「keniti3545」since72:6月30日(土)晴れ17℃「東日本大震災」478日 今日の一題「福島1号機直接石棺か」!

*朝トレ:主夫は忙しいけど、朝トレの時間は確保出来ました。

7時30分〜8時30分 朝〜空気が美味しいな〜、米のご飯と同じぐらい美味しい。そう今日は女房殿居ない初日、ご飯は夜仕掛けてもう炊けているし・・・、なんだかテロップへ起き上がってくる内容がいつもと違うな〜。カラスの挨拶もなく、結構充実したメニューになった。

走2本増は、此処定番になってきたが去年の秋頃は走15本が我れの最高の出来高であり、目標にしていた。今年は、目標に持つにはチョット高値の花的思いが強いのは、諦め?ウソ〜。体力を「意識して衰えた風を」装っていないかい?、「keniti3545」君!? そうよな〜? ま早く帰って卵かけ、いや今朝は夕べの焼き肉の残骸方付けなくちゃな〜倅と暫くぶりで痛飲、やっぱり残飯整理は我の仕事でしゃー無いな〜、女房殿不在では。



*「東日本大震災」477日



今日の一題 「1号機は廃炉不可? 直接石棺かも」?

「フクシマ311事故」結末未だ解らぬ!この段階で大飯の再稼働なんて野田さんに責任負えることではあるい! (keniti3545)



(NuclearF.C:原発のウソ2012年06月29日10:18 より)


 小出裕章氏が毎日放送たね蒔きジャーナル」に出演。

福島1号機トーラス室の 「10.3シーベルト 廃炉作業断念の可能性も出てきた:小出裕章氏談」


内容の書き起こし:「ぼちぼちいこか。。。さん」による

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・1号機原子炉建屋地下で1時間当たり1万300ミリシーベルト(10.3シーベルト

超党派の国会議員「原発ゼロの会」が危険度ランキングを発表

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たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

(千葉氏)今日は毎日新聞論説員の近藤しんじさんと一緒にお話を伺います。
 では早速なんですが、まず東京電力が昨日福島第一原発1号機の原子炉建屋地下の放射線量が、毎時最大10.3シーベルトだったと発表しました。それについて、リスナーの方から質問が来ております。神奈川県にお住まいの方。
福島第一原発1号機の地下で毎時10.3シーベルトが観測されたそうです。メルトダウンしたのだからそうだろうなと思うのですが、小出さんはこの数値、どのようにお考えになりますか?』
という質問なんですが。
(小出氏)はい。まぁ、今ご質問くださった方のおっしゃるとおりで、既に炉心が溶け落ちてしまっているわけですから、その程度の値は十分出ますし、多分もっともっと高いところもあると思います。

(千葉氏)あの、改めてお伺いしますけど、毎時10.3シーベルトというのは、ミリシーベルトに直すと1万300ミリシーベルト。ということは、これを人間が浴びたらどうなるんでしょうか?
(小出氏)1時間当たりの被曝量になっているわけですが、人間というのは8シーベルト被曝をしますと全員死んでしまいます。ですから、その場所にもし1時間、まぁ1時間弱居れば、全ての人は死ぬという、それほどの被曝量になります。

(千葉氏)この量というのは、法律が一般の人が1年間に浴びる限度としてる1ミリシーベルトの・・・
(小出氏)10,000倍ですね。

(千葉氏)・・・それだけ高い数値が出たということなんですけれども、この数値はですね、トーラス室というところで計測されたということなんですが、ここはどんな場所なんでしょうか?
(小出氏)格納容器というものは、ドライウェルという理科のフラスコのような形をしているものと、サプレッションチェンバーと私たちが呼んでいるドーナツのようなもの、トーラスと呼ぶ時もあるのですが、その二つが繋がった状態で格納容器というものを構成しているのです。トーラス室というのは、そのドーナツ状のトーラス、或いはサプレッションチェンバーと呼んでいるものが格納されている地下室です。

(千葉氏)あの・・・その場所にこれから入らなきゃいけないというようなことも出てくるかと思うんですが・・・このままではとても無理・・・ですね?
(小出氏)とても無理です。

(千葉氏)この数値というのは、将来下がるんでしょうか?
(小出氏)基本的に下がりません。

(千葉氏)え、ということは、これから何年経っても、何十年経っても、何百年経っても、この場所に人が近づいて廃炉作業というのは出来ないということですか?
(小出氏)人間が行くことは多分できないと思います。

(千葉氏)はぁ・・・。となると、将来ロボットか何か開発して、近づかないようにして廃炉作業を進めていかなければいけないということですか?
(小出氏)大変難しい作業になると思いますし、作業自身を断念しなければいけない可能性も高いと思います。

(千葉氏)あぁ・・・。え、断念するということになると、もうそのまま・・・
(小出氏)はい。そのままチェルノブイリ原子力発電所の事故の時にやったように、トーラス室を含めて原子炉建屋全体を石棺という形で封じ込めるということになる可能性があると思います。

(近藤論説員)小出さん、今回こういう高い値が出たんですけど、これはある局部だけ出たというよりは、その辺り一帯は同じような値と考えたほうがいいんですか?
(小出氏)むしろもっと別のところに行けば、もっと高いところがあると私は思います。たまたまその場所がその値だったというだけで、若干低い所もあるでしょうし、もっと高いところもあると思います。

(千葉氏)これくらいの数値が出ているところというのは、本当に今の段階ではどうしようもないというような状況なわけですね。
(小出氏)そうですね。人間が行くということは、少なくとも全くできません。

(千葉氏)うーん・・・。はい。判りました。
 続いてはですね、朝日新聞が伝えるところによりますと、与野党超党派議員で作る原発ゼロの回が全国に50ある原発の危険度ランキングというのをまとめたということなんです。

年数や炉のタイプ、耐震性や地盤状況、周辺人口などを含めて評価したということなんですが、実は上位には福井県にある原発がずらりと並んでまして、1位から6位までが全て福井県にある原発でして、

1,2位が大飯原発1号機、2号機、
3位が敦賀原発1号機、
4位が美浜2号機、
5位が美浜1号機、
6位が美浜3号機

ということになってるんですが、小出さん、これだけ福井県原発が上位に並ぶというのはどういうわけなんでしょうか?

(小出氏)敦賀と美浜の1号炉は今現在現存してる日本最古の原発ですから、当然上位に入ってくるでしょうし、美浜2号機も美浜3号機も比較的早い時期に動き出している原子力発電所ですので、危険なところ・・・危険ランキングで言えば上位に入ると思います。そして、若狭湾は今地震、或いは活断層という問題が出てきていますので、それが評価されたのではないかと私は思います。

 詳しくその評価のやり方を知りませんので何ともいえませんが、多分そうだろうと思います。

 大飯1号機と2号機というのは、非常に特殊な実は原子炉でして、世界的にも多分10基無いんじゃないかと思うくらいの特殊な構造をしているのです。

格納容器というのは放射能を閉じ込める最後の防壁なのですが、例えば昨年事故になった福島第一原子力発電所の1号機から4号機では、格納容器の設計耐圧は約4気圧あります。

若狭湾にある関西電力原子力発電所、加圧水型といってるものも、基本的には2.5気圧くらいあると思いますし、大飯3号機、4号機は4気圧の設計耐圧があります。

しかし、1号機と2号機だけは、0.84気圧しか設計耐圧が無いのです。簡単に壊れてしまうという、そういう格納容器を使っていまして、もし格納容器が壊れれば、放射能の防壁が一切無くなってしまいますので、大変危険が大きいと考えなければいけません。

(千葉氏)格納容器自体の強度が他の原発と比べると非常に低いということですか?
(小出氏) 『圧倒的に』低いのです。

(千葉氏)へぇ・・・。あ、それでこんなに危険度が高くなってるわけですか。
(小出氏)大飯1号2号を危険度ランキングで上に上げるとすれば、多分それだと思います。

(千葉氏)あの、なんで?またそんなに(設計耐圧が)もともと低い状況になってるわけですか?
(小出氏)その当時の大飯1号機2号機を作った頃の設計思想の反映だと思いますが、原子炉が溶けたりすると大量の蒸気が噴き出してくるのですが、それを格納容器の中に大量の氷をあらかじめ入れておきまして、氷で蒸気を冷却して圧力が高くならないという、そういう設計だったのです。アイスコンデンサと私たちは呼ぶ、非常に特殊な設計で大飯1号2号機は作られました。

(千葉氏)でも、それが判った時点で、例えばそれを補強するだとか、もう少し強めるとかそういったことというのはされてないわけですか?
(小出氏)もう今更できないと思いますし、もともと大飯1号機2号機も米国のウェスティンハウスという原子炉メーカーが作ったのですけれども、ウェスティングハウスもやはり「この設計はまずい」ということで、そのアイスコンデンサ式の格納容器は、すぐに姿を消してしまったのです。
 ですから、大飯1号機2号機は世界的にも特殊な格納容器の設計耐圧が低い原子炉になっています。

(千葉氏)はぁ・・・。
(近藤論説員)小出さん、大飯3号機と4号機ですね。これはまさにこれから再稼働という段階なんですけども、これを見ますと26位とかなり低いんですけれども、1号機2号機と3号機4号機、これはまた違う設計なんですか?
(小出氏)今聞いていただいたように1号機2号機はアイスコンデンサという非常に特殊な格納容器になっていますし、3号機4号機はまた元に戻りまして、通常のPWR型の格納容器になっています。そして更に格納容器の設計耐圧が通常は2.5気圧くらいのものを、大飯3号機4号機は確か4気圧まで高めていたと思います。

(千葉氏)じゃあ同じ原発の中にある原子炉といっても、1号機2号機と3号機4号機とでは、やっぱり大きく違っているものがあるということなんですね。
(小出氏)そうです。その時代、時代の設計を反映してしまいますので、同じ大飯の原子炉といっても全く違う原子炉なのです。

(千葉氏)はぁ。
(近藤論説員)その1号機2号機、この補強といいますか、何か改めて工事するという、そういうことはできないんですか?
(小出氏)格納容器というのは大変巨大な建屋ですので、それをもし補強しようと思うと膨大なお金がかかってしまいますし、多分できないだろうと私は思います。

(千葉氏)判りました。小出さん、どうもありがとうございました。
(小出氏)ありがとうございました。
【以上】

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*種まきジャーナル、小出先生の音声もあります。

↓ 此方をクリック 約10分です
http://www.youtube.com/watch?v=vj7QRnX_-mU&feature=player_embedded


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◎.「フクシマ311」の収束宣言・大飯の再稼働どう見ても正気の沙汰ではありませんね。未だどんな不測の事態が隠れているか、隠されて居るかも知れません。7月1日に大飯が動いても「7月16日の代々木公園デモ」は成功させなければ成りませんね。我も何とかして参加するかそれが叶わぬなら実際に間近で肌で感じられる距離で見届けたいものです。 (keniti3545)

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