「keniti3545」since72:8月22日(水)晴れ19℃「東日本大震災」531日 今日の一題「メディアはもっと寄り添って!」

*朝トレ:7時〜8時 気持ちいい朝〜です!

19℃、未だ夏の朝だ。でもフィールドの「両サイド」、なかには「三つ編みにされたり」している者もあるが、日に日に背丈が高くなってきたススキにも「穂が見える」、秋の気配もあるんだ!

 そう言えば、3羽のカラス、ここ2、3日送電線上には2羽の姿しか見えない、1羽はもう一ヶ月も前に親離れしていったのだからもう一羽も巣立った? でもこれはもう少し注視せねば本当のところは解らないだろう。

 いやいや、それどころではない今日の、「我れのノルマ」は果たせたのかな? 今日もBメニュウーだけどま、良しとするか。 帰路神山さんも、お早う御座います「ススキの穂が見えますね」! 「はい」如何にも! でした。




*「東日本大震災」「311フクシマ」531日



今日の一題 「メディアは自分達の飯のネタを料理するだけなのか」?!


朝日新聞7月23日)


先見えぬ不安と負担と 「母子避難」アンケートから

アンケートで見えたお母さんと子どもたち



母子避難のお母さんたちが開いた「夏祭り」は浴衣姿の子どもの笑顔にあふれた
 放射線への不安から、福島県内に夫を残して県外に避難する「母子避難」。二重生活の経済負担は重く、精神的にも先が見えない不安を感じている――。朝日新聞が実施したアンケートから、そんな生活の一端が明らかになった(7月23日付朝刊一面)。避難時期や子どもの年齢からは「子どもを守りたい」という気持ちが数字に表れていた。


 「避難した時期」は東日本大震災が起きた昨年 「3月が41人」。  「4月〜6月は10人台」だったが、 「夏休みの7月は38人」と急増し、 「8月は45人」、 「9月も22人」と続いた。 (1学期の間に夫と相談し、準備を整えてから、夏休みを機に避難したことがうかがえる)。

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■ 「子を守る」切実な思い

 避難した子どもは、0〜5歳の未就学児が多かった。小学生低学年でやや少なく、高学年でさらに少なくなり、中学生からは目立って少なくなる。


 小さい子をもつ親ほど不安を感じていることや、転校を伴わないことが理由のようだ。福島市から山形県米沢市に避難している母親(43)は次男(11)、長女(6)と一緒だが、高校3年の長男(18)は夫と福島市に残る道を選んだ。

 母親は「県立高への編入は無理だし、本人も新しい土地で人間関係を作っていける気がしない、と言って避難を拒んだ」。結果として、家族が県内外に分断された。

 福島県郡山市から秋田市に長女(12)、長男(9)と避難している母親(41)は「習い事、部活、友人関係……。子どもなりに積み上げてきたものがある」。避難した当初は自らの判断がよかったのかどうか、気持ちが揺らいだという。

 ただ、避難時に小学6年生だった長女も新しい環境に慣れ、秋田市の中学に進学し、新しい環境になじんでいる。

 「福島に戻るとしたら心配なこと」を聞いた。「子どもの学校の問題」を挙げたのが125人、「子どもの友人関係」113人、子どもをめぐる環境についての心配ごとが回答の多くを占めた。

 「二重生活による経済的負担」は月7〜10万円が63人、5〜7万円が60人で、合わせると半数以上を占める。なかでも負担が重いのは、夫や家族と会うための「福島との交通費」で、110人が回答した。

 「改善が必要なこと」(複数回答)でもっとも多かったのは「生活一時金の支給」。148件が回答した。次いで「子供の教育・保育への支援」が124件、子どもが父親や祖父母と会うための「福島県との往復交通費」も101件に上っている。



■ 手作り夏祭り、県の助成活用

 シャリシャリとかき氷を削る音。ピザの香り。歓声と話し声に、子どもの泣き声も聞こえる――。
 山形駅近くの映画館「フォーラム山形」ビル2階の「ふくしま子ども未来ひろば」で7月26日、「夏祭り」があった。母子避難のお母さんたちが運営する「未来ひろば」で、お母さんと子どもたちのために企画した手作りイベントだ。

 午前中は、学校に入る前の子どもがほとんど。かき氷やポップコーン、ピザを食べていると、道化師のおじさんがやって来た。風船を次々と膨らませて、たこややしの木、犬を次々と作ると、子どもたちは大喜び。午後からは小学生たちも合流した。福祉を学ぶ大学サークルの4人が花笠踊りを披露した。

 福島県郡山市から長女(6)、次女(4)、長男(2)と避難している母親(33)は「毎日にぎやかで、動物園状態です」。てんてこ舞いの子育てを笑ってみせた。

 ただ、郡山の自宅の話になると表情はくもる。「市内でも線量が高い地域で、不安です。来年、長女が小学校に上がるので、帰ろうと思います。ローンが残っている自宅もありますし……」

