「keniti3545」since72:9月27日(木)晴れ13℃「東日本大震災」「311フクシマ」567日 今日の一題「信念の脱原発オーストリア」

*朝トレ:7時30分〜8時30分

秋の空〜、良い気持ち〜コースに入る手前、葉が縮み掛けた桜の木に「二つの黒い個体確認」いや三羽だ、カラスだった。この枝からなら羽ばたき一つでえさ箱(いえ、バイオ肥料作成器)だね「カラス」君、「餌物」の到着間近?「ゴメン」さっさと行くね。

我れの強歩から走にメニューが変わるまで30分過ぎてもお食事続行だった。1羽が桜の木の枝に残り見張り、二羽ずつ交代で食事はいつもと変わらず、見張りの位置が電線上と桜木枝の違いだけだ。それにしても、君たちの食事は邪魔するやつが居ないね〜。上空にも時々トンビが遊びに来るだけだもんね〜。

 さて、昨日は走10本がしんどく感じたが・・・、今日は6本で止めておく。強歩の本数増して帳尻は合わせる。この走に拘る訳は以前にも書いたけど、この朝トレの目的の一つには「整腸」体操の役割も負わせているんです。エネ燃焼、メタボ対策、能の活性化等は「4〜5キロメートルの強歩(走)& インターバル」、そして「ストレッチは精神安定と、整体の効果」あり。と、かってに決め込んでいますが、真冬の0℃前後では「内蔵寒風マッサージ」も取り込みます(何やる訳ではありません・ひたすら冷たい空気を吸い込むだけですが・・・)。 カラスは未だ居るが今日の我れは「B下」メニュー完!でした。


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昨日の自民党総裁選興味ないね???
*.阿部さんね〜、なんで〜、「阿部」さんと「石破」さんのタッグで今度の選挙、政権でも取り返したら大変だね!? 史上最強の極右政権誕生??(笑い) (keniti3545)

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*「東日本大震災」「311フクシマ」567日


今日の一題

脱原発歴30年矛盾に悩みながらも我が道を行くオーストリア

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 昨日の「チェルノブイリハート」と「311フクシマ」の今後が重なって見える我々、「チェルノブイリ」は事故後27年も経っていますが未だに解決しない問題を抱え、収束したとも言えない「被爆現状」低線量汚染の恐怖をも背負ったままです。

 一方今日紹介する記事は「チェルノブイリ」事故以前、今から30年以上も前に脱原発を「国策として決定」して現在に至るオースとリアの「エネルギー事情・対策」についてです。 今の日本は「革新的エネルギー・環境戦略」の閣議決定を見送るなど脱原発「0への到達」構想もまとまらない現況ですが他国に学ぶことは大切な事だと思いませんか?
 政治屋さん方? 決めて実行に移してからも最善策を模索して居るんです。一方我が国は、国民の意思を汲んで実行する、決断の出来ない国です。情けないと思いませんか?
 (keniti3545)

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みどりの1kWh   じゅん / 2012年9月16日 (ドイツから風に乗って)


「30年以上前に脱原発を決めたオーストリア 

ツヴェンテンドルフ原子力発電所 © Werner Hölzl

 この夏私はオーストリアで10日間、すばらしい休暇を過ごした。なによりもオーストリアの自然、アルプスの高い山々と湖のある美しい風景が、印象に残った。とくにすばらしかったのは、ザルツカンマーグート地方にある絵のように美しい湖畔のハルシュタットの風景で、古くから岩塩の発掘で潤ったというこの小さな可愛らしい街は、1997年以降ユネスコ世界遺産に登録されている。

 こうした美しい街や由緒ある温泉保養地に泊まりながら各地の夏の音楽祭でオペラ やオペレッタを7つも見た。私の人生ではじめての贅沢な旅で、オペラファンとしては夢のような毎日だったが、この旅行で思い出したのは、オーストリアが 30年以上も前に脱原発を決めたことだった。そのいきさつを改めて思い起こし、現在のオーストリアのエネルギー事情についてお伝えする。

 オーストリアでは早くも1960年代から反原発運動が活溌になっていたという。その一方、右派のオーストリア国民党(ÖVP)政権は1969年、 ウィーン近郊のニーダーエスターライヒ州ツヴェンテンドルフに最初の原発を建設することを決定した。同州の医師会議などは原発の健康に及ぼす危険性を指摘 して反対を表明したが、その後政権の座についたオーストリア社会党(SPÖ)のクライスキー首相のもとで、1972年、原発の建設が開始された。
 しかし、 当時の与党の社会党内部にも原発建設に反対する人たちが少なくなく、保守系自然保護団体キリスト教関係者など、政治的立場を超えた幅広い反原発運動が生まれた。さらに1977年、地震学者がドナウ河畔のこの原発建設地で地震が 発生する危険があると警告したことなどもあって、国民議会は1978年春に完成したツヴェンテンドルフ原発(出力723メガワット)の稼働を認めるかどうかの国民投票を実施することを決定した。


