「keniti3545」since72:3月23日晴れ7℃「東日本大震災」「311フクシマ」744日 今日の一題「危うきかなTPP」!
*朝トレ:7時30分7℃〜8時30分今日はお彼岸の明け、朝トレの帰りを待ってくれた女房殿とお墓のお掃除、お花の差し替えをして清々しい気持ちでご先祖様に、「我がお袋の健やかな日々のながきを願い」・「孫共の成長も順調であるようお願い」してきました。 穏やかな気持ちで一日を過ごせそうです。
*「東日本大震災」「311フクシマ」744日
*今日の一題 「TPP: どう転んでも知っておかなければ成らないことはある」
「原発問題」・「尖閣」・「竹島」・「歯舞・色丹・国後・択捉の北方領土」問題、どの局面でも勇み足は厳禁だ。 安倍総理の外交力は腕の見せ所に成りうるのか!?
東京新聞 2013年3月23日
「メガFTA」 日本は米中結ぶ役割を
日本は米国主導の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を前に、欧州連合(EU)、 中韓と相次いで貿易交渉に入る。互いに牽制(けんせい)し合う米中を結ぶ好機と受けとめ、アジア安定の役割を担うべきだ。
日本のTPP参加は米議会などの承認が必要で、交渉入りは七〜九月にずれ込む見通しだが、EUとの経済連携協定(EPA)は二十五日に東京で開かれる首脳会談で交渉入りが宣言され、日中韓の自由貿易協定(FTA)も二十六日にソウルで交渉が始まる。米とEUもFTA交渉を開始することで合意済みだ。
TPPなども自由貿易協定の一種であり、経済大国同士の交渉は「メガFTA」とも言われる。なぜ、世界経済を牽引する国と地域が一斉に交渉の席に着くのか。
米とEUを合わせた国内総生産は世界の約半分、貿易額も三割を占める。米・EUのFTA作業部会の最終報告書は、決まったルールは米・EUにとどめず、それ以外の国々の貿易にも資するルールを目指すとはっきり記している。
百五十を超える国などが加盟する世界貿易機関のルールづくりは中国やインドなどの協力が得られず、暗礁に乗り上げた。その危機感を背景に米・EUが打ち出したのが、二十一世紀の新たな秩序づくりを主導し、台頭する中国などを同じ土俵に招き入れる戦略だ。
米国のTPP戦略にも同じ狙いが込められている。関税の原則撤廃や知的財産権保護など二十一分野に上るルールを豪州などアジア太平洋の交渉国と合意し、中国に先んじてルールづくりの主導権を握ろうとの思惑が潜む。
中国はこれを日中韓FTAで迎え撃つ。さらに、東南アジア諸国と日中韓、インドなど十六カ国による東アジア経済連携協定の論議も本格化させている。自国に有利なルールづくりの争いだ。
日本は尖閣諸島問題などで米国を頼っているが、米国再生を目指すオバマ政権の輸出倍増計画が期待するのは成長する中国市場だ。日本も中国との関係を悪化させるべきではないという現実がある。
着目すべきは、TPPと日中韓FTA双方の当事国として唯一、日本が米中の間に割って入れる極めて有利な立場を手中に収めたことだ。
米中の間を取り持つには、中国と良好な関係を築いて独自の外交を推進する力量が問われる。難題だが、アジア安定のためにも、安倍政権に仲介役を引き受ける覚悟と外交力を求めたい。
==============
◎.危ういかな「TPP」! 多角的に内容吟味するべきでしょう。今の情勢ではどう転んでもデメリットの方が大きい。アメリカに力負けしないためにも「諸刃の剣」であっても中国の数(力)を有効利用させてもらわぬ手はないでしょう。 但し「1:1のギブアンドテイクの精神」を「守り」「守らせ」なければ二重苦を味わう結果に成る可能性は高い。
(keniti3545)
===============