「keniti3545」since72:8月04日(土)晴れ23℃「東日本大震災」513日 今日の一題「8.03金曜日のデモ&五輪8日目」

*朝トレ:8時〜9時

走10本入り、そこそこのメニュー。「脱原発デモの事故無し確認」・「女子サッカーブラジルに『2:0』で勝利」を確認後就寝でした。柔道は心配が深まるばかり・水泳は五輪後の最大の成長株か!、体操・サッカーもスタッフに問題起きなければ期待を持続出来そう。 カラスに怒られた「お前さん眠いのかい」「はい」です・・・。



*「東日本大震災」513日


今日の一題 「8.03 金曜日のデモ& 女子サッカー 


田中ジャーナル 2012年8月4日 01:15


「細野出て来い」 原子力規制委員会人事に怒り渦巻く

原子力規制委員会人事の白紙撤回を求めて市民たちが環境省に押し寄せた。=3日午後9時半頃、霞が関。写真:田中撮影= 

 午後6時首相官邸前。国民的行事ともなった金曜集会は、「(原子力規制委員会の)人事案反対」「田中(俊一)は辞めろ」のシュプレヒコールで幕を開けた。

 原子力推進の中核にいた田中俊一・元原子力学会会長を委員長とする原子力規制委員会の政府人事案は来週にも採決されそうだ。3日、危機感を募らせて官邸前に集まった市民たちの第一声は、いつものような「再稼働反対」「大飯を止めろ」ではなかった。

 官邸前の歩道は人事案に反対するプラカードだらけだ。田中俊一氏は否定的な意味で今、最も注目を浴びる人物と言ってよい。

 「この中(会場)であの人事に賛成する人なんているの?」。『命を守れ』と書かれた横断幕を手にした福島県二本松市出身の女性は、呆れたような表情で筆者に逆質問してきた。

 「いないでしょうね」と答えると、傍で警備にあたっていた制服警察官までもが「いる訳ないじゃないですか」。集会を規制する側の警察官までもが、参加者同様に原子力規制委員会の人事はおかしいと思っているのである。

 ロンドン五輪がなければ、今頃は反対世論が沸騰していただろう。それでも国民の声に耳を傾けないのが民主党政権だ。

 最近、細野豪志環境相に会った国会議員は次のように語る。「細野さんは、田中俊一さんが福島で除染作業にあたったことをすごく評価している。他の人にあたったけど皆断られた。それでも田中さんは引き受けてくれたと言って有難がっている」。

 人事案の撤回を陳情するため、議員会館の各部屋を訪ねていた福島県郡山市在住の女性は、廊下で細野大臣にバッタリと会った。細野氏は「国会に提出しているので、このまま進めます」と表情ひとつ変えずに答えたそうだ。


都内在住の女性は委員会人事への怒りをキャンドルの灯りで静かに表した。=同日午後7時半頃、国会議事堂前。写真:諏訪撮影=



 原子力規制委員会環境省の外局である。細野環境相は同委員会人事に絶大な影響力を持つ。怒りの矛先は、細野環境相にも向けられた。

 参加者たちは官邸前、国会議事堂前での抗議行動を終え、その足で霞が関環境省に向かった。仕事を終えて永田町に足を運び、2時間に渡り声をあげ続けた後である。夜の帳が降りても30℃を下らない蒸し暑さで体力は消耗しているはずだ。

 ところが怒りのエネルギーは衰えることを知らなかった。「細野出て来〜い」「人事案を白紙撤回しろ」…抗議の声は地鳴りのように環境省が入る高層ビルに向かって響いた。

 懸命に声をあげる人々の中に福島から静岡に避難した女性(30代)がいた。女性は原発事故直後妊娠し、5ヵ月目に夫の生まれ故郷の静岡に移り住んだ。「生まれた子供の手足に指が5本ずつあるか?しっかり確認した」と当時を振り返る。

 「まさかと思うような人事案が可決しそうだ。福島には避難できない友人と両親がいて放射能と戦っている。それを無いことにするのが、今回の人事だ。憤りさえ感じる。細野さんが言ってた“福島の人に寄り添う”とは、これだったのか。そう思うと情けない」。女性は怒りに震えていた。

 この日は環境省のみならず、経産省文科省財務省前にも市民が集い抗議の声を挙げた。政府は面で包囲されつつある。四面楚歌が聞こえない野田首相もそろそろ脅威を感じつつあるのではないだろうか。
 《文・田中龍作 / 諏訪京》


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『オリンピックが終わったらこのエネルギーは「国民総サポーター」と共に脱原発へベクトルが向く』!!


