「keniti3545」since73:5月6日晴れ9℃「東日本大震災」「311フクシマ」788日 今日の一題「価値ある社説二つ」!

◎.朝一でお詫びと訂正です。 

 昨日の日記で、重大な誤記をしてしまいましたUP直後に読んで頂いた皆様には大変ご迷惑をお掛けしまして申し訳ありませんでした文章中の訂正を今朝行いましたので、出来ましたらご確認下さい。

 そそっかしいわれ、 「時々、誤記あり」なのですが今回はわれの「個人的データ」の扱いではありますが「311」以前の「関東地方の空間線量」を正しい数値は「0.030μSv/h」とするところを「0.30μSv/h」としてしまいました。 「文中正誤性に気付き」ながらも咀嚼を加えながらの判読していただいたであろうことに更なるお詫びと感謝を申し上げます。 今後とも宜しくお願いいたします。 (keniti3545)

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*朝トレ:8時〜9時30分 久し振りタップリ時間を掛けて体を喜ばせましたmyコース桜の花びらで緋毛氈を敷き詰めたようです!今年の花付はなん〜だ!と思っていましたがさすが桜の花「散り際は精一杯の潔さ」愛おしさが増した今朝の風情です勿論独り占めカラスも邪魔はしませんでした。汗もかいた90分、「B上」評価メニューの完です。 




*「東日本大震災」「311フクシマ」788日


*今日の一題 「価値ある社説 二つ」!


「1」

朝日新聞」よ、これが本音であって欲しい! 脱原発は国民の願いだ! (keniti3545)



石炭火力―脱原発と歩み合わせよ 朝日新聞デジタル社説2013年5月6日付)


 東京電力による石炭火力発電所の建設をめぐって、待ったをかけた環境省と推進側の経済産業省の協議が決着した。

 政府は今後、脱原発にともなう代替電源として、東電に限らず、コストの安い石炭火発の新増設をやりやすくする。環境影響評価(アセスメント)の期間も最短で1年強にする。ほぼ経産省の主張に沿う。

 二酸化炭素の排出が増えてしまうことへの環境省の懸念はわかる。しかし、電力需給や燃料費の増大を考えれば、脱原発を進めるうえでやむをえない選択だろう

 今回の環境省の対応ぶりは説得力に欠けた

 脱原発依存に向けた石炭火発の活用は早くから国の政策として位置づけられていたのに東電の入札が具体化してから表立って異議を唱えるのでは混乱するのも当然だ。実用化していない技術まで基準に盛り込もうとする姿勢にも無理があった。

 環境省ときちんと意思疎通をはからなかった経産省にも問題がある

 今回のようなことが頻繁に起きるようでは、せっかく生まれつつある電力ビジネスへの新規参入機運を、政府みずから妨げることになりかねない

 原発事故を経て私たちをとりまく状況や意識は大きく変わった環境省に早急に取り組んでもらいたいのは、3・11後の現実を踏まえ、原発に頼らない社会における温暖化対策を打ち出すことだ

 もちろん、電力業界としても自主的な取り組みはする。加えて、ほかのエネルギー利用や環境保全も含めた全体的な視野から対策を講じていくのが政府の仕事である。

 自然エネルギーの着実な普及も重要だ

 今後、電力の自由化が進んでいくと、消費者が自ら使う電力会社や電源を選択することも可能になる。自然エネルギーへの消費者の需要が強まれば、電力関連ビジネスも自然とそちらに向かうはずだ

 政府には、従来のように細かく電源の種類や比率を決めることではなく、社会が環境負荷の小さいエネルギーの利用へと向かうよう、うまく誘導する制度設計を求めたい←註(keniti3545)

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原発利用への反省点などに言及はしていないが下段の説明で確認出来たとしておくか?! keniti3545)

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 日本は京都議定書からの離脱で4月以降、法的根拠や具体的な計画がないまま温暖化対策が宙に浮いている

 今秋の国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP19)を念頭に、脱原発を明確にした日本の方向性を国際社会に示すよう作業を急いでほしい



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◎.国の難局、 「正常なマスコミ形成に尽力して欲しい!」言うべき事・言わなければならない事が言えるジャーナリズムの復権を担え「朝日新聞」殿! (keniti3545)


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「2」 

震災・311復興の支え 「多くのスポーツ選手に改めて敬意を表す」 (keniti3545)


黄金週間に考える 五月病に負けないために
東京新聞2013年5月6日


 ゴールデンウイーク明けに心身の不調をきたす「五月病。新入生や新社会人が環境の変化で陥るようです。「一人で頑張りすぎない」が対処法です

 「印税の全額約二億円を東日本大震災の被災地に寄付」

 三月下旬、ドイツの日刊紙『ビルト』が報じ、日本の新聞にも転載された記事に驚かされました贈り主はサッカー日本代表で主将を務め、ドイツ・ブンデスリーガで活躍する長谷部誠選手東日本大震災の直後に発売された著書心を整える。幻冬舎)は、発行部数が百三十五万部に達し、スポーツ選手の著書としては過去最高になったそうです