 「夏祭り」は「未来ひろば」に対する福島県助成金をあて、すべて無料。午前10時半から午後2時まで、親子約160人が集まる中、おしゃべりと笑い声は絶えなかった。

■ 安全か、家族と一緒か

 福島県相馬市の自宅から秋田市内のアパートに母子避難してから1年あまり。阿部知美さん(38)は小学5年の次男大地君(10)と2人で暮らす。住み慣れた自宅でだんらんを取り戻したいが、福島に戻らないと言い聞かせている。「国は安全、安全というけれど、育ち盛りの子どもに影響はないの?」。避難生活の先行きに不安を抱えながら、自問自答の日々が続く。

 昨年7月。阿部さんは自主避難を決心し、秋田市内の借り上げ被災者住宅に住む兄家族宅に身を寄せた。「一緒に秋田に行こう」。当時高校1年生だった長男輝(ひかる)君(16)を何度も説得したが、「病気になってもいいから残る」と輝君。地元に残る同級生を思い、首を縦に振らなかったという。

 自宅は東京電力福島第一原発から約40キロ。居住に制限はないが、子どもたちの放射線被曝(ひばく)が心配だった。最愛の家族が離ればなれになる。正社員として続けてきた仕事も、辞めざるを得ない。苦渋の決断だった。

 食費やガソリン代、子どもの教育費……。さらに、離れて暮らす輝君のために高額な放射性物質測定機器も買い、出費がかさんだ。ハローワークに足を運んでも、希望の条件では仕事が見つからない。「秋田で生活を続けるには、仕事が必要」。希望した正社員職ではないが、今年4月に秋田市内の公的施設でパート事務員の仕事を見つけた。

 大地君も、最近では友だちが増え、「外で遊べるから、秋田は大好き」と話すようになった。毎日電話で話す輝君からは、「検査で甲状腺に異常はなかった」と聞かされ、少し安心した。

 二重生活に伴う負担増など家計の悩みは尽きないが、2人の健康を何よりも気にかけている。「2人のことが頭から離れたことは片時もありません」。先の見えない母子避難を選んだ母に共通する重い言葉だ。(大隈悠)
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 アンケートでは、訴えたいことを書いてもらう「自由記述」欄も設けた。


 ◆ 怒りと不信 


「後から後から『本当はこうだった』という情報ばかりで、うんざり」

 「何が、どれが本当なのですか?」

 もっとも多かったのは、政府の情報隠しや公表遅れに対する怒り、政策に対する不信の声だった。

 「まさかここまで人間の命が軽く扱われるとは。経済活動のためには命など紙くず同然」。福島市から山形県川西町に避難した45歳は憤る。

 関西電力大飯原発の再稼働には「信じられない」「とんでもない」の文字が並んだ。

 「首相は『私の責任で』というが、今の福島の状況をどう思っているのでしょう?」。福島県郡山市から東京都府中市に避難する36歳は、いらだちを隠さない。


 ◆ 不安と悩み

 将来への健康不安から、長期間の健康診断や甲状腺検査を求める記述も多かった。

 「安住の地をまだ模索中。また引っ越しするにしろ子供の転校があり、子供が精神的にダメージを受けないか心配になります」。福島市から山形県米沢市に避難する39歳は、そう訴えた。

 「強く願っていた2人目(の子)の夢を諦めようか悩んでいます」。妊娠・出産をあきらめる声もあった。「今は子供を授かる余裕などありません。避難者にも産める環境を整えて欲しい」と悔しがった。
 

◆ 悲しみと嘆き

 県内外に自主避難する母子への批判に、やりきれなさを感じている声も少なくない。

 「避難者を理解してくれとは思わない。ただ事故の怒りを避難者に向けないでほしい」。肩身が狭い思いをしている様子がうかがえる。

 「家族はバラバラの生活で、時々会いに来てくれる家族が帰る時、泣きながら追いかける娘の姿を見て、家族は一緒にいないといけないと強く感じました」。 そう書いた母親(42)は来年、福島県内に戻ることにした。自宅はまだ全住民が避難している地域だ。 「不安でいっぱいです。でも家族一緒なら大丈夫と信じて……」 

 別の母親(33)は「昨年から七夕の子供の願いは『放射能がなくなり、早くお父さんとおうちでくらせますように』です」と書いた。


 ◆要望

 除染、長期間にわたる健康診断や、高速道路無料化などの要望が多く、仙台市に避難する母親からは借り上げ住宅制度を求める声が多かった。

 「避難したくても、仕事や金銭的な問題など事情があってできない人も多い」。ある母親は福島県内に残る母親や子どもたちを案じ、週末保養をはじめ精神的ストレスの軽減策、避難しやすい環境整備を求めた。


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◎.未だ騙し続けるんですね政府は!  除染をして一日も早く帰りたいと望む子供(家族)、お金が無くて勇気ある決断が出来ない家族・・・、この状態はどんどん逼迫してきます。精神的なダメージが膨らむばかりでしょう? 

 朝日さん・メディアもフォローして下さいよ、 切実な要望がどのくらい実現出来たのか?あなた方が代弁してくれることを有り難く思いつつ続報も期待しています、頼りにして居るんですよもう少し寄り添って考えて下さい。国民のの願望でもあります。 (keniti3545)


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