」の藤見は「幻のお花見」となってしまいましたが今日は取り返せました写真のUPはいつものようにありませんでごめんなさい! 

 いつものコースお昼は「パロット」でやっぱり「肉」でした小さめ130グラムのステーキを確り食べました少々オーバーワーク気味でも「食事は旨いわ」! 健康的!? 阿倍さんの喰ってた「8000円のステーキ」は何時になっても食えそうにないが、目の前の倅が「中学生の頃までは、500とか、800グラムの特注ステーキを平らげる姿を頼もしげに見つめてた「われ」でしたがその姿も思い浮かべました今じゃ倅も 「我と同量」肉も「和牛じゃなくても良いんだって」つまんね〜の!?


*「東日本大震災」「311フクシマ」797日


*今日の一題 この事実一つ取っても「311」は終わってない!


【大阪報告】 多数の逮捕者出した瓦礫焼却 差止め裁判始まる
田中ジャーナル」2013年5月13日 18:40



「(子供に)花粉用のマスクとメガネをつけさせても、すぐに取る」。東大阪市在住の母親は不安そうに語った。=13日、大阪弁護士会館前 写真:田中龍作=

 放射能が降り注いだ瓦礫をわざわざ全国各地に運んで燃やし海に埋め立てる公益性と安全性に大きな疑問符がつく広域瓦礫処理が、「お白洲」の場に引きずり出された


 大阪府大阪市による震災瓦礫の焼却と埋め立ては、健康に深刻な被害をもたらし、被災地の復興にもつながらないとして住民が差し止めを求めていた裁判の第1回目の口頭弁論がきょう大阪地裁であった

 訴えたのは大阪はじめ関西の住民260人(原告)。大阪地裁最大規模の202号法廷の原告席には住民59人が入廷した原告席につく人数のあまりの多さに裁判所側はパイプ椅子を出して対応した。「がんばってや〜」傍聴席から声援が飛ぶ。

 訴状によると――

 被告の大阪府大阪市東日本大震災岩手県宮古地区に生じた瓦礫を持ち込み、焼却した後、海洋に埋め立てる計画だ(1月24日、提訴時点)。瓦礫は総量3万6,000トンにものぼり、体に有害なセシウム134、137や石綿アスベスト)を含有している

 瓦礫の広域処理事業は健康に深刻な影響を及ぼすうえ、被災地復興への有効性、必要性に対して大きな疑問がある―として原告は人格権、環境権に基づき放射性災害廃棄物(震災がれき)の大阪府内(大阪市も含む)での焼却、埋め立て処分の差し止めを求めている


原告団の報告集会。今後の裁判方針などを話し合った。=13日、大阪弁護士会館 写真:田中龍作=

 瓦礫の放射能濃度は100Bq/kg(被告の最大計画値)で国の基準以下だが、持ち込まれる瓦礫の総量は3万6,000トン。 3万6,000×100=3億6,000ベクレルもの放射性物質大阪府一円に流れ込むことになる住民の間に健康被害が出ても何ら不自然ではない放射能汚染だ

 原告の意見陳述で大阪市中央区に住む足立義子さんは次のように述べた―

 「小学校3年の息子がいるが、将来、息子の健康に影響が出るのではないかと心配。40人以上の市議会議員に“汚染瓦礫の焼却をやめてほしい”と訴えてきたが、昨年7月(市議会で)予算が可決されてしまった。息子には花粉用メガネとマスクをつけて登下校させている。24時間空気清浄器を動かし、水も買っているので家計の負担も重く感じる。国、自治体は放射能から子供を守らずになぜ傷つけることばかりをするのか。苛立つ毎日です…(後略)」。

大阪地裁。東京地裁と違い、敷地内でカメラを首にかけていても咎められることはなかった。=写真:田中龍作=

 瓦礫焼却をめぐっては反対の立場を表明する住民が警察に多数警察に逮捕された。大阪市は昨年11月に試験焼却を強行、今年2月からは本格焼却が行われている。住民の不安を尻目に、なりふり構わず瓦礫焼却に突き進んだ行政の姿があった

 「子供が目を充血させる」「(自分も)ノドの調子が悪い」「鼻炎状態」……原告にインタビューしたが、子どもや自身の体調不良を訴える声ばかりだった

 拙宅は東京都中央区の晴海焼却場のすぐそばだ。東京都が震災瓦礫を燃やし始めた昨春以降、筆者は鼻やノドの調子が悪い。

 今回の問題で注目すべきは岩手県の震災廃棄物の総量が当初の見積もりより大きく減ったことである。当初の見積もりでは総量132万700トン。うち82万600トンを岩手県内で処理するとしていた。

 ところが後に(昨年5月)総量76万9,000トンと見直されることになった岩手県内で処理できる量なのである。県外に持ち出す理由はなくなったのだ

 瓦礫の輸送は莫大なコストがかかる。被災地の住民からは「そんな金があったら被災地復興に回してほしい」との声が聞かれる

 『絆』の美名のもと、住民の健康を犠牲にしてまで、強行しなければならない公益性は、果たしてあったのだろうか』?


