「keniti3545」since72:6月28日(木)晴れ13℃「東日本大震災」476日 今日の一題「総理も国民も失ったものは小さくない」!

*朝トレ:朝〜!個人的にはいつもの様に気持ちいい朝〜なんだけど、今日は顎が上がって喘ぐ前にアバウトな前頭葉にテロップが回り出して振り払えない。

「政治の停滞」、「脱原発とエネルギー対策(政策)の決まらないこと」、どうして「己」如きが?と言う気がしないでもないが・・・・。しかしこの思いに至る対極の背景には「科学技術の凄まじいまでの進歩が未だに続く世の中に「我れ」も生かされて居る訳だ。

 先人達の努力により、今の我々は少なく見ても、1世紀前の平均寿命の1.5倍は生きることになるのだろう。ならば、我々も「子・孫達」には「持続可能な生活様式」を引き継ぐ「義務と責任」があるという事になろう。 エネルギー対策は、持続可能な自然エネルギーの開発 「太陽光」・「地熱」・「風力」・「メタンハイドレート」、日本の技術は一歩、二歩遅れた後発の項目でも目に見えた成果を上げつつある様だ。

 特に、「浮体式洋上風力発電」、燃料として有力視されている「メタンハイドレート」の二項目は難関の立地条件等をクリヤーして既に試掘・試用の実験にも成功していると言うことである。未知の効用模索中であろうが「ハヤブサ」の快挙も数えて良いでしょう。どんな困難にも打ち勝ち目的を遂げる「誇れる国民性」だ。 しかし、この性格は、走り出したら止まらない、これが困ることもあるらしいのだな〜。

 間違いに気付いたら止まる、「方向転換」・「引き返す」と言うことも必要な事なのだ。そこで、国の政治と国民性が問題になるんだな〜。ホントはこの辺から「iirei」さん推奨の「バカボンのパパ」に説明してもらいたいんだけど今は不在なのでテロップが止まるまで続けてみようか。

 物事を進めていく上では強力なリーダーが必要だ。しかし、方向性が間違っていると国民が気付いたときは方向転換或いは道を戻ることも辞さない「決定」を「民意」で下したい。この仕組みが、長いこと「議会制民主主義」に任せきりで居ると、いざというときに「直接民主主義」の行使がおぼつかなくなる。

 国民投票の有効活用も出来ない状態を作りだしている現状が「今」ではないかな〜。「首長に蹴飛ばされるとそれっきり」?? 政治を任せきり、「自分の意志で代表を選べない人」から始まって、「報告の要求もしなければ意見も言わず」、「結果が出てしまってから文句たらたら」、これではね〜。せめてこれからは「311フクシマ」の反省を「礎」に大きく生まれ変わった国民性の「期待大」ですね〜、日本人は優秀なのだから・・・・。 そろそろ息を継いでくれ〜「見ちゃ居られない」よとカラスが鳴いたので・・・・。走本数不明、息上がる「C」クラスメニュー完。





*「東日本大震災」476日


(2日おくと既に遠い昔の出来事にに思えたり?:参議院で良識のせめぎ合いはあるのか?)


今日の一題  消費増税 衆院通過 失ったもの小さくない


2012年06月27日中国新聞社説 (28日Nuclar FC:原発のウソより) 


消費増税 衆院通過 失ったもの小さくない 現行の消費税率5%が、2014年4月に8%、15年10月に10%へと増税される―。消費増税関連法案が衆院を通過した。

 与党民主党に多くの造反者が出たものの、野党も含めた賛成多数で押し切った形だ。野田佳彦首相からすれば、泥をかぶって自民、公明との3党合意にこぎつけた成果だと誇示したいところだろう。


 これが首相の言う「決められる政治」なのか。


 ▽与党の亀裂深く

 実際は、何が何でも増税ありきと突っ走った印象が拭えない。増税と一体改革するはずの社会保障制度の全体像を棚上げしたのがまさに象徴だろう。「決められない政治」から脱却したとは到底思えない。

 衆院採決で民主党小沢一郎元代表ら57人が反対した。集団離党は当面しないようだが、政権与党の亀裂は相当に根深い。


 執行部が予想した以上に造反の動きは広がったようだ。それは小沢元代表の主張に一理あるからにほかならない。

 09年の衆院選民主党マニフェスト政権公約)に消費増税はなかった。一方で政権を獲得してからは次々にマニフェストをほごにしてきた。政権政党が約束を守らず、約束していないことを実行しようとする。小沢元代表の言葉を待つまでもなく、どう考えても不自然だ。


 財政の健全化に消費増税は必要だと政府は説く。確かに、欧州に端を発した国債暴落・信用不安の危機に、借金まみれの日本がずっと傍観者でいられる保証はない。増税は日本の信認にもつながる。市場がそう受け止める効果は期待できるだろう。

