「keniti3545」since72:9月18日(火)晴れ22℃「東日本大震災」558日 今日の一題「二つの被爆地:4ー補償」

朝トレ:今日も変則行程の朝でした。

 彼岸の入りを明日に控え、「墓掃除パート2」が予定にありました。7時〜8時我れ先発にて草取り、石塔お清拭結構手が掛かります。女房殿がお花とお線香を手持ちにて到着、二人でお線香を手向けて雑な我れの仕事後始末・片付けはお任せです。

 今日我れの「朝トレコース」は、冬季利用の多い「Bコース」でした。そうです、おなじみの「大木戸橋」を渡って「かん養林」の裾を廻って「細尾リンク」へ。冬季降雪でAコースが使用不可の時ラッセル後の道路を「自宅からリンク往復で4キロの距離」が取れる。でも今も青地がきれいに草刈りが済んだところで「優に200メートルの直線コース」が取れる。


 最近は散歩犬のご主人様方「糞処理マナーはきっちり守られて居る」 (ワンちゃんのうんちは飼い主がきれいに片付けるのに、核のうんちを処理出来ない「おバカさん」がもっと「原発を作りたい」なんて言ってるのはどういう事ですかね?「笑い」) ようですから素晴らしいコースだな〜。林間学園の生徒達も利用するのかな?コース東端へ外れると坂道下に東京の小学校の林間学園だ。

 此処も今年3月頃から学園開校までに、 「園庭」・「飯ごう炊爨所」などの周辺が「重機が入る大がかりな除染」を終えている。 我が日光市も、 「幼稚園学校の園庭は優先的に除染」が進められているが「多くの目でチェック」をしていかなければなるまい。 ホームページでは内容が見えてこない、 「また環境課に問い合わせ」てみましょう。 測定日予定でもあり「朝トレは30分のハーフメニュー」、ランクは初めての「Cクラス」でした。





*線量測定日(毎週火曜日) 

先週(11日)は、初めてのお休みと成ってしまいました。

◎.全てのデータ (原則)地表2cmの測定とする1点6回の測定:高順位値2点の記録  (毎回市へはデータ提出)

東:自宅外(から)距離 30m 堤防上

北:自宅外(裏)空き地、雑草有り、西北に防風林有り、

南:自宅敷地内ベランダ(ブロック塀あり)

西:自宅敷地内雨樋下

M:細尾町モデルセンター庭

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 (9月4日)前、前週の測定値  

東:0.32 0.34μSv/h 西:0.21 0.27μSv/h 南:0.61 0.70μSv/h 北:0.25 0.37μSv/h 

M:0.34 0.37μSv/h

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↓ (2012.9.18)

9月18日 本日の測定10時00分〜11時30分   

東:0.32 0.25μSv/h 西:0.36 0.30μSv/h 南:0.74 0.74μSv/h 北:0.28 0.27μSv/h 

M:0.37 0.34μSv/h

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今回の条件、天候曇り(風中)気温22℃  

◎.ホットスポットは今回も、南:max=0.74μSv/h  



◎.測定ポイント5点:各々平均値の、『平均値』= 0.31μSv/h   



◎.『測定開始日&測定値=2011.11.22 [0.19μSv/h]』



『前8週との平均値比較』 

単位:μSv/h

日付2012・9月・18日   

7/24   7/31   8/07   8/14   8/21   8/28   9/04  9/11  9/18    

8週前  7週前   6週前   5週前  4週前  3週前  2週前  1週前  本日

0.31    0.30   0.31    0.32     0.29    0.32   0.30   -.--   0.31


◎.9月11日の計測値なしも、データトレンドに変化無し。

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*「東日本大震災」「311フクシマ」558日


今日の一題 「二つの被爆地:シリーズ4」補償



[河北新報シリーズ 4/8]


