「keniti3545」since72:9月6日(木)曇り・雨も18℃「東日本大震災」546日 今日の一題「原発0への工程表を示せ!」

*朝トレ:7時30分〜8時30分

 曇り空でも気持ちいい朝〜、コースin時は秋の入り口・8時過ぎて日が高くなると未だ夏の終わりかな〜!体調はいいし、10日の「9月会」箱根も良いだろうな〜。7月12、13日の老神は「10人会」どちらも温泉旅行・数字の付く会名どっちも爺むさいかな〜でも、一つは中学校のクラス会からの波及50年も続いてる。何人集まっても10人会、これも今となっては良いネーミングだったと思う。

 9月会は今度が3回目会社務めの職場波及の仲間、つかず離れずの腐れ縁と言うところか。他の仲間と大勢集う現役とOBの交流会みたいな会からの波及、我より少々年の若い元上司(と言っても、飲み友でもあった)から声が掛かり日光からはなれた地でもと言うことで今回は元上司の計画に乗った行動。日光・今市・鹿沼から東京へ発起人は東京で待つ、隅田川をフェリーで日の出へ、小一時間 スカイツリーを遠望で一杯 後は東海道線で熱海へ宿大野屋へ4時30分着の予定。

 これって箱根は関係ないみたい。我れ女房殿には箱根廻って熱海へ一泊なんて言っちゃった〜。そう言えば一泊で〜と聞き返されてそれっきりだったな〜。カラス笑っていた?いや旅行があることはしゃべったから。よかったな、早めに確かめて。体調だけは維持していきま〜す。B下メニュー完でした。



*「東日本大震災」「311フクシマ」546日

今日の一題 政府は出来ない騙しを諦めて 一刻も早く 『「原発0」への工程表を示せ』! 

5年先に?(誰がそんな寝言ってんの)??



 ◎.先ず現実を見よ!


2012年09月06日11:42 カテゴリ

福一原発事故河北新報社9/6  神話の果てに


 第3部・見えない敵

(1)拡散/低気圧、放射性物質運ぶ/雨や雪で地上に降下<160キロ北の一関も>


 「住民が町に戻り、農業ができるようになるまで何年かかるのか」。福島第1原発から西へ約6キロの福島県大熊町下野上。今月6日、除染した農地の放射線量を測定した町産業課の担当職員が、やりきれない思いを口にした。









 2日前に表面から5センチほど土を削り取った場所の1時間当たりの数値は水田で3.95マイクロシーベルト、畑で4.46マイクロシーベルト。周辺の空間線量は約8マイクロシーベルトもある。

 除染が必要なのは福島県だけではない。大熊町から北へ約160キロの一関市藤沢町。市立新沼保育園は4月に市が実施した測定で、園庭の放射線量が最大毎時0.38マイクロシーベルトとなり、園児に外遊びを控えさせていた。







 そのままでは1年間の線量限度(1ミリシーベルトを超えてしまう。

 先月末ようやく除染に取りかかり、線量は3分の1程度に。市はこれから小中学校など30以上の施設で除染を行う。

 市教委の担当者によると、保護者の意識も変わりつつある。 「以前は空間線量と外部被ばくに敏感だったが、今は土ぼこりなどによる内部被ばくを心配している」

<「運悪く重なる」>

 ホットスポット原発のはるか遠くにも形成された。放射性物質はなぜ、これほど広範に拡散したのか。
 国立環境研究所(茨城県つくば市)の大原利真・地域環境研究センター長(大気環境科学)は「大量放出と風向きの変化、さらに雨が運悪く重なった」と説明する。

 炉心溶融メルトダウン)を起こした福島第1原発からは放射性物質が何度も大量放出された。

 福島県内が深刻な汚染に見舞われたのは昨年3月15日だ。この日午前、2号機の格納容器内にある圧力抑制室が損傷、大量の放射性物質原発の外へ漏れ出た。
 大原センター長のシミュレーションでは、放射性物質は雲状になり、風に乗って南下。茨城県、栃木県の上空に移動した後、一部はUターンするように北上し、福島県中通り地方に入った。低気圧の接近と通過で、風向きが変わったためだ。


