「keniti3545」since72:2月10日(日)晴れ−7℃「東日本大震災」「311フクシマ」703日 今日の一題「」

*朝トレ:昨日の朝はびっくりだった!spyboyさんが合わせててくれましたが-10℃ハンパではありませんよ!でも、 「お袋さん」の言うこと良く聞く子でしたから・・・? 寒の戻りも凌ぎました、今日も−7℃でしたが軽い軽い!堰堤上の第一コース使用に耐えるコンディションに戻りました40分の「歩行訓練モドキ」と「ストレッチモドキ」でも体は喜んでいました。良しとします。ランク評価はなし




東日本大震災「311フクシマ」703日



*今日の一題 「9日の朝日・日経の読み比べ」原発推進派は?

 「朝日さん、橋下市長のコメントがあると尚良いんだけど」「日経新聞さんて原発推進派? でしたか??? ずいぶん色濃くなりましたね」


[1] 朝日新聞13.02.09 社説

大阪の脱原発―橋下氏が実行する番だ

 新たなエネルギー社会の実現にむけて議論してきた大阪府市エネルギー戦略会議が、2030年に原発ゼロを達成するための提言をまとめた

 省エネや再生可能エネルギーの活用、2年以内の電力自由化などを盛り込み、実行に移すよう国や事業者に求めている。

 脱原発を実現する現実的な手だてを示すよう会議に要請したのは、橋下徹大阪市長。野党第2党である日本維新の会の共同代表として国に働きかけていく責任がある。

 東日本大震災が起こるまで、関西は原発への依存率が5割強と最も高い地域だった。国が主導するエネルギー政策に、消費地であり、住民と向き合う自治体から脱原発を提言することには意義がある

 国の政策立案に役立ちそうな提案がいくつもあるたとえば電源立地交付金を廃止し、立地自治体の産業構造転換につながる新たな支援制度を設ける提案は、脱原発を具体的に進める一歩になろう

 政府の原子力規制委員会は世界最高水準の安全基準づくりを進めている。実効あるものにするため、戦略会議は再稼働の条件だけではなく、廃炉のルールなどを明確にし、検査部門の強化も求めている

 脱原発が経済活動に与える影響にも目配りし、雇用対策として再生可能エネルギーへの投資を促している。大阪には環境・エネルギー関連企業が集まっている。「再生可能エネルギーで関西を世界の成長センターとする」ことも提言している。

 自治体と専門家で関西原子力安全監視庁を設置する案が実現すれば、自治体が安全監視にかかわる新しい試みとなる

 個々の提案をどう実行するのか。具体策や工程にまで踏みこめていないところに限界を感じさせる面もあるたとえば放射性廃棄物の処理で、「後世に負の遺産を残さないよう最大限努力する」と述べるにとどめた

 提言に橋下氏は「国への提言と大阪府市でやれることを検討する」と述べた

 原発が集中する福井県の西川一誠知事は昨年、使用済み核燃料の中間貯蔵施設を電力消費地に置けばどうかと迫った消費地である大阪は解決策を考えていく必要がある

 総選挙の際、橋下氏は提言がまとまれば、できれば維新の政策に取りこみたいと語った

 維新は太陽の党との合併後、脱原発への姿勢があいまいになっている。これを機に党内でつっこんだ議論をし、原発政策を再構築してはどうだろうか


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[2]日経新聞13.02.09 社説

原発の安全を着実に高め再稼働に生かせ


 原子力規制委員会原子力発電所の新安全基準の骨子案を公表した炉心溶融など深刻な事故への対応策を手厚くし、想定外の自然災害やテロ攻撃にも耐えるよう安全設備を多重化する。活断層の真上に重要設備を置かないルールも明確化した

 要求が過大だとの意見も電力業界にはあるが、東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、日本が世界有数の地震国であることを考え合わせれば安全基準の厳格化は避けられない

 基準を満たすには原発の設備の大規模な改修が必要となる。原発保有する電力9社合計で約1兆円の費用がかかるともされる

 しかし放射能を除去するフィルター付きベント(排気)装置や電源ケーブルの不燃化などの対策は欧米ではとうに実施済みの国がある日本の電力会社はこれらの対策を先送りしてきた。 「世界最高水準の安全」の実現には必要な投資といえる

 ただ新基準が求める設備のなかには完成まで3〜5年かかるものがある。例えば主にテロ対策として原子炉建屋から離れた場所に設ける「第2制御室」がそうだ

 すべてがそろうまで原発を再稼働させないとなると、運転停止が長期に及び、電力会社の経営に深刻な打撃を与える。加えて電気料金の上昇や化石燃料の輸入増加が止まらない。国民生活や産業活動への悪影響も広がる

 安全性を高めることは何より大事だ。その一方で設備によっては必ずしも再稼働の前提条件にせず、完成まで猶予期間を設ける道も開くべきだ

 事故を二度と繰り返さないため再稼働時に必要不可欠な設備は何か。少し待ってもそれほど大きなリスクをもたらさないものは何か。専門家がよく議論して判断してほしい。無論、なし崩しの再稼働を避けるため猶予の根拠はしっかり説明する必要がある

 骨子案作りの過程では様々な異論も出た。活断層を判定するにあたり40万年前の古い地層まで遡ってみる必要があるのかという議論はその一例だ。規制委は骨子案への意見を広く募り、4月ころにより具体的な基準案としてまとめる予定だ。米仏の規制機関にも説明するという。

 6日に国会で答弁した田中俊一委員長は「多様な意見を聞き独善的にならないよう留意する」と話した。ぜひそうあってほしい


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(keniti3545)

*日経9日の記事に一言覚え

規制の骨子厳しくして・原発の再稼働に活かせとある議論には意味ありと思うが、   「311フクシマ」の事後処理と被災者救援がさて於かれるのは(話題に上げないのは)解せない。 特に使用済み燃料の処置も決められないで居る間は原発は止めておくべきでしょう

 電力エネルギー問題は進むべき道も手探りながら始まっています方法があるんですから当然選択肢もあります。こっちの議論を盛り上げて下さいよ使用済み核燃料の処置は今は、増やさないこと=原発のストップ。処分は出来ない物だねです

 本当に各方面の合意ありきの処置が決定するまでは使用済み燃料は増やしてはダメでしょう。 どうしても、 「規制厳しく(を免罪符)に再稼働を」は、  「国民のコンセンサスVS 政府、東電」の構図の中では中立を逸脱した社説ではありませんか?? (keniti3545)



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