「keniti3545」since72:3月25日曇り雨5℃「東日本大震災」「311フクシマ」746日 今日の一題「エネ問題の進捗見えてこない」
*朝トレ:もう、気温表示に「−℃」は不要に成ったようです。(雪はまだまだ解りませんが・・・)今日は、午前の早い時間帯に市民病院まで女房殿知人のお見舞いでした(運転手)。我れは面識浅く女性なのでご遠慮しました。歩行訓練は午後にと思っていたらやはり雨・傘差してトレーニングも無かろうと中止 (独房内でストレッチのみ)。何もない・・・?でした。
*「東日本大震災」「311フクシマ」746日
*今日の一題 『エネ問題「原発再稼働」で決定なの?』 新聞のペースに乗らないで!
朝日デジタルニュース2013.03.25
再生エネ、規制が足かせ 太陽光以外伸びず 風力事業化に5〜9年
2012年度の再生可能エネルギー導入予測と導入実績
再生可能エネルギーが思うように増えていない。固定価格全量買い取り法(FIT法)による制度が昨年7月に始まったが、初期の導入の95%が太陽光発電。風力、中小水力、地熱、バイオマスはごくわずかだ。すべての種類が幅広く導入できるように買い取り価格を設定したのに、規制が足かせになっている。 FIT法は絵に描いた餅になりかねない。
↓各個別エネの 導入予測と実績のグラフは此方でご覧下さい
http://news.asahi.com/c/ab1TasrAjMcczSa2
一面の雪。時おり強い風が吹く。青森県つがる市木造(きづくり)。松林は風で斜めに伸びている。ここに55基の大型風車(計12万キロワット)を建てる計画がある。「ウィンドファームつがる」だ。進めているのは風力発電の開発会社「グリーンパワーインベストメント」(GPI)。完成すれば国内最大の風力発電所になる。
しかし、計画が足踏みしている。昨年末から今年になって、県と環境省から環境アセスメントの追加調査など数十項目を求められた。見つからなかった希少種の水鳥やチョウまで「生息する可能性が高い」。県の担当者は「法にのっとり専門家の意見も踏まえた対応」とにべもない。
風力発電所は2012年10月から、原発や火力発電所と同等の環境アセスが必要に。アセスだけで40カ月以上。環境相や知事から意見が出れば事業化まで5〜9年かかる。GPIの堀俊夫社長は悩む。「環境アセスにどれくらいの時間がかかるのか分からなくなった」
環境省はさらに、南側に計画する十数基の移転を求める。「貴重な鳥や景観への影響」が理由。北側の水田に移すしかないが、「優良農地の転用は原則不許可」という農地法が立ちはだかる。
風車の土台は十数メートル四方で十分だ。 「つがる」の場合、必要な面積は農地全体の1%以下。以前は小面積なら転用できたケースもあったが、農林水産省は食料自給率維持を理由に原則を徹底し、転用は難しくなった。
地元は雇用や地域活性化を期待する。地元集落の会長、長内明彦さん(52)は「風車と農業は共存できると思う。国は柔軟さが足りないんじゃないかな」。
太陽光発電は環境アセスがなく、住宅などに設置すれば電力会社が買い取るという仕組みがある。
■小水力なら調査1年
問題は風力に限らない。
長野県木曽町。小水力発電の普及をめざし、町役場が最初の施設づくりを進める。幅、深さとも60センチの農業用水路を選んだ。
発電施設の申請には1年間の流量調査が必要で、町の委託業者が毎日測定している。河川法の規定のためだ。田中勝已町長は首をかしげる。「水はまた水路に戻すのだから、流量は変わるはずがないのに」