<山林などに沈着>

 同じ低気圧によって、原発付近の風向きも北から南東に変わった。放射性物質はさらに福島県飯舘村福島市へ直接向かった。15日夕から16日午前にかけての雨や雪で降下し、大量のヨウ素セシウムが山林や土壌、建物などに沈着した。宮城県南の山間部にもこのとき、ホットスポットが形成された。

 宮城県北部や岩手県南部が汚染されたのは「5日後の20日から21日にかけて」(大原センター長)だったという。

 東京電力によると、この2日間にも2号機が排出源とみられる大量放出があり、これに低気圧の接近と通過が重なった。

 放射性物質が風で北北西に運ばれたとき、栗原市や一関市では雨が降った。山林や牛の飼料用稲わらなどが汚染された。

 「西高東低の(冬型の)気圧配置が続いていたら、陸上の汚染はずっと少なかったはず」。大原センター長が指摘する。

 シミュレーションによると、原発から放出されたセシウム137の29%は、東北を中心とした東日本の陸地に降り注いだ。


   
 福島第1原発事故は、東北の広い範囲に深刻な環境汚染をもたらした。 汚染の主要因となっているセシウム137が半減するのは約30年後。 東北は今後、 放射性物質という見えない敵との長い闘いを強いられる。 生活の基盤だった家や農地、海を奪われ苦しむ東北各地の実態を追う。 


河北新報社 2012年06月14日木曜日 (原子力問題取材班)=第3部は5回続き



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これ以上国民に「策を弄して騙そう」とするな!


【社説】東京新聞2012年9月6日


原子力規制委 首相も「ムラ」の住人か! 


 (首相立候補? 貴方は今現在首相なのだから今現在の職責を全うしなさいよ!) (keniti3545)


 野田佳彦首相が原子力規制委員会の人事に原発推進派を起用する構えを示している。本来は国会の同意が必要なのに、首相権限で強行するという。とんでもない話だ。国会は何をしているのか。

 従来の原子力安全・保安院原子力安全委員会原発推進派の強い影響下にあって「規制する側が規制される側(電力会社)のとりこになっていた」(国会事故調査委員会報告)。それでは原発を実質的に規制できず、安全確保もままならない。

 新設する原子力規制委員会国家行政組織法第三条に基づく独立性の高い委員会にしたのは、そんな反省に基づいて原発を推進する電力業界や経済産業省、学会などの影響力を断ち切るためだ。

 ところが政府が示したのは、そんな狙いからまったく外れた人事案だった。委員長候補に原子力委員会委員長代理や日本原子力研究開発機構副理事長などを務めた田中俊一氏、委員候補には日本アイソトープ協会主査の中村佳代子氏、日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究部門副部門長の更田豊志氏らを指名した。

 田中、更田両氏が関係する日本原子力研究開発機構高速増殖炉もんじゅを設置し、使用済み核燃料の再処理をしている。つまり核燃料サイクルの推進機関だ。中村氏の日本アイソトープ協会は研究・医療系の放射性廃棄物の集荷、貯蔵、処理をする団体である。

 こうした経歴からは三人が原発推進を目指す「原子力ムラ」の住人であるのは明白だ。とくに中村、更田両氏は原発や核燃料再処理に関係する機関に勤める従業員の就任を禁じた規制委員会設置法に違反する疑いすら濃厚である。

 法律上は国会同意がなくても後で同意を得れば、首相の任命は可能だ。ところが原子力緊急事態宣言が出ている間は同意を得る必要がない。現在は宣言発令中なので結局、任命が既成事実化してしまう可能性が高い。これは事実上の国会無視と言っていい。

 本来なら国会事故調が提言したように、独立した第三者委員会が相当数の委員候補を選び、その中から透明で客観的なプロセスを経て委員を選ぶのが望ましい。政府任せではだめだ。

 こうした展開になった背景には国会の怠慢がある。国会は事故調報告を受けていながら、たなざらし同然にした。いまからでも遅くはない。国会が原子力ムラ人事をどう考えるのか。しっかり検証し意志を表明すべきである。


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社説:毎日新聞 2012年09月06日 


将来の原発比率 ”ゼロ” への工程表を示せ

 将来の原発比率を定める政府のエネルギー政策のとりまとめが、大詰めを迎えている。

 原発は、安全性の確保や使用済み核燃料の処分など困難な問題を抱える。将来的には、原発に依存しない社会が望ましい。政府は原発0」を目標として明示すべきだ。

 もっとも、脱原発には産業界を含め、国民の痛みも伴う。政府は、原発全廃に至る道筋を具体的に示し、国民の理解を得る必要がある。

 政府は原発20+件を運転開始から原則40年で廃炉にする方針を示している。新増設がなければ、原発比率は2030年に15%、50年に0%になる。耐用期限前でも、立地条件などで安全基準に満たない原発があれば、目標はより早く達成できるはずだ。

