「keniti3545」since72:12月23日(日)晴れ-2℃「東日本大震災」「311フクシマ」654日 今日の一題「民意の意思表示に繋がらぬニュース」

*朝トレ:午後の散歩40分(体がまだまだ納得しないが・・・)


*「東日本大震災」654日



*今日の一題

「情報・ニュース」に信頼性の欠如と「キャッチアップ形態」の変化



「読売」じゃ一番先に吹聴したい「ソース」でしょうね!

原発新設ストップ「見直したい」…安倍自民総裁

 自民党の安倍総裁は21日、山口市で記者会見し、原子力発電所の新設について、「民主党政権が決めたことは決めたこととして、もう一度見直していきたい」と述べ、原発新設を認めないとした、民主党政権の方針を再検討する考えを示した。


 自民党衆院選政権公約で「10年以内に、将来にわたって持続可能な電源構成のベストミックスを確立する」としている。


 安倍氏中国電力が建設を計画している上関かみのせき原子力発電所山口県上関町)を巡り、着工を認めないとした民主党政権の方針を見直す考えを示したことに関連して「全体的に全国において、どう考えていくか。(党の)大方針の中で、新設についてどう考えるか、これから検討していきたい」と語った。


(2012年12月21日22時55分 読売新聞)

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だけどさ、何処を調べても活断層だらけだぜ!?  新設どころじゃないじゃない現状維持するにも何炉廃炉にして立て直さなきゃならないのか試算あるのとても予算化出来るレベルでは無いでしょう阿部さん?! (keniti3545)


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「世相を斬る あいば達也」


未熟な民主主義、その上多様化する世代間の価値感格差、埋められるのはネットの活用


自由党の大勝と日本の民主主義を憂いてーー
本来、民主主義国家に居住する国民であれば、自分の国の政治経済に対する情報収集と、そのジャッジメントは誰に強要される事なく実行できる素養を持ち合わせている事が求められるわけだが、その肝心な部分が抜け落ちているのが、日本と云う国の民主主義の特長である


マスメディアを誹るのはお門違いーー
そのような観点から考えてしまうと、日本のマスメディアの醜悪な報道体制を非難するのはお門違いといえるかもしれない。・・・
報道機関の質を変えるのも、実は国民の民主主義における自立的思考があるかないかで決定するわけで一面的にマスメディアが糞だと断じてばかりいても解決をみることはないのだろう。


ニュース「キャッチアップ形態」を、若者が中心で変革している事実ーー
その媒体がスマートフォンに完全に移行した事実である。SNSにしても、スマートフォン経由が優勢だ。PCによる情報収集も古臭くさえなっている。必ずマスなメディアの価値は下がる。この流れに最も敏感に反応し、対応したのが誰あろう、保守勢力である。或いは右翼勢力である。故に、ネトウヨは水を得た魚の如き振舞いに出ているわけであるブログランキングでも、ネトウヨ陣営が9割を占めている


なぜこのようなイビツな民主主義国家が生まれたのかと考えるとーー
短絡的に考えれば、戦前、戦中の日本国民は“お上に逆らわず”と云う教育を心身に叩きこまれていたわけだから、表面的従順と引き換えに、自己責任から解放されると云うバーター取引意識が蔓延していた。これは、徳川幕府以来、国家を牛耳る権力は“お上にあり”庶民が口出しすべきものではないと云う自己のポジション認識は、庶民において定着した文化になっていた。勿論、歴史的には、そのような考えでは駄目なのだと云う勢力も現れたが、庶民にメジャーな文化として定着させることはなかった。そして、突如敗戦により国家の主権は国民に存すると云う“民主主義”が天から舞い降りたわけである


このような“仏作って魂入れず”で導入された当時から形骸化した国家体制ーーが、日本の現在の“民主主義”なのだと考えて問題はないだろう。国家の政治経済は“お上の責任であり”庶民に責任はないと云う意識は当然強い。故に“敗戦”の責任は“お上”にある。つまり、日本の庶民には、自己責任が不在なのである。