 だが増税が必要な根拠、すなわち社会保障の充実策と必要な財源規模を真っ先に示すべき相手は、納税者である国民だ。関連法案でうたう「国民会議」で1年かけて議論するのでは、手順があべこべではないか。


 ▽税収増は不透明

 税収が思うように上がるかどうかも不透明だ。駆け込み需要はあろうが、増税後の買い控えが消費を冷え込ませれば、デフレ脱却は遠のく。それ以前に中小零細企業にとっては、増税分を価格に転嫁できない事態も十分に予想される。

 さらに内需の低迷は企業経営を圧迫し、勤労者の所得にも響きかねない。消費税収が伸び悩むだけでなく、法人税所得税が落ち込む懸念も根強い。


 もともと消費税は、所得が低いほど負担が大きくなる逆進性がある。政府は税率8%の段階は「簡素な給付措置」で対応するというが、その後の恒久対策も含め、具体策はこれからだ。

 消費増税が先行することへの何よりの不安材料は、野田首相が繰り返し強調してきた「分厚い中間層の復活」につながらないことだ。


 少子高齢化が進み、もはや右肩上がりの経済成長は期待しにくい時代。その中で私たちは持続可能な社会保障制度だけでなく、正規雇用を増やし、子育てを支援し、再生可能エネルギーを普及させながら、安心・安全社会をつくりあげるしかない。


 ▽「一体」欠かせぬ

 なのに首相は「増税の千載一遇のチャンス」と、まるで財務官僚のような物言いをする。違和感を通り越し不信さえ募る。

 増税法案は今後、参院で審議される。社会保障の将来をどう描くか。まさに増税と一体として一から議論してもらいたい。


 直間比率や所得の再分配のあり方など税体系全体の抜本的な見直しも不可欠だ。課題を洗い出したうえで消費増税を議論しても決して遅くはないし、むしろそうすべきではないか。

 「決められない政治」への批判をかわそうとするあまり、国論を二分する問題で突っ走った。そうして内部分裂状態に至った政権与党の姿を、国民はしらけた思いで見つめている。増税法案の衆院可決と引き換えに失ったものは小さくない。

 衆院解散の有無にかかわらず次の総選挙は消費増税前に実施される。各政党は一刻も早く政策を練り上げ直し、国民に選択肢として提示すべきだ。それこそが、政党政治への国民の信頼を取り戻す出発点となる。
中国新聞  '12/6/27


◎.朝日さんよりこっちを取りました? (keniti3545)


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何が言いたいのか? (keniti3545)


「プラス1」原発がれき撤去の現場では、給油タンクが宙を舞う

2012/06/25木村 駿 [日経コンストラクション]


 2011年9月中旬、圧砕用アタッチメントを取り付けた100tクラスの大型解体重機と600tクローラークレーンが、東京電力福島第一原子力発電所の構内を静かに進んでいた。向かう先は、水素爆発で上部が崩落した3号機原子炉建屋だ。

 東京電力が1号機から4号機の廃炉に向けて11年12月に示した中長期ロードマップでは、12年度に3号機原子炉建屋のがれき撤去を完了。13年度に使用済み燃料プールから燃料を取り出すためのカバーを設置し、14年末に取り出しを始める目標を掲げている。

 3号機原子炉建屋へのカバー設置を担う鹿島は11年9月10日、重機の遠隔操作によって危険な地域でも作業を行える「無人化施工」を駆使して工事を開始。前述の大型重機を含めて合計10台を500m離れた遠隔操作室から同時に操り、障害物となるがれきの撤去や原子炉建屋の付属建物の解体を急いだ。


福島第一原子力発電所で3号機原子炉建屋のがれき撤去に向かう解体重機とクローラークレーン。左下の「鹿島」と記載された建物は厚さ60mmの鉄板で覆った遮蔽退避室。その奥に重機の遠隔操作に用いる通信基地局のアンテナやカメラが見える (写真:東京電力

















写真奥の3号機原子炉建屋から爆発で飛来したがれきを、付属建屋の屋上で撤去する様子。重機がつかんでいるのは最上階の梁だ。2011年11月16日撮影 (写真:鹿島)














遠隔操作した重機は合計10台。600tクローラークレーンは、バケットなどを取り付けてがれき撤去に使うほか、建屋上部で解体重機が作業する際に必要となる構台(図中の下部フレーム)の設置に用いる (資料:東京電力





専用機を3カ月で納入
 遠隔操作した重機と作業の内容は以下のとおりだ。600tクローラークレーン2台は、バケットなどを取り付けてがれき撤去に使うほか、建屋上部で解体重機が作業する際に必要となる構台の設置に用いる。

