「keniti3545の日記」since72:5月20日晴12℃「東日本大震災」437日

*朝トレ:7時〜8時

最高の朝〜、空気が美味い!! メニューは「B下」、大阪の酒井殿仰る「木の芽時」は過ぎたろうに、気持ちと体のギャップが少々埋まらないな〜。ま、慌てないあわてない。今日も野暮用を少々こなし・・・・・です。




*「東日本大震災」437日


今日の一題 「政府・関電 無策1年」 無作為の作為?? 結果なんかどうでも良いのか???


(2012年05月19日19:17 Nuclear F.C:原発のウソ

電力・節電東京新聞5/19 政府・関電 無策1年 腹は再稼働 第三者委「手はあった」 政府は十八日、北海道、関西、四国、九州電力各社の管内で電力需要がピークを迎える夏に向け、計画停電の準備を進めると発表した。政府の第三者委員会では、節電策について具体的な提案もあったが、政府と電力会社は原発が再稼働しない場合の対策から目を背け続けた。 (山口哲人)


三者委「手はあった」

 「原発が稼働しないことは昨年の今頃ははっきりしていた。(対策を練る時間は)一年以上あったのに電力各社、政府に戦略は感じられず、場当たり的な対応に終始した」

 電力会社が主張する電力不足が妥当かどうか点検する政府の第三者委員会。最終回となった十二日の会合で、阿部修平委員(投資顧問会社の社長)は電力会社と政府が原発の供給力をあてにし、有効な対策を講じなかったことを批判した。

 笹俣弘志委員(コンサルタント会社関係者)も「需給が逼迫(ひっぱく)することが分かっていた昨年から取り組んでいれば、無理のない節電ができた」と嘆いた。


 笹俣氏は
(1)火力発電では使う燃料を、費用が最も高い石油から他の燃料に転換
(2)石油より安いガス火力をさらに発電効率が高い設備に更新
(3)電力需要のピーク時間帯に消費量を自動的に抑える仕組みの導入

−など「打つ手はあった」と指摘。

 その上で「先手を打てば、安定供給はでき、燃料費のコスト増もかなり緩和される」と、料金の値上げをちらつかせる電力各社をけん制した。

 だが、こうした委員の声は政府には届かなかったようだ。十八日の閣議後会見で枝野幸男経済産業相は「コスト面から電力会社が原発を動かしたいと思うのは当然」と電力会社を擁護した。

 枝野氏は「中長期の原子力政策が決まっていない段階で、電力会社に新たな(原発以外の発電所の)設備投資を強いることはできない」とも指摘。この一年間、電力の供給力が増えなかったことが、今回の節電要請と計画停電の準備に至ったと釈明した。

 昨年三月の東京電力管内での計画停電は国民の生活や企業活動を混乱させた。一年間という時間がありながら十分な対策を練ることなく、再び計画停電を持ち出した政府。「それが嫌なら原発の再稼働を」という本音が垣間みえる。

■ 「供給増 努力した」

電気事業連合会八木誠会長(関西電力社長)は十八日の定例記者会見で、政府が決めた今年夏の電力需給の見通しに基づき、電力各社が利用者に節電要請をすることについて「昨夏、昨冬に続き節電をお願いせざるを得ず、断腸の思いだ」と謝罪した。

節電を利用者に強いることになったのは、電力会社が原発の再稼働を想定し準備が不足したためとの指摘がある。これに対し八木会長は「(供給設備の増設など)最大限努力した結果だ」と述べ、準備不足を否定した。

また野田佳彦首相が関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働に関し「判断の時期は近い」と発言したことに対しては、関西電力社長の立場から「二基とも『戦力』になるには六週間かかる。そろそろ稼働に入らないと夏の需要ピークに影響が出る」と強調。現在の需給見通しに盛り込んでいない再稼働に改めて期待を示した。


一方、東京電力の藤本孝副社長は十八日の記者会見で「今夏は(電力の)安定供給が確保できる」との見通しを表明。ただ「引き続き無理のない範囲での節電をお願いしたい」と述べた。

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事故った東電が安定供給を約束、事故の無かった感電が電力不足?!  何の準備もせずに?? 只々再稼動をさせたくて何もしなかった?? 各企業は必死の努力!!  美味しいところは自分たちだけで、大変なことは人任せ・電力会社ってみんなこんな構図で成り立ってる? 国が後押しして??
 (keniti3545)

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*** 企業は自家発電機調達 ***


政府が決めた今夏の節電目標に対し、最も需給が厳しい関西電力の管内に工場を持つ企業は目標設定の遅れを批判する一方で、自家用発電機を調達するなど「準備」を着々と進めている。

「発電機のレンタルなど設備を準備するにも一、二ヶ月かかる。本当にギリギリだ」

東レの日覚昭広社長は十八日、記者団に政府の方針決定の遅さを遠回しに非難した。ただ、既に自家発電機を稼働させるなどの節電計画をつくってもいる。


東レ関西電力管内で昨年夏、その前の年の夏より最大使用電力量の20%減を実現させた。日覚社長は「節電要請には十分応えられる」と強調したが、「自家発電を持たない中小企業の仕事量は減るかもしれない。我々のお客でもあるし、間接的な影響はあり心配だ」とも話した。

大阪市内に工場を構える武田食品工業は五十億円をかけ、七月に自家発電装置を増強するほか、二台の移動電源車も導入。ピーク時で20%の節電効果を見込んでいる。また、電力不足の影響で生産する商品が不足しないよう、四〜五月の大型連休の五日間、大阪工場を稼働し、医薬品の備蓄を積み増した。

同社社長の長谷川閑史経済同友会代表幹事は十五日の記者会見で「急に海外に生産を移転することもできず、すべてを動員して、対応することに尽きる」と話した。

三菱自動車京都市内のエンジン工場で、約六年ぶりに自家発電設備を再稼働させる。京都府滋賀県にある工場で使う電力量の10%を賄うことができるという。益子修社長は「(自家発電設備の再稼働で)昨年の二倍に当たる20%程度の節電ができれば減産をしなくても耐えられる」とみる。

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◎.大企業はまだ良いんですよ、力の弱い中小企業をどうするつもりなのか?政府の責任で何もする気は無いのか、経団連も手を貸すつもりなし? 東電の責任感など当てにできないし・・・・・。 (keniti3545)


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一方、電力不足を煽る政府や電力会社の姿勢に対しスズキの鈴木修会長は十日の記者会見で「(原発を)やめちゃうと(電力が)足らないぞ、足らないぞという話ばかりで『おおかみ少年』みたいだ」と批判した。
東京新聞 2012年5月19日 朝刊

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「プラス1」

whitewitchさんのリクエストに答えてヘボな写真を!



我が家の小花壇薄暮ツツジ&口直しに菖蒲が浜の「クリンソウ」(2011.5月)を添えます





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