「keniti3545」since72:11月14日(水)晴れ曇り4℃「東日本大震災」「311フクシマ」615日 今日の一題「チェルノブイリを反芻しよう!」

*朝トレ:9時頃はどうも立ちづらい、我れの時間なので余裕が甘えになってるな〜。 今日も出立11時〜12時、帰路には時雨に見舞われた。 一昨日は、コースエンドの日溜まりで「虹を見て」、「360°パノラマで紅葉を愛でた」 が今日は「トンビも居ない」し11時30分頃から黒い雲が空一面に広がってきた。

 西空の黒雲は重厚で、そこから漏れ出すように灰色の緞帳、すそ野までもう何か落ちてきている。朝6時30分の気温「4℃」ではまだ、雪はないだろうが・・・。何とかノルマ果たして帰り道にコースを外れる前から「木漏れから」既に「我れの黒いキャップがぽつんぽつんと叩かれている」時雨れのお出ましで、露玉だ。

 しかし、家の玄関につく頃西空には陽が射している? なんだか狐につままれたような・・・ 真っ昼間から?狐につままれた? 、ん、「しぐれ、山みち、くろい空」、狐? 、ん、珍しく女房殿が出迎えて「ご飯ですよ〜」!?まさか〜。「笑えません!」



*「東日本大震災」「311フクシマ」615日


今日の一題 チェルノブイリ」を反芻しよう

 「事故・被害拡大」はまだ続いている。日々7000人が廃炉作業に従事。

 被爆被害、特に女性・子供の被害」は26年経った今でも新たな被害も。


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2012年11月13日18:05 カテゴリNuclearF.C:原発のウソ


チェルノブイリからの警告(上)

今も廃炉作業に7000人以上を投入
浅野健一同志社大学大学院教授)「週刊金曜日」2012年11月2日号

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(1)チェルノブイリ原発4号機の事故により、ソ連発表だけでも33人が死亡した。うち1人の技術者は、落下物の下敷きになったまま、今も遺体を収容できていない

 原発から30km圏内は立ち入り禁止区域となり、200の村から13万人が強制移住させられた


(2)現在も、チェルノブイリ原発では、運転員ら3,100人が廃炉作業に取り組む。ほかにも、日本を含む先進国から5億5,000万ユーロ(566億5,000万円)の支援を受け、老朽化した石棺を作り直し、新シェルターを建設中だ(2015年完成予定)。
 30km圏内では、4,000人の関係者らがガレキ処理などの作業をしている。(1)と合わせて計7,100人が働いている


(3)2号機も、4号機の事故の影響を受けて、全電源を喪失し、制御板すべての赤いランプが点灯、危機に陥った。かろうじて爆発は免れた。その後、1991年に起きたタービン室火災で原子炉が停止、現在は建屋の中でタービンの解体・撤去作業が行われている。

 制御室の運転員は5人シフト制だ仕事は、原子炉制御ではなく、冷却プールの水位や温度のコントロールだ。これが、今後も何十年も続く


(4)原子炉には今でも近づけない4号機の中にある1,700本以上の燃料棒は1つも取り出せていない。取り出すまで、今後30〜50年以上かかる。ウラン溶液の酸化物など、放射性廃棄物も大量に残っている。新シェルターも100年後には作り直さねばならない。【チェルノブイリ原発事故資料室(今年4月開設)広報担当者】

 原発建屋付近の空間線量はすさまじい。2号機の廊下の窓際で2.94μSv/時制御室の中で1.25μSv/時資料室の中は0.5μSv/時そして、4号機の石棺前見学場所では、事故から26年半経っても、15.45μSv/時だ