火山国の日本は地熱が豊かだ。しかし、自然公園や温泉地域での建設許可の手続きは煩雑。導入の動きは鈍く、今年度はゼロだ。
改善の動きもある。農水省は11年9月、省内に「再生可能エネルギーグループ」を新設した。野津喬課長補佐は「再生エネ推進と農地保全のバランスを考えている」という。しかし、「放棄田でも農地。太陽光パネルを広く張るなどは認められない」と扉は固い。
(小坪遊、編集委員・竹内敬二)
■送電線接続・環境アセス・農地法
風力発電には三つの壁がある。「送電線への接続」「環境アセス」「農地法」だ。
送電線を保有する各電力会社が、受け入れ可能量を示して接続する発電業者を募集する。抽選で選ばれるが、倍率が高く、ほとんどの業者がこの段階ではじかれる。北海道電力の昨年2月の募集では、20万キロワットの新規枠に9倍の応募が殺到した。他の電力会社でも同様だ。
「つがる」は送電線接続の約束は取り付けたが、残る二つの壁に阻まれている。アセスの審査を待つ風力発電計画は全国に計200万キロワットほど。世界の再生エネの主力は、安くて大量に発電できる風力だが、日本では導入が遅く、今後も進みそうにない。
環境アセスに詳しい千葉商科大の原科幸彦教授は「詳細なアセスの前にまず簡易なアセスをするべきだ。そこで住民との意見交換を十分に行って検討項目を絞り込めば詳細なアセスまでいかなくても適切な判断ができ、時間や費用はあまりかからない」と話す。
◆キーワード
<固定価格全量買い取り法> 太陽光、風力などによってできる電気を固定価格で一定期間、電力会社が買い取る制度を決めた特別措置法。太陽光発電の価格が高いなど、電源の発電コストに応じて買い取り価格に差をつける。収入が保証されるため投資がしやすい。
■制度上の課題(資源エネルギー庁の資料から)
◆発電の種類/関連法/所管省庁
課題
*
◆地熱/温泉法/環境省
温泉地域での地熱発電の設置許可の早期化、柔軟化
◆小水力/河川法/国土交通省
農業用水などでの発電では、許可手続きを簡素化
◆風力・太陽光/農地法/農林水産省
優良農地の確保に支障を生じない場合は農地の転用を柔軟化
◆太陽光/電気事業法/経済産業省
保安規制の緩和
◆すべて/電気事業法/経済産業省
再生可能エネルギーの電気を送電線に接続しやすくする
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◎.確かに、再生エネ「将来の主力と目す風力」を初めとする全ての「再生エネ項目」が「環境アセスメント」による足かせは重い。しかし、その事はこれまでの「経緯としての実情」であり、 「審査に時間が掛かる事」も今気がついたことではあるまい。 故に、これらを前提に物言えば、今日の記事内容であれば「実現困難」な面の「クローズアップ」のみに止まり、 「技術面の進歩」・「ポテンシャルの高効率抽出に関する進捗度」などの紹介は一切無い、更に「短絡的に実現の難しさ」(実施に至るまでには長期間を要す)とかを訴え(?)ている。
であれば、その先に言いたいことが透けて見えますね。 ・・・だから、電気が足らなくなる前に「原発の再稼働を推進しましょう」!ですか? でもね、朝日さん「国民は必要な省エネは厭いません」と言ってるんですよ! 更に、 「再生エネ準備期間に対応出来る条件」も出そろってきているのではませんか!! シェールガス(オイル)は、今、アメリカ側からもロシア側からも「有利に入手出来る(価格面で)状況」にあるのではのではありませんか!!?