朝日新聞デジタル 2012.08.4

「引退も」悩んだ大儀見笑顔 仲間の奮闘に応えたゴール
前半27分、先制ゴールを決め喜ぶ大儀見。左は宮間=林敏行撮影

日本の1点目(前半27分・大儀見)
【第8日、サッカー女子 日本2―0ブラジル】


 その瞬間、右手を突き上げ、ほえた。これまでの思いが、一気にあふれた。











 前半27分、相手の反則で得たFK。敵も味方も一瞬動きを止めたところで、FW大儀見優季選手(25)はブラジルDFの裏を狙って走り出した。






 「チャンスの少ない試合。あのタイミングでパスを引き出そうと思った」
 MF沢穂希選手(33)がけり出したパスが足元へ。GKの動きを冷静に見極め、右足を振ってゴールネットを揺らした。



 前半からブラジルが攻勢に出てきた。体を張って必死にゴールを守る仲間の姿を見ていた。「みんなが集中してがんばっていただけに、うれしかった。今までにない感情だった」

 口下手だ。試合中、ピッチの中で味方と会話を交わすこともない。「言葉を使わなくても、感じ取って欲しい」。昨夏のワールドカップ(W杯)は、それで失敗した。

 FWとして得点を狙うことに集中したい大儀見選手は、チーム全員に積極的な守備を求めるスタイルとかみ合わなかった。練習場でも宿舎でも、仲間との溝は広がった。準々決勝では途中交代。準決勝と決勝は先発から外れた。チームはW杯優勝を果たしたが、達成感はなかった。

 W杯後に結婚した。なでしこジャパンでの存在意義に悩み、代表引退も考えた大儀見選手の悩みを、夫の浩介さん(33)はひたすら聞き続けた。そして、一つだけアドバイスを送った。「口角を上げなさい」。笑顔を取り戻した。

 この日のピッチには、味方と積極的に意見を交わす大儀見選手の姿があった。4年前の北京五輪でも準々決勝で値千金の先制ゴールを挙げた。だが、言う。「ゴールだけを強く意識していたあのときとは全然違う。いまは、味方を気持ちよくプレーさせることが大事だと思う」

 登録名を永里から大儀見に変えて初めて臨む大会だ。ブラジル戦後、苦手なプレーも出来るようになったのではと聞かれ、目を細めながら言った。

 「もう、永里優季はいないですから」(清水寿之)


◎.オリンピックが終わったらこのエネルギーを「国民総サポーター」と共に脱原発にぶっつけよう!!

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「プラス1」

朝日新聞 デジタル 2012.08.04


社会保障と税―五輪開会式から考える


 ロンドン五輪の開会式では、英国の歴史・文化を彩る出来事や人物が次々と登場した。ひときわ異彩を放った場面がある。

 青い光のなか、320の病院ベッドが並び、患者役の子どもと看護師600人が踊る。浮かび上がったのは「NHS」という文字だった。

 「国民保健サービス」の略称だ。英国に住む人なら原則、だれでも無料で医療を受けられる制度のことである。1948年に創設され、「ゆりかごから墓場まで」の言葉を生んだ。

 式の総合演出は、映画「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞を受賞したダニー・ボイル監督。「誰でも平等に医療が受けられることは、英国社会の核となる価値」と語る。

 税金で賄われるNHSは、長らく予算不足の危機にさらされてきた。病院のベッドや人員が不足し、手術を受けるのに何カ月も待つ事態が発生した。

 変化が起きたのは90年代後半だ。労働党のブレア政権が医療の具体的な目標を設定し、予算を毎年7%以上増やした。

 その流れは、増税と歳出削減に取り組む保守党のキャメロン政権下でも変わらず、NHSは予算が増える数少ない分野となっている。

 日本の医療も「国民皆保険」が達成されて50年が過ぎた。

 もし東京で五輪があったとして、医療保険を祝う開会式など考えつくだろうか。

 社会保障と税の一体改革をめぐる関連法案が現在、参議院で審議されている。しかし、与野党から「増税先行」との批判が絶えない。

 5%幅の消費増税のうち、社会保障の充実にあてられるのは1%分だけで、4%分は財政赤字の縮小に使われる。そのことへの不満がつよい。

 だが、年間35兆円の医療給付費は社会保険料だけでは賄えず、国庫から約10兆円が入っている。このうち4割は借金である。自分たちが受けている医療の対価を払い切れず、将来世代にツケ回ししている計算だ。

 私たちは「保険証1枚で、どこの病院でも診てもらえる」という今の制度に慣れてしまい、空気のようにその存在の大切さを忘れてはいないだろうか。

 医療サービスの維持には、大変なお金がかかる。英国の制度は日本と違いはあるが、今の世代が負担を受け入れていることは覚えておくべきだ。

 私たちだけでなく、未来を生きる世代のためにも、財源不足で「空気」を薄くするようなことはしまい。その決意がいま、問われている。


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◎.朝日さん、文章が尻切れトンボでは有りませんか?財源の生み出し方も安直な、しかも足らずまいのちゃちな「消費税増税」なんかではなく国民にも考えさせたらどうだ。良い知恵が出なかったらじゃ「遣りましょうか」とか政府にもネジ巻いてくんなきゃ!!?

”私たちだけでなく、未来を生きる世代のためにも、財源不足で「空気」を薄くするようなことはしまい。その決意がいま、問われている”  このフレーズを国民に押しつけの後押ししていたんでは「ご用新聞」と呼ばれてもしょうがないですね、もっと政府に考えさせるフレーズも手持ちでしょうに!! 政府が恐くちゃね?? (keniti3545)


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