「keniti3545」since72:3月9日曇り+5℃「東日本大震災」「311フクシマ」730日 今日の一題「除染遅れの何が問題なのか?」

*朝トレ:中止(終日の野暮用 はい当家主としてのお役目の一つを果たしました)朝から、暖かい一日でした。 


*「東日本大震災」「311フクシマ」725日


*今日の一題  朝日新聞さん”本当は何が問題なのでしょうか?!


「除染が遅れている」事 の 何が問題なのでしょうか?!


我々の「味方足らんとする」メディアならもっと真相をを探って下さい!! (keniti3545)


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 住民の皆さんは本当は、どう思っているのでしょうか? 初めから(或いは今の)心境でも、線量が0.23sv/h以下に成れば帰りたいと思っているのでしょうか? 諸々の条件(特に経済面:住むこと、食べることの出来る条件の取り戻しができるのか?)で「縛られて」この条件に近づけるから「戻って来なさい」という「強制」にこれまでは首を横に振る返答が出来なかったのでは無いでしょうか?

 今は「状況判断の出来る学習」を否応なくさせられたと思います此処で改めて帰還希望を「個」「別」に行うべきと思います一方、後世に残す国土の「掃除」は現世に生きる我々の責任です。これまでの「労力と費用は決して無駄ではありません」。 ここからが「国民の税金を無駄遣いするかどうかの分岐点」になるでしょう。 どんなに難しくても、「税金は必要な事に必要な分だけ使うのが大原則ですよね!

 4ヶ月も遅れた除染の公表も理由があれば良いでしょう、その教訓も生かして「個」「別」の対応が出来る「計画の見直し」を是非とも実施してもらいたいと思います。 「除染費用の予算を納期に合わせて消化」しよう等と考えるのは「愚かなことですし決して許されない」ことです。 (keniti3545)



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朝日新聞デジタル 2013.03.09)


東日本大震災2年除染計画の達成、困難 来春完了目標 住民帰還に影響


福島県自治体別の除染進捗率(2012年度分)

  
 環境省は8日、放射線量が高く住民が避難している福島県の11市町村で国直轄で行う除染の進捗(しんちょく)状況を初めて公表した。着手した4市町村でも、飯舘村の宅地は2012年度計画分の1%にとどまるなど大幅に遅れている。来年3月の除染完了の目標達成は厳しい状況だ。計画を見直す可能性もあり、除染の難しさが浮き彫りになった。住民の早期帰還もずれ込む恐れもあり、生活再建や復興に大きな影響を与えそうだ

 環境省は昨年1月、国直轄除染の工程表を公表。年間の積算線量が50ミリシーベルトを超える地域と森林の多くを除き12〜13年度の2カ年で宅地や農地、道路、宅地に近い森林などの除染を完了させる計画だった

 今回示されたのは12年度の進捗状況。年度内に一部でも除染を終える目標を立てたのは6市町村だが、川俣町と南相馬市は本格的な作業すら始まっていない飯舘村では除染を終えた宅地は計画分の面積の1%、農地はゼロ。目標達成は厳しく、楢葉町川内村も微妙な情勢。汚染土を一時保管する仮置き場の確保が早く、冬の前に作業が進んだ田村市だけがほぼ予定通りという。


 遅れの主な原因について、例年にない大雪で作業が滞ったほか、仮置き場設置をめぐり住民との交渉が難航しているためと環境省は説明する。さらに、経験したことのない除染作業に、想定より実際の作業量が膨大だったことなど、見通しの甘さも指摘されている

 環境省「仮置き場を確保できれば作業は進む」として、来年度の除染完了の目標に変更はないという。だが、遅れを取り戻す具体的な方策は示せず、牧谷邦昭参事官は「今夏をめどに各市町村の進捗状況を再評価する」と計画の見直しに初めて言及、除染完了が遅れる可能性を示唆した。

 除染の遅れは、早期の帰還を求める住民の生活にも影響するほか、除染の遅れによって一部の住民が地元に帰るのをあきらめる恐れもありそうだ

 進捗状況については昨年10月、当時の野田佳彦首相が現地を視察した際、住民への情報公開を指示。これを受けて環境省は同月下旬、除染した面積などを公表する方針を示していたが、公表は4カ月以上遅れた。牧谷参事官は「面積を積み上げるのに時間がかかったため」と弁明、今後は細やかな情報公開に努めるとしている。(森治文)



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◎.本当に、そう思っているのですかね朝日新聞さん? 住民は除染計画の遅れがあるので戻りたくないと・・・・???

 この記事には除染後の線量値も等には一切触れて無い、それで結果をどう評価しろと言うのか〜だから戻れますよとかの行政と住民の会話も一切聞こえてきませんこの記事はどういう目的で書かれたのでしょうかね?? (keniti3545)


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朝日新聞天声人語(2013.03.09)


 職場の屋上から眺めると、ビルの街に隅田川がゆったり光っている。春のうららの……と歌われる季節も近い。思えばそんな春先、3月10日の未明に隅田の川面は死者で埋まったのだった。約10万人が非業の死を遂げたとされる東京大空襲から、あすで68年になる

▼きのうの朝日小学生新聞で、当時14歳だった画家、吉野山隆英さん(82)の話を読んだ。隅田川につながる北十間川(きたじっけんがわ)にも遺体が折り重なって浮いていた。いまは東京スカイツリーの足元を走る川である

▼思い出すのがつらくて、吉野山さんは空襲の絵を描けないできた。70歳を過ぎて初めて描いた。天をつくツリーが完成に近づいた一昨年には、北十間川の記憶を絵にしたあのできごとを忘れないでほしい――風化にあらがう筆は重々しい

悲惨な戦争の歴史でも、無差別爆撃は最悪のものだ。米軍は戦争末期、日本の主要都市を軒並み炎に包んだ。犠牲は数十万人にのぼるが、広島や長崎に比べて語られる機会は少ない

東京大空襲では爆撃機B29が279機飛来し、3時間足らずで下町を焦土にした。戦中派には恨み重なるB29を、昨今の若者は濃い鉛筆のことか?と問うそうだ。話半分に聞くにせよ、いまや戦後生まれがほぼ8割を占めるのは事実である

移ろいやすい人の世だが、忘れてならぬものがある。11日には大震災から2年がめぐる。 その前日の3・10も伝え続けたい。 天災と戦争は違うけれど、奪われた命の無念は変わらない。胸に刻む両日としたい


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◎.我々は「語り部の役割も新聞に期待している」「ニュースに誤報」はあっても、「語り部がウソをつくことはない」こういう記事を「反芻挿させてくれる朝日」さんにも「感謝」です! (keniti3545)

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