 再生可能エネルギーが普及・拡大し、省エネ・節電が広がれば、原発への依存度は一段と下げられる。政府は、そのための施策を総動員し、原発全廃の時期をできるだけ前倒しする意思を明確に示すべきだ。

 原発事故前に総電源の3割近くを占めていた原発20+件を「ゼロにする」と宣言すれば、歴史的な政策転換になる。当然、さまざまな困難やあつれきが予想される。

 例えば、政府は電気料金が最大2倍に跳ね上がると試算する。そうなれば、国民生活、とりわけ産業界に大きな打撃を与え、空洞化を招きかねない。政府は、電力事業の完全自由化による価格競争の誘導や、北米産シェールガスのような割安な燃料の調達など料金抑制に手を尽くす必要がある。  ←国民は電力に関しては「節電・省エネ」のシミュレーションも体験して、覚悟も出来ている! (keniti3545)

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◎.「浮体式洋上風力発電」のポテンシャルは太陽光発電の10倍と高く、今後のエネルギー戦略には第一義的取り組みに成り得る。(太陽光と並列推進も個人的にはあり得ると思う)また、メタンハイドレートの利用には(調査)試掘、引き出し、試用にはある程度のハードル越えは出来ている。

後は政府の「外交力」、調査・採掘輸送に支障を来すことのない、「政治の力」を示して欲しいところだ。その是非に掛かる「実用化」の時期。「決断と実行力」を政府が示せれば国民の「ベクトル結集力」は外国の追従及ばぬ事は実証済みでしょう。 (keniti3545)


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「プラス1」

原発事故は何処でも起こる。ただ、地震大国日本で起きればこれでは済まない!

朝日新聞から二題)

(1)フランス最古の原発で水蒸気漏れ事故 2人けが 関連トピックス原子力発電所

 フランス電力公社(EDF)は5日、仏東部のフェッセンハイム原発で水蒸気が漏れる事故が起き、作業員2人がけがをしたと発表した。外部への放射性物質の放出はないという。

 仏メディアによると、事故は1号機の清掃中に起き、2人が手に軽いやけどを負ったという。

 原発は1977年に稼働を開始し、仏国内で稼働中の原発では最も古い。オランド大統領は2017年までの任期中に閉鎖するとの方針を掲げている。(パリ)


(2)仏原発で火災、冷却水漏れる 外部への放射能漏れなし関連トピックス原子力発電所 東京電力 [PR]

 フランス北部のパンリー原子力発電所で5日、小規模な火災が発生し、原子炉1基が自動停止した。仏電力公社(EDF)の説明によると、火はすぐに消し止められたが、ポンプが破損して冷却水が漏れた。冷却水は原子炉建屋内のタンクに回収したという。

 原因を調べている仏原子力安全機関(ASN)によると、パンリー原発2号機の建屋内の油だまりから発火した。詳細は分かっていない。原子炉の外部への放射能漏れはなく、負傷者もなかったという。ASNは国際的な事故評価尺度(INES)では、深刻度が下から2番目の「レベル1」相当だと暫定評価した。

 フランスは電力の8割近くを原子力に依存する原発大国。東京電力福島第一原発事故を受け、22日に第1回投票がある仏大統領選では原発問題が争点の一つ。現職のサルコジ氏は5日にマニフェストを発表した際も原発推進の姿勢を維持すると明言していた。(パリ=稲田信司)


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◎.ドジョウさん、とうとう自分では何も決められずに「脱原発への道は国民・科学者・外国政府の決断力の後塵を拝しても遣らざるを得ないでしょう。やばい順に、 「順次止めて行くしか無い」じゃありませんか!?  

最後まで私の責任でと言い続けながら 「何一つ決断の出来ない総理」 として幕引きの時間が迫ってきましたね。ん、 それでもまだ総裁選に出る?ん〜。 (此処は笑うところでしょうか?泣くところでしょうか?怒る?もう腹も立ちませんよ!) (keniti3545)


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