「keniti3545」since72:10月15日(月)晴れ℃「東日本大震災」「311フクシマ」585日 今日の一題「脱原発の道未だ見えず?」

*朝トレ:中止(女房殿孫達とデイト・東京へお出かけ)、留守中の申し送りとレクチャーを受け、後、東武日光駅まで運転手の役割も承りました。ハイ! 昼時散歩は出来るでしょう!ハイ!




*「東日本大震災」「フクシマ311」585日


今日の一題 脱原発の道未だ見えぬ人居るのか」!?


2012年10月15日09:54
脱原発東京新聞10/15 脱原発の道つくろう 大江さんら6500人集会脱原発を訴えてデモ行進する作家の大江健三郎さん(前列左から3人目)ら参加者=13日、東京都千代田区

 脱原発を目指す作家や学者が呼び掛けた「さようなら原発集会」が十三日、東京都千代田区日比谷公園であった。
主催者発表で六千五百人が集まり、脱原発の民意を政府に粘り強く訴え続けることを誓った。

 哲学者の高橋哲哉東大大学院教授は 「国は国民を欺き、見捨てる。第二次大戦で気づいたのに、戦後、私たちはより快適で便利な生活を求め、忘れてきた。今度こそ人の命と健康を最優先する国に変えなくては」 と強調。

建設が再開された大間原発青森県)の近くに反対運動の拠点「あさこはうす」を構えた小笠原厚子さんは「原発事故が起きたら、全国が被害を受ける。これからの日本を担う子どもたちが安全に暮らす責任を負うのは政府だ」と訴えた。

 呼び掛け人のノーベル賞作家大江健三郎さんは、近代中国の文豪・魯迅の 「歩く人が増えればそこが道になる」 という言葉を引き、 「私たちが集まって行進をすれば、そこに大きな道ができる。それは希望をつくるということ。しっかり歩きましょう」と呼び掛けた。集会後、参加者たちは、会場近くにある東京電力本店などへデモ行進した。

◆ 泊・大間原発反対 札幌では1万2000人

 札幌市中心部の大通公園では十三日、北海道電力泊原発(泊村)の再稼働や、電源開発(Jパワー)の大間原発青森県大間町)の建設に反対する集会があった。労働組合や市民団体が主催し、約一万二千人が参加したと発表した。

 集会で原発問題後志住民の会の大石美雪さんは「国のあいまいな原子力政策を変えたい。泊をすぐ廃炉にしてほしいと願っている」と訴えた。

 大間原発訴訟の会の中森司副会長は「大間で大事故があれば(対岸の)道南地方は壊滅的な状況になる。なんとしても建設を止めたい」と発言し、函館地裁で係争中の裁判への支援を求めた。

 集会後のデモに加わった札幌市東区の主婦源田訓子さん(35)は「声を上げないと容認していると思われる。事故が起きれば全てを奪う原発はなくなってほしい」と話した。

◎.官邸前のデモも、全国100ヶ所以上で原発反対のデモに広がっていると言うことですね!

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◎こんな事も含めて、全部止めましょ! 原発は全面停止・核燃料サイクル何てとんでもない!高レベル放射線廃棄物として全数処分ですよ! 「手慰みにプルトニューム・ウランなど抽出する」必要など更々ありませんよ!その後にも高レベルの放射線廃棄物は出るんですから!・・・・・・・・・
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2012年10月15日09:37 カテゴリ

(Nuclear FC 原発のウソ)
核燃料サイクル福井新聞10/15 

動きだす2つの環 第3部・後処理の行方 − [1]動かぬ再処理工場

完成時期を2年延期した使用済み核燃料再処理工場の中央制御室=9月13日、青森県六ケ所村


技術未確立、なお時間

 原発で使った核燃料からプルトニウムとウランを取り出して再利用する核燃料サイクルで、中核施設となる使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)。

日本原燃は今年10月としていた完成時期を2年延ばし2012年にすると9月に公表した。

 当初計画では1997年の操業予定だったが、現時点で15年遅れ。延期は18回目で、06年3月の試運転開始後だけでも9回目となる。

 発表から3日後の9月13日、再処理工場を訪れると、広さ約2千平方メートルの中央制御室には重い空気が漂っていた。言葉少なに、工程の状況を示すモニター画面に視線を注ぐ約80人の運転員。原燃の赤坂猛広報部長は「時間をかけて慎重に技術を習得するしかない」と険しい表情で語った。

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 試運転は、当初1年半で終わる予定だった。現在の進ちょく率は99%。最終段階でまたもや大きくつまずいた。放射能レベルが高い廃液をガラスに混ぜる溶融炉で、廃液漏れや内部のれんが落下、金属の詰まりなどが相次いだのだ。炉内の温度管理の不十分さが主な原因とされ、温度計の追加などの改善をする方針。ただ、溶融炉の再稼働の時期について赤坂部長は「国や地元の了解を得なければならず、まだはっきりしない」と言葉を濁した。

 再処理の各工程は、厚さ1メートル超のコンクリート壁で覆われた大小約300のセル(小部屋)で行われる。出入り口はなく、機器の運転や補修はすべて中央制御室からの遠隔操作。ここでも万一トラブルが起これば復旧までに年単位の期間が必要になる。

 国策の要と位置付けられながら、延期の繰り返し。経済産業省資源エネルギー庁の有馬伸明原子力立地・核燃料サイクル産業課長補佐は「新しい技術を取得する過程で、やむを得ない面もある」と擁護する。

 しかし、国の原子力委員会近藤駿介委員長は「溶融炉を必ずしも十分に制御できていなかった。本来はもっと前からモックアップ(実物大の模擬装置)で試験しておくべきで、一発勝負でうまくいくという格好でやってきたことに間違いがある」と手厳しい。
 
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 2年の延期はこれまでで最長だ。原燃の川井吉彦社長は記者会見で「最後の工程変更の覚悟。不退転の決意で取り組む」と述べたが、本当にこの期間で完成させられるかの保証はない。

 遅れに伴い、約7600億円と見込んでいた総工費は約2兆1900億円まで膨らんだ。原燃は延期とともに4千億円の増資を決め、主要株主の関西電力北陸電力など電力10社を中心に支援を要請した。試運転延長に伴う経費などに充てられるが、膨らむ事業費は電力料金に跳ね返る。

 それ以上に「日本に一つしかない工場に、いろいろな意味で依存している」(近藤委員長)という再処理工場が完成しなければ、核燃料サイクル自体が揺らぐ。

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 高速増殖炉もんじゅ」(敦賀市)が5月に運転再開し、関電高浜原発3号機では国内4番目となる本格的なプルサーマル発電の開始が迫る。核燃料サイクルの「二つの環(わ)」が動きだす一方で、先行きが不透明なままの使用済み核燃料再処理を含めたバックエンド(後処理)の現状を追った。

福井新聞 2010年10月6日 午後8時50分

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◎.こんな検討を加えるのもおかしい、必要ないんですよ!やっぱり原発を全て止めないと何も進むことが出来ない、道が見えてこない。その道を見えるようにするには「デモ」しかないのですか?? ホントに悲しいことですね!   (keniti3545)

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