「keniti3545」since72:6月9日(土)雨14℃「東日本大震災」457日

*朝トレ:雨で中止、体調絶好調なのに調子狂っちゃうな〜。



*「東日本大震災」457日


今日の一題 大飯原発どうしても再稼働」か !!?? 


「国会事故調の報告も待たずに再稼働指示か」!!??


「事故調」も、「国民」をも「無視」して、何処を向いての「責任を取る」と言ってるのか!!???

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◎.大飯再稼働:「福島」検証待たず判断 安全対策は途上

毎日新聞 2012年06月09日 01時19分(最終更新 06月09日 02時58分)

 野田佳彦首相は8日、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働方針を表明した会見で、「東京電力福島第1原発を襲ったような地震津波でも炉心損傷に至らない」と言い切った。しかし、政府や国会の事故調査委員会の検証作業が完了しておらず、事故時に構内での指揮・作業拠点となる「免震事務棟」が関西電力大飯原発で完成していないなど、事故対策は途上にある。国会事故調の黒川清委員長は 「なぜ国会事故調の報告を待ってからやらないのか」 と批判した。


◎.大飯再稼働:官邸前、4000人が首相会見に抗議
毎日新聞 2012年06月09日 00時28分(最終更新 06月09日 00時46分)

 東京・永田町の首相官邸前では8日、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に関する野田佳彦首相の会見に合わせ、反原発を訴える市民ら約4000人が抗議活動を行った。3歳の長男と駆けつけた関西出身で横浜市旭区の主婦、吉川由貴さん(43)は「大飯原発は関西の水がめと言われる琵琶湖に近い。これだけの人が反対しているのに、なぜ声が届かないのか」と悔しがった。

 脱原発を求めている日本原水爆被害者団体協議会日本被団協)の田中熙巳(てるみ)事務局長は「大飯再稼働は今後も原発頼みを続ける第一歩になってしまう。事故が起きて責任を取らされるのは税金や電気料金を負担する国民だ」と話した。

 全国68の市区町村長らでつくる「脱原発をめざす首長会議」世話人の三上元・静岡県湖西市長は「原子力安全委員会など信頼を失った安全審査組織の総入れ替えが先だ。福島事故前と同じ組織が審査するのはおかしい」と指摘した。

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生き生き箕面通信(2012.06.09)


 *ここまで国民をだます総理大臣って、何者ですか?


 「国民生活を守る」が、野田首相が最も強調した点でした。大飯再稼働についての記者会見で、「国民生活を守る」という魔法の言葉で、この国に原発をよみがえらせる決断なるものを演出したのでした。


 原発再稼働が「国民生活を守る?」。ウソでしょう。 原発再稼働は「国民生活を破壊する」でしょう。

 「国民生活を守る。それが国論を二分する問題に対し、私がよって立つ唯一絶対の判断の基軸だ。再稼働させないことで生活の安心が脅かされてはならない」と、野田さんは決意を示しました。この日、ともかく強調してみせたのは、「国民生活を守る」でした。少し前まで、「原発は安全が第一」と強調していましたが、今回はすっぽり抜け落ちていました。
 

 「安全第一」から「国民生活を守る」へ。微妙に言葉を変えて、原発再稼働へ世論を操作していく。これが「野田流だましのテクニック」の第1法則といえます。その場その場で、耳触りのいい言葉をまき散らす。その言葉を、一見、誠実そうな語り口でまき散らす。


 原発を止めたままでは日本の社会は立ちゆかない」とも訴えてみせました。停電などが起きれば、「人工呼吸器など生命維持装置に頼っている場合、生命の危険にさらされる人も出る。ギリギリの経営を行っている小売店や中小企業にも影響がおよぶ」と、脅してもみせました。 たしかにそうした面が懸念されるのは事実でしょう。しかし、それを強調することで、より根本的な「人間生存の危険性」を覆い隠す。今回は、経済と利便性が強調され、より基本的な安全性は完全に無視。つまり、目の前にニンジンをぶら下げて、人間の生存に関わる哲学には気づかないようにする。これが「野田流だましのテクニック」の第2法則です。


 この野田発言を、大手メディアはどう伝えたでしょうか。 とりわけ目立ったのは、読売新聞の「再稼働大歓迎」というちょうちん持ちぶりです。 永原伸という政治部長の署名入りコラムで「迷走に終止符 強い決意」と持ち上げました。 社説では「国民生活守る首相の決断」と称賛しました。そして、民主党の国会議員117人が「慎重な対応」を求める署名を提出したことには、「目の前の電力危機を回避する再稼働を、政争の具にしてはならない」といういつもの決まり文句で批判。


 かつて、軍部の大本営発表を大々的に伝える報道が、国民の頭を洗脳し、判断を狂わせました。いま、この時代に政府とメディアの関係として「大本営体制」は堂々とよみがえっています。報道機関を政府の広報機関とするのが「大本営発表体制」ですが、これは「野田流だましのテクニック」の第3法則です。もっともこれは、権力の座にあるものが常に使う手口です。

 私たちは、政治の動向をきちんと判断する力とともに、メディアが伝える内容を自分の頭で読み解く「メディア・リテラシー」の力が求められています。  


◎読売新聞以外のメディアも「私が判断いたしました。私が責任を取ります」と言う「責任」の内容説明を要求してもらいたいですね。 (keniti3545)

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*朝日・東京新聞両紙の社説も同要旨 : いつもの様に読売だけはとんでもない論旨。 時間のある方は「朝日新聞社説」と「読売新聞社説」を下記に並べておきますので読み比べて下さい。 (keniti3545)

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朝日新聞(6月9日朝日社説)

首相会見―脱原発依存はどこへ
原発政策を主題にした野田首相の記者会見は初めてだった。それが、こんな内容なのか。関西電力大飯原発3、4号機を再稼働させる。停電が起きれば、命の危険にさらされる人が出る。動かさないと電気代も上がる。企業や家庭に影響が出る。空洞化も加速する。首相は脅さんばかりに語った。
 ↓記事全文
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1


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読売新聞(6月9日付・読売社説)


 大飯再稼働へ 国民生活を守る首相の決断   ?? (国民を代表しての疑問符です)

 野田首相福井県にある大飯原子力発電所3、4号機の再稼働に強い決意を表明した。
首相は記者会見で「原発を止めたままでは、日本の社会は立ちゆかない。原発は重要な電源だ」とし、「国民の生活を守るため再稼働すべきというのが私の判断だ」と強調した。

 首相が原発を日本に欠かせない電源だと、明確に位置づけた意味は大きい。当面のエネルギー政策で、「原発ゼロ」の路線は回避される方向となろう。

 ↓記事全文
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120608-OYT1T01493.htm


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◎.今のメディアに対する我々読者側に「メディアリテラシー」を求められるのは当然しかもこれまでの我々はその感覚が弱い事も自覚するがメディア自身の「倫理感の欠如」は「旧に倍する」「著しい劣化」が進んではいないのか? 

  この変化を認めるなら、原因は何か?国の中枢が正常に機能していない事が根本原因なのではないのか? 物事が進まない・決める事が出来ない。 最早、内閣も国会も麻痺状態、徐々に小さな課題も解決出来ない体質が地方にも広がり行政の大混乱! 


 こんな事にならない事を祈ります。我々に出来る事は他にないんです、この民主主義の世の中には!「自分達の代表を選ぶ権利」だけしか与えられていないんです。もうこの権利を行使するしか「道無し」ですね、我々の身の安全(命)も守れなくなってるんですから (keniti3545)


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