「keniti3545」since72:7月21日(土)濃霧16℃「東日本大震災」499日 今日の一題「金曜日は続く!」

*朝トレ:コーチ・兼管理人から無言のダメだし。独房の雨戸開けるも(5時30分)濃霧、だめだ。朝が来るのか心配だ! 後刻お爺さん散歩でも出来ると良いな〜。



*「東日本大震災」499日


今日の一題 「金曜日は続く」!!


今週も「金曜日の抗議デモ」はSPYBOYさんのブログ丸ごと読み込みから始めます

★7.20緊急!大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議 & パブコメとデモ
↓ SPYBOYさんブログ全文です! (未だごらんになってない方はどうぞ)
http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20120720/1342791900

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◎.SPYBOYさん記事中紹介の記事、「コラムニスト小田嶋隆」氏の日経ビジネスONLINEの記事から、この「デモ」の姿が従前の形態でなく、「無難であることが効く」という発想に共感している下りは「直接デモに参加出来ない我れ」にも益々の共感を呼び起こしてくれます。是非ブログに入って、更なる「個」の結集が広がる実感を噛みしめて下さい。 (keniti3545)


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(違和感充分ですが・・・・)

「プラス1」

再稼働抗議集会 鳩山元首相が参加「官邸は国民の声を聞かなくてはならない」
2012年7月20日 23:27

かつて執務した官邸に向かって叫ぶ鳩山由紀夫元首相。=20日夕、永田町。写真:諏訪京撮影=

 首相官邸前、午後6時ちょうど。主催者(首都圏反原発連合)の合図で始まった「再稼働反対」のシュプレヒコールに迎えられるように鳩山由紀夫元首相が会場に到着した。日頃は原発のゲの字も言わないマスコミが殺到し現場は混乱した。

 揉みくちゃにされながらも元首相は目の前にそびえる官邸に向かって演説した。「私も官邸にいたが、官邸にいると国民の声が聞こえなくなる。今ほど国民の声を聞かなくてはならない時はないのに、声が届いていない」。

 20日、金曜夕恒例となった官邸前の「再稼働抗議集会」に元首相が参加したことを、各紙の朝刊はどう伝えるだろうか。同じ民主党政権で元首相が現首相に抗議するということは、自己否定でもある。優柔不断な鳩山さんがよく決断したものだ。よほど腹に据えかねていたのだろう。

 歩道はいつものように市民であふれた。『田中俊一、絶対ダメ』のプラカードを持っているのは渋谷区在住の会社員(男性・60代)だ。


 田中俊一氏とは政府が原子力規制委員会の委員長に指名した人物。福島原発事故後、間もなく『福島県除染アドバイザー』として飯舘村を訪れ「谷一つ潰せば、貯蔵場になりますよ」と悪魔のように囁いたことで悪名高い。

 「御用学者を規制委員会の委員長にするなんて、とんでもない。独立性が尊重されなければならないのに、これまでの保安院と同じだ」。会社員の男性は怒りをぶちまけるように話した。官邸が国民の声に耳を傾けていない証左が、原子力行政の人事にも現れている。

警察が歩道を通行規制したことから、車道で「原発反対」をアピールする参加者も現れ始めた。「再稼働反対」とアピールする自転車部隊も登場した。=写真:田中撮影=


 警察は前回同様、歩道と車道の間に鉄柵を置いた。国会議事堂前は横断歩道を渡ることもできない。参加者は移動を厳しく規制されたが、人の列はどこまでも伸びた。

 官邸前、国会議事堂周辺の歩道は参加者で埋め尽くされた。だが永田町に参集したのは、氷山の一角であることがわかる。都内の予備校講師(女性・50代)がそれを教えてくれた。彼女は生徒たちの寄せ書きを持参していた―

『僕たちの未来を返してくれ。子供を産んでもいいんですか?…』
「ここまで来ることができない生徒たちの気持ちを持って来た」と話す。

 ハイヒールのOL、会社カバンを手に提げた会社員たちが、次々と最後尾についた。「自分たちの健康と生活を守るために、子供たちの将来のために……」再稼働反対に寄せる庶民の願いは、回を追うごとに高まってゆく。
《文・田中龍作 / 諏訪京》

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『田中龍作ジャーナル』は読者のご支援により維持されています。

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「最近の朝日さんは脱原発路線に沿った将来への展望・建設的意見を書くようになってますね」
 政府がまともにこの件に言及するところを見たことがない・そして国民に黙って廃炉に決めた原子炉から燃料棒の抜き取り作業を始めたという。 この辺もマスコミは国民の意思を反映すべくもっと大声上げてもらいたいと思います!! (keniti3545)
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朝日新聞社 2012.07.20

核燃料の処分―国の責任で新戦略を

 原発に依存しない安心な社会をつくっていく。そのためには、発電全体での原発比率を下げるだけでなく、核燃料サイクルからの明確な撤退方針を示すことが必要だ。

 関係閣僚による「エネルギー・環境会議」は8月末、今後のエネルギー政策の方向性を決める。2030年での原発依存比率は、0%、15%、20〜25%の選択肢を検討している。

 その際、使用済み燃料の処分方法も決める。原発を止めても立ちはだかる使用済み燃料の保管・処分問題をどうするか。日本は今、大きな岐路に立つ。

 使用済み燃料をすべて再処理し、プルトニウムをとり出して燃料として使う。この全量再処理・核燃料サイクルが日本の原子力政策の要となってきた。

 エネルギー・環境会議は、原発ゼロなら全量を再処理せず、地下に埋設する直接処分が妥当で、あとの二つの場合は直接処分と再処理の両方があり得るとの見方を示している。だが、中途半端な結論にせず、再処理路線から直接処分の方向へ、明確にかじを切るべきだ。

 今後の日本では、原発を増やすことは考えにくい。ウラン燃料の使用量が減るのに、わざわざ再処理して割高のプルトニウムを使うのは合理的でない。

 日本が、経済的に見合わないのに、核兵器の材料ともなるプルトニウムの大規模利用をめざせば、それをまねて再処理に動く国が続出しかねない。そうなれば世界の核不拡散体制にも悪影響を与える。

 だからこそ、使用済み燃料を再処理せず、数十年の間、中間貯蔵したあと直接処分するのが、得策と考える。

 ただ、この直接処分路線を選ぶと、「価値ある資源」だった使用済み燃料は一転して「価値のないごみ」になる。その結果、民間企業がビジネスとして使用済み燃料を扱う方式はいずれ、壁にぶつかるだろう。

 そこで、国が前面にたって中長期的な戦略をたてることが不可欠だ。

 使用済み燃料の中間貯蔵施設の建設、最終処分の研究開発、最終処分地探しなどを、事業の国有化も含めて、国が責任を持って進めていくことだ。欧米諸国も、使用済み燃料の扱いを民間企業にあずけず、国が前面に出て取り組んでいる。

 核燃料サイクル施設がある青森県での代替の振興策や、再処理ビジネスをしてきた日本原燃の業務転換など、難題は多い。だが、いずれも、脱原発依存への途上で、国しか担いきれない重い任務である。


◎.次項、小出裕章京都大学助教の解説と合わせて国民の我々が知っておかなければならない「内容・事実」です。  (keniti3545)


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「NuclearF.C:原発のウソ」 より

核燃料サイクル:「再処理工程」の廃止は「原発廃炉」以前に手を付けられる課題だ)! (keniti3545)



六ヶ所村再処理工場 ・恐るべき再処理の実態2012年07月19日 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所 小出裕章氏の解説

↓ 全10分 小井出助教の肉声です
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6413356.html


再処理工場からの放射性物質一覧表


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