「keniti3545」since72:7月24日(火)曇り20℃「東日本大震災」502日 今日の一題「事故調報告出そろって何が解明された?」

*朝トレ:7時00〜8時00

6時30分玄関20℃夏に戻るのか?露草踏んでフィールドに入ると何か変わった「立ち姿」「つんつんススキ」の伸びた若葉が「体全体が三つ編み」にされて少々重そうに傾いている。元気なさそうではない。何か関わってはいけない気がして通りすぎたが4本の作品だ、デモ「生きているまま」・・・?。 デモ「毎日仏壇に上げる」切り花、生きているものね。デモ「誰が何のために編んだ」のかな〜。

すんなりコースへ、今日のカラスは「つがい+1」の3羽 1羽が離れて二羽が「付いて離れて」目まぐるしい動きは送電線の上、体の大きさが少し違う親子? 勝手な推測だが案外当たりかも・・・・。倉井さん庭のご主人は遠目すぎて声は掛けずお互い大きな会釈だけ交わした。走入り寸前に「朝〜」の連呼、やっぱり良い気持ちだ。 さ、今日は美味しいシャワーと卵掛けご飯の後は線量計を借りに清滝出張所へ行かねば・・・、走10本入りのB下メニュウーの消化でした。



*線量測定日(毎週火曜日)

◎.全てのデータ (原則)地表2cmの測定とする1点6回の測定:高順位値2点の記録  (毎回市へはデータ提出)

東:自宅外(から)距離 30m 堤防上

北:自宅外(裏)空き地、雑草有り、西北に防風林有り、

南:自宅敷地内ベランダ(ブロック塀あり)

西:自宅敷地内雨樋下

M:細尾町モデルセンター庭

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 (7月17日)前週の測定値

東:0.27 0.24μSv/h 西:0.37 0.27μSv/h 南:0.54 0.54μSv/h 北:0.27 0.27μSv/h 

M:0.27 0.27μSv/h

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↓ (2012.7.24)

7月24日 本日の測定10時00分〜11時30分  

東:0.32 0.27μSv/h 西:0.37 0.34μSv/h 南:0.72 0.66μSv/h 北:0.28 0.27μSv/h 
M:0.39 0.34μSv/h

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今回の条件、天候曇り(微風)  

◎.ホットスポットは今回も、南:max=0.72μSv/h  



◎.測定ポイント5点:各々平均値の、『平均値』= 0.31μSv/h   




◎.『測定開始日&測定値=2011.11.22 [0.19μSv/h]』


『前8週の平均値比較』 

単位:μSv/h

日付2012・7月・24日   

5/30   6/06   6/13   6/19   6/26   7/03   7/10  7/17  7/24    

8週前  7週前  6週前  5週前  4週前  3週前  2週前  1週前  本日

0.36    0.30   0.35    0.32    0.30    0.35   0.31   0.28   0.31

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◎.経時による測定値変化は全く無い。今後も一時的な低数値で一喜一憂するのは危険だ、市は継続的な告知を行っているので市民の我々も自分のポイントを持って連続的にチェックしていく覚悟が欲しいところです。除染活動の進展も聞かなければ解らないシステムが変わってない。 (keniti3545)

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*「東日本大震災」502日



今日の一題 「全ての事故調」報告書は出そろったが・・・・。


朝日新聞社 2012.07.24


原発事故調―これで終わらせるな

 福島第一原発をめぐる政府の事故調査・検証委員会が最終報告をまとめた。民間、国会それぞれの事故調を含め、第三者による検証は一区切りとなる。

 しかし、事故の発生と拡大の詳細な経過は、どこも解明できなかった。原因究明を続けることが不可欠だ。

 それぞれの事故調を通じて、事故を招いた土壌や背景はずいぶんと明らかになった。

 重大な事故は起きないという「安全神話」が形づくられた過程、行政の怠慢、東京電力ら事業者の当事者意識の欠如、有効な防災対策を講じ得なかった自治体の備えの甘さ――。

 そうした構造的要因が、事故時の混乱につながった。原子力規制委員会を中心とする新たな体制は、教訓をきちんといかさなければならない。

 問題は、「事故炉で何が起きたか」について、未解明な部分が多く残ったことだ。

 巨大事故の究明を語るとき、お手本とされるのは、1986年に起きた米国のスペースシャトル・チャレンジャー事故の報告書である。

 破片や写真を可能な限り集めて、想定される原因を一つずつつぶし、固体燃料ロケットの部品不良を割り出した。千分の1秒単位で何が起き、爆発にいたったかを解明している。

 もちろん今回の事故は、状況に違いがある。とくに事故炉の内部は、強い放射能のために直接調べることは困難だ。

 しかし、国内にある同じ型の炉を使ったり、小さなプラントを造ったりして再現実験をすることは可能だったはずだ。

 コンピューターを使った解析も、電源喪失後の個々の作業について、「この弁を開いていたらこうなる」「この時点で窒素を投入したら水素爆発が防げたか」など、枝分かれしていくシナリオを検証する。