(4)不満と依存/補償に矛盾、自立妨げ/支援の集約化必要


補償への不満を訴えるアナトーリさん(手前)とチーリヒさん。壁一面の顔写真はチェルノブイリ原発事故直後に生まれた周辺の子どもたちキエフチェルノブイリ博物館













<範囲広げ過ぎ>

 広く薄い補償が不満と依存を生み、長引く支出が国家財政を疲弊させる。チェルノブイリ原発事故から26年。ウクライナの被災者支援は機能不全に陥っていた。

 「政治家が住民の歓心を買うために補償の適用範囲を広げ過ぎた。本当に援助を必要とする被災者にカネが回っていない」。キエフの事故処理作業員カリャージン・アナトーリさんが憤る。

 現地の被災者支援団体によると、ウクライナでは、人口の9分の1に当たる500万人が補償を受ける権利を持つ。そのうち25万人が事故処理作業員、12万人が強制避難させられた原発周辺の住民、それ以外は汚染地域とされる場所に暮らす人だ。

 補償のメニューは、避難や健康被害の有無、現在の居住地の汚染度で細分化される。
 現金支給、年金の前倒し、大学進学の優遇、公共交通の無料化、保養所への招待など盛りだくさんだ。

 しかし、実際に履行されているのは国家予算ベースで6%程度。規定通りの支援をすれば、予算の2割が必要で、財政が破綻する。大半は空手形と化している。


<月2万円だけ>

 アナトーリさんは事故を起こした4号機で働いていた。発生直後から吐き気に耐え、命懸けで収束作業を続けた。現在は63歳。15の病気を抱え、障害者の認定を受ける。

 法律上は、医療費が無料で住宅も提供されるはずだが、果たされていない。月に2万円程度の年金支給はあるものの、生活は賄えない。

 一方、低汚染地に住む300万人には月約50円が支給されるという。 
「こんなはした金をばらまいて何になるのか」と批判するのは、事故処理作業員のウラジミール・チーリヒさん。
ウクライナでは、被災者となって補償を受けたい考えが根強い。復興へのモチベーションを下げている。フクシマはそうならないでほしい」と忠告した。

 国連機関が事故20年を契機にまとめた報告書は、長期の補償が個人や地域の力を損ない、復興を妨げる依存体質をつくり上げた、と手厳しい。

 適用範囲が広過ぎて実効性に欠け、政府の財政難を招いていると指摘する。健康被害や貧困に悩む被災者に、支援を集中するべきだと提言している。

 被災者支援の集約化が進んでいるのはベラルーシの方だ。

 非常事態省のウラジミール・チェルニコフ局長は「家庭に対する補償は地区全体への支援に切り替え、病院などの整備に充てている。被災者への年金は法定分を100%支給している」と説明する。

 ミンスクで会った処理作業員でつくる会のウラジミール・カメンコフ会長も「政府は頑張っている」と評価した。


<活力失われる>

 1994年以降、ルカシェンコ大統領の独裁体制が続くベラルーシより、民主度の比較的高いウクライナで被災者支援が形骸化している矛盾が浮き出ている。

 ウクライナの補償をめぐる混迷について在ウクライナ日本大使館の坂田東一大使はこう話した。

 「政治家と有権者が判断しなければならない難しい問題。はっきりしているのは補償に頼り続ければ、地域や住民の活力、幸福度が失われる。ウクライナ政府も頭を悩ませている」

2012年08月18日土曜日


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◎.メンタル面への「寄り添う心」とは?  

ー物資・金銭面だけで「生活の保障を約束する」だけでは被災者の心まで満たすことは当然出来ないでしょう。これは通常に市井人として生活する自身の日常を省みれば解るはず。

人間は、頭脳労働か肉体労働かに関わらず労働の対価を得て生計を立てる。 悪行でも正業でも自分が行動することによって得た「対価」でなければ使い方にも間違いを起こしやすく、感情の停滞に陥る 『即ち心の病に犯される』 。 ー日本の「311フクシマ」後の支援には足らない部分はないのだろうか?どのセクションの人が携わっているのだろうか? (keniti3545)


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