◎.危険は無いと騙す政府住民の言い分聞こうともせずさっさと予定を完了させることだけを目標に案分するだけ物の流れ金の流れはチェックもせずに予定数完了だけを目指す行政。 これでは「特定人種の受益を増やす」だけ! 「決して被災地の人々の為になっているとは思えない」   である。 (keniti3545)



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「プラス1」

社説:視点・村上さんの言葉=論説委員・重里徹也毎日新聞 2013年05月12日 02時30分


 ◇深い物語が魂をつなぐ

 村上春樹さんがこのほど、京都大で公開インタビューに応じたことが話題になっている。日本の現代文学を代表する存在で、新作がいきなり100万部刷られた人気作家だが、国内で一般の人たちの前で語るのはきわめて珍しい。

 交流が深かった臨床心理学者、河合(かわい)隼雄(はやお)さん(2007年死去)の名前を冠した賞が創設されたのを記念しての催しだった。2時間半にわたり、ユーモアを交えて率直に語り続けた

 最も印象的だったのは「物語」をめぐる言葉だった人間を2階建ての家にたとえるのが村上さんの持論だ1階には家族が住んでいて日常生活をしている。2階では個人に戻って読書をしたり、音楽を聴いたり、眠ったりする。地下1階には記憶の残骸が置かれている

 地下1階からは浅い物語しか生まれないそのさらに下に闇の深い部屋があってそこにこそ本当の人間のドラマがあるというのだ魂に響く物語を紡ぐにはこの闇に入り正気で出てこないといけない

 地下1階で小説を書くと批評しやすい作品ができるそういう作家はいっぱいいるでもその下に行かないと人の心をつかむ物語は生まれない。両者は人の心の温め方が、ただのお湯と温泉ぐらい違う

 村上さんは河合さんも同じことをしたというカウンセリングを受けにきた人の心の深みに下りて、魂が抱える物語を見いだした自分の物語の紡ぎ方を丸ごと受けとめてくれた人は文学関係にはおらず、河合さんだけだったというのだ

 人間は誰でも自分が主人公の物語を持っている大人になるに従って、それは複雑化していく。読者は小説に書かれた物語を自分の物語と比較すれば、自分の生き方を問い直すこともできるだろう。作家と読者の物語が共鳴すると魂がつながる

 話を聞きながら、村上さんが地下鉄サリン事件の被害者たちに聞き書きしたことを思い出したオウム真理教の「物語」(教義や社会批判など)にひかれた信者たちが引き起こした犯罪だった村上さんは、この事件を取材する中で、改めて深くて魅力的な物語をつくりたいと思ったのではなかったか

 今の社会には多くの「物語」があふれているテレビ、ゲームソフト、テーマパーク、人生論や文明論。それが浅かったり、妄想であったりしては、人を幸せにしないだろう物語の質を見きわめる能力が、現代をよりよく生きるには必要なのではないだろうかそんなことを考えながら、古都を後にした


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・・・人間を2階建ての家にたとえるのが村上さんの持論だ。1階には家族が住んでいて日常生活をしている。2階では個人に戻って読書をしたり、音楽を聴いたり、眠ったりする。地下1階には記憶の残骸が置かれている。・・・


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(keniti3545)

 動物や、物を擬人化して語ったりするのが好きでそんな物語も好きなわれだ。が、 村上春樹 の「人間を家に例える話も面白いと思った」。 一階の平屋には自分の持ち物、考え、体の臓物、対人関係のしがらみ、過去という名の残骸、未来に向けた未完の設計図、その他「あくたもくた」を詰め込もうとすれば収まらないそのうち「3階建て」でも間に合わなくなるのでは無いかと思ったりする、 村上春樹」という名の「個体」を「物語」にしようとするのであれば・・・・。

・・・そうか、地下一階もその下にも部屋があるんだあるんだ。 「そうなるとビル一棟が必要」になることだろう。 中身には凝縮された濃い物がありますねわれ、未だ一冊も通読したものはありません一冊、今から読みたいと思います。お勧めありましたら是非「ブログ友」の先生方ご紹介頂けないでしょうか。 (keniti3545)


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