 測定された線量は急性死するような線量率ではない。ただし、日本の法令では0.6μSv/時以上は放射線管理区域にしなければならない。小出裕章京都大学原子炉実験所助教


(5)ウクライナチェルノブイリ連盟は、原発事故処理に関わった人で組織されている

 ユーリー・アンドレーエフ同連盟代表は、1986年4月26日午前1時23分に事故が起きた当時、家で寝ていた。妻が市場から聞きこんだ原発爆発の噂を信じなかった。その後、職場に向かうと、原子炉の断面は70度傾き、フタも傾いた状態だった。放射能が漏出しているのがわかった。家族が心配になり、怖くなったが、彼のような専門家に代わりはいない。死か、逃亡して刑務所に入るかの選択肢しかなかった。

 前者を選んだ彼は、2号機の停止作業に入った。<制御板は、150ヵ所同時に非常事態を示すランプが点灯した。停電で真っ暗のとき、警報音も鳴り、本当のホラーだった

 やがて脳卒中などを患い、何度も生死の境を彷徨った

 福島第一原発事故の翌日、同連盟はキエフ日本大使館に対し、事故処理の支援を提案したが、断られた日本政府は事故の規模を隠蔽している。日本は旧ソ連と違って自由と民主主義の国なのに、なぜそういうことが起きるのか。【アンドレーエフ代表】


(6)ソ連政府は、事故から1週間後以降、外国人を含む内外のジャーナリストら数百人を事故現場に入れた

 ヴァリーリー・マカレンコ(当時ウクライナ・テレビ)は、空軍の知己に頼み込んでヘリコプターに乗せてもらい、5月12日午前6時に原発真上から撮影した【注】。党も政府中央も配信を拒否しなかった。原発事故の悲惨さを始めて伝えたこの映像は、今でもテレビやドキュメンタリーで使用されている

 KGBが強い権力を持っていた時代で、事故に関する情報もすべて統制していたから、よく撮れたものだ。【マカレンコ】

 チェルノブイリもフクシマも同じボートに乗っている。地球の中のきょうだいだ。【マカレンコ】


掲載元:語られる言葉の河へ 2012年11月12日


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2012年11月14日10:00 カテゴリNuclearF.C:原発のウソ


チェルノブイリからの警告(下)

今なお犠牲続く女性、子どもへの被害

浅野健一同志社大学大学院教授)「週刊金曜日」2012年11月2日号


(1) チェルノブイリにごく近いプリピャチ市には原発労働者とその家族1万人が住んでいた。今、ゴーストタウンになっている。放射能汚染がひどい。


 廃村になった住民たちは、ウクライナ各地に強制移住させられた

 プリピャチからコバリン村(キエフから南東70kmにある非汚染地)へ移住したのは270世帯、530人。土地は350平米で、家は120平米。家族構成により、追加もある。【ステバンチュー・バレンチーナ村長】

 村の墓地の墓石には、1946〜96年などと書かれてあり、短命な人が多い。

(2) 原発から西35kmにあるノーブイミール村民1,000人も、1992年、全員がコバリン村へ移住させられた

 国の負担でつくられた移住者用住宅は10種類程度あり、家族の人数によって広さが違う。土地や住宅は元のものに近い、と住民はいう


(3) ミハエル(73歳)&ガリーナ(61歳)・コワルチュク夫妻もコバリン村への移住者だ。住んでいた場所は当初は避難区域に指定されず、6年後に基準が変わって村ごと突然移住命令を受けた。今、二人とも年金生活で、家は100平米3部屋、400平米の畑がある

 ガリーナは事故直後に甲状腺の手術を受け、ミハエルは1994年に心筋梗塞の発作を起こした。孫の男の子は甲状腺腫、女の子にも同じ問題がある

 移住後、もとから住んでいた村人からチェルノブイリ人だ、放射能がうつる」と言われ、辛い思いをした。今もそういう差別と対立がある。集団農場や地区の指導者たちは歓迎したが、村人は態度がよくなかった。「これはわれわれの土だ、川だ、魚だ」とよく言われた。


(4) 26年後、福島の人々の苦闘は続いているいや、悲劇は26年で終わらずに果てしなく続く。想像力が欠如した人にはその重さが理解できない。しかし、そうした人々に任せておけば、未来が破壊される。【小出裕章京都大学原子炉実験所助教 