言動に不自由さはあっても生きていくのには楽な体制なのだーー
自己の生活を向上させることは可能であり、生きて行くことは可能であり、多少豊かになることも可能だったと言えるだろう徳川幕府“生かさず殺さず”の支配構造を熟知した生命力豊かな日本の庶民は、強かな狡さを身につけてきたのである。徳川幕府の“生かさず殺さず”の支配構造を熟知した生命力豊かな日本の庶民は、強かな狡さを身につけてきたのである。その庶民の性向に、金儲けと云う概念は非常にマッチングした。それが江戸時代の町人勢力であり、戦前、戦中、戦後における財閥の力の源泉であり、最近までの“高度経済成長”に結びつくのである。


つまり、今日の短絡的結論だが、主権が国民にあると言われようがーー


主権を誰が握っていようとも、庶民の興味は“自己の生活”と云う領域から逸脱したくない性向を未だに根強く持っていることが理解できる筆者はコラムで、愚民だ、馬鹿だと嘲笑するが、裏返せば“国民は狡賢い”に言い変えることも可能ということだ。故に、民主主義の原点、国政選挙は根本的には馴染まないのだろう。非常に憂慮することなのだが、ちょっとやそっとでは、この国民が持つ庶民文化は覆らないだろう。“待てば海路の日和あり”とはいかない


将来を考え視点を変えればーー
日本の民主主義が未熟であり、二大政党による政権交代可能な選挙制度小選挙区制)の導入が早すぎたとか、マスメディア発信の情報と、ネット上で発信される情報の間に乖離があるとか、色んな時代的問題も考えなければならなくなった。


 つまり、民主主義と云う意識が未熟な上に、国民の多様なニーズを纏めきれる政党が存立し得る条件が厳しくなっている。その上、その多様性はマスと云うメディアではキャッチアップも出来ないし、整理整頓した上で情報を発信する事は不可能になっていると言っても良いだろう。にも拘らず、2大政党が前提の小選挙区制度が、混乱に拍車をかけているのが現状なのだろう。 今回大勝ちした自民党と雖も、数年後には同じような憂き目に遭うことになるだろう。これでは、何時まで経っても、日本の政治経済外交防衛に民意が反映し、国民の強い支持の下、政治主導を実行できる政党は現れないのだろう。


勿論、理想や理念は大切であり、捨てるべきものではないーー
が、その前に私は、今の国民が求めているものへのアンテナを、もっと優れたものに切り替えていかなければならないと切に思っている。 日本未来の党」の行く末も心配だが、彼らは、小沢一郎も含め、些か国民の求めるものを勘違いしていたのではないかと云う疑問にぶち当たるのである。ーー


ーーそう云う意味では「日本未来の党」が今のままの公約に拘泥して行くなら

来夏の参議院選も、これと言った成績が挙げられず、その他大勢の弱小政党に埋もれてしまうのだろう。ここは考えどころである。実質的リーダーになるとみられる阿部知子代表が、その辺の情報発信に熱心であるかどうか、地道な選挙戦と空中戦的ネットでの情報発信、この二つの要素を組み入れないと、埋没する事は間違いがない霞が関改革で地方主権になり、国民経済生活がどのように具体的に変わるのか、公式サイトですら、何ら説明に及んでいない今、政党の公式サイトで、最も不熱心なのは 日本未来の党である。これでは、この政党に未来はない。


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◎.国民側の反省点は重々解りますが、もう少し「ネット活用の情報発信・方法論」を具体的に提案してもらえると良いかもと思った。 (長文なので勝手に短縮させてもらった箇所もあります) (keniti3545)

↓あいば達也氏ブログ全文は此方です
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya


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◎.今日はもう一つ生き生き箕面通信さんもお勧めです。

未来の党」を軸に「国民主権者連合」(オリーブの木)を育てよう
箕面通信さんブログ全文は此方です
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt


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◎.我れ達もブログ仲間では、我々国民も「意思表示を確りしましょう」と声を合わせていますが、実態は中々変わりませんね。とにかく「311フクシマ」が今も尚爪痕を深めつつある現在進行形であること。
そしてもう一つは政府もマスメディアも隠しきれなくなっている地震大国日本の原発の危険度がどれだけ大きいものなのか、明日にも「311フクシマ」の二の舞が何処にも起きても不思議はない状態にあることを一人でも多くの国民に知らしめることが一番の問題と心得るべきだと思います。 (keniti3545)


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