「keniti3545」since72:11月6日(火)強雨11℃「東日本大震災」「311フクシマ」607日 今日の一題「苦悩するバックエンドの人達」
*朝トレ:強雨さすがにどうにもならず。終日の雨でした。
*線量測定日(毎週火曜日)
◎.全てのデータ (原則)地表2cmの測定とする1点6回の測定:高順位値2点の記録
東:自宅外(から)距離 30m 堤防上
北:自宅外(裏)空き地、雑草有り、西北に防風林有り、
南:自宅敷地内ベランダ(ブロック塀あり)
西:自宅敷地内雨樋下
M:細尾町モデルセンター庭
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(10月30日)前週の測定値
東:0.39 0.32μSv/h 西:0.34 0.27μSv/h 南:0.56 0.47μSv/h 北:0.27 0.27μSv/h
M:0.32 0.28μSv/h
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↓ (2012.11.06)
11月06日 本日の測定10時00分〜11時00分
東:0.34 0.30μSv/h 西:0.27 0.23μSv/h 南:0.79 0.68μSv/h 北:0.34 0.29μSv/h
M:0.36 0.32μSv/h
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今回の条件、天候(強)雨(風微)気温11℃
◎.ホットスポットは今回も、南:max=0.79μSv/h
◎.測定ポイント5点:各々平均値の、『平均値』= 0.32μSv/h
◎.『測定開始日&測定値=2011.11.22 [0.19μSv/h]』
『前8週との平均値比較』
単位:μSv/h
日付2012・11月・06日
9/11 9/18 9/25 10/02 10/09 10/16 10/23 10/30 11/06
8週前 7週前 6週前 5週前 4週前 3週前 2週前 1週前 本日
- .-- 0.31 0.26 0.27 0.26 0.29 0.25 0.27 0.32
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「今回の 特記」
◎.前週までの連続6週、0.30未満の数値が途切れた。 ホットスポットのmax=0.79μSv/h 、5点平均値の平均値は0.32Sv/h
過去のデータからも降雨時の値は高く降雪、積雪後の線量値は低い。この結果を見ても如何に大気も汚染されているかが解る。一方事故からは1年と8ヶ月の経過、放射能汚染「主要三物質」の各々半減期は、「ヨー素131」約12日、「セシウム134」約2年、「セシウム137」30年 これからの注意事項としては、 「日々のデータがあれば」下記のような自己防衛が可能であろうと思われる。
(1.) 「地表に関して」は特に「ホットスポット」と目される場所に。要注意
(2.) 「大気に関して」は風向きに対する行政の指導等があればそれに従い、強風時には通常線量が高いことを指摘されている地域では子供達の「マスク」着用等も必要と思われる。我れの居住地などは、強雨・強風時の「マスク着用」屋内へ入室の際の「ブラッシング」の必要性がないかの検討を行政にお願いしたい。
(3.) 内部被爆に関しては、 「地産の野菜類」など品種限定でも良いから出荷禁止にした品目などは「定期的な広報告知の処置」が取られているのか知りたいところです。もし定期的な措置が執られていなければ今からでも実施のお願いをしたいと思います。除染活動も必要ですが、実態を知ることも肝要なので現在実施中の「市の定点測定」に加えて 「各地域毎のホットスポットを探査」 して住民に知らしめることも必要だと思います。
(keniti3545)
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ネットで得られる公的情報にはこういうものもありますが・・・・・・
◎ 報告されている実測値を見ると、セシウム134とセシウム137はほぼ50:50になっています。これらの半減期はそれぞれ約2年と30年です。したがって、2年後にはセシウム134は50の半分である25となり、セシウム137は約48に減衰します。両者合わせると、100であったものが2年間で73に減衰します。なお、これらは放射能の減衰に伴うもので、他に降水とともに流出することも考えられ、実際には73以下になると考えられます。
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☆ ・・・・・・確かに、我れのデータでも先週の計測時まで連続6週の0.30μSv/hを記録しておりセシウム134の半減期に近づいた結果とも取れる数値と捉えました。しかし、これから来年の3月までにこれまでの全体量の線量が「75/100」に減ったとしても場面場面ではまだまだ「想定外」等という言葉では片付けられない線量値と出くわす可能性はある訳です。
除染後の期待と相まって「大丈夫」という逆「風評」によって子供達を被爆にさらす事になれば地域と大人の住民の大きな罪となる。その後のセシウム137の半減期が過ぎるまでの28年、更に半減期を過ぎても20年〜30年と「0」にはならない線量と向き合わなければならず、更にいえば各地で処分されるであろう高レベル汚染廃棄物からの「漏れ線量」とも対峙しなければならない。
これは既に低線量被爆防御の「域」にも入るが、放射能被爆に此処からは大丈夫という「閾値」(しきい値)はないと多くの信用於ける科学者は言っている。
また、低線量被爆による症状ほど発症するのが遅く、チェルノブイリの事故では26年経った今でも近隣のベラルーシのその他の地区では新に放射能が要因であろう癌の発症等が多く見られると言うことだ。何処までの防御が出来るかも解らず、不安が先に立つがが「自分達大人」が作りだした不始末です、我々の責任で何処まで罪滅ぼしが出来るかです。この覚悟をすると共に、次世代のエネルギーは原発に頼らない覚悟もすべきです。 (keniti3545)
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*「東日本大震災」「311フクシマ」607日
今日の一題 原発事故を背負い 「身を削るバックエンドの人達」
こういう人達の労苦に報いる為にも自分の出来ること、子供達(孫子・世間の全ての子)の将来へ持ち込む障害を少しでも少なくする努力と、原発のない社会の実現に少しでも役に立ちたい。 (keniti3545)
東京新聞 2012年11月2日
ある作業員は福島第一原発に向かう前に、墓参りをした。 楽しい思い出が詰まった母校を訪れ、子どものころ遊んだ川べりを歩き、光景を目に焼き付けた。すべては最悪の事態を考えてのことだ
▼本紙で不定期に連載中の『ふくしま作業員日誌』は、収束作業の現場で汗を流す人たちから、聞き取りを重ねた証言集だ。初回は昨年夏。四十七歳の男性が、心情を吐露している。 「今回の事故は日本の運命を左右するもの。生まれたからには誰かの役に立ちたいという気持ちがある」
▼これが現場で働く人たち共通の思いだろう。これまでの『日誌』を読み返して、あらためて感じたのは、東電への不信、雇用条件への不安を抱えつつも働き続ける、使命感だ
▼三十七歳の男性は六次か七次の下請け会社で働く。四次なら一万五千円ほどの日当が八千円。同じ仕事なのに、下請けは下に行くほど日当が下がる。それを嘆きながらも「誰かがやらなきゃならない仕事」と現場にとどまる
▼危険な現場だとは承知しているが、元作業員の男性(46)が、労基署に申し立てた事実は、おぞましい。彼の同僚は事故直後、高濃度の汚染水につかる一回の作業で、通常なら五年の被ばく線量限度とされる値の、二倍近くも浴びた
▼こういう人たちの命を、東電は、どう考えるのか。電気料金の値上げはしても、作業員の待遇は改善しないのか。
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◎.HKのクローズアップ現代でも取り上げていましたね。被爆線量オーバー直前で止めていく作業者・賃金値下げで生活設計が成り立たず辞めていく人。
東電の担当者はNHKの突っ込みに作業者の数は十分確保出来ていると言う前言を翻し 将来的には不安定な要因が多いと本音を吐露していた。東電は、まだまだ事態の把握に甘く実情にそぐわない長期の登録者名簿などを後生大事に抱いているようだ。 (keniti3545
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