(5) 子どもの癌が多いウクライナ国立癌センターには小児病棟が40床あり、毎年250人の子どもが入院する生存率は55%だ

 チェルノブイリとの関連や遺伝については答え辛い。調査がないソ連時代の1990年代初頭からデータを集積している。多くは骨の癌だ。【グリゴーリー・グリムシク・国立癌センター医師】

 汚染地域のプリピャチと非汚染地域のキエフで事故当時に妊婦だった女性の子どもを長期にわたって追い、内部被曝の影響を比較しているが、妊娠1〜3週間の被曝は死につながる4〜8週では脳に障害を起こす

知的障害、てんかん統合失調症などが、キエフよりプリピャチの子どものほうにかなり多い。特に左脳への影響が大きい。【コスチャンチン・ロガノフスキー・ウクライナ国立医学アカデミー放射線医学研究センター教授】

 ビグニ村(原発から120km)のナタリア・オスタボビッチ(26歳)は、7歳から甲状腺に異常があり、腎臓が悪く、慢性扁桃腺炎に苦しんでいる。彼女の弟アレクサンドルは、2011年6月に骨癌に罹り、20歳で死亡した。彼女の友人や知り合いにも体の異常が多く、亡くなった人も多い。 

(6) ピシャニッツア村(原発から80km)では、事故後に健康でない子どもが急増した。自分も事故当時、原発から60kmの村にいて、移住後、体調が悪い。【スレピャンチェク校長】

 ウクライナ政府の報告書では、 「健康な子どもは6%」としている。

(7) 汚染地域のモジャリ村と非汚染地域のコバリン村で子どもがふだん食べている食品を地元の保健所などでセシウム137を検査した。

 モジャリ村では、ライ麦、ポテト、牛乳、チーズからも検出されたが、コバリン村ではキノコからしか検出されなかった。モジャリ村のキノコは、コバリン村のキノコの2倍近い値だった

 両地域の空間線量は違いがないので、健康障害の原因は食品から摂取する内部被曝しか考えられないウクライナでは、森のキノコやベリー類をとって加工し、貯蔵して食べる

あまり細胞分裂しない脳、心臓、腎臓、神経、筋肉の遺伝子が放射線で傷つくと、うまく機能しなくなるか、細胞死を起こす。低レベルの内部被曝で臓器に異常が起き、神経に障害が起きると考えられる。【小若順一・「食品と暮らしの安全基金」代表】 


(8) 国際原子力機関IAEA)は、安全対策を怠り、ウクライナで起きている健康被害のデータを発表させない。米国主導のIAEAに代わる新組織をつくるべきだ。【ユーリー・アンドレーエフ・ウクライナチェルノブイリ連盟代表】

 子どもが放射能汚染度の高い地域に住んでもよい、と言っている日本の御用学者や医者は犯罪者だIAEAは、山下俊一・福島県立医科大学副学長らを動員し、福島原発事故の被害を小さく見せてきた

IAEAは、原子力産業を振興するための機関だから、情報を隠蔽する。チェルノブイリ事故が起こった時の状態も秘密にしてきた。【広河隆一・「デイズ・ジャパン」編集長】


掲載元:語られる言葉の河へ 2012年11月13日



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◎.今我々は、悲しいことですが「チェルノブイリ」の例を見ている訳です。26年後の「フクシマ」を見ているのと同じ事です。最低でも80キロ圏内の子供達は今の時点で「避難」させるべきではないでしょうか!! 国民・同胞が大変だねと言っている内にです。(放射能がうつるなんて子供達に言わせるようになってはだめですよ!

 異常が起きる段階では遅いことは誰でも解っていること、復興予算の「汚職など企てるバカ共」にも有無を言わせぬ間に 「子供基金なるものを創設して国民にも寄付を仰ぐ」なり、 「出来ないなら議員手当を毎月半分寄付してもらっても良いんです」よ?  「復興大平野達男・文科大臣田中真紀子」何とか言ってみろ! (笑い) 聞いたフレーズだな〜。 (keniti3545)


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