 この国民投票が当時大きな議論を巻き起こしたのは、クライスキー首相が稼働を否決されたら辞任する意志を表明したこと、原発賛成派と反対派が、左右両陣営で入り乱れていたことなどが原因だった。例えばオーストリア社会党と密接な関係にあった労働組合総連合は経済界などと同じように原発稼働に賛成していたが、そもそも最初に原発建設を決めた保守の野党、オーストリア国民党はそのころは稼働反対に変わっていた。国民投票で反対票が多ければクライスキー 政権を倒せるという政治的思惑からだった。


 こうした複雑な政治的背景のなかでオーストリアは第2次世界大戦後初の国民投票を1978年11月5日に実施した。結果は原発稼働賛成45. 5%、反対55.5%という僅差だった。オーストリア国民は、52億シリング(3億7790万ユーロ、377億9千万円)という当時としては莫大な費用をかけて完成 したツヴェンテンドルフ原発の稼働を拒否したのだ。クライスキー首相はこの国民投票の結果を受け入れて原発を稼働させなかったため、辞任にはいたらず、かえって国民の人気を高め、1979年の国民議会選挙ではこれまでで最高の勝利をおさめた。


  オーストリア国民ないし政治家たちが偉かったのは、 ツヴェンテンドルフ原発の稼働拒否だけにとどまらなかったことだ。同年12月には「オーストリアにおけるエネルギー供給のための核分裂の使用禁止」に関する法律が制定された。1986年のチェルノブイリ原発事故を経て、さらに1999年には「原子力のないオーストリア」と名づけられた法律が制定された。
この法律は連邦憲法と同じ重みを持ち、第一条には「オーストリアにおいては核兵器を製造、保有、移送、実験あるいは使用してはならない」と記され、第2条には「核分裂を通じたエネルギー生産を目的とする施設はオーストリアでは建設してはならない。現在すでに存在している施設は稼働させてはならない」と記されている。オーストリア脱原発だけではなく、核兵器も拒否する脱原子力政策を法律に明記 したのだ。

 
 完成したものの1度も稼働されず“廃墟“となったツヴェンテンドルフ原発は、以来“警告の記念碑”としての役割を果たしている。原子炉は一般に公開されており、実際面ではドイツの同じ型の原発3基に部品を提供したり、ドイツなど他国の原子力技術者の養成に貢献したりしてきたが、今では敷地内に大規模なソーラー施設が設けられ、2009年6月から操業開始、年間平均180メガワット時の電力を供給しているという。敷地内にはエネルギー研究所や太陽光発電研究センターなども設けられている

 原発を拒否したオーストリアでは1979年から1988年までの間に石炭による火力発電所5基が建設され、現在電力需要の約25%をまかなっている。現在では再生可能なエネルギーによる電力が需要の62%を占めるというが、もっとも多いのが水力発電だ。アルプスの山々から流れる川や湖が多く水力に恵まれるオーストリアは、ノルウエーやスイスと並んでヨーロッパの3大水力発電国に数えられる。太陽光や風力発電、それに木材による発電にも力が入れられているが、全体に占める割合はまだ8%程度で少ない。


 福島第1原発の事故の後、オーストリアの人たちは30年以上前の自分たちの選択が正しかったことを再認識したというが、彼らも原発の恐怖から自由なわけではない。チェコやスイス、スロバキアスロヴェニアハンガリーなど周辺の国々の原発に取り囲まれているからだ。 

  もうひとつの問題は、オーストリアが電力需要のすべてを自給自足していないことである。 不足する分は近隣諸国から輸入しているが、その中に何パーセントの原発エネルギーが含まれているかは正確には分からない。 そのためオーストリア政府と各州政府は、自国の原発を廃止しながら他国の原発電力を輸入するという“二重基準”をなくすため、電力の完全自給自足を目標に掲げて努力している。 オーストリア政府はまた、周辺各国にこれまで以上に強力に脱原発を呼びかけている。「ヨーロッパ全体で脱原発 を実現させなければならない」というのがアルプスの小国(人口はドイツの約10分の1=約800万人)、オーストリアの国を挙げての悲願だという。 

(*ドイツの人口は約82,490,000人)


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◎.メルケル首相のドイツのときもそうだけど180度路線変更も「国民の意思」尊重の結果です。日本のオバカさん「政治屋ども」は自分で政治を動かせるとでも思ってンのかな〜?決断の意味も勘違いしてんじゃないのかな〜国民の意志を受けとめて決断を下す。70%とか90%とかの民意をもくみ取れない政治家なんて民主主義の国政に参加する価値もありませんね。(笑い) (keniti3545)


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