「メタハイ」にしても既に「ガスとしての抽出にも成功」しているとのこと、暫く「変則火力」 & 「既成設備の水力発電」 利用可能になっている「太陽光発電」等で「原発事故の心配せずに節電に努力できれば」計画通りのエネルギー施策が完遂出来るのではありませんかね!! 朝日さん「再稼働推進の旗振りから足を洗って」こっち方向の後押しして下さ〜い!! (keniti3545)
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「プラス1」
(Shuueiのメモ)より
サティシュ・クマール 今、ここにある未来〜お金はマトリックス
(サティシュ・クマールの 今、ここにある未来 with 辻信一)
■豊かさとお金の関係・・・若い世代に贈る言葉
経済の世界では、お金なしでは何ひとつできることはないと信じられています。しかし、私の人生を振り返って言えることは、お金とは本当の豊かさではない、ということです。では、本当の豊かさとは何かというと、それはあなたの心の中の、信頼するする心です。本当の豊かさとは友人であり、人々がつくり出すコミュニティです。そしてまた、きれいな水であり、美しい森、花咲く木々なのです。つまり、自然です。
しかし、現代世界はまったく逆のことをおこなっています。川を汚し、森を壊し、海を汚している。お金を得るために、本当の豊かさを壊しているのです。コミュニティや家族も、お金のために崩壊しようとしています。みんなお金を稼ぐのに忙しく、家族がお互いを大切にすることができなくなっているのです。コミュニティや家族が今、どんどん壊れている。これは人々がお金の奴隷に、お金を稼ぐ機械になりさがっているからではないでしょうか。お金を稼ぐために忙しくて、人生を楽しむ余裕すら残っていないのではないでしょうか。
お金とはたんなる手段にしかすぎない。本当の意味での豊かさとは何か、それは「人間」なんです。もともとお金とは、交換の手段でした。しかし、今それが「豊かさ」と勘違いされている。教育システムそのものが、そういうふうにつくられているのです。 何のために教育を受けるのかといえば、社会に出てより多くのお金を稼ぐ、よい稼ぎ手になるためだと考えられていますね。 つまり、教育がお金を稼ぐための手段になりさがっているのです。
しかし、それは逆立ちです。本来、教育とはそれ自体が目的であり、お金を稼ぐことは、その中の手段のひとつであるべきです。ですから、みなさん、自問してください。今、どうしてこの大学で勉強しているのか。 世界についてよりよく知り、学び、自分は何者かを理解し、幸せとは何かを探究するためにここにいるのでしょうか。あるいは、お金を稼ぐ人になるためにここにいるのでしょうか。
もしも、ここにいる目的が、より多くのお金を稼ぐ仕事に就くことになっているのなら、もう一度問い直してもらいたい。そんな間違った考え方のせいで、この地球の環境が危機に瀕しているのではないか、と。 お金が目的と化し、自然をお金儲けの道具にしてしまっている。家族もそうです。本来は家族の幸せが一番であるはずなのに、お金が目的になってしまい、家族の幸せは過小評価されています。
働いてたくさんお金を稼いだとしても、まわりを見まわせば、きれいな水もない、安全な食べものもない、自然もない。そんな状況でお金がどんな意味を持つのでしょうか。
皆さん、ここでお金を稼ぐための勉強をするかわりに、どうしたら自然のため、コミュニティのため、家族のためによい仕事ができるようになれるのか、その知恵を学んでほしいのです。
(明治学院大学での講演から抜粋)
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(Wikipedia より)
サティシュ・クマール(ヒンディー語:सतीश कुमार, 英語:Satish Kumar, 1936年 - )は、イギリスの思想家。インド西部ラージャスターン州の町シュリー・ドゥンガルガルで生まれ、9歳で出家しジャイナ教の修行僧となる。18歳のとき還俗。マハトマ・ガンディーの非暴力と自立の思想に共鳴し、2年半かけて、核大国の首脳に核兵器の放棄を説く1万4000キロの平和巡礼を行う。1973年から英国に定住。E.F.シューマッハー(イギリスの経済学者、『スモール・イズ・ビューティフル』の著者)とガンジーの思想を引き継ぎ、イギリス南西部にスモール・スクールとシューマッハー・カレッジを創設。エコロジー&スピリチュアル雑誌「リサージェンス(再生)」編集長。
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◎.国会議員・官僚の皆さんにも(講義)抗議してもらったら少しは「既得権益」なんて言葉忘れてくれませんかね〜。あ〜あ!っと、野暮なこと言っちゃったよ〜。(keniti3545)
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