 そうすれば、問題が炉や建屋の構造にあるのか、作業のミスなのかといった核心に、もう少し迫れただろう。

 委員長の畑村洋太郎氏自ら、23日の会見で「再現実験をやりたかった」と言及している。時間や陣容が足りなかったというが、まさにそのための政府事故調ではなかったか。

 これで終われるはずもない。世界に向けて、事故原因を解明する責任が日本にはある。

 たとえば、原子力規制委員会のもとで、研究者や技術者を糾合した専門チームをつくり、事故の工学的な検証にあたってはどうか。

 不断の取り組みを続けない限り、「収束」はやってこない。

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東京新聞社 2012.07.24


原発事故報告 国会が率先して解明を

 福島第一原発政府事故調査・検証委員会が最終報告書をまとめた。地震による原発の損傷を否定するなど、先の国会事故調報告との違いが目立つ。国会の場で真相解明を開始すべきときだ。

 なぜ原発がレベル7の過酷事故を起こしたのか。政府や東京電力の事故後対応の問題点は何か。今後の原発対策に生かす方策は何か…。事故調査委員会に課せられた任務は、それらの要求に応えるものでなければならないはずだ。

 だが、今回の政府事故調の報告は、根本的な原因にも迫れず、責任の所在も不明確で、重要な点は「解明に至らなかった」と書かれている。調査の限界は見えていたとはいえ、“落第点”といえる。

 国会、民間、東電と合わせて、四つの事故調の報告書が出たが、国会事故調との違いに注目したい。 「1号機の地震による損傷の可能性は否定できない」と国会事故調は指摘したのに対し、 政府事故調は「津波到達までに原子炉の閉じ込め機能を損なう損傷はなかったと考えるのが自然」とした。津波が原因だとする東電の報告に寄り添った形だ。


 この点は政府事故調が新たに原子力安全基盤機構に解析を依頼し、その結果に基づいた。国会事故調も同機構の解析を引用しているが、同じ組織のデータで結論が異なるのは、一般の国民には理解されまい。非常用冷却装置を運転員がなぜ止めたかという、人間の行為まで見解が異なるのは、どちらかが誤っている証左だ。

 政府事故調は一部を除き、匿名を前提に、かつ全面非公開で調査を行った。自由な証言を引き出すのに有効な手法と思ったのだろうが、「原子力村」を甘く考えすぎた。匿名と非公開に安住し、関係者はむしろ自分に都合のいい証言しかしなかったのではないか。

 政府事故調は「人間の被害」という言葉を用い、その全容について、今後も国が率先して、総合的な調査をすることを「国家的責務」と記した。だが、福井県大飯原発を再稼働させた政府が、その責務を果たし得ると考えること自体が楽観的すぎる。


 むしろ国会の出番だ。国会事故調は国会が設けた組織なのに、その報告を精査しないのは、国会の怠慢である。 政府事故調の報告とを照らし合わせ、新たな調査が不可欠だ。公の圧力のもとで、官僚や東電関係者、学者らに国会の場で証言させ、一段と真相解明に努力すべきだ。


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*.一つ忘れて欲しくないことがあるそれは 「完璧な事実確認と収束」と合わせて、 「常に脱原発への言及」これだけのリスクを負う「エネルギー」・ 「原発による発電には決別の意思表示」を明確にしたい! (keniti3545)


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「プラス1」 命がけの節電は不要!

下野新聞 雷鳴抄(7月24日 朝刊)


熱中症

 強烈な夏の日差しが戻ってきた。外を歩いただけで、体から汗がじわりと噴き出す。宇都宮市でも週末の涼しさから一転、暑さがぶり返している

▼その「暑さには負けない」と自慢していた老母が先週の夜、「寝苦しく辛い」と訴えてきた。暑気あたりだろうか。汗をかき、口元が乾いている

▼体調がいいので、昼間に草むしりをし過ぎたという。家に戻ってからも「電気をあまり使っては」と、エアコンの使用を控えていたようだ。取りあえず室内を冷やし、清涼飲料水を飲ませて首元を冷やし、様子を見た。朝になって元気を取り戻したので、まずはホッとした

▼最近は暑い時期が長く、朝晩も涼しくならない。宇都宮地方気象台の担当者は「30年前と比べて7月と9月の最高気温が4、5度上がり、朝から晩まで蒸し暑く、夜になっても涼風が吹かなくなっている」と言っている。じりじりと続く暑さに、高齢者でなくとも体力を奪われる

消防庁によると、今月前半は熱中症で病院に救急搬送される人が全国で急増。本県でも15日までの一週間で重症1人を含む42人が手当を受けた。暑さを自覚しにくい高齢者が、屋内でも命を落とすケースもある

▼暦の上では大暑が過ぎた。しかし夏は長い。電気の節約は大切だが、命がけですることはない。


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