「keniti3545」since73:5月4日晴れ5℃「東日本大震災」「311フクシマ」786日 今日の一題「被災住民に響かぬ改憲論」
*朝トレ:7時30分〜8時30分 寒い朝、良い気持ち〜!ちょっとアルコールが残っているようだ、尚更気持ち良い風〜。久々に「ジャッキー」とご対面、「自治会副会長お早う御座いま〜す」。
この朝の挨拶で今日は細尾町内のお祭りですよ、モデルセンターへ模擬店が出ますので焼きそば・焼き鳥・・・定番メニューですが来て下さ〜い。お昼に女房殿と散歩がてらにおやつ買いに出てきました。「磐裂神社春祭り」でした。人影まばら、子供が見えない、この日時じゃね? それでも世話役の皆さんはご苦労様で〜す!
*「東日本大震災」「311フクシマ」786日
*今日の一題 「被災住民に響かぬ改憲論」
震災と憲法/被災住民に響かぬ改憲論(2013年5月3日河北新報社)
復興途上の被災地に歓迎する雰囲気は乏しい。むしろ、戸惑いを隠せないでいる住民が多いのではないか。
活発化している憲法改正をめぐる動きについてだ。安倍晋三首相が積極発言を繰り返し、今年夏の参院選で争点に浮上する可能性もある。
東日本大震災から2年余り。憲法を改めることが、思うに任せない復興を加速させるてこになるわけではなく、論戦が激しさを増し焦点化すればするほど、被災地再生への関心がかすんでしまうことを懸念する。
地元にはそれでなくても風化が進むことへの焦り、いら立ちがある。 「震災復興を前に進めるのが先だ」 。心の内はこんな形に集約できるだろう。
復興庁が発表した避難者(転居者を含む)は4月4日現在、約31万人。今なお、仮設住宅などで先の見えない不自由な生活を強いられている。
避難先は全国47都道府県の1200市区町村に及び、県外避難者は岩手、宮城、福島の被災3県で約6万5000人。とりわけ、福島第1原発事故の収束が見通せない福島県は5万人を超えている。
災害公営住宅への入居が一部で始まったばかり。地域づくりも雇用など住民の生活再建もやっと緒に就いた状況だ。
憲法は基本的人権の要、13条で個人の「幸福追求権」尊重をうたい、25条に「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と「生存権」を明記する。
被災地の現状は憲法に掲げるそうした権利実現の理念と隔たってはいないか。憲法順守の義務を負う国は震災復興を最大の責務と受け止めるべきだ。
昨年末に施行された復興特区法で、高台移転を進めるための土地利用規制が緩和されるなどした。その際、被災自治体の条例に法律の規制撤廃を可能にする「上書き権」は見送られた。
現憲法の「制約」と説明されるが、法律の書き込みは基本的事項にとどめ、具体のことは条例で定めるよう工夫すれば解決する。生存権確保に必要な場合は上書き権を認めてもいい、と指摘する憲法学者もいる。
憲法を体現し政治は機敏に国は柔軟に、被災地の意向を受け入れて、復興の足かせとなる縦割りや上意下達の弊害を取り除き対処する。大震災など緊急時には特に必要な構えだ。
財政力、マンパワーなどに弱さを抱える被災地をいかに支え復興を後押しするか。国は被災住民の目線で「わがこと」として対応に努めてほしい。
自民党の憲法改正草案は幸福追求の権利行使に関し「公共の福祉」を「公益及び秩序」に反しない限りに改めるなどした。人権尊重の精神が揺らぎ、国への縛りを緩和した格好だ。被災者はどう受け止めるだろうか。
今は憲法の理念に沿って政策決定や取り組みの迅速化を図ることこそ肝要だ。本格的な改正論議は復興が軌道に乗り、住民が平穏な暮らしを取り戻してからでも遅くはあるまい。
2013年05月03日金曜日
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公言している安倍総理、「各党首」の談話を覚えとしておく (keniti3545)
「憲法九六条を中心とした各党党首の発言」(5月3日東京新聞)より
・自民党・・・改憲(の具体案)は党派ごとに異なるため、まずは九六条。三分の一超の国会議員の反対で議論できないのハードルが高い。(安倍首相)
・維新・・・道州制など日本の統治機構を改めるには改憲が必要。国民の判断を問うこともできない九六条を改め、国民的議論を求める。(橋下共同代表)
・みんな・・・みんなの党は改憲勢力だ。与党が争点にするなら受けて立つ。九六条改正や一院制を掲げているので、主張を推し進めたい。(渡辺代表)
・改革・・・議論の活性化に要件緩和は必要。最後に決める国民を信頼すればいい。ただ、経済や社会保障などの問題が山積し、喫緊に課題か。(舛添代表)
・民主・・・直ちに三分の二を二分の一に緩和すると結論を出すのは早過ぎる。自民党改憲草案は、憲法は国を縛るとの観点が欠けている(海江田代表)
・公明・・・間もない選挙の争点になるほど熟した議論になっていない。優先課題を間違えないようにしていかなければ連立の意味がない。(山口代表)
・共産・・・九六条改定で、憲法が権力者の都合のいいように変えられてしまう。狙いは九条改定へ国民を改憲に慣れさせるところにある。(志位委員長)
・生活・・・(改憲要件が)過半数では政権交代のたびに憲法が変わる。賛成できない。どういう日本にするかの国家像を示さねばならない。(小沢代表)
・みどり・・・過半数を持つ権力者が、都合に合わせて容易に変えられるようにすることは、国民が権力を縛る目的の憲法を形骸化させる。(谷岡代表)
・社民・・・自民党は、九六条は九条を改正するためだと言って憚らない。憲法改悪は許さない。戦後の重要な時期を迎えている。(福島党首)
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◎. 「今の阿倍さんのような状態の縛りが必要であり、その為の現96条です」、これを緩和したらどうなるのかを理解した上での議論をして欲しいですね。 「押しつけられた憲法、古い憲法」と決めつけて来る人達、どちらも内容に触れずして「我」を通そうとする人達の危険性です。
これを何度でも説かないと、後の国民投票等も無意味なものになってしまいます。今度の選挙では、大きな罠に掛からぬ注意がより必要に成りそうです。 (keniti3545)
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