弱さゆえの心の準備

 いわゆるスポーツ根性論にありがちな「精神を鍛える」類いのものでなく、いかに心を安定的な状態に保つかを説いています。なぜ、これほどまでに売れているのでしょうか。震災後の意識の変化も大きく影響したようですが、それは後ほど触れることにして、それだけ悩める人、心を整えたい人が多いことの証左ではないか

 長谷部選手が「心を整える」ことを重視しているのは「自分が未熟で弱い人間だと認識しているから」と言います弱さゆえに、心の準備に神経と時間を費やすのだと。二十代半ばの若者ながら努力家、勉強家らしい物の見方としっかりした記述が光ります。 

五月病」の対策にも大いに参考になりそうです五月病というのは正式な医学用語ではありません。重くなれば、うつや適応障害といった心の病気にまで発展しますが、多くは期待と現実のギャップや環境の変化に戸惑うことから起きる心の症状を総称したものと国立精神・神経医療研究センターの大野裕・認知行動療法センター長は解説します。

相談することが大事 

例えば、希望を抱いて地方から大都会に来たが、住み慣れないうえ、大学に行けば知らない人ばかり数百人も入る大教室。一人で頑張りすぎて、心身の疲労がたまってくるのが五月ごろなのです。もっとも最近は、競争社会の激化などで五月どころか通年化しているともいわれますが。

 動物がストレスに遭った時にとる対応は「闘う」 「逃げる」 「固まる」の三つしかないのだそうです人間の肉体的能力は限られているため、原始から協力し合って自分たちを守ってきたそれは現代社会にも通じます一人で考えすぎると行き詰まってしまうので誰かに相談する。話をすることで理想と現実のギャップを客観視でき、それが対処法になります

 苦しみや悲しみを分かち合ってくれる、それが人間です。長谷部選手は発売直前に起きた大震災に配慮して発売延期も検討したそうですが、結局印税すべてを被災地に寄付することを選びました。その思いに共鳴して本を買った人も多かったと思います

 反響はネット上でも広がりました。「選手生命は短いのだから引退後の貴重な蓄えにすればいいのに、すごい」。被災地からのすてきなコメントも見つけました>。「長谷部、本田、長友、香川ら、やはり日本代表だよ、みんな形こそ違えど、風化させずにずっと支援してくれてる。被災者でもある俺が素直にそう思えるんだ。オフになるといっぱい来てくれる。本当に感謝しきれないわ」


 そんな今なお困難な状況が続く被災地で、売れ続けている本があります。ビクトール・フランクルの『夜と霧』(みすず書房)です。第二次大戦中にナチス強制収容所に入れられ奇跡的に生還した精神科医フランクルが自ら体験した過酷な経験をつづった書。生きる意味や希望を見つける手がかりにしたいと、世界中で読み継がれてきた名著です

 「どうして人生はうまくいかないのか」「どうしたら幸せになれるのか」と私たちは考えがちです。それは「自分中心」に人生をみるからですそうではなく、何のために生まれてきたかという「使命」中心に人生を見つめるようフランクルは求めます

 つまり「生きる意味は」と人生を問うのではなく問題に直面するたびに人生から問われる使命に全力で応えればいい人間が人生を問うより先に、人生から人間が問われているのです


絶望の先に光がある

 フランクルはポジティブ思考で前向きになるようなごまかしを戒めました。苦悩を直視し、悩んで悩んで悩み抜く。絶望の先に光があると諭しました。長谷部選手も「迷った時こそ、難しい方の道を選ぶ」。難しい道ほど自分に多くのものをもたらすと言います

 若葉がまぶしい季節です。どうか悩むことを恐れずにそして一人だけで頑張りすぎないように

 大丈夫、人間はそう簡単には負けないのです


 
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◎.今の若い人、一番に心配なのは『被災した人の中の「若い人」』  しかしそのハンデがない「若い人」の間にも無気力感が漂っていると思う人は多いのではないでしょうか。そんな現状にあって、今日の東京新聞紹介になる「長谷部選手の「行い」「思い」は強烈に無胸を打たれる他にも「数え切れないアスリート達」の、「数え切れない行い」がある

 そして、彼、彼女たちは決して「自分からは表立とうとしない」ところが我々の胸を打つ何を遣ろうにも売名行為が先に立つ「政治屋」さん等とは違うところだ
、 「被災した若い人達」も、 「世を憂いているばかりの若い人達」「世界中の空気がこれ以上汚れないうちに」大きな深呼吸を一つ、自分の体を投げ出して何かを遣ってみる気になってみて下さい。先ず思ってみて下さい!そして時には 東京新聞紹介ビクトールフランクルの「夜と霧」の逆説的な物言いになりますが「人の為なんて思わずに」先ずは自分自身のために! 何か出来るはずです。(keniti3545)



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