 解体重機は100tクラスが1台、50tクラスが3台。撤去して小割りにしたがれきは、2台のバックホークローラーダンプ2台に積み込み、保管場所へ運搬する。現場には16台の固定カメラに加えて、重機1台につき3台のカメラを搭載し、周辺の状況を遠隔操作室からくまなく確認できるようにしている。

 使用した重機10台のうち9台は、3号機での作業のために日立建機と日立住友重機械建機クレーンが専用機として新たに製作したものだ。工事を担当する鹿島の領木紀夫副所長は「通常はクレーンだと発注から1年、解体用の重機も半年ほどかかるところを、3カ月で対応してくれた」と振り返る。

 3号機は爆発の規模が他号機に比べて大きく、周囲の放射線量も高かったが、無人化施工の採用によって毎時5マイクロシーベルト程度という低線量下での作業を実現した。鹿島の領木副所長は「有人だと1日に30分から1時間程度しか作業できないが、無人化施工なら現場から離れた操作室で長時間の作業ができる。防護服も着用せずに済み、オペレーターの体への負担が小さい」と説明する。

タービン建屋の上部での解体作業 (写真:東京電力














建屋周辺に散らばったがれきの撤去 (写真:東京電力















原子炉建屋からぶら下がった部材の撤去 (写真:東京電力















準備に追われた3カ月間、都内の現場で実験も
 工事の大まかな方向性が定まったのは11年4月。同年5月〜7月の約3カ月間で、鹿島の施工部隊と機械部、技術研究所の3者が協力して着工に向けた準備を進めた。

 重機10台の遠隔操作を可能にした通信システムは次のようなものだ。まず、建屋から500mほど離れた位置に遠隔操作室を設営。次に、現場に四つの通信基地局を配し、遠隔操作室と光ケーブルで接続した。通信基地局を介して重機に操作信号を無線か有線で送信。固定カメラからは映像データを受信した。

 無線での遠隔操作には429MHz帯特定小電力無線を使用。重機やがれきの位置などをオペレーターが確認するために必要な映像の受信には、出力や通信容量が大きい5GHz帯無線LANIEEE802.11j)を採用した。さらに、複数のアクセスポイントが無線で通信し合いながらネットワークを構成する「メッシュ型無線LAN」を構築。重機の位置に関係なく、大量のデータを途切れずに通信できるようにした。

 練り上げたシステムの信頼性を確かめるために都内の現場で施工に向けた実証実験を済ませ、11年8月から原発構内での準備を開始。翌月から本番に臨んだ。今年の5月末時点では5台程度の重機が稼働しており、建屋上部のがれき撤去に向けて鉄骨造の構台を設置している。


構築した無人化施工システムのイメージ (資料:鹿島)













3号機原子炉建屋の工事を担う鹿島の面々。左から、技術研究所先端・メカトロニクスグループの平井淳一専任職、東電福島3号機原子炉建屋カバーリング工事の領木紀夫副所長、機械部の植木睦央企画グループ長 (写真:日経コンストラクション)











給油も「無人化」するために装置を開発
 無人化施工というと、あたかも全ての作業を機械が自動的に行うようなイメージを抱く人がいるかもしれないが、実際には人の手を介さなければならない作業も多い。重機への給油がその一例だ。

 通常の土砂災害の緊急対策工事などでは、行政が立ち入り禁止区域を決め、有人と無人のエリアを線引きする。有人エリアに重機をいったん戻して、人の手で給油するのが一般的だ。しかし、発電所構内では線引きが難しい。次善策として、放射線量が低いエリアに重機を移動し、人の手で給油している。

 ところが、3号機原子炉建屋の工事では、建屋の周囲に組み立てた構台上で稼働する重機への給油がネックとなる。放射線量が高く、人が近づくのも難しい。そこで鹿島は、三菱重工グループMHIさがみハイテック(相模原市)と共同で新たな給油装置を開発した。クレーンを遠隔操作して燃料タンクを重機の給油口に吊り込み、無人で燃料を補給できる。既に構台上での給油を実施して性能を確認。特許も出願中だ。




タービン建屋の上部にある排気ダクトを解体する様子。構台上の重機への給油が課題となった (写真:東京電力











左が燃料タンク、右がタンクを定位置に導く籠状のガイド。ガイドの底には、上向きに給油口を設けた (写真:鹿島)















モニターで確認しながら燃料タンクを吊り込む
 鹿島などが開発した「無人給油」の仕組みは、解体重機の上部に上向きに取り付けた「ワンタッチ給油口」に燃料タンクをクローラークレーンで吊り込むと、タンク下部が給油口とかみ合い、燃料が自動的に供給されるというもの。タンクは重機に取り付けた籠状の「燃料タンクガイド」に沿って、正しい位置に導かれるようにした。

 燃料タンクの高さは1240mm、直径は820mm。400リットルの燃料を含めた重量は約800kgだ。解体作業中にちりやがれきが機体に当たる恐れがあるので、給油口をスライド式のカバーで保護した。下りてきたタンクの下部がレバーを押すとカバーが自動的に横にずれて、給油口が現れる。


燃料タンクを吊り込む様子。写真は遠隔操作用のモニターを撮影したもの (写真:鹿島)












黄色い籠状のガイドに沿ってタンクが定位置に挿入される (写真:鹿島)














重機の側面の映像も確認しながら給油する (写真:鹿島)













モニターには燃料計も映し出した (写真:鹿島)













給油口カバーのイメージ図。吊り込まれた燃料タンクの重みでレバーを押し下げると、中央のカバーがスライドし、給油口が現れる (資料:鹿島)













写真中央が給油口 (写真:鹿島)














約20年の経験が未知の現場を制した
 無人化施工の歴史は、雲仙普賢岳の噴火に伴う除石工事に始まる。1993年に当時の建設省が「試験フィールド制度」を適用し、技術開発を促したのが契機だ。「100m以上の遠隔操作」、「一時的な温度 100℃、湿度 100%の環境下での作業」、「直径 2〜3m程度の転石の破砕」という3条件を満たす提案を民間から募り、実際の工事で試行錯誤しながら技術を確立した。その後、主に火山噴火や地震、豪雨による土砂災害の現場に投入されている。

 3号機原子炉建屋の工事に関わった鹿島機械部の植木睦央企画グループ長は「無人化施工が適用される現場は、災害直後の緊急対策工事などが多く、計画的に技術開発を進めるのが困難な分野だ」と語る。それでも建設会社や建設機械メーカー、国交省などが地道に開発を進め、様々な工事に適用しながらノウハウを蓄えてきた。約20年の経験に裏打ちされた無人化施工の実力は、放射能汚染された未知の現場でもいかんなく発揮された。

 日経コンストラクション6月25日号の特集「無人化施工、再起動」では、原発事故の収束に向けて発電所構内で進められているがれき撤去の技術的な特徴や課題のほか、無人化施工と建設ロボット技術の最新動向をリポートしている。

東京電力福島第一原子力発電所の近況。中央が3号機原子炉建屋。右が4号機、左が2号機だ。撮影は5月26日 (写真:東京電力















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(keniti3545)



◎.何が言いたいのか!? 朝トレで酸欠状態の爺さんが呟いた続きは、科学技術優秀な勤勉努力型の国民性を持つ国民が途中で「待った・方向転換・敢えて後戻り」をしなければ問題とは何ぞや?それは、この酸欠爺さんが考えられるのは一点だけ。(バカボンのパパにも教えてもらったことがありましたよ) 「命」 についてです。


 人間がこの地球上で少しでも豊かな生活をしようとすれば、「自然」に逆らうことも起きてきます。そして我々の命
「生命」は自然の一部なんですね。ですから、自然をいじめることは自分達の寿命を縮める(奪う)事に他ならないのです。やっては成らないことその 「一つ」には自然に帰れない物質を作りだしてしまうこと。 「二つ」目は生物の遺伝子を組み換える様なこと。これは、食物の遺伝子組み換えの例に止まらず生まれてくる人間をも人造人間にしてしまおうとすることなのです。


これからも、人間が度を超えた贅沢を望む毎に問題は起きてくるでしょうから、そのたびに立ち止まり方向転換をすることが必要になるのでしょうね。これは当然のこと、それなのに、今、 「命に関わる原子力発電所」を「何と比較して止められない」のか。 「バカボンのパパにも叱られます・笑われます」よ。


◎. この記事を、UPさせてもらったのは、文章中の赤文字にした下りでわびしさを覚えて、思わず力仕事をしてしまいました。 普賢岳の火山活動と戦った現地の現場の人々は自分の仕事を自信を持って子や孫に語ったことでしょう。 我々外周の者もご苦労様と素直に口に出来たでしょう。それに比べて今事故原発の後片付けを担っている重機は普賢岳の処理作業の経験を生かして数段進化した機能を備えて居るそうです。操作は大部分を遠隔操作と言いますが人の「手が」皆無の仕事などないでしょう。放射能という見えない敵とも戦っている仕事、大変重要な仕事にも関わらずますこみが取り上げるのも希で頑張ってるお父さんを誇らしげに語った普賢岳の子供達と差があっては可哀想なことだ。 